クロユリ間に合った☆山開きの月山
- GPS
- 04:57
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 563m
- 下り
- 564m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
【復路】1931山形-2220東京 (山形新幹線つばさ158号 9360円) *オリックスレンタカー山形西口店 3日間11700円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 夏スキーまっさかりで、リフト上部から牛首まではずっと雪の上を歩きます。上りも下りも雪が柔らかいのでアイゼンなくてもキックステップで行けます。ルート状には要所にロープが張ってあるのでガスに巻かれても道迷いの心配はなし。ただ、牛首から先の岩がゴロゴロしたところで濡れていると下りで滑りやすく、この日も浮き石を踏んで滑落して頭を打ち、ヘリで救助されている方がおられました。 ■温泉 姥沢に来る途中で通る志津温泉もいいのですが、自分は翌日が鳥海山だったので、宿泊先の鳥海温泉(吹浦)まで走りました。 |
写真
装備
個人装備 |
免許証
保険証
クレジットカード
ガイド地図
手帳
計画書
携帯トイレ
水筒
アミノ酸飲料
ティッシュ
アルコールティッシュ
バンドエイド
タオル
帽子
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
筋サポタイツ
下着
着替え
洗面道具
日焼け止め
ファーストエイドキット
ヘッドランプ
カメラ
携帯電話&充電器
時計
非常食
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---|---|
共同装備 |
テント
フットプリント
シュラフ
ウレタンマット
コンロ
ガスカートリッジ
調理用具
コッヘル(鍋)
食器
ゴミ袋
キャンドル
ライター
ナイフ
プラティパス
調味料
|
感想
2年前から企画を温めていた、山形遠征にやっといって来ました。
まずは、本当なら、出羽三山全部とは言わないものの、せめて弥陀ヶ原から歩いて肘折温泉に抜ける縦走路を歩きたかった、月山。だけど、縦走するには公共交通機関に頼らざるを得ない、貧乏なソロ登山者としては、どんなに時刻表と顔を突き合わせても、左沢線の本数の少なさに諦めざるを得なかった。
それならいっそのことメインの山行を鳥海山に照準を合わせ、月山は通りすがりのオマケ程度に、姥沢からリフト使ってさくっとピストンすることにしよう、と決めた。
横浜の自宅からだと、夜行バスを使わなくとも、始発の山形新幹線+レンタカーを使えば午前中に登山口に立てることがわかったので、6月末〜7月初旬の梅雨の中休みを狙って天気予報が2日晴れマークが確定したら結構することに。ここのところ関東は雨が多かったのですが、前線が南の方に停滞していたため、北陸から東北は割と晴れの日が続いていたようです。山形に着いたら晴れていたので、ほっとしました。しかしながらやはり内陸の山間部。着いてみたら曇り空。。。むう。晴れマークはどこへ行った???
リフト係に「天候に気をつけてください」といわれたけど、登り始めはそんなでもなかったのに、雪渓を横切って岩場歩きにさしかかったぐらいから、ガスが出始め、あれよあれよとたちの悪そうな雲が集まって来て、一気にどんよりとした灰色の空に。。。真っ青な空と雪の白のコントラストを期待していたんだけどなー。しかし足元を見ながら歩いていると、お花がたくさん。こないだ谷川岳で見たのと同じお花が多いかな。牛首のあたりで、急にすれ違いに下山する人の数が増えたな、と思ったら、今日は山開きで、新聞社の人らも取材に来ていたようです。ヘリが飛んでるのもテレビかな?ぐらいに思ってたら、なんと遭難救助ヘリでした。浮き石に足を滑らせて頭を打って血を流している年配の女性がおり、お仲間の方々なのか野次馬なのか、団体さんや白装束の方々が杖を振り回し大きな声を出していっせいに「こっちだー!」とヘリを必死に呼んでいました。
苦しい岩場の登りをもう少し続けると、一気になだらかなお花畑の頂上付近に到着。あっという間です。ロープが両側に張ってあるので何でかな?と近寄ってみると、クロユリがたくさんうつむき加減に咲いています!地味な花なのでぱっと見わからないのですが、目が慣れてくるとものすごい数が群生しています。ここはクロユリとウスユキソウの天国!しかし天気が悪く光量が足りないため、撮影しても綺麗にとれませんでした。。。残念。
そうこうしているうちに、小屋が見えて来て、その先に神社の鳥居らしいものが。どこが山頂なのかよくわからないので、とりあえず鳥居をくぐってみると、神主さん?みたいなひとに「ここから先はお祓いをしないと進めません」と止められる。お祓い、500円ナリ。うーん、じゃあいいや。
ポツポツ雨が降り出したかと思ったら、いきなりザーーーーッと強く降り出し、土砂降り。一時小屋に避難するか、と中へ入ると、「休憩料200円」と来た。靴をぬいで上がるのも面倒だし、雨具をつけたらさっさと降りることに。しかし通り雨かと思ったら、本降りのようで、全然上がる様子もなし。本当は遠回りして往路とは違うルートを歩きたかったのだけど、景色が何も望めないし、最短距離でリフトまで下ります。途中で雷まで鳴りだす始末。たった3時間半のピストンでしたが、全身ずぶ濡れ。駐車場のそばに立派なトイレと更衣室があったので助かりました。お湯をわかしてあったかい飲み物と甘いものでやっと一息つく。なんだか今年は雨女だな。。。
復路の雨で濡らしてしまったカメラ&スマホが調子悪く、ちょっと凹みました。。。ちょっと装備甘かったかな。
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