ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 316130
全員に公開
フリークライミング
富士・御坂

三つ峠にクライミング練習

2013年06月29日(土) ~ 2013年06月30日(日)
 - 拍手
GPS
32:30
距離
15.2km
登り
1,750m
下り
1,744m
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR三つ峠駅より徒歩
JR三つ峠駅に8時半到着
徒歩2分のところにローソンがあります。
2013年06月29日 08:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 8:37
JR三つ峠駅に8時半到着
徒歩2分のところにローソンがあります。
途中の道路までの道のりは分岐の度に看板があるので迷いません。
グリーンセンター登山パックは入浴+ビール+おつまみで1500円(駅まで送迎付き)帰りに看板みながら息を呑んでごまかした。
2013年06月29日 08:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 8:48
途中の道路までの道のりは分岐の度に看板があるので迷いません。
グリーンセンター登山パックは入浴+ビール+おつまみで1500円(駅まで送迎付き)帰りに看板みながら息を呑んでごまかした。
神鈴の滝は迫力はないものの綺麗です。
2013年06月29日 09:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 9:12
神鈴の滝は迫力はないものの綺麗です。
結構上の方まで駐車場あります。公衆トイレもあり。
2013年06月29日 09:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 9:27
結構上の方まで駐車場あります。公衆トイレもあり。
若干湿った道を進みます。距離は3.6km程度と短めですが、標高差1000m近い道は中々急です。
今回はテント泊orクライミング装備なのでアルパインばりの重量背負っているだけにかなり堪えました。
2013年06月29日 09:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 9:55
若干湿った道を進みます。距離は3.6km程度と短めですが、標高差1000m近い道は中々急です。
今回はテント泊orクライミング装備なのでアルパインばりの重量背負っているだけにかなり堪えました。
途中の石にあった落書き。文字は読めないけど励まされる。
2013年06月29日 10:29撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 10:29
途中の石にあった落書き。文字は読めないけど励まされる。
昔ながらの参拝用登山道だけあって整備はばっちりです。雰囲気としては高尾山や丹沢の大山に似ています。
2013年06月29日 10:39撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 10:39
昔ながらの参拝用登山道だけあって整備はばっちりです。雰囲気としては高尾山や丹沢の大山に似ています。
八十八大師まで来れば後少しの登りしかありません。
2013年06月29日 10:55撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 10:55
八十八大師まで来れば後少しの登りしかありません。
なんか掘ってあった。
2013年06月29日 11:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 11:11
なんか掘ってあった。
見えてきました屏風岩。ここまで来ると「ビレイ解除!!!」とか声が聞こえてきます。
2013年06月29日 11:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 11:25
見えてきました屏風岩。ここまで来ると「ビレイ解除!!!」とか声が聞こえてきます。
屏風岩中央部
2013年06月29日 11:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 11:32
屏風岩中央部
うーん中々
2013年06月29日 11:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/29 11:32
うーん中々
三つ峠山荘のその裏にある広場が今回の宿泊地。遠足にきた中学生がいっぱい居ました。小屋の方にテントを張って良いか伺いを立てから一度屏風まで下りて1本2本登った後に、夕方に設営。大学の山岳部も練習に来てテントを張ってました。
2013年06月30日 05:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/30 5:21
三つ峠山荘のその裏にある広場が今回の宿泊地。遠足にきた中学生がいっぱい居ました。小屋の方にテントを張って良いか伺いを立てから一度屏風まで下りて1本2本登った後に、夕方に設営。大学の山岳部も練習に来てテントを張ってました。
翌朝。少し晴れ間が見えて雨は大丈夫そう。
2013年06月30日 05:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/30 5:21
翌朝。少し晴れ間が見えて雨は大丈夫そう。
しかしまだまだガスってて富士山も頭が少しだけ見えました。すっかり夏富士です。
2013年06月30日 05:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/30 5:21
しかしまだまだガスってて富士山も頭が少しだけ見えました。すっかり夏富士です。
初日は中央フェイスから登っていたので、二日目は右フェイスを中心に登ります。
2013年06月30日 14:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/30 14:51
初日は中央フェイスから登っていたので、二日目は右フェイスを中心に登ります。
小さなハングを何度か試してみて1本目のボルトが遠くて怖かったから辞めました。
2013年06月30日 14:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/30 14:51
小さなハングを何度か試してみて1本目のボルトが遠くて怖かったから辞めました。
しっかり登ったのはここから上がる地蔵ルート右から取り付いて4ピッチ。一応最後の機銑兇粒段状の岩を登っていけるところまで登って、人が集まってきていたのでその人達を待ちながら降りました。
2013年06月30日 14:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/30 14:53
しっかり登ったのはここから上がる地蔵ルート右から取り付いて4ピッチ。一応最後の機銑兇粒段状の岩を登っていけるところまで登って、人が集まってきていたのでその人達を待ちながら降りました。
地蔵ルートから降りてきて草溝ルート(2P)
上がってから毎回カメラを忘れた事に気づくので写真は無し。1P登るだけでも屏風岩の麓が既に切り立った場所にあるので、中々の高度感です。曇ってて景色はないけど涼しくてよかった。
2013年06月30日 14:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
6/30 14:53
地蔵ルートから降りてきて草溝ルート(2P)
上がってから毎回カメラを忘れた事に気づくので写真は無し。1P登るだけでも屏風岩の麓が既に切り立った場所にあるので、中々の高度感です。曇ってて景色はないけど涼しくてよかった。
15時前に下山開始。転んだら泥んこなので岩登るよりもある意味怖い。
2013年06月30日 15:26撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/30 15:26
15時前に下山開始。転んだら泥んこなので岩登るよりもある意味怖い。
降りてきて見あげる三つ峠。山に囲まれていい町です。
2013年06月30日 16:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/30 16:34
降りてきて見あげる三つ峠。山に囲まれていい町です。
可愛い三つ峠駅舎と柱に寄りかかるザック。
2013年06月30日 16:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/30 16:49
可愛い三つ峠駅舎と柱に寄りかかるザック。
撮影機器:

