那須岳周辺 南月山・朝日岳など
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 835m
- 下り
- 1,127m
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
ほぼ1年ぶりの登山となりました。心身ともに衰えていたので、無理はせず、温泉宿でゆっくりするのを目的に、5年ぶり2回目の三斗小屋温泉泊まりを楽しんできました。
1日目、7月6日は晴れ。都心は猛暑日となったようで、那須の山の上もそれなりに暑かったです。ロープウェイを使ってさくっと山上にアクセス、そこからは那須岳を見上げながら巻き道を通って牛ヶ首、南月山と初めてたどるルートを歩きます。
南月山からは牛ヶ首に戻り、そこから「裏那須」の方へと降りていきます。ガラガラして歩きにくい斜面を下り姥ヶ平へ。ここは広々としていて、気持ちのいい場所でした。意外と軽装トレッキング風の人もここまでやってくるようで、賑わってました。そこから200mほど木道を歩いたところにあるひょうたん池は、那須岳がきれいに水面に映ってました。
姥ヶ平からはじめっとした樹林帯に入り、人とはほとんど会わなくなります。沼原からの道に突き当たったら右折し、奥秩父を思わせる濃密な森の中を、いくつかの沢と尾根をトラバース気味に横切りながら行きます。木橋を渡って短い急登を登ると、峰の茶屋から三斗小屋温泉を結ぶ最短ルートに合流し、整備された平坦な道を1kmほどで今日の宿の三斗小屋温泉・大黒屋さんに着きました。
着いた時間が早かったので、風呂を独占してゆっくりすることができました。
翌2日、7月7日。朝はゆっくり9時前まで宿に滞在。以前の登山ならこんなことは考えられなかったなw
それじゃあ行くかと出発し、宿のすぐ裏から始まる、隠居倉へと続く急な尾根を登り始めます。途中、三斗小屋温泉神社、水蒸気をもうもうと拭きあげる温泉の源泉を通り、なまった体にはなかなかこたえる約300mの登りをこなし、隠居倉へ。このあたりはマイナーコースかと思いきや意外と歩く人が多く、隠居倉山頂も数人が休憩していました。その頃になると雲行きが怪しく、雨も降り始めたので、早々に朝日岳へ続く熊見曽根という尾根をたどります。上下はあるもののこれまでよりははるかに楽なトレイルをたどり、主稜線と合流すると朝日岳は間近。人もぐっと増えます。
朝日岳山頂に向かっていると、登山道の無い岩稜を登っている人が見え、こんなところも登れるんだ!と驚き。朝日岳山頂に付くころには雨脚も増してきていたので小休止程度で折り返し、峰の茶屋へ続く岩場へ突入。このくらいの難易度の岩場であれば、体力が衰えても楽しいですね。
峰の茶屋からは、天気がよければ那須岳に登ることも考えていたのですが天気は良くない(幸い、高度を下げたら雨からは抜けられた)ので素直に下山道をたどることにします。歩きやすい下山路を下り、車道に出ると、自転車のヒルクライムレースがちょうど行われており、ゴール地点にたくさんの自転車乗りの人たちが集まっていました。
ロープウェイ山麓駅からバスを使って那須湯本へ行き、入浴。その後、那須塩原駅に向かうバスが渋滞(この頃には大雨になっており、その影響で一気に帰宅する人が集中したものと思われます)に巻き込まれて予定していた新幹線に乗れないハプニングがありましたが、無事帰宅することができました。
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