大峰奥駈道をつないで〜オオヤマレンゲ咲く八経ヶ岳から明神ヶ岳・五鈷峰
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,340m
- 下り
- 1,338m
コースタイム
8:16 奥駈道出会14:12
8:32 弁天の森
8:51 聖宝の森 13:42
9:26 弥山小屋 13:15
9:57 八経ヶ岳 12:54
10:07 弥山辻
明神ヶ岳 12:37
禅師の森
五鈷峰
10:55 仙宿跡 11:15
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
かなり下まで路上駐車してありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆行者還トンネル〜奥駈道出会 往路の谷ルート 連日の雨で滑りやすくなっていました。 復路の通常ルート 数年ぶりでしたが、予想を上回る荒れっぷり、下るが大変。 ◆奥駈道出会〜八経ヶ岳 危険なところはありません ◆八経ヶ岳〜五鈷峰 明星ヶ岳からは、崩壊した所があります。 フィックスロープ設置のところも… 気をつけて通行してください。 雨で滑りやすく、久々にビビりました。ああ怖かった… |
写真
感想
ここ数カ月、ほとんど大峰山系に入り浸り。
今回は、オオヤマレンゲを目当てに、弥山、八経ヶ岳へ、
奥駈道も未踏の明神ヶ岳から七面山、仏生ヶ岳方面へ行けるところまで
と登ることにしました。
登山口のある行者還トンネル西口は、すでに路上駐車で一杯。
さすが、この時期の八経ヶ岳に人気がありますね。
ここから、大峰奥駈道出合の稜線まではいつもどおり人が少ない沢ルートを進みます。
弥山・八経ヶ岳までは、自然林に覆われて快適な登山道。
登り始めてから、先週の大普賢岳とは違い、空気が変わったようで、蒸し暑く、汗がしたたり落ちます。
大峰奥駈道出合はたくさんの人が休憩中、ここはスル―して、緩やかな起伏の稜線、尾根道を快調に進みます。
やがて聖宝ノ宿跡に着き、ここからはいよいよ聖宝八丁と呼ばれる厳しい登りが始まります。
このあたりから、ガスがかかり出し、山々は真っ白なガスの向こう側。
木道や梯子がある急登を登りきり弥山小屋へ。
小屋のまわりは大勢の人が休憩中。私たちも初めて水分補給しました。
休憩もそこそこにお目当ての一つ、「オオヤマレンゲ」群落地へ向かいます。
オオヤマレンゲが保護されている金網柵の中に入ると、登山道の脇に
オオヤマレンゲの白い花が咲いていました。
その白く清楚で可憐な姿から「天女花」ともいわれているそうですが、
まだ蕾も多く、これから一週間ぐらいは楽しめそうです。
八経ヶ岳山頂も大賑わい。ここから眺める弥山や大普賢岳を楽しみに
していたのですが、あいにくガスの中…
八経ヶ岳から明星ヶ岳へ下ります。
ここの鞍部にも網で保護されたオオヤマレンゲの自生場所がありますが、
ここはまだ開花していませんでした。
大峰奥駈道の北部では、明星ヶ岳から釈迦ヶ岳だけの区間は未踏の場所。
湯の又の分岐を過ぎ、どんどん下って行くと、道は白いトウヒの立枯れ、
根こそぎ倒れた木々、岩や木も苔に覆われた奥駈道独特の雰囲気が漂います。
さすがに、ここまで来ると行きかう登山者は一人もいません。。
五鈷峰付近から、稜線の右側が崩壊していくところが続き、雨の後で滑り
やすくなっていることもあり、フィックス・ロープがある岩場など、緊張感を
持って進みます。
仙宿跡では、一時的に雲が切れ、大普賢岳、七面山や仏生ヶ岳が望めましたので、昼食の休憩を取ることにしました。
かなりハイペースで飛ばしてきたので、燃料切れ。
先に行く気力がなくなり、ここから戻ることにしました。
帰りの崩壊場所では道を間違えて、下に行かなければならないところを上に上がってしまい、少し彷徨いました。
帰りもほぼ奥駈道出合までほぼノンストップ。
久しぶりに通常ルートで下りましたが、木の根っこやズルズル滑る道に閉口。
こんなに荒れていたのかと思いながら登山口まで戻りました。
今回はオオヤマレンゲの群生や奥駈道の未踏区間を歩けて楽しかったですが、
水を補給できていなかったのか、帰り道や家に戻ったからも大量の水分を飲み続けていました。
暑さには、水分補給が必要だと改めて思いました。
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