層雲峡から旭岳温泉へ縦走

2013年07月08日(月) [日帰り]

• GPS: 08:17
• 距離: 12.9km
• 登り: 840m
• 下り: 773m

コースタイム

6:30黒岳7合目→8:00黒岳(1,984m)8:17→8:46黒岳石室8:54→9:32お鉢平展望台→
10:15北鎮岳分岐10:28→10:57中岳分岐→11:40中岳温泉11:47→12:46裾合平分岐→
13:40休憩ベンチ13:47→14:23夫婦池→14:44姿見駅
所要時間　8時間14分　歩行距離　約13.5Km

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

上川町　層雲峡　黒岳ロープウェィ　黒岳ペアリフトを乗り継いで七合目まで上がる
ロープウェィ始発は　午前6時　6時30分には、黒岳七合目登山口に立てる

コース状況／危険箇所等

黒岳のペアリフトを降りると、すぐ入山届けを書く場所があるので、記帳して
出発。1週間前の情報(6/30)では、いきなり雪渓登りかと思われたが、しばら
くは普通の登山路で3-4箇所ほど雪渓登りをすると八合目に着く。
アイゼンは、先行者の足跡をなぞれば、殆ど不要だが、ストックとスパッツは
あった方が良い。天気が良いとサングラスも必要。
八合目から上は、普通の登山路となるが、結構頂上までは、きつく暑かった。
黒岳から縦走が始まるが、大雪山の広大なお鉢を見ながら、お花畑や周囲の山
を見る山旅は、実に豪快で圧倒される。さすが、日本随一の山域だった。
中岳分岐から、さらにお花畑を期待して、中岳温泉の方へ下ってみたが、残念
ながら裾合平は、すべて雪の下で、まだこれからの状態。でも雪原を一直線に
歩く豪快なツアーを楽しめた。足跡をたどれば、問題ないが、地図と磁石は必
携である。裏旭の鶴の雪型や比布岳の稜線などを十分に楽しめる。
旭岳の裾野を回り込み、夫婦池を認めると「姿見駅」は近い。

写真

7/8 5:35

層雲峡から早朝の第一歩
今日は天気が良さそう！

7/8 6:14

ロープウェィからリフトへ
乗り継ぐ

7/8 6:59

黒岳への登り 雪渓を登る
下は黒岳ペアリフト

7/8 7:13

八合目標識

7/8 7:32

ウコンウツギ

7/8 7:34

九合目標識

7/8 7:44

やっと「まねき岩」が近づ
いてきたが風が吹かず暑い

7/8 8:03

黒岳(1,984m)頂上

7/8 8:03

これから下るお鉢平方面

7/8 8:12

再び黒岳の頂上　だいぶ人
が集まってきた

7/8 8:14

エゾツツジ

7/8 8:14

イワブクロ

7/8 8:15

マルバシモツケ

7/8 8:18

ツガザクラ

7/8 8:19

コマクサ

7/8 8:19

メアカンキンバイ

7/8 8:27

黒岳石室

7/8 8:34

イワウメ

7/8 8:34

エゾツガザクラ

7/8 8:38

キバナシャクナゲ

7/8 8:39

エゾコザクラ

7/8 8:40

チングルマ

7/8 8:55

キバナシャクナゲの群落

7/8 9:05

北鎮岳の白鳥ツルの雪形

7/8 9:32

黒岳　雲の平方面

7/8 9:32

お鉢平展望台

7/8 9:52

北鎮岳分岐への雪渓登り
左にベンガラの急登が見え
る

7/8 10:08

北鎮岳への登り

7/8 10:28

お鉢平の大カルデラ

7/8 10:28

旭岳へ続く縦走路

7/8 10:28

比布岳への稜線

7/8 10:28

北鎮岳

7/8 10:29

月面を思わせる岩の風化

7/8 10:37

中岳の標識

7/8 11:35

中岳温泉

7/8 11:50

裾合平へ至る大雪原

7/8 12:02

旭岳

7/8 12:03

裏旭の雪形

7/8 12:18

お花畑はまだ雪の下

7/8 12:46

裾合平の分岐標識

7/8 13:29

休憩ベンチにて

7/8 14:20

旭岳をバックにスノーブリ
ツジを撮る人

7/8 14:29

夫婦池　神秘の色？

7/8 14:38

遠くトムラウシが見える

7/8 14:39

十勝連峰も雄大

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

PENTAX K-x ペンタックス

感想

finecloud

念願の「大雪山の縦走」を、晴天下のもとに行うことができた。
それも花の開花の丁度良い時期に、素晴らしい展望と一緒に味わえたのは、実
に得難いものとなった。
日本随一の規模を誇る「大雪山」の縦走は、さすがに筆舌に尽くしがたいもの
で、手つかずの北海道の雄大な自然の一端を、直接肌で感じながらの山行は、
くどいようだが行ったものしか味わえないだろう。
14年前に一度「旭岳」へ登っているが、丁度ロープウェィの架け替え工事中で、
麓の旭岳温泉から約2時間をかけて、「姿見の池」へ着き、さらに頂上まで2時
間の行程を余儀なくされたが、暑いのと全くアースカラーの世界だったという
記憶しかなかった。今回は、黒岳からの縦走で、満面のお花畑を見ながらのロ
ングコースは、ピークへの周回はなかったが、全く異なる山の横顔を見た感じ。
残念ながら、期待していた最後の「裾合平」のお花畑は、すべて「雪の下」で
あったが、この時期に残雪の大雪原を歩けるという特典付きで終わった。
感動の一端を、写真で味わっていただきたいものだ。