蔵王山〜晴れ間を捉えて刈田岳・熊野岳・地蔵山縦走〜

2021年05月06日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.6km
• 登り: 666m
• 下り: 661m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:44
• 休憩: 1:29
• 合計: 5:13

10:17 大黒天登山口
10:57 11:18 刈田岳
11:40 馬の背
12:10 12:45 蔵王山
12:52 熊野岳避難小屋
13:12 13:15 ワサ小屋跡分岐
13:24 13:29 地蔵山
14:10 馬の背分岐
14:20 馬の背
14:35 15:00 刈田岳
15:30 大黒天登山口
15:30 ゴール地点

天候

ほぼ快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蔵王エコーラインはGW前に開通するが、積雪凍結時には通行止め
大黒天前に広い駐車場あり

コース状況／危険箇所等

雪渓横断時にはスリップ注意
その他は良く整備された登山道または遊歩道

その他周辺情報

新型コロナウイルス感染状況に鑑み、立ち寄りは自粛

写真

5/6 9:09

水田の向こうに残雪の山々

5/6 9:09

北国の春を感じる〜

5/6 10:17

大黒天様に登山の安全を祈願して登山開始

5/6 10:20

いきなりの雪渓横断

5/6 10:26

雪が固く締まってたら怖いかも？

5/6 10:29

蔵王エコーラインの雪の壁が高い

5/6 10:31

目指す刈田岳と

5/6 10:34

御釜に続く濁川源頭越しの熊野岳

5/6 10:57

屏風岳、後烏帽子岳など南蔵王の峰々が雄大に広がる

5/6 11:00

刈田岳から熊野岳を望む

5/6 11:02

刈田嶺神社にお参りして

5/6 11:04

脇の三角点標柱をチェック

5/6 11:06

御釜を経て熊野岳に向かいましょう

5/6 11:09

観光客が行き交う遊歩道を経て

5/6 11:29

御釜近くの遊歩道で少しでも近づこう

5/6 11:29

雪庇がまだ残ってる

5/6 11:39

御釜アップ

5/6 11:50

大きな雪田も残っている

5/6 11:54

登るにつれ絶景が広がる

5/6 12:06

熊野岳山頂の蔵王山神社にもお参りして

5/6 12:10

なだらかな山頂部の三角点に至る

5/6 12:34

風は強いが快晴です！

5/6 12:38

山頂部からのパノラマ南側から
南蔵王方面

5/6 12:38

南南西の吾妻連峰は残雪も少なめ

5/6 12:39

西南西の飯豊連峰は白い

5/6 12:39

主峰の飯豊本山アップ

5/6 12:40

西北西は白き朝日連峰

5/6 12:40

真ん中で尖っているのは主峰の大朝日岳

5/6 12:45

北西方向の地蔵山の向こうには月山と葉山

5/6 12:41

白くたおやかな月山

5/6 12:45

北北東には船形山も

5/6 12:50

だだっ広い山頂部は視界不良時には怖いね・・・

5/6 12:52

いったん避難小屋まで来たが天候は安定し、時間もあるので、地蔵山に行ってみよう

5/6 13:15

ワサ小屋跡の山姥
小屋跡の石積みから発見されたそうです

5/6 13:24

地蔵山からも好展望が広がる

5/6 13:25

熊野岳の山容も変わりますね

5/6 13:29

蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅はひっそり静まり返っている

5/6 13:34

ロープウェイが運行していたら木道上にも多くの人が行き交うのでしょう

5/6 14:01

と、葉山の向こうにうっすらと鳥海山を発見！

5/6 14:02

避難小屋までの間は指導標が林立して導いてくれます

5/6 14:03

戻ってきました

5/6 14:04

青空にすくっと建つ石造りの避難小屋が頼もしい

5/6 14:05

指導標に沿って刈田岳方面に戻ります

5/6 14:10

これぞ蔵王！という景色ですね

5/6 14:21

御釜に浮かぶ氷塊が行きと違って分散してる

5/6 14:32

この辺りは山頂駐車場に近いので

5/6 14:34

今日のように天気が良ければ観光地ですね

5/6 14:38

絶景を名残惜しみつつ

5/6 14:42

青森の銘酒「田酒」まんじゅうを頬張る

5/6 14:56

南蔵王もしっかり目に焼き付けておこう

5/6 15:11

これはホシガラスですよね？

5/6 15:16

五色岳南面のこの辺り、迫力あります

5/6 15:22

この雪渓を横断すれば駐車場はもうすぐ

5/6 15:55

おまけ：蔵王エコーラインの雪壁

撮影機器：

DSC-HX200V SONY

装備

個人装備

積雪期標準装備
※アイゼンも持参したが気温が高く雪も緩んでいたため使用せず

備考

天候が良ければ観光客気分でも問題はないが、この季節は冬山に逆戻りする可能性があるので、天候判断および装備選択は慎重に。

感想

duster

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が全国各地で出される中でしたが、東北方面に所用があり、せっかく足を運ぶのであれば・・・ということで未踏の蔵王山を狙いました。
GWは政府要望に沿って人々の外出を控えさせるためか？真冬並みの寒気が南下するなどして、例年にはないほど不安定な天候が続きましたが、GW明けの6日は幸いにも天気が回復しました。
麓から、水を張った田んぼ越しに望む残雪を被った蔵王連峰は、青空に映え、北国に春の到来を感じさせる心休まる景色です。
蔵王エコーラインを行き交う車の多くは観光客の方々のようですが、ちらほらと登山者の姿もみられます。
刈田岳山頂の駐車場からだと「登山」というには、物足りない気がしたので、一段下の大黒天から出発しましたが、あっという間に刈田岳に到着。
しかし、さすが百名山と思う絶景を眺めながら、人の姿のない地蔵山まで足を延ばして往復すれば、「登山」をした充実感が高まりました。
刈田岳から馬の背を行く間、遠くに残雪を被った南蔵王、吾妻連峰、飯豊連峰、そして朝日連峰が望まれ、満足感がさらに高まりましたが、特に熊野岳に立ったときに広がった地蔵山越しの月山、葉山の展望は素晴らしかったです。
この日は気温が高く、日差しも強かったものの、午前から昼にかけては風がそこそこあったので、手袋なしでは寒かったですが、ジャケットを羽織って大展望を望みながら頬張るおにぎりは最高でした。
やっぱり山は晴れの日に登るに限りますね！

コメント

mets

写真で堪能
北国の春は最高

最近東北づいてますね
東北ファンの私にはうれしいレコです
里山では見ることのできない、火山の風景はさすが足を運ぶ価値ありですね。
それにしても、展望台としての蔵王も最高ですね。鳥海山とかよく見つけられましたね

GWは遭難が相次ぎましたので、私としても気を引き締めて山行を続けたいなと思った次第です。 　

duster

Re: 写真で堪能
metsさん、こんばんは

東北に限らず、里の緑と山の残雪の両方が楽しめる山域での、この季節の山々は私も大好きです

蔵王は観光地のイメージが強く、原始の状態に戻る冬場に登ろうと考えていましたが、なかなかどうして、この時期でも十分に絶景を堪能できました

しかし、天候次第では地獄のような状況に陥るので、その点は十分に注意する必要がありますよね