安平路山
- GPS
- 08:59
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,013m
- 下り
- 1,013m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
摺古木山林道のゲート(1320m付近)は、ロープのカラビナを外して摺古木自然園休憩舎(標高1770m付近)まで車アクセスさせて頂きました。 林道は大きめの石や段差ありますが、比較的整地されており、深いワダチもなく、普通自動車でも問題無く入れました。ただし、往路は下部を3度軽くこすりましたが、帰路は学習効果でゼロでした。あと雨だと笹が倒れてきて車道幅が狭く見えますね。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
多くが歩かれている通りで、特段危険個所もありませんが、気付き事項だけ列記します。 <休憩舎⇔摺古木山> ・最初尾根筋の急登から始まる。 ・標高1900〜2000mはトラバースだが、一部残雪はあるものの凍結も無くザクザク歩きやすい(下山時は踏み抜き) ・分岐(写真#10)から摺古木山への直登コースは階段や一部急登はあるが、きちんと整備され、足場も滑り辛い土質なので歩きやすい。 ・斜度が緩むとミスコースし易いくハイ松を匍匐前進とのレコ事前情報もあったが、この時期は夏道が半分出ており探せば行くべき方向は分かるのがありがたい。 <摺古木山⇔安平路避難小屋> ・その先は一部凍結の急降下のためアイゼンを装着。笹が出始めておりル―ファイしながら歩くが、時に濃い笹に突っ込むこともあるので時間がかかる。 ・摺古木山から小一時間は笹とアップダウンだが、その後はスピードアップ。 ・白ビソ山など2200m前後アップダウンはあるが、緩斜面で歩きやすい。踏み跡見失っても尾根筋トップ目を歩いていれば大丈夫。 ・帰路は気温が上がり、踏み抜き注意。この日は快晴ながら気温がそれほど上がらなかったので、木や笹の周囲だけ注意していれば日当たりのいいところは軟雪でも踏み抜きは大丈夫だった(ワカンの出番無し)。 <安平路避難小屋⇔安平路山> ・ほぼ直登。次第に斜度があがるが壁になることはない。最後100mはそれなりに急登だが、雪が締まってるのでアイゼンがしっかり効いて歩きやすい。 ・山頂は開けた眺望は無いが、樹幹に眺望がある・ |
その他周辺情報 | 飯田市街に降りて最近い「砂払温泉」↓を利用。550円。 http://www.sunaharai.jp/%e3%81%94%e5%85%a5%e6%b5%b4/ 温泉を使った銭湯のような感じですが、下山路脇にあり料金も手ごろなので汗を流すにはうってつけと思いました。 |
写真
感想
GW車でぶらり登山。第4弾の最終日は、安平路山を歩かせてもらいました。
前日5日は大雨。下で車中泊も考えましたが、初めての林道アクセスは明るいうちが得策との思いから、前日夕方に摺古木自然園休憩舎まで入り、前泊させて頂きました。
翌6日は朝からうって変わっての快晴。
摺古木山手前の残雪でルート不明瞭かと少し心配していましたが、この時期夏道が半分ほど出ており探せば迷うことはありませんでした。(もう少し早いとハイ松の下を匍匐前進が必要だったようです)
摺古木山は大絶景。
昨日の大雨で空気が澄んでいるので、南駒や木曽駒はもとより、北アの奥穂、乗鞍、御嶽、白山まで綺麗に見えました。
その先は融雪で笹が立ち上がってきて若干時間かかりました。
笹は上がかぶっていても、ルートに足を出せばすっと入っていくので歩きやすいのですが、たまにルートロスすると激藪に突っ込むことがありリカバリーに時間と体力が少し必要でした。
その先、笹が無くなり白ビソ山前後からは緩斜面もありスピードアップ。
ほどなく小屋と目指す安平路山が見えてきます。
小屋からはほぼ直登。
次第に斜度があがりますが、危険を感じるほどではありません。
山頂をまったり楽しんだら戻りましょう。
ピストンは歩いてきたコースを当たり前ですが戻るのでテンション下がり気味。
白ビソ山の北で支尾根に誘い込まれ、踏み跡無くおかしいなと携帯GPS出したら、ヤマレコのミスコース案内の声が。50m程のロスで済んでよかったです。
踏み抜きは木や笹の周囲だけ時折。日向は軟雪ですが踏み抜きは大丈夫。
1か所、倒木を超える際に激しく踏み抜いて、古傷の左足首を捩じってしまい、以後スローダウン。更にテンション下がったところでまた笹漕ぎ。
摺古木山に戻った際、疲れがどっと出てしまいました。
その後も慎重に歩いて下山完了。
空気の澄んだ絶景を一日中堪能でき、いい残雪歩きが楽しめました。
これにて今年のGW山行は終了。
緊急事態宣言が5月末まで延長の方向のようですが、早く落ち着いて欲しいものです。
コメント
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最後はどこの山と思いましたが、安平路山とは思いませんでした。
安平路山は全然展望がなくてなんでこれが300名山なのと思いましたが、安平路山避難小屋からの山容はカッコいいですよね
中央アルプスもまだまだ雪なんですね
雪山登山お疲れ様でした
momohiro先輩、コメントありがとうございます。
安平路山はアクセスが遠くて笹漕ぎの地味な山という印象だったのですが、
今回、能郷白山の帰路にあり組み入れました。
残雪歩きと周囲の絶景で思いの他楽しい山でしたよ。(ピストンは疲れますが)
百名山もそうですが、二百も選定に幅があるようには感じますよね、地元愛で選ばれた山などは特に
しかし、先輩はここを越百山経由で南木曽駅付近まで縦走され、本当タフだな、と毎度ながら感心していました
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