ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 316951
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

クロユリ間に合った☆山開きの月山

2013年07月01日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:57
距離
6.0km
登り
563m
下り
564m

コースタイム

0900山形0930=1040姥沢駐車場=1115リフト上-1230牛首-1300月山1310-1340牛首-1440リフト上=1510姥沢駐車場1600=1700西浜キャンプ場(泊)
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
【往路】0612東京-0900山形 (山形新幹線つばさ121号 9360円)
【復路】1931山形-2220東京 (山形新幹線つばさ158号 9360円)

*オリックスレンタカー山形西口店 3日間11700円
コース状況/
危険箇所等
■道の状況
夏スキーまっさかりで、リフト上部から牛首まではずっと雪の上を歩きます。上りも下りも雪が柔らかいのでアイゼンなくてもキックステップで行けます。ルート状には要所にロープが張ってあるのでガスに巻かれても道迷いの心配はなし。ただ、牛首から先の岩がゴロゴロしたところで濡れていると下りで滑りやすく、この日も浮き石を踏んで滑落して頭を打ち、ヘリで救助されている方がおられました。

■温泉
姥沢に来る途中で通る志津温泉もいいのですが、自分は翌日が鳥海山だったので、宿泊先の鳥海温泉(吹浦)まで走りました。
リフト上部にはニッコウキスゲが咲きはじめてました
2013年07月04日 11:21撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/4 11:21
リフト上部にはニッコウキスゲが咲きはじめてました
2013年07月04日 11:21撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/4 11:21
元気なスキーヤー、ボーダー達がたくさん
2013年07月01日 11:04撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 11:04
元気なスキーヤー、ボーダー達がたくさん
Tバーリフトって、板はいてないと使えないよね
2013年07月01日 11:12撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 11:12
Tバーリフトって、板はいてないと使えないよね
リフト下りてゲレンデを左に分けて上がって行くと、稜線が見えてくる
2013年07月01日 11:17撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 11:17
リフト下りてゲレンデを左に分けて上がって行くと、稜線が見えてくる
ベンチに座っているように見える人たちは、実は夏道の木道に腰掛けているのでした
2013年07月01日 11:17撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 11:17
ベンチに座っているように見える人たちは、実は夏道の木道に腰掛けているのでした
どんよりと曇っていて今にも降り出しそうなので、まだたいして登ってもいませんが記念撮影してもらいました
2013年07月01日 11:18撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 11:18
どんよりと曇っていて今にも降り出しそうなので、まだたいして登ってもいませんが記念撮影してもらいました
ここからいったん下って登り返すようです
2013年07月01日 11:19撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 11:19
ここからいったん下って登り返すようです
2013年07月01日 11:25撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 11:25
2013年07月01日 11:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 11:31
うーん、板履いてたら滑りたいような素晴らしい斜面
2013年07月01日 11:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 11:40
うーん、板履いてたら滑りたいような素晴らしい斜面
2013年07月01日 11:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 11:40
稜線にたどりつきました。ここから上は夏道です
2013年07月01日 11:56撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 11:56
稜線にたどりつきました。ここから上は夏道です
シラネアオイがいっぱい咲いてます
2013年07月04日 11:21撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
7/4 11:21
シラネアオイがいっぱい咲いてます
ツマトリソウ&マイヅルソウが仲睦まじく♥
2013年07月04日 11:21撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/4 11:21
ツマトリソウ&マイヅルソウが仲睦まじく♥
コケモモのつぼみ?
2013年07月01日 12:04撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 12:04
コケモモのつぼみ?
ハクサンチドリ、色が濃い気がしました
2013年07月04日 11:21撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
7/4 11:21
ハクサンチドリ、色が濃い気がしました
ハクサンイチゲも咲いてます。こないだの谷川岳と植生が似てるかも
2013年07月01日 12:05撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
7/1 12:05
ハクサンイチゲも咲いてます。こないだの谷川岳と植生が似てるかも
2013年07月04日 11:21撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/4 11:21
2013年07月01日 12:05撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 12:05
2013年07月01日 12:07撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 12:07
2013年07月01日 12:07撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
7/1 12:07
ベニバナイチゴも咲いてます
2013年07月01日 12:08撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
7/1 12:08
ベニバナイチゴも咲いてます
2013年07月04日 11:21撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/4 11:21
岩場にはお花がビッシリ、でも曇天だと写りが悪く残念
2013年07月01日 12:16撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 12:16
岩場にはお花がビッシリ、でも曇天だと写りが悪く残念
キンバイ?
2013年07月04日 11:21撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/4 11:21
キンバイ?
何やら滑落してケガした登山者がいるらしく、上空で旋回するヘリをしきりに呼んでいました。
2013年07月01日 12:20撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 12:20
何やら滑落してケガした登山者がいるらしく、上空で旋回するヘリをしきりに呼んでいました。
ガスがひどくて、ヘリがなかなか近づけない模様
2013年07月01日 12:20撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 12:20
ガスがひどくて、ヘリがなかなか近づけない模様
多分、場所はわかってるけど、どこに救助隊員を下ろすか迷ってるんだろうなあ
2013年07月01日 12:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 12:24
多分、場所はわかってるけど、どこに救助隊員を下ろすか迷ってるんだろうなあ
岩場の登りをやり終えると、頂上までは平坦な道を行きます。両側がお花畑になっていてロープが張ってあるので、足元よく見ると、おおお!クロユリがいっぱい!もうそこかしこに!探さなくても!こんなに群生したのを見るのは初めてです。
2013年07月04日 11:21撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
7/4 11:21
岩場の登りをやり終えると、頂上までは平坦な道を行きます。両側がお花畑になっていてロープが張ってあるので、足元よく見ると、おおお!クロユリがいっぱい!もうそこかしこに!探さなくても!こんなに群生したのを見るのは初めてです。
頂上の小屋、外は強雨なのに、小屋の中で休むのに200円払えというので、仕方なしに軒先で立ってたら、目の前の岩にはりついて咲いていた
2013年07月04日 11:21撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2
7/4 11:21
頂上の小屋、外は強雨なのに、小屋の中で休むのに200円払えというので、仕方なしに軒先で立ってたら、目の前の岩にはりついて咲いていた
強い雨が振り出し、弥陀が原方面も真っ白
2013年07月01日 12:52撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 12:52
強い雨が振り出し、弥陀が原方面も真っ白
白装束の人も結構いらっしゃいました。がんばれ〜
2013年07月01日 12:52撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/1 12:52
白装束の人も結構いらっしゃいました。がんばれ〜
神社が、お祓いをしないとこの先に進んではいけないという。。。500円ナリ
2013年07月04日 11:21撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
7/4 11:21
神社が、お祓いをしないとこの先に進んではいけないという。。。500円ナリ
撮影機器:

装備

個人装備
免許証 保険証 クレジットカード ガイド地図 手帳 計画書 携帯トイレ 水筒 アミノ酸飲料 ティッシュ アルコールティッシュ バンドエイド タオル 帽子 雨具 防寒着 スパッツ 手袋 筋サポタイツ 下着 着替え 洗面道具 日焼け止め ファーストエイドキット ヘッドランプ カメラ 携帯電話&充電器 時計 非常食
共同装備
テント フットプリント シュラフ ウレタンマット コンロ ガスカートリッジ 調理用具 コッヘル(鍋) 食器 ゴミ袋 キャンドル ライター ナイフ プラティパス 調味料

感想

2年前から企画を温めていた、山形遠征にやっといって来ました。

まずは、本当なら、出羽三山全部とは言わないものの、せめて弥陀ヶ原から歩いて肘折温泉に抜ける縦走路を歩きたかった、月山。だけど、縦走するには公共交通機関に頼らざるを得ない、貧乏なソロ登山者としては、どんなに時刻表と顔を突き合わせても、左沢線の本数の少なさに諦めざるを得なかった。

それならいっそのことメインの山行を鳥海山に照準を合わせ、月山は通りすがりのオマケ程度に、姥沢からリフト使ってさくっとピストンすることにしよう、と決めた。

横浜の自宅からだと、夜行バスを使わなくとも、始発の山形新幹線+レンタカーを使えば午前中に登山口に立てることがわかったので、6月末〜7月初旬の梅雨の中休みを狙って天気予報が2日晴れマークが確定したら結構することに。ここのところ関東は雨が多かったのですが、前線が南の方に停滞していたため、北陸から東北は割と晴れの日が続いていたようです。山形に着いたら晴れていたので、ほっとしました。しかしながらやはり内陸の山間部。着いてみたら曇り空。。。むう。晴れマークはどこへ行った???

リフト係に「天候に気をつけてください」といわれたけど、登り始めはそんなでもなかったのに、雪渓を横切って岩場歩きにさしかかったぐらいから、ガスが出始め、あれよあれよとたちの悪そうな雲が集まって来て、一気にどんよりとした灰色の空に。。。真っ青な空と雪の白のコントラストを期待していたんだけどなー。しかし足元を見ながら歩いていると、お花がたくさん。こないだ谷川岳で見たのと同じお花が多いかな。牛首のあたりで、急にすれ違いに下山する人の数が増えたな、と思ったら、今日は山開きで、新聞社の人らも取材に来ていたようです。ヘリが飛んでるのもテレビかな?ぐらいに思ってたら、なんと遭難救助ヘリでした。浮き石に足を滑らせて頭を打って血を流している年配の女性がおり、お仲間の方々なのか野次馬なのか、団体さんや白装束の方々が杖を振り回し大きな声を出していっせいに「こっちだー!」とヘリを必死に呼んでいました。

苦しい岩場の登りをもう少し続けると、一気になだらかなお花畑の頂上付近に到着。あっという間です。ロープが両側に張ってあるので何でかな?と近寄ってみると、クロユリがたくさんうつむき加減に咲いています!地味な花なのでぱっと見わからないのですが、目が慣れてくるとものすごい数が群生しています。ここはクロユリとウスユキソウの天国!しかし天気が悪く光量が足りないため、撮影しても綺麗にとれませんでした。。。残念。

そうこうしているうちに、小屋が見えて来て、その先に神社の鳥居らしいものが。どこが山頂なのかよくわからないので、とりあえず鳥居をくぐってみると、神主さん?みたいなひとに「ここから先はお祓いをしないと進めません」と止められる。お祓い、500円ナリ。うーん、じゃあいいや。

ポツポツ雨が降り出したかと思ったら、いきなりザーーーーッと強く降り出し、土砂降り。一時小屋に避難するか、と中へ入ると、「休憩料200円」と来た。靴をぬいで上がるのも面倒だし、雨具をつけたらさっさと降りることに。しかし通り雨かと思ったら、本降りのようで、全然上がる様子もなし。本当は遠回りして往路とは違うルートを歩きたかったのだけど、景色が何も望めないし、最短距離でリフトまで下ります。途中で雷まで鳴りだす始末。たった3時間半のピストンでしたが、全身ずぶ濡れ。駐車場のそばに立派なトイレと更衣室があったので助かりました。お湯をわかしてあったかい飲み物と甘いものでやっと一息つく。なんだか今年は雨女だな。。。

復路の雨で濡らしてしまったカメラ&スマホが調子悪く、ちょっと凹みました。。。ちょっと装備甘かったかな。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1292人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 朝日・出羽三山 [日帰り]
Gassan direct
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら