雪頭ヶ岳、鬼ヶ岳から王岳、五湖山

2021年05月09日(日) [日帰り]

• GPS: 21:53
• 距離: 19.2km
• 登り: 1,198m
• 下り: 1,210m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:47
• 休憩: 1:28
• 合計: 8:15

6:57 西湖根場浜駐車場
7:11 東入川砂防堤公園
8:34 雪頭ヶ岳
8:43 8:58 鬼ヶ岳
9:35 9:36 鍵掛峠
9:49 鍵掛
10:13 吉沢山
10:28 10:58 王岳
11:15 11:16 横沢ノ頭
11:56 五湖山
12:18 12:19 阿難坂
12:50 12:55 精進バス停
13:00 13:25 いろいろ料理 ことぶき
13:30 13:40 精進バス停
14:00 赤池バス停
14:35 西湖入口
15:12 西湖根場浜駐車場

天候

晴れ
朝のうちは涼しく快適だったが、10時頃から次第に気温上昇。25℃近くに

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西湖根馬浜駐車場を利用
※トイレあり

コース状況／危険箇所等

・雪頭ヶ岳 鬼ヶ岳まで
標識が豊富で道も分かりやすいが、2時間弱ひたすら登りが続く。
山頂手前は尾根は細く岩がちになる。ロープ、梯子あり。

・鬼ヶ岳から王岳まで
展望良好な尾根歩き。
岩コブがいくつもあり、度々巻く事になる。
道が細い場所も多い

・王岳より五湖山、女坂峠
王岳より西側は歩く人が少ないのか道が細い区間が多い。
女坂峠までアップダウンを繰り返すながら標高を下げていく。
道はわかりやすい

写真

5/9 6:35

登山口に向かう途中の道の駅にて富士山
今日は昼にかけて気温が25℃の予報が出ている為、こんなにきれいに見えるのは朝の内だけだろう。
本日のメインターゲットである王岳へは空気が澄んでいる内に到達したいものだ。

5/9 6:57

西湖根場浜駐車場に車を停め準備。
朝7時前に魚眠荘前バス停より登山開始
他にも登山者らしき人が準備をしていたり同じ方向を先に歩いていく人がいた。
結構人がいるルートなのだろうか？

5/9 7:02

いきなり左折すべき場所を通り過ぎてしまったが標識に気づき軌道修正。
前方に見える山は十二ヶ岳とかかね

5/9 7:04

最初は林道歩き。
巨大な堰堤が立ちふさがるがあれを左に逸れていく

5/9 7:07

前方に先行登山者2名発見
それにしても本日のコンディションはイマイチだ。
目の疲れからくる肩こりが酷い。4時間弱しか眠れなかった睡眠不足も響いている。
大丈夫かなー

5/9 7:11

堰堤広場の先からいよいよ登山道開始。
標識には「雪頭ヶ岳」の文字が。
2年前に1度毛無山から鬼ヶ岳まで歩いたが、その時は鍵掛峠から下山したので雪頭ヶ岳への道は今回初めてだ

5/9 7:18

樹林の中を歩いていると後ろから熊鈴の音が。
トレラン男性3人組が抜いていった。
もっと誰も居ないと思っていたので意外だったが、この後も雪頭ヶ岳迄の間に更に4人とすれ違う事になる

5/9 7:19

お、前に鬼ヶ岳山頂で見たのと同じ種類の案内標識だ

5/9 7:19

午前の内は涼しい天気予報だったが、適度に涼しく時折風も吹き抜け登山日和だ。
新緑のライトグリーンも気持ち良い。
これでもっと万全の体調なら言うことなかったな…w

5/9 7:21

木漏れ日の尾根が美しい！
桜の季節は堪能する前に過ぎ去ってしまったが、今年は春山満喫出来て嬉しい限り。
コロナ禍の為人が少なそうな山を選んだりしているがそれが今まで行かなかった山域を訪れる切っ掛けになっている感がある