感想

さて、先月の富士山登山から仕事も忙しく雨も降ったので1ヶ月ぶりの山となりました。

今回は2連休が取れたので少し遠出をしてソロのシステムの検証及び練習を兼ねて三つ峠に行ってきました。

天気予報では雨の可能性ありとの事でしたが、何とか天気も持ち涼しい山登りとなりました。時々日が差すと暑い暑い・・・曇れ曇れと20kgオーバーのザックを担いで山登り。ぼっち登山は装備が多いのです。

道はよく整備されていてまず迷う事はないでしょう。駅側からのアプローチはやや遠いですが、西側の駐車場側なら直ぐ頂上です。

「可能な限りアプローチは最小限に」は僕の小さなこだわりですが、ゲレンデへの練習と思っていただけに中々バテたけれど屏風岩が見えてからテンション上がって急に元気になった。

屏風岩を通過して一度頂上に上がってから山荘に顔をだしてテントを張って良いかと聞いた所、別に問題はないとの回答でしたので幕営地を確認した後に再び屏風岩へ降りていざ準備してクライミング。


ジャラジャラとNPを無視した装備で一番簡単そうな所から登ってみる。中央フェイスに取り付いてから適当にいけそうな所から。

1P目:中央カンテダイレクトルート(5.9)
2P目:中央カンテ(検棔
3P目:岳ルート(5.9)

多分こんな感じで登っていたと思う。他に誰も居なかったのでルート取りかなり適当でしたが、ボルトも多いし分厚いハーケンも多いので何とかなる。3つに分かれたバンドがテント張れるくらい広いテラスを作っているので1P毎にルートを選べる。

初日はそっから降りて適当に1Pだけ登って再び山頂に戻って設営して終了。


2日目は4時半まで寝てしまって慌てて撤収して5時半に登り始める。

・1P目:地蔵ルート左(-)
  他の人は最初ハングを左に巻いてたけど自分は右に巻いた。
・2P目:オフィズス左ルート(后棔
  最初は小森=中村クラック(5.10c)に取り付いてハンドジャムで1手伸ばしてレイバックとやってみてクラックをカンテにして登ろうと思ったがヌンチャクをまともに掛けて登れなかったから諦めた。
・3P目:巻いてNo15クラック(検棔泡No.14クラック(検棔泡機銑靴亮侈未鯏个襦
・4P目:誰も居ないのをいい事にロープ置き去りにして機銑兇隆箜段を登り天狗の踊り場見学して降りる。

