富士山(混雑なしのお勧め日帰りルート!)
- GPS
- 07:58
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,586m
- 下り
- 1,577m
コースタイム
※昭文社の地図の標準コースタイムは、富士宮ルートで登り5時間となっています。ですから、今回は20%程早めのコースタイムとなっています。ご注意ください。
天候 | 晴れのち曇りのち雨 ■富士宮口 晴れ 無風 15℃ ■剣ヶ峰 くもり 暴風 3℃ ■宝永山 雨 強風 20℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車料金1000円。駐車場は半分くらい埋まっていました。例年の3倍だそうです。 ■シャトルバス 水ヶ塚駐車場からのシャトルバスは、大人料金片道1120円、往復1300円。片道40分。ただし、水ヶ塚始発は6:00です。 ■シャトルタクシー 24時間やっています。シーズン中は、かならずタクシーは待機しているそうです。私たちは出発を早めたいので、こちらを利用しました。小型車4名4250円(22:00〜5:00は2割増)。片道30分。 ■チラシ 富士宮口、須走口のシャトルバス等について詳しくはこちらのチラシをどうぞ!(駐車場でも同じものが配布されます) http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-210/fujisan/documents/13_mc_fuji_u.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
■富士宮口五合目〜富士宮ルート頂上 問題ありません。途中あたりから、ご来光組が下山してきます。ルートは登りも下りも同じ登山道を使いますが、渋滞が発生することは、ほとんどありませんでした。 ■剣ヶ峰〜お鉢めぐり 天候に左右されます。お天気がよければ是非。剣ヶ峰を少し過ぎたところには、残雪がありますが、慎重に下れば問題ありません。この日は、お鉢めぐりをはじめた頃から、3℃の霧&暴風状態となりました。少し身の危険を感じるほどでした。 ■御殿場ルート頂上〜富士宮口五合目 いわゆる「プリンスルート」と呼ばれているルートです。この日は、途中から雨と強風でしたが、登山道は整備されています。登りよりも、下りで使用されることをお勧めします。 |
予約できる山小屋 |
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写真
装備
個人装備 |
ツエルト(2人用) 1
救急セット 1
ヘッドライト 2 PETZL ZIPKA PLUS2
非常用防寒シート 1
手袋・フェイスマスク 1 予備
カッパ上 1 mont-bell
カッパ下 1 mont-bell
ガスカートリッジ 1 PRIMUS IP-110
バーナー 1 PRIMUS P-153
イグニッションスチール 1
カートリッジホルダー 1 PRIMUS P-CH
コッヘルセット 1 snow peak
手拭・ハンカチ・ティッシュ 1
地図・コンパス 1
高度計・時計 1 Suunto Core Glacier Gray
GPS 1 GARMIN etrex20
カメラ 1 OLINPUS TOUGH TG-1
無線機 1 STANDARD VX3
非常食 2 カロリーメイト
携帯食 飴など
水 1.5L
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感想
■失礼ながら消去法で富士山へ
7月に入って最初の大型3連休。本当は、2泊3日で穂高や槍の縦走を考えていたのですが、どうも天気がいまいち。では、南アルプスや八ヶ岳はどうかというと、ここももう一つ。虫のいない涼しい標高2500m以上の、晴れている山を探していると、消去法で富士山になってしまいました。
世界文化遺産になり、しかも3連休の一番天気がよさそうな日。誰もが大混雑だから行くなと反対します。そんな反対の嵐の中、いい山行にするために前日、事前勉強に打ち込みます。その結論として、今回は、山梨県側の吉田口を回避し、プリンスルートを視野に入れた富士宮口からの日帰り登山を計画しました。
とはいえ、実際はどうなのか全く読めません。水ヶ塚の駐車場にすら車をとめれないことも予想されます。腹案で天子山地の「毛無山」もあたためつつ、甲府から富士山に向かいました。
■混雑なしで楽しむ富士山ルート
今年は、富士山の大渋滞が予想されています。ただ、方法やルートを選べば、十分に楽しめます。みなさん提案したいのは以下の条件です。
