火打山BC
- GPS
- 18:23
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,650m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 3:34
- 山行
- 4:09
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 4:28
歩き始めは曇りで時々太陽が顔を出すも、富士見平を抜けて小屋までのトラバースに移るとブリザードとなり、小屋が見えなくなることもしばしば。
トラバース途中から小屋に向かって真っすぐ滑走し登り返したが、素晴らしいパウダー。登り返しもラッセルとなりとても楽しい時間だった。
荷物の重さにやられ、サイト地に到着したのは15時過ぎで吹雪の中の設営となった。
夜はきりたんぽ鍋とビールで乾杯し、19時頃に就寝
この日は荷揚げのただひたすらにキツイ一日であった
2日目
4時半ごろに起床し、テントの外に出ると最高の青空が広がっていた。
10~15cmほどの積雪があったようで、トイレに行く往復でも新雪を感じることが出来る。朝食までに高谷池ヒュッテ北側の60mほどの斜面を一本滑りに行った。
薄い新雪の下は前日までの雪が残り、パウダーのつもりで滑ったため大転倒した。
すごすごとテントに戻り、朝食にきりたんぽ汁の雑炊を食べたのち、8時ごろ火打へのアタック開始した。
1.5hほどで山頂に到着し、しばしの休息を挟んでから南東斜面を滑走開始。
前日からの降雪でノートラックである。風が吹きつける上部はカリカリで少し怖いが10秒ほどで最高の斜面が待っていた。
途中登り返しおかわりをしてこの日のメインは終了。ベースへ戻り昼食の焼肉パーティーへと
飲んで寝て少し滑ってまた飲んでの久しぶりの宴会。山でやる宴会は下界の100倍楽しい
3日目
朝方から風が強くなってきた。
起床後は撤営を済ませ、7時半にサイト地を出発。
天気はあいにくの曇りで時間がたつにつれて降水確率が高くなっていく予報。
黒沢池に滑り込み黒沢沿いに12曲がりを目指す計画だったが、途中富士見平に少し登り返した。12曲がり北側の崖部を巻くようにトラバースしその後横滑りで降りた。
転倒からの滑落のハプニングも発生したが怪我無くリスタート、黒沢橋までつないだ。
黒沢橋以降は初日とは大きく変化して雪が切れる箇所が続出していたため面倒であったが、なんとか駐車場まで下山
天候 | 1日目:晴れのち吹雪 2日目:快晴 3日目:曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
エアマット
寝袋
|
---|---|
共同装備 |
テント
マット
食料
酒
|
備考 | テントシューズはあった方が良いかと |
感想
初の山スキーテント泊。
高谷池ヒュッテという最高の場所で2泊することが決まっていたので、ビールやら日本酒やらお菓子やら食材やらを頑張って運び上げた。
今回は出発前夜に見た佐々木大輔デナリ初滑走の動画にあこがれて、荷揚げにソリを導入することとした。
しかし、これが大失敗でトラバース+急斜面ではソリをザックに括り付けて登るハメになった。今後はソリなんて使わない。
2日目の滑走はオープンバーンをかっ飛ばせて最高であった。
ゴールデンウィークの山行、いろいろ悩んだ挙句、テント泊で火打山へ、山頂アタックを晴天日にしたかったので1日ずらして大正解(おかげでかぐらスキーは無くなりましたが・・・)テント泊でも食事は妥協しません、久しぶりの重荷にあえぎながら登るも黒沢岳のトラバースあたりから真冬並みの猛吹雪、いそいで完全武装して無事に高谷池着、ネットの情報で槍ヶ岳遭難の話を聞きました。5月といえどもやはり山の上は油断できません。
翌日は、予報通り朝から晴天、8時ごろスタート、山頂から20〜30Mほどはガリガリだったが、その後は最高のファーストトラックいただきました。
昼からは焼肉パーティ、翌日の偵察をとも考えたが、飲んでしまうとダメですね💦
その後は、ポカポカ陽気の中、昼寝、おかげで耳の後ろが日焼けで大変な事に・・・
気心知れた仲間との山の上での宴会ほど楽しいものはないですね!
あっというまに下山日、朝から曇り空、黒沢岳の斜面を滑って帰ろうと向かったが、ガリガリの上、重荷でただただ降りるのみ、12曲がりまでの樹林帯は少し楽しめた。
12曲がり北側の崖をトラバースし、急斜面を横滑りで下りるも2ターン目でバランス崩してスキーが外れ転倒、そのまま50Mほど滑落、なんともなかったが、見ている方がハラハラしたかも。まだまだ修行が足りません。
黒沢橋からは雪を拾いつつ、最後はスキーを外しましたが、無事に登山口着、沢にドボンする者もいて、いろいろあったが本当に楽しい山行でした。
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