記録ID: 3170621
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢
芋ノ沢ノ頭南東尾根〜ワナバ沢ノ頭〜ドーカク尾根下降
2021年05月09日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 801m
- 下り
- 797m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■芋ノ沢ノ頭南東尾根 玄倉川を徒渉(くるぶし程度)し、女郎小屋沢出合少し奥の最初の右岸支流 赤棚ノ沢の右岸側を登り出す。 最初の標高差100mは急な植林帯内。 一旦平坦になり北西に向けひたすら登っていくと、840m芋ノ沢ノ頭は植生保護柵に ピークを取り囲むように覆われている。 風化した石英閃緑岩斜面を柵沿いに回り込んで、ドーカク尾根に乗る。 ■ドーカク尾根(ワナバ沢ノ頭936m〜立間大橋) ワナバ沢ノ頭は地形図通り平坦で平和な箇所。 南方向には赤棚ノ沢左岸尾根が分派しているので、そちらには行かず、西南西方向に 向け下降する。芋ノ沢ノ頭840m手前のコルまでの斜度は比較的緩い。 コルは途中に小ピークがあり、これは南側を小さく巻く。 芋ノ沢ノ頭は上述した通り柵がピークを取り囲んでいるため、南側を柵を手掛かりに トラバースするか、北側を周り込むか。北側は柵まで少し離れたところに径路がある。 これを足元慎重に進み、一本北に伸びる支尾根をやり過ごし(この北支尾根にも ゲートがついた柵が伸びているが無視)、さらに植林帯内の径路をトラバースして ドーカク尾根主尾根に乗る。 南側柵沿いは下が切れているので、北側の径路(一部切れている)の方がよいかも しれない。 少し下って800m尾根の分派点(古い倒れ気味の柵が両方向に分かれている)は 下降方向左手の南側に下りるのだが、柵の左側か、踏み越えて右側を下りるか 少し迷うところだ。20mも下りれば斜度は緩くなるはずだが、下を見ると急で 柵左手は柵を手掛かりにできるものの、谷側は切れているので、身体を反転させ フェイシング・インの体勢で柵と根を手掛かりに下りる。柵の右手の方がよいかも しれない。 さらに柵を左側に見ながら下りると、750m尾根分派点で、下りたい南側の尾根は 横断した柵に遮られている。 よく見れば柵の下に身体ひとつ潜れるネット穴があいているので、ここを通過。 南下していくと、地形図通り3つの小さな登り返しがあるピーク。 2番目が687m敷地山ノ頭。3番目の太った平坦な690mピークは、植林の伐採木が いっぱいで非常に通過が面倒。このピークは通らず、手前のコルから西南西に伸びる 径路が何となくあるので、これを使った方がよい。 620m辺りで植林帯ラインは北西に離れていく。梅小屋沢左岸尾根だ。 これを見送り西南西に下っていくと、次第に木段の径路となる。少々崩れ気味の箇所 もあるが、木段と踏み跡を追ってジグザグ下る。 445m小ピーク越えて少し下ると尾根の末端は沢に落ち込んでいる。手前で西側に 下りる径路があるが落ち葉で見づらい。一部ザレている径路をジグザグ下れば 昔、小川谷山荘があった平地に下りる。ドーカク尾根の案内板は今も健在だった。 一段下りて西側の小川谷出合に進み、渡りやすそうな箇所で対岸へ。平水ならば 石伝いに濡れずに渡れる。 渡ったら少し上流側に行けば昔のしっかりした道があり、登れば立間大橋北側の 釣り師向け料金表看板に出る。 なおワナバ沢ノ頭から先は、両側に残置ロープはあるものの非常に急峻で、脆い 石英閃緑岩帯の「大タギリ」、「女郎小屋乗越」がある。落ちたらまず命の危険が 高い場所なので、こちらに進む場合はハーネス、ロープ(できれば50mクラス)、 下降器(ビレイデバイス等)、セルフビレイ用ランヤード、スリングを使った方が 無難であろう。無しで通過している方も見受けられるが。 |
写真
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