平ヶ岳(下りの方が時間がかかった!渇きで苦しんだ!)


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,713m
- 下り
- 1,713m
コースタイム
(復)平ヶ岳山頂(10:20) ⇒ 姫ノ池(10:50|休憩|11:00) ⇒ 白沢清水(11:45|休憩|12:00) ⇒ 台倉清水(12:45|休憩|13:00) ⇒ 台倉山(13:10) ⇒ 下台倉山(13:55|休憩|14:05) ⇒ 標高1,410m地点(14:30|休憩|14:40) ⇒ 標高1,250m地点(14:55|休憩|15:10) ⇒ 標高1,140m地点(15:35|休憩|15:40) ⇒ 下台倉沢橋(16:15|休憩|16:30) ⇒ 平ヶ岳登山口駐車場(16:45)
◇登り 5時間35分(実質歩行4時間55分+休憩40分)
◇下り 6時間25分(実質歩行4時間50分+休憩1時間35分)
◇全行程 12時間30分(実質歩行時間9時間45分+休憩2時間15分+山頂30分)
◇累積標高差 1,715m(+)(-)...富士山の五合目から頂上よりあるような...
天候 | 曇り一時小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
アスファルトで舗装されたきれいな駐車場。 傾きもなく車中泊が快適にできた。 バイオトイレも設備されている。 桧枝岐側からも銀山平側からもカーブの多いセンターラインのない道でアクセスすることになる。 国道352号線の枝折峠は6月29日に通行止め解除になりました。 (まあ、只見シルバーラインを走る方が楽で早いのですが) (魚沼駒ヶ岳にはアクセスしやすくなりましたね。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆山開きは7月7日(日)。 ◆登山ポストに用紙やペンはありませんでした。 (あらかじめ用紙していたもので投稿) ◆倒木が数ヵ所にありました。 ◆藪こぎがあります。 ◆雪はほとんど消えているので、樹林帯など雪による道迷い個所はありません。 ◆滑り止めがされていない木道が数ヵ所にあり、濡れているとすごく滑ります。 ◆下山後の温泉は、西那須野塩原IC方面に下るのであれば桧枝岐村にあり、 小出IC側に下るのであれば銀山平と小出市街地に温泉があります。 ◆とにかく水が必要。天気が良く気温が高ければ、僕なら登り下りで3L以上は飲むかなあ? 1L程度の水筒+2Lのスポーツドリンクのペットボトルを持っていければベストかなあ。 |
写真
感想
平ヶ岳に登頂するにはそれなりの体力と、疲れた体での岩場通過の技術も必要となることと認識していたので、百名山50座以上の経験を積んでから子供たちに登らせようと決めていました。
弟の方が50座を超えたので、程よい頃あいかな、最後の方に残すよりも50座登頂からの折り返しでこの陽の長い時期を選んで挑戦しました。
実際、百名山を挑戦されている方の多くは、この山を最後の方に残してしまいがちらしく、今回登られていた方も90何座目という方も数人いらっしゃいました。
山頂までは実質の歩行時間は4時間50分に休憩が40分と軟弱な我々としてはまずまずかなあと思いました。登頂時の感想は「何だこんなものか~」と。
ところがそんなに甘くはなかった。下りでハプニングもあり、こんなにバテバテになるとは。
いつもなら予備分として水1L~2Lは持っていくのですが、水場が3か所あることもあり軽量化を考え、水筒の水とジュース3本でスタート。
やはり、水筒の水は早々となくなり、白沢清水で補給しましたが、山頂までは持ちませんでした。ここからが渇きによる苦しみが下っていくにつれて蓄積していきます。
まず、姫ノ池の近くのキャンプ指定地の水場は×。雪に埋まっていました。まだ次の白沢清水があるのでまあいいやと。
そして白沢清水で昼食をとり水を補給しようと思いましたが、少し濁り気味。次の台倉清水で補給しようとここはスルー。
最後、台倉清水の水場に水を汲みに行きましたが×。雪に埋もれていて水場はなし。気がつけば、頂上からまともに水分をとってなくて、ここから先も水場なし。しかも曇り空の合間から時折強い日差しが汗を流させます。
体から水分が抜け、汗も出なくなってきました。疲れているせいもあると思いますが、脱水症状である食欲不振や、意識低下、急激な疲労感に襲われつつヤセ尾根も多くの休憩を挟んで何とか通過することができました。
結果、登りよりも下りに時間がかかってしまいました。
これらすべて経験不足から生じ、あらためて水の大切さや、なめがちな下りもこれから登り始める登山口と同じくらいの気持ちと準備が必要かと身にしみて感じました。
翌日は燧ケ岳の予定でしたが、前日の睡眠不足もありキャンセル。
平ヶ岳から下山した時は、もうしばらく山に登りたくないと思いましたが、日曜日に温泉三昧して疲れをいやしたとたんに、また、どこかの山に登りたくなりました。
自サイト→http://www.100mt.net/mt/026.html
100mtさん、お疲れ様でした~
相変わらず着々と登られてますね
しかし、「何だこんなものか~」とは恐れ入りまする
100mtさんも次男さんもさすがに健脚ですね
若い頃、盛夏にテント担いで登りましたが、ピークに着く頃にはバテバテだったのを覚えています
下りの水の問題は大変でしたね
全て貴重な経験ですね。
コンロとコッヘルがあれば雪を溶かせますが、軽量化とどちらを優先するか、永遠のテーマですね
ま、最悪、雪を食っちゃえばいいのでしょうが
FRESCHEZZAさん、こんにちは。
「何だこんなものか~」と思った時は、健脚だと少し自信過剰になってしまいましたが、下りで見事に撃沈です。
ただ、息子もますます自信がついたようで、ここに登れば岩場などの技術面はともかくとして、どこでも登れそうと言っていました。
せっかく水分不足に陥ったのに、車の運転もあり、温泉のあとに
100mtさん こんばんは
実行動12時間以上頑張りましたね
息子さんの顔たくましく見えます
初めまして。
同じ日に平ヶ岳に登っておりました。
しかし100mtさんは早い下山でしたね
ヘタレな私たちは17:40駐車場着でした。
たぶん日帰りで入山した中で一番最後だったかもしれません
下山後に横浜へ帰宅されたのですか?
私はそんな根性もなく、清四郎小屋でテン泊でした。
もっとちゃんとお話すれば良かったです
何はともあれ、お互いに無事下山良かったです。
はじめまして。
私も29日に登りました。
往路、姫ノ池直下の急登を登っている時、おふたりとすれ違っています。
おふたりが私とすれ違った下山者2組目で、親子さんだったので、記憶しています。
なかなかハードな山でしたね。
私も復路最後のやせ尾根区間で相当時間がかかりました。(T_T)
運営サイトもブックマークに登録させていただきました。
大変参考になる素晴らしいホームページです。今後もマメに覗かせていただきます。
お疲れさまでした。
カッコいいten-no-kiさんこんにちは。
ten-no-kiさんも息子さんを連れて、あっちこっちの山を登られたみたいで、今は音沙汰なしとのことで、うちもそうなるのでしょうね。
でも、この平ヶ岳の思い出は一生忘れないかと思います。
大変な思いして山に登っているのに、成績はイマイチで、登山にくらべれば勉強なんてたいしたことないでしょうと先生に言われているみたいです。
kerosummerさん、Jonahさん、先日はお疲れさまでした。
姫ノ池付近では私たち下山者2組目だったんですね。
ある程度登山を重ねてくると、身軽な分、子供って登るの早いんです。ついて行くのがやっとっていうことがしばしばあるんです。でも、下りとなると大人ならすんなり降りれる急斜面でも、リーチの違いでどうしても1歩半余分になってしまいその分遅くなってしまいます。
だから、登りは抜かれることが少ないのですが、下りは抜かれることが多く、4~5人に抜かれたと思います。
それにしても、駐車場に戻るとまだまだ車がいっぱいとまっていたし、片づけをしていて17時ころになっても大勢スライドしたのに全然降りてくる人の気配がなく
やはり皆さんヤセ尾根の下降で時間がかかったみたいですね。
でも、皆さん無事下山されてよかったです。
恐るべし平ヶ岳です。
100mtさんお久しぶりでございます。
12時間超えの山行お疲れ様でした!
平ヶ岳も良いお山ですねぇ。百名山だとは知りません
でした。結構ハードなお山のようですね~。
あのヤセ尾根がそそられます。
しかし次男さんもすごいですね~。
メモ帳にしっかりと記録を残しているとは
将来有望ですね!
お疲れ様でした。
jin538147さん
おはようございます。コメありがとうございます。
平ヶ岳は山小屋はじめ、トイレに至るまで何もないところが良かったです。
平ヶ岳に登られたレコを見る限りでは長丁場に思えますが、ソロの方で日の出出発、お昼やお昼過ぎに下山された方もいらっしゃったそうです。(下の小屋のおじさんに聞きました)
空木池山や鹿島槍赤岩の日帰りより距離も累差も低いので、パワフルなジンさんであればお昼過ぎには下山できてしまうかと思います。
何もないところがお勧めですので是非登ってみてください。
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