1P分懸垂下降で降りると、下からいくつかのPTが上がってきていて下には人が大勢いる事に気づいて順番待ちをしながら降りる。


2本目は空いてた草溝ルート(検坊觜叔┐譴討い燭韻疋櫂吋奪箸掘ってあり難なく登り上部のクラックはハーケンが1本なくて少しランナウト気味だったけれど特に問題なし。あっけなく登ってくと第1バンド部で渋滞になっていたしさっきと同じルートなので降りる。



3本目はすっかり混雑したゲレンデで誰も取り付いていない日山協ルート辺りをうろうろしながら1ピン目でうーんうーんしてたら上からロープダウンされたりして、登れないまま時間が過ぎていく。

結局登れなくて中央フェイズの岳ルートに取り付くも、さっきの場所で消耗していて5.10aが登れない。諦めて楽な所を通って1P登って時間切れで終了。

結局まともに登ったのは1回きりで後は1P目で躓いて登れなかった。せめてフリーっぽいルートを1本はこなしたかったけれど中々難しい。


15時には撤収を開始して下山開始。最後まで雨も降らないで涼しい岩登りでした。



装備メモ
・径10.5mm*50mシングルロープ1本
・ハーネス+チェストハーネス
・ソロイスト
・エイト環
・グリップ付きアッセンダー
・ヌンチャク12セット
・支点用環付きビナ5枚
・ビナ何枚か
・テープスリング(240、120、80、30当りを数本)

システムは
1.ビレイをソロイストに任せて1点目にビレイ点確保(多くは1手目のボルト2〜3を支点にする。これが抜けると完全にアウトなので何度かテストする)
2.各ボルトにヌンチャクを掛けてロープを通していく(ソロイストは基本ロープ出し不要だが、送り出しするロープの重さがもろにかかるので予め肩に掛けてある送り出すロープを何度か引くとほぼ自動的にビレイ点側のロープが流れて余裕が出来るのでそれで登る。クリップする際はビレイ側のロープを必要分流してやれば歯で噛んでやる何て事は必要ない)
3.終了点にセルフビレイを取り懸垂下降する為にビレイ点を儲けてロープを固定する。
4.懸垂下降しながらロープの流れ上残さなければいけないヌンチャクのみ架け替えでヌンチャク回収しながら降りる。
5.下部ビレイ点を解除し、アッセンダーをロープに取り付けアッセンダーで確保、バックアップとしてソロイストにもトップロープ時と同様に確保して上部に戻る。(その時ロープバッグにロープを回収しながら上り。ロープを引っ張り上げる際の引っかかりを回避する)
6.上部ビレイ点でロープの端部を固定しなおして2P目に取り掛かる。

という一般的なZ法登攀だが、ロープの扱いが未熟な為に余計な手間を駆けることが多かったので、ユマーリング時のロープ回収方法や登攀時にロープを担ぐやり方も必要になってくるだろう。またユマーリングは最小限の装備でやろうとした試みだったがもう少し装備増やして簡単に上がれるようにした方がいいかもしれない。

シャントによる懸垂下降時のバックアップも検討しているが現状不要にも思えるが、安全と重量のバランスは難しい所・・・。もう少し厳しいマルチピッチをやった時に見えてくる問題点があるかと思われる。更なる検討が必要。


NPもやりたいのでさらに重くなる装備。黙ってスクワットして体鍛えよう・・・。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3954人

コメント

ATC
ご無沙汰です。

ATC・・・自動列車制御装置しか知りませんw
 いまでも8で、頑張ります。
なければ、ビナでイタリアンヒッチ。
 そうでなければ腰絡みでwww

お互いに楽しい夏山を過ごしましょう。
2013/7/20 21:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら