藤原岳から鈴北岳・鈴ヶ岳・御池岳〜藤原岳大貝戸登山口からの周回〜


- GPS
- 08:55
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 1,989m
- 下り
- 1,991m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:45
天候 | 小雨時々曇りのち雨(風は少し強め) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時着でこの天気なので、まだまだ余裕ありでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
鈴ヶ岳からボタンブチ方向へのルートは、かなり分かりづらく、アプリ無しでは遭難状態でしたので、参考にはしないでください |
その他周辺情報 | 阿下喜温泉あじさいの湯 日曜は650円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
携帯トイレ
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感想
少し前から考えていた計画。
お花がたくさんあるうちに、梅雨に入ってヒルが出没するまでに何とかやりたいと思っていましたが、あいにくの微妙な天気予報。
でも梅雨はまじかで、雨は予報では夕方からの感じなので、この日しかないと決行。
ロングコースなので早く出発したいと、3時に起きたのに少し二度寝をしてしまい予定より30分遅れ。
登山口の駐車場の駐車場へ到着したのは、6時過ぎ。
しかも霧のような雨が降っている。
山には雲がかかり、景色は期待できないがここまで来たので、朝一より午前中の方が予報的には良かったかなという希望的観測をもって、とりあえず登ることに。
雨がひどくなったり、どうしようもなくなったら藤原岳だけ登って降りてくればいいや、ということで出発。
大貝戸からのルートで黙々と登りますが、最初は着なくて済んだ雨具も着ないと濡れてくるぐらいの雨になり、雨の強さは増してきました。
ただ、まぁとりあえず縦走日和では全くないものの心折れるほどの雨ではないので、藤原へ行って、とりあえず白瀬峠くらいまでは何とか歩いて天気がひどかったらそこから下山かなとか考えながら白い世界の藤原岳へ。
8合目より上の記憶はあまりなく、前回は冬だったので全く別世界。
咲いているお花はそんなにたくさんありませんでしたが、お花の群生はたくさん。
また、たくさん咲いているときに余裕のある計画で来たいなと。
ガスで視界はあまりきかず、よく言えば幻想的な世界が広がっていました。
藤原山荘を過ぎ、とりあえず山頂へ。
山頂付近は風も強く、雨が少しだったからよかったものの、もう少し降っていたら心折れました。
10日ほど前に訪れた山頂とは全く別世界で何も見えず、山頂で証拠写真だけ撮り、そそくさと下山。
藤原山荘まで戻り、どうしようか悩みましたが、山頂以外はそこまでの風もなく、雨も少し。
とりあえず行けるところまでということで、先へ進むことに。
まずは天狗岩へ。
見えない景色の中黙々と歩き、足元のお花に、心を癒されながら進み到着。
ここも当然何も見えず証拠写真だけ。
次は、頭陀ヶ平を目指します。
何も見えない縦走路は修行のようですが、天気が良かったら気持ちのよいところだろうなと妄想できるくらいの雰囲気。
そうこうしているうちに到着。少しのエネルギー補給。
名物の目の前の鉄塔さえかすんで全貌が見えません。
こういうところは、ガスっているとルートを見失ってしまいます。
慎重に下降点を探し、無事に進めました。
ここからも白い世界をひたすら歩きます。
そして何とか思っていた白瀬峠に到着。
ひどい天気ならここから下山と思っていましたが、思ったほどはひどくないという微妙な天気。
行けるところまでかな、ということで先へ進むことに。
縦走路を進み、コグルミ谷コースとの出合から御池岳方面へ。
悩みましたが、まず鈴北岳を目指すことに。
ほぼほぼ景色が見えない中、鈴北岳付近の本当なら素晴らしい景色が広がっているだろう所を通過し、山頂へ。
ここも山頂は風が強く、ゆっくりはしていられないので走るように稜線を進み、鈴ヶ岳へ。
一旦少し高度を下げ登り返し。
なかなかの急登でしたが短かったので助かりました。
ここも山頂で証拠写真だけ撮り、次へ。
そして、ここからがなかなかの道でした。
ヤマレコと併用して使っているYAMAPのルートでは実線だったので、ここからボタンブチの方へ直接行けるルートをチョイスしましたが、まずヒルコバからの分岐からして分からない。
とりあえずアプリを頼りに少し進むと踏み跡がかすかにあったのでそれに従い進みます。
下りきるとピンクテープがあったのでほっとしてそちらへ。
ここからしばらくは尾根を登っていく感じで、ピンクテープもところどころにあるのでそれを目指してひたすら登りました。
少し開けた休憩ポイントがあったりしながら、こんな感じで何とか進んでいけるのかなと思っていたものの、元池に到着したあたりから、ルートがほとんど分からず。
自分が見失っていただけかもしれませんが、踏み跡もあまり見つからず、ピンクテープもほとんどない。
おまけに獣臭が強くなり、いろんな動物の糞がいたるところに。
鹿とか小動物のものではない感じのサイズと、いまいちルートも分からない状況にかなりビビりモードに。
熊鈴をいつも以上に鳴らしながら、YAMAPの地図を片手に、完全にルートではないと思われるところも、とりあえず止まらずに進む。
ところどころ視界が開け、天気なら景色が良いところもあるものの、見えるものは白い世界というのも余計に気持ちが…。
人の踏み跡か、獣道か疑心暗鬼になりながら、地図のルートに近づくように歩き続け、ボタンブチ少し手前辺りでようやくルートらしい踏み跡とピンクテープが。
そして、天狗ノ鼻、ボタンブチとたどるものの視界ゼロ。
また、視界のよいときにこの辺りをゆっくり周回しに来ようと新たな目標に。
あとは、御池岳山頂を目指し、あっという間に到着。
とりあえずの証拠写真。
御池岳山頂は視界もない分、風もそれほど強くなく、とりあえずエネルギー補給のパンをいただきます。
天気に余裕があればゆっくりここでラーメンでも食べたかったのですが、それなりに風も強く天気も夕方に向けて悪くなっていきそうな中まだ先は長いし、ということでお預け。
先が見えて時間ができたらまた途中で食べようということで。
あとは、ガンガンと下山開始。
途中で、苔と新緑のいい雰囲気の景色を堪能したり、お花畑であろう緑の群生に足を停めたり、足元のお花に癒されたり。
そして、時々光がさしてくる景色に振り返ってみたり。
やはり下りは早いですが、その分スリップするリスクも高く、石や木の根に気を付けていても滑ったり。
行きに歩いてきた縦走路を少し戻り、白瀬峠から下山。
ここまで来て時間があったら、ゆっくり休もうと思っていましたが、先客がおり盛り上がっていたので、先へ。
木和田尾ルートは、鉄塔がたくさん見れて、その都度、テンションが上がりました。
鉄塔近くは、視界が開け、下界の景色が見えるところもあり、長い距離歩いてきて、こういう景色が見れるのも今日は初めてだなぁと感慨に浸ったりしながら長い尾根道を下りました。
この尾根の途中で、ちょうどよい休憩ポイントがあったので、ここまで担いできたカップラーメンを、お湯を沸かして作るつもりでしたが、そこまでの雰囲気ではないところだったので、念のため持ってきたポットのお湯で作り、いただきました。
ポットのお湯がぬるかったからか、待つ時間が短かったからか、麺がだいぶ硬いままでしたがもういいやと。
おなかも満たされ、最後のラストスパート。
滑りやすいところがあったり、あまり歩かれていないのかな、と思われるところもあったりしながらくだり、何とか山口登山口に到着。
目の前が檻で一瞬焦りましたが、柵が開けられると書いてあったので一安心。
頑丈に止めてあった針金を外し、外へ出て、再び頑丈に縛る。
ようやく人の世界にでたイメージでした。
あとは舗装道路を大貝戸の駐車場まで歩くだけ。
途中、藤原簡易パーキングに立ち寄り、トイレをかり、前から気になっていたその隣にあるカフェでリンゴサワードリンクをテイクアウトし、買い食い。
酢のきいたドリンクで、疲れた体にしみわたりました。
この辺りから雨が普通に降り出したりし、雨具はあるものの傘を持っておらず、雨具もここまでパンツは履いていなかったので、今更履くのも面倒だったので、そのままひたすら小走りしたり歩いたりしながら、ロードを進み、何とか無事に到着。
着くころにはズボンは水浸しでしたが、冬ではないので何とか。
ここは靴などを洗えるところもあるので、どろどろになった靴などをきれいにでき、とてもありがたい。
最後は、車で阿下喜温泉へ向かい、汗と雨と疲れを流し、サッパリし温まって帰路につきました。
今回、天気は全然で、まったく縦走に適していませんでしたが、気になって計画していたロングコースを歩き切ることができたので、大満足。
今度は、分けてゆっくりと景色を満喫できる天気の時にまた来たいと思いました。
Q-chanさんお疲れ様でした。
お互いにめげずに頑張ったね🙆♂️帰り日帰り温泉♨️羨ましいな!6時迄に帰りたかったのでパスしました😅お天気は、早々入梅入りヒルが又出て来ますね鈴鹿には行きますが9月
以降かな?今度行くのは石榑峠から三池岳〜釈迦ケ岳に成るかも?前に三池岳〜釈迦ケ岳縦走した時天気も良く稜線歩きは気分爽快でしたので!石榑からの赤線繋ぎも目的の一つですが、Q-chanさんヤッパリ歩くの速い。
●JUNISHIHARAさん
なんか、先が長いと特に早く進まなきゃ、ってスピードアップしてしまうんですよね😁
休憩もそうで😅
登山で行動するのは15時くらいまでという何となく昔教えられたこともあり、早く進んで早く降りなきゃ、そしてお風呂はいらなきゃ、と思ってしまってます😁
1年くらい前までは少し体調も悪く全然無理もきかず、体力も今ほどなかったんですが、今は充実してますね😀
私もヒルのいない季節に鈴鹿へ行こうと思います。
まだ、ルートは決めてませんが、ますば御在所より南の方かな。
また、どこかでお会いできる日もあるかもですね😊
藤原〜竜ヶ岳縦走して、大鉢山から下山中竜ヶ岳から遠足尾根歩いてる時から雨☔️大鉢山辺りで登山道真ん中で、黒い動物霞んだ中見えました!ビックリ‼️動物の鳴き声❗️
🐻に見えたんです😂動いてる!15メートル位先に!
思わず🐻撃退スプレーに手が行きました😅直ぐ風で視界が開け猿🐵でした。一安心😅ぶら下げてた笛思い切り吹いて
歩きましたが、谷で猿達ずっと観てましたよ!熊なくて良かったです♪大鉢山下山中 雨で滑りやすく神経使ました!足に山ヒル付い多様な感があったのですか何かそれらしきのが見えたのですが
持ってたスプレー(塩水の濃やつ)足靴にスプレーしながら下山しました。駐車場でズックにはきかえ家まで、登山靴は
車に置きっぱなし!月曜日朝ドロドロの靴洗っている時、居ましたよ🤣靴にヤマヒル付いて居ました。赤土混じりの靴に半分埋まった奴!動いてました、塩掛けてやりましたよ
塩水スプレーしながら歩いてたので無駄な献血しなくて済みました。ヤッパリこの時期天気次第でいますね!用心してください❣️Q-chanさんもし見かけましたら声掛けて下さい。
楽しい山登り期待します!
●JUNISHIHARA さん
こんばんは。
藤原〜竜ヶ岳の縦走、ドキッとすることもいっぱいあったんですね。
さすがに熊は出会いたくない。
でも、JUNISHIHARAさん、ちゃんと熊撃退スプレー持参してるんですね。
素晴らしい
やっぱりそういうものも必要なんですね
そして、ヒル。
もうすでにいたんですね。
やっぱり雨の中とか、雨上がりとかは要注意ですね。
このコメントを見たので、今日の雨上がりの天気、全然違う山へ行きましたが、今まで買っただけで使ったことのなかった「昼下がりのジョニー」靴とズボンの裾に振りかけて歩いてきました
無駄に献血はしたくないので、これから、必需品として持ち歩こうと決めました
当分はこんな天気が繰り返されていくのでしょうけど、お互いいろんなものに気を付け、楽しい山登りにしていきましょう
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