5/9 7:34

杉の樹林に突入。しかしそれほど長い間ではなかった

5/9 7:49

樹の名前には詳しくないが15分程でまた明るい広葉樹林へ
しかし只管登りが続くのは辛いな…

5/9 7:51

樹々の隙間から見えた岩場。
後であの場所を歩くことになる

5/9 8:02

「ブナ原生林」の標識

5/9 8:16

登山開始1時間20分で遂に視界が開けた！
ふぅ、無事に「山頂着いたら雲で富士山隠れてた」は回避できそうだな…まぁ良かった

5/9 8:17

西湖周辺から見る富士山は裾野が広くて見ていて美しいな

5/9 8:17

本栖湖と竜ヶ岳、その後ろに天子山地の山々が連なっている。
尖って見えるピークは毛無山かな

5/9 8:22

山頂が近づくと岩場とロープが増えて来た。
結構ヘロヘロなので慎重に歩く

5/9 8:32

坂を上り切ると広場に到着。
雪頭ヶ岳山頂と標識にはあるが実際の山頂はこの少し先の様だ。
しかしここは広く休憩に向いている。
季節によってはお花畑になるのかな？

5/9 8:31

広場からの富士山の眺望
西湖とセットの大展望！

5/9 8:34

今日は精進湖まで歩く予定
バスの時間があるのであまりのんびりする訳にはいかない。
休憩は山頂まで我慢だ

5/9 8:36

2年前に歩いて毛無山〜十二ヶ岳の稜線が見える

5/9 8:37

雪頭ヶ岳には手作りらしき山頂標識があった。
標高1,710mか。最近登った山では一番高いかも

5/9 8:37

あれが目的地の王岳だろうか
結構距離あるな

5/9 8:38

なんか梯子見えてるぞ…

5/9 8:41

鬼ヶ岳直下の鉄梯子

5/9 8:42

雪頭ヶ岳と富士山

5/9 8:43

鬼ヶ岳到着
1時間50分の登りでもうヘロヘロ！
ここで休憩しよう…

5/9 8:44

鬼ヶ岳山頂よりの展望①

5/9 8:44

鬼ヶ岳山頂よりの展望②

ひょこっと尖った岩が鬼の角みたいに見えるのかな

5/9 8:57

岩の脇に咲く桜の下に座り込み小休止
山頂には先行者2名、休憩中に自分が来たルートから何人かが到着していた

5/9 8:57

疲れすぎて15分も休憩してしまったがそろそろ先へ進むか…

5/9 8:58

行くぞー！
ここから鍵掛峠までは既知の道。
とはいえ2年ぶりだしあまり覚えていないので新鮮味あるな

5/9 9:01

1,700mの稜線はまだ若葉は芽吹いていない様だ
ここに春が届くにはもう少しか

5/9 9:12

確かここから鍵掛峠までは展望の良いの岩場の稜線が続く筈

5/9 9:12

ずっと富士山を見ながら歩けそう

5/9 9:23

木の枝に飯盒の忘れ物

5/9 9:26

いよいよ岩の痩せ尾根に突入

5/9 9:26

うーん眺め良いなぁ〜
ゴツゴツした岩が連なるが、岩稜は基本巻く様だ

5/9 9:26

同じ様な富士山写真ばかりだが勘弁してほしい

5/9 9:27

この頃になると身体も動く様になってきたが、元気がないのは変わらないので省エネで進む

5/9 9:30

岩だらけの道だがそれほど歩きにくいわけではない
（十二ヶ岳に比べれば数段まし）

5/9 9:31

標高が下がって来たのか若葉が目につくようになってきた

5/9 9:31

9時半ともなると気温も上昇
