三つ峠にクライミング練習
- GPS
- 32:30
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,750m
- 下り
- 1,744m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
さて、先月の富士山登山から仕事も忙しく雨も降ったので1ヶ月ぶりの山となりました。
今回は2連休が取れたので少し遠出をしてソロのシステムの検証及び練習を兼ねて三つ峠に行ってきました。
天気予報では雨の可能性ありとの事でしたが、何とか天気も持ち涼しい山登りとなりました。時々日が差すと暑い暑い・・・曇れ曇れと20kgオーバーのザックを担いで山登り。ぼっち登山は装備が多いのです。
道はよく整備されていてまず迷う事はないでしょう。駅側からのアプローチはやや遠いですが、西側の駐車場側なら直ぐ頂上です。
「可能な限りアプローチは最小限に」は僕の小さなこだわりですが、ゲレンデへの練習と思っていただけに中々バテたけれど屏風岩が見えてからテンション上がって急に元気になった。
屏風岩を通過して一度頂上に上がってから山荘に顔をだしてテントを張って良いかと聞いた所、別に問題はないとの回答でしたので幕営地を確認した後に再び屏風岩へ降りていざ準備してクライミング。
ジャラジャラとNPを無視した装備で一番簡単そうな所から登ってみる。中央フェイスに取り付いてから適当にいけそうな所から。
1P目:中央カンテダイレクトルート(5.9)
2P目:中央カンテ(検棔
3P目:岳ルート(5.9)
多分こんな感じで登っていたと思う。他に誰も居なかったのでルート取りかなり適当でしたが、ボルトも多いし分厚いハーケンも多いので何とかなる。3つに分かれたバンドがテント張れるくらい広いテラスを作っているので1P毎にルートを選べる。
初日はそっから降りて適当に1Pだけ登って再び山頂に戻って設営して終了。
2日目は4時半まで寝てしまって慌てて撤収して5時半に登り始める。
・1P目:地蔵ルート左(-)
他の人は最初ハングを左に巻いてたけど自分は右に巻いた。
・2P目:オフィズス左ルート(后棔
最初は小森=中村クラック(5.10c)に取り付いてハンドジャムで1手伸ばしてレイバックとやってみてクラックをカンテにして登ろうと思ったがヌンチャクをまともに掛けて登れなかったから諦めた。
・3P目:巻いてNo15クラック(検棔泡No.14クラック(検棔泡機銑靴亮侈未鯏个襦
・4P目:誰も居ないのをいい事にロープ置き去りにして機銑兇隆箜段を登り天狗の踊り場見学して降りる。
1P分懸垂下降で降りると、下からいくつかのPTが上がってきていて下には人が大勢いる事に気づいて順番待ちをしながら降りる。
2本目は空いてた草溝ルート(検坊觜叔┐譴討い燭韻疋櫂吋奪箸掘ってあり難なく登り上部のクラックはハーケンが1本なくて少しランナウト気味だったけれど特に問題なし。あっけなく登ってくと第1バンド部で渋滞になっていたしさっきと同じルートなので降りる。
3本目はすっかり混雑したゲレンデで誰も取り付いていない日山協ルート辺りをうろうろしながら1ピン目でうーんうーんしてたら上からロープダウンされたりして、登れないまま時間が過ぎていく。
結局登れなくて中央フェイズの岳ルートに取り付くも、さっきの場所で消耗していて5.10aが登れない。諦めて楽な所を通って1P登って時間切れで終了。
結局まともに登ったのは1回きりで後は1P目で躓いて登れなかった。せめてフリーっぽいルートを1本はこなしたかったけれど中々難しい。
15時には撤収を開始して下山開始。最後まで雨も降らないで涼しい岩登りでした。
装備メモ
・径10.5mm*50mシングルロープ1本
・ハーネス+チェストハーネス
・ソロイスト
・エイト環
・グリップ付きアッセンダー
・ヌンチャク12セット
・支点用環付きビナ5枚
・ビナ何枚か
・テープスリング(240、120、80、30当りを数本)
システムは
1.ビレイをソロイストに任せて1点目にビレイ点確保(多くは1手目のボルト2〜3を支点にする。これが抜けると完全にアウトなので何度かテストする)
2.各ボルトにヌンチャクを掛けてロープを通していく(ソロイストは基本ロープ出し不要だが、送り出しするロープの重さがもろにかかるので予め肩に掛けてある送り出すロープを何度か引くとほぼ自動的にビレイ点側のロープが流れて余裕が出来るのでそれで登る。クリップする際はビレイ側のロープを必要分流してやれば歯で噛んでやる何て事は必要ない)
3.終了点にセルフビレイを取り懸垂下降する為にビレイ点を儲けてロープを固定する。
4.懸垂下降しながらロープの流れ上残さなければいけないヌンチャクのみ架け替えでヌンチャク回収しながら降りる。
5.下部ビレイ点を解除し、アッセンダーをロープに取り付けアッセンダーで確保、バックアップとしてソロイストにもトップロープ時と同様に確保して上部に戻る。(その時ロープバッグにロープを回収しながら上り。ロープを引っ張り上げる際の引っかかりを回避する)
6.上部ビレイ点でロープの端部を固定しなおして2P目に取り掛かる。
という一般的なZ法登攀だが、ロープの扱いが未熟な為に余計な手間を駆けることが多かったので、ユマーリング時のロープ回収方法や登攀時にロープを担ぐやり方も必要になってくるだろう。またユマーリングは最小限の装備でやろうとした試みだったがもう少し装備増やして簡単に上がれるようにした方がいいかもしれない。
シャントによる懸垂下降時のバックアップも検討しているが現状不要にも思えるが、安全と重量のバランスは難しい所・・・。もう少し厳しいマルチピッチをやった時に見えてくる問題点があるかと思われる。更なる検討が必要。
NPもやりたいのでさらに重くなる装備。黙ってスクワットして体鍛えよう・・・。
ご無沙汰です。
ATC・・・自動列車制御装置しか知りませんw
いまでも8で、頑張ります。
なければ、ビナでイタリアンヒッチ。
そうでなければ腰絡みでwww
お互いに楽しい夏山を過ごしましょう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する