甲武信ヶ岳 タイムトライアル
- GPS
- 05:03
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 1,495m
コースタイム
9:52 近丸新道登山口
10:48 徳ちゃん新道分岐
11:36 木賊山
11:52 甲武信ヶ岳 12:10
12:28 木賊山
(ミスコースで10分ロス)
13:31 徳ちゃん新道分岐
14:22 徳ちゃん新道登山口
14:35 西沢渓谷バス停
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
近丸新道、徳ちゃん新道とも西沢渓谷から1360mの高低差がある急登コース。 近丸新道はガレ場が数カ所ありますが、慎重に歩けば大丈夫です。 近丸新道は小さな渡渉があるので、雨の後は使わないほうがいいそうです。 徳ちゃん新道に、やせ尾根で注意の必要な場所あります。 GPS使ってますが、技術的事情によりルート手書きです。 |
写真
感想
今回はトレーニング登山です。北岳に行く計画があるのと、自転車の体力アップが目的です。
甲武信ヶ岳を西沢渓谷からピストンするコースタイムは、登山地図だと登り6時間下り4時間。
しかし、バスを使い日帰りピストンをやるには、休憩も含めてトータル約6時間以内でこなす必要があります。
もし帰りのバスに間に合わない時はタクシーです。塩山駅まで約六千円のようです。
バス料金は千円なので、間に合わなければ五千円ペナルティありのタイムトライアルです。
ただ、時間に余裕をもって行動するという登山の鉄則から外れるし、バスの時間と競争するなんて格好のよいことでもないので、誰にも勧められる山行ではありません。山小屋泊するか、日帰りでも車を使うのが賢いやり方だと思います。
登山や自転車で体を追い込むのが好きな私にとっては、ちょっとしたプレッシャーをかけて登山するのも面白いので、時々トレーニングを兼ねたタイムアタック山行をします。
甲武信ヶ岳は2年前、5時間50分でピストンしてバスに間に合いました。
作戦は単純。得意の登りで時間を稼ぎ、苦手の下りは慎重に抑えて、間に合わなそうならあきらめて無理はしない。
それと、速く歩いても他の登山者の迷惑にならないよう心がけます。
9時32分に西沢渓谷バス停スタート。タイムリミットは最終バスの15時40分。
往路は近丸新道をいきます。
昔、ケイ石の採掘で使われたトロッコの軌道が道に残っています。
小さな沢を渡ったりしながら急坂を登ります。
木の根が道に張りめぐり、大きな段差も多くて大変です。
ハイペースで歩いているのでとてもきついですが、山頂まで休憩なしで頑張ります。
気温と湿度が高く、全身から汗がふきだしても、歩行ピッチ速めでペースを維持します。
暑い季節の行動食にクッキーは向かないようで、なかなか飲み込めません。
徳ちゃん新道と道が合わさり、標高が上がると植生が変わってきます。
花が終わったシャクナゲのトンネルを通過。
やがて針葉樹の森が現れ、苔の美しい森に景色が変わり、さらに進むと木賊山です。
木賊山からの下りで甲武信ヶ岳が初めて見えました。ここまで来るともうちょっとの頑張りです。
そして、ヘトヘトになりながら甲武信ヶ岳山頂、11時52分に到着しました。
スタートから2時間20分、目標タイムより10分早く、上出来です。
山頂では10人位の登山者がいました。富士山は雲で隠れてるものの美しい景色です。
おにぎりを食べたり、山ガールさんの写真を撮ってあげたり、すこしだけのんびりします。
下りは徳ちゃん新道を使います。
15時40分発のバスには充分間に合いそうと、安心して歩きだしたまではよかったのですが、木賊山を過ぎて、何故か見覚えのない道を歩いているのに気がつきました。
GPSで確認すると数百メートル手前の分岐を間違えて、雁坂峠方面の道を歩いていました。
こんなミスをするようではまだ修行が足りないなーと反省すると共に、GPSって便利だなーとつくづく感じる次第でした。
徳ちゃん新道は道が湿って滑りやすいので慎重に歩きました。長く急な下りは膝にくるので苦手です。
最後の渓谷沿いの林道に出てまだ14時22分。最終バスの1本前、14時40分発バスに間に合いそうなので500m位走りました。14時35分にバス停到着。
往復5時間3分。2年前より47分も早いのはコースの把握度、残雪の有無、巻き道を使ったかどうかなど条件が異なるので単純な比較はできませんが、思っていたよりもタイムがよく満足しました。
やたらとハードでへんてこりんな山行ですけど、面白かった!
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