二子山から飯能アルプスの入口「前坂」まで
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- GPS
- 08:13
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,828m
- 下り
- 1,937m
コースタイム
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 8:12
天候 | 晴 今季最高気温の日でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路)西武秩父線「吾野」駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
芦ヶ久保→二子山:氷柱祭りのコース(浅間山)経由に初めて挑みましたが、キャンプ場の手前で標識のない登山道に入る必要があります。このコースは急登とアップダウンがきつくて、もう一方のコースの1.5倍近く時間がかかりました。 |
写真
感想
久しぶりにがっつり歩こうかと、芦ヶ久保→武川岳→伊豆が岳→子の権現→天覚山を計画。ここのところ、初心者を連れての短い距離しか歩いていないので、不安も募る反面、前回同じコースを歩き子の権現でエスケープしたリベンジを兼ねての山行きでした。
朝は曇りがちでしたが、芦ヶ久保に降り立った際には雲一つない晴天。いつも歩く時期よりも暖かいこともあり、結構な登山客が芦ヶ久保駅に降り立ちました。駅前の鳥が混雑していたので、道の駅「あしがくぼ」へ。こちらの方が充実していました。売店や食堂はまだ開始前でしたが、ここへ下山すると、飲食やお土産購入には事欠かないようです。いつかここに下山する機会を作ろうかと思います。
二子山へのコースですが、いつもは沢筋コースをとっていましたので、今回は氷柱祭りコースを歩いてみることにしました。最初は幅が広いウッドチップに覆われた歩道でしたが、西武線を地下道でくくり終えてからは、すぐにキャンプ場入り口?に。右手に急な崖を登る道がありますが、登山道という標識はありません。ちょうど、キャン往生入り口でテントを張っていた人に、
「こちらが登山道ですか?」
いきなりの急登であまり足場が良くなさそう。おまけに登山道を示す案内板もないし....。氷柱祭りのコースだから、きっとラクチンと思っていましたが、実はこの浅間山コースは難関コースでした。登りはじめから30分くらいは、急登と急斜面のトラバース。そういえば、冬に来たときは二子山雌岳側のコース入り口にはロープが張られており「コース閉鎖」とありました。その時は有料の祭典「あしがくぼ氷柱祭り」のための通行止めだ思っていましたが、どうも冬季に凍結すると危険だからというのがその理由のようです。
浅間山の稜線に出てからもアップダウンが結構あり、距離も長くこの時点でふくらはぎが痛い(笑)。前途が思いやられる状態で、かなり時間がかかって二子山雌岳へ到着。おりしも沢コースからの登山客も到着し、意外と登ってくる人は多いようでした。向こうから来ても山頂手前は急登ですけど、かなり今回は難関コースで疲弊しました。二子山雄岳にも数人休まれていましたが、ここで給水後は、二子山〜焼山〜武川岳の間に2人の親子連れとすれ違っただけ。やっぱりこの稜線は長いのでしょうかね。この間右手には木々越しですが、秩父の盟主「武甲山」を眺めながら歩くことになり、いっそのこと武川岳から大持・子持山経由で武甲山に変更しようかな?などと思いながら新緑の稜線を歩いていました。
武川岳も名栗や山伏峠から登ってくる人が多いようで、数人が山頂で休まれていました。今までここに来たのは落葉の時だけだったので、今回は木々の葉に阻まれ、あまり展望が利かない印象を受けました。ここを目標に登るのもこの時期はどうかなあ?
前回名栗へ降りたときには名栗げんきプラザへ降りる荒れた道で疲弊し、結局子の権現でエスケープした原因となったので、今回は慎重に沢筋道をえらび名栗へ。一瞬山伏峠も考えましたが、名栗から長岩峠への登り返しが比較的楽だった覚えがあり、今回も名栗を選択しました。林道→舗装路から県道53号線へ出ると、名栗へは下り、山伏峠へは登り道。さらに下って登り返すより、ゆっくり先にのぼっておいた方がトータルで登りが数なくなりそうなので、急遽山伏峠へ変更。山伏峠から伊豆が岳への登山口は、武川からの下山道の出口のちょうど反対側。エネルギーロスを少なくするためには山伏峠を最初から目指した方がよかったと思われました。
山伏峠から伊豆が岳への登山道は再び急登の連続。もう足が上がらないし、肩で息しているし.....。さすがに疲労がきつく、山頂手前で小休憩。ここの登り返しは想像以上でした。伊豆が岳へは先週末は男坂からでしたが、今回は逆側から。山頂では山頂碑を撮影してから、すぐに古御岳へ。古御岳山頂でも小休止。今日はもう余力がありません。それでもだましだまし、天目指峠へ。ここから子の権現への登り返しも難関です。4回の大きな登り返しがあり、2回目と4回目はそれぞれ2段の登りです。ゆっくりと登り続けましたが、2つ目の登り返しで小休止。
子の権現でも小休止。スルギからアップダウンをこなし、採石場のそばの舗装路でふたたび小休止。この日は休んでばかり....。高い気温と、慣れない強い日差しから消耗が著しく、ついに前坂でエスケープすることに。脚も上がらないし、頭痛も始まったし、どうも熱中症のようです。十分気を付けて給水をとっていたのですが、やっぱり日ごろの運動不足・体重増加が利いているいるようです。次回は二子山・武川岳のコース選択をやり直して、少なくとも天覚山までは足を延ばしたいと思います。
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