風が無いと暑くてたまらない。
ペットボトルの減りが早くなってきた

5/9 9:33

王岳らしき山影が見えて来た（実際は王岳手前のピークだったと思われる）

5/9 9:35

鍵掛峠到達。
鬼ヶ岳から40分程か。ここから先は未体験ゾーンだ。

ここで久しぶりに自分以外の登山者発見。
元気がないのに抜いてしまったので抜き返されないように頑張って進まなければならない羽目に…

5/9 9:49

鍵掛到着。1,589m
簡易的な標識があるのみの地味なピーク

5/9 9:51

次のピークが王岳で良いのか！？
それとも次の次…？
中々着かないな

5/9 9:53

狭い岩の隙間を斜めになりながら通過

5/9 9:53

かなり暑くなってるがまだ大気はそれほど濁ってないな

5/9 10:04

時折咲く花に心を癒されつつ…

5/9 10:04

なんという花なんだろう
ヤマザクラ？

5/9 10:05

あれが王岳で間違いない様だな
後30分くらいで着くかな？

5/9 10:05

何度も見ちゃう富士のお山

5/9 10:10

あのギザギザ山は鬼ヶ岳かな

5/9 10:14

ペットボトルも空で腹もかなり減ってるが山頂まで我慢だ。
着いたらガッツり休憩してやる〜

5/9 10:17

山頂手前でまた試練が…

5/9 10:17

と思ったら大岩は巻くのね。ホッ…

5/9 10:20

若葉が芽吹き始めていた

5/9 10:22

歩いてきた稜線が一望
鬼ヶ岳やっぱりゴッツいなぁ

5/9 10:24

最後の登り！

5/9 10:28

鬼ヶ岳から1時間半、登山開始3時間半で本日の目的地、王岳到着！
疲れた〜…

5/9 10:57

山頂には先行者3人組が休憩中。
自分もここで昼休憩を兼ねた大休止とした。暑いので木陰に避難。
休憩中さらに2組ほどの登山者がやってきた。

5/9 10:58

休憩中スマホの電源を入れると着信があったので折り返してみると友人からで「一体どこに居るんだ」と詰問される。
そう、友人とのTRPGの予定をすっかり忘れて登山に来てしまいました…しかし今からどんなに急いで帰宅しても17時。
平謝りしかない。

写真はこれから歩く稜線。
恐らく前方の山は先週登った精進湖畔の三方分山かと

5/9 11:07

30分休憩したがそれほど体力は回復せず。
しかし後は下るだけなのでまぁ行けるだろ…（と思ってたら小ピーク幾度も登らされ疲弊w）

王岳過ぎていよいよ誰ともすれ違わないだろうと思っていたのだが、2組4人とすれ違う。
やっぱり今日は歩いている人多いみたいだ

5/9 11:11

王岳から先は笹薮がうるさい区間あり

5/9 11:19

大きな岩も度々現れるのでエイや！と乗り越える

途中横沢ノ頭というピークがあったはずだが気付かずに通り過ぎた

5/9 11:26

精進湖に向け標高を下げていくのでだんだん新緑の中の道へ

5/9 11:32

やっぱ御坂山地は天気が良い日に来た方が良いね

5/9 11:35

ツツジをポートレイトで撮影したら変な感じに

5/9 11:36

なんか王岳から女坂峠間はこれまでより整備されていないというか人の利用が少ない雰囲気だな。
枝が登山道に張り出し屈んだり服に引っ掛かりながら歩く場面が増えた。
（それでも草刈はされてるし通行に支障はないが）

5/9 11:38

横沢ノ頭と次のピーク（五湖山）の間でも1人の若い男性とすれ違った（本日山中ですれ違ったのはこの人が最後）

5/9 11:50

おぉー王岳！
目立つ山体だなぁ

5/9 11:56

お、着いたか

5/9 11:56

五湖山
立派な名前だが地味な山頂だ。
標高1,340m。だいぶ標高下げて来たな
（鬼が岳から400mも低い）

5/9 12:00

このまま降るのかと思えば五湖山から先もアップダウンが続く
五湖山自体は眺望は無いが、女坂峠から其処へ至る道は結構眺めが良い。
精進湖見えて来たね

5/9 12:00

三宝分山

5/9 12:02

またまた急な登り

5/9 12:10

5/9 12:10

また登り…

5/9 12:12

岩場を登りきると…

5/9 12:13

女坂峠から直ぐの位置にある眺望ポイント
静かに休憩するにはいい場所かも

富士山遂に雲被り始めたか…

5/9 12:16

電線が出てきて人里が近づいたのを感じる

5/9 12:18

おお着いたか

5/9 12:18

2週連続来てしまった女坂峠
この時間に着けたならもうバスの時間には間に合うな
（精進バス停13:37発バスに乗りたいので焦っていた）

5/9 12:23

あとな既知の道を降りるのみ

5/9 12:23

時間的余裕があるのでのんびり降る

5/9 12:32

5/9 12:36

登山口の橋が見えた

5/9 12:40

5/9 12:45

精進の集落まで下りて来た
先週より天気良いな

5/9 12:50

精進湖畔まで来た。
バスの時間までまだ45分もある！
クソ、早すぎたか…
これでも登山開始時間当初の計画より30分遅らせたのに

5/9 12:50

精進バス停
まだ早いので先週来たとき気になっていたレストランで時間を潰すか。
ここで登山終了としよう

5/9 13:25

レストランことぶきにて休憩しつつスイーツを食す（写真忘れた）
ここで13時半辺りまで休憩する

5/9 13:25

下界から見た女坂峠付近

5/9 13:50

さて…精進バス停で13:37発のバスを待つがいつまでたっても来ず…
調べた情報が古かったのか？
仕方なく赤池バス停まで歩くことにしたが…赤池バス停にはあと数分でバスがやってきてしまうはず。
その次のバスはまたかなり先の時間…くぅ〜休憩などせずさっさと赤池目指せばよかったか

5/9 14:20

14時に赤池バス停に着いたがバスの時間が45分も先だったのでもう西湖まで歩くことにした。
富士五湖に登山に来るといつも長々と車道を歩く羽目に陥っている気がするぜ…

5/9 14:35

西湖方面への分岐到着。
ここに来るまでに王岳山頂付近ですれ違った登山者2組3名と車道ですれ違った！
やっぱり縦走すると皆バスが無い問題にぶつかるんだなー
自転車でザック背負って移動している人もいたが、自転車での移動はこういった場合良いかもね

5/9 14:39

道の脇からみえる樹海

5/9 14:42

樹々の隙間から見えるのは王岳か？

5/9 14:55

根場浜まであと1キロ！ゴール近し

5/9 15:08

赤い葉が日に照らされて美しい

5/9 15:08

5/9 15:11

車を停めた根場浜付近からの富士山
思ったより雲被ってないな
それにしても車道歩き7キロ・1時間半、長かったぜ…

5/9 15:21

いずみの湯で汗を流す

5/9 16:25

帰り道、地上から見た富士山
でかーい！！

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

kukaminn

友人とのTRPGの予定をすっかり忘れ、山に来てしまった罪深い日曜日。
間近に見える富士山の姿にはまってしまい3回連続富士・御坂エリアに登山に来てしまった…

今回は2年前に歩いた西湖湖畔の「毛無山から鍵掛峠」と先週歩いた「本栖湖から三方分山〜女坂峠」を繋げつつ、自分的未踏峰である王岳登頂を狙う。

距離的にはそれほど長くないし、どうにも疲れが取れずコンディションもイマイチなので西湖から登り始め精進湖へ下山した後はバスを利用すればそれほどきつい山行にはならないだろう。
と思っていたこともありました…

コロナ禍で減便されているのか廃線になったのかはわからないが、自分が前日調べて来たバスの時刻表の時間になっても精進バス停にバスは来ず。
精進湖から西湖まで1時間半の車道歩きした結果13時前に下山していたにもかかわらず車を停めた駐車場に持ったのは15時を過ぎていた。
うーむ…なんか損した気分…

さて、肝心の山の方だが、雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳の登りはきついが登り応えも眺望もある良コース。
鬼ヶ岳から王岳の稜線は展望抜群で気持ち良い岩の尾根歩きが楽しめて、あまりロングコースでないのに見所がこれでもかと詰まっているお勧めコースだった。
とにかく富士山が楽しめる。これだけでも来る価値があると思わんでもない。

しかし富士五湖周辺のバスには騙され続けているので今度こそはちゃんとしたいものだなぁ…