�日中の日帰り登山にする。
いわれている登山道の大渋滞は、ご来光に伴う渋滞です。ご来光前には完全に人がストップ。夜間ではすれ違いや追い越しもしにくく、停滞が発生します。日中ですと、登山道と下山道が別の吉田ルートではあまり渋滞はないと聞きます。今回は、吉田口よりも富士宮口の朝の方がさらに空いているはずと読み、富士宮ルートにしました。なぜかというと、富士宮口からはご来光が見えないからです。これがずばり的中! 五合目には適度な登山者しかいませんでした。また、富士宮ルートは登りと下りがいっしょですが、日中ですのですれ違いも追い抜きもスムーズでした。
�混まないルートを選択する
混雑率(ということは人気率も)一番:吉田ルート、二番:富士宮ルートと言われています。もっとも混雑しないのは御殿場ルートで、通行規制もなく駐車場まで行けますが、標高差2300m(ちなみに、富士宮ルート標高差1400m、吉田ルート標高差1500m、須走ルート標高差1800m)を登らないといけません。
ということで、知る人ぞ知る目から鱗のルートが「プリンスルート」(皇太子が使用されたルートからその名がつく)。最初は、4つの登山口の中でもっとも標高の高い富士宮口から出発し、途中から宝永山方面に向かって、もっとも混雑の少ない御殿場ルートの登山道を使うという、夢のルートです。
ただ、今回行ってみて思ったのは、プリンスルートの登りはひたすらザレ場で登りにくいという難点があります。登りに関しては、日中登山であれば、富士宮ルートでも軽快に登れると思います。 プリンスルートは、断然、下りがお勧めです。砂走りも楽しめます。
�夏休みの土日とお盆を除く。
タクシー運転手さんによれば、今年のこの時期は、例年の3倍の人出ということでしたが、それでも富士山が大渋滞ということはありませんでした。日中登山ならば、夏休みの土日、お盆の平日を除けば、駐車場がいっぱいになるということはまずないそうです。土日を避け、しかも日中登山(お盆を除く)であれば、渋滞を恐れることはないと思います。
■楽しめた富士山
富士山は「見る山で登る山でない」とかいう人がいますが、なかなか楽しい山でした。さすがに3400mくらいからは、空気が薄い感じがしましたが、登山道は厳しくなく、山小屋もたくさんあって安心です。
山頂からの景色は、今回荒れた天気で残念でしたが、山頂のお鉢や宝永の噴火口には自然の力を感じずにはいられません。そして、富士山には、さまざまな人が集まってきます。それも他の山にはない魅力に感じました。日本一の、世界の富士山だから登るということだけでなく、ひとつのお山としても十分楽しめた富士山行でした。
わかめと梅のさっぱりうどん 男2人分
<材料>
ねりうめ チューブ半分くらいあれば十分です
ねぎ 10cm
わかめ お好みで(たくさんあったほうがおいしい)
あげだま お好みで(今回は小袋の半分くらい)
めんつゆ キッコーマン本つゆを使用 量は適当(50ccもあれば十分)
うどん まるちゃんの玉うどんを3つ
<前日>
1 ねぎをきって、ラップして冷蔵庫へ
2 わかめをもどして、水を絞り、ラップして冷蔵庫へ
3 うどんをさっとゆでて、すぐに流水にさらし、冷えたらジップロックで冷蔵庫へ
4 めんつゆは同量の水で薄めてペットボトルへ入れる
<当日>
1 うどんにめんつゆをほんのちょっとかけてほぐす。そのままだとしょっぱいので注意
2 具材を全部のせる
3 お好みの濃さに調整しためんつゆを少しずつかける(濃さは好みで)
うどんというのは難しいと思いましたが、簡単でした。
けっこうあっさりほぐれてくれます。
<余談>
1 yamaariさんに山メシを提供するのは今回が9回目ですよー!一応、全部違うメニューです。
2 今回の富士山ですが、目的地を告げられたのが、前日20:30でした。しかも飲み屋で。「3:00集合ね」って。これで富士山に登るなんて、なんだか申し訳ないです。
3 富士山頂では100円ライター、着火しません。
自転車担いで登っている人は山頂と須走ルートで僕も見ました 。
下りでも自転車を乗らないで担いで降りてましたよ 。
(なんでかしらん)
拍手ありがとうございました。
薬師岳からくっきり見えた富士山に登っていたんですね。
やっぱり、富士山の天気は良かったみたいですね。
(午前10時頃までは...?)
薬師岳からはっきりと富士山全容が確認できましたものね?
7/12(金) 午後3時発表の天気予報では、南アルプス
は晴れ時々曇りだったので鳳凰三山を選択したのですが、当日は霧雨混じりの強風でした。
これから本格的な夏山シーズンが始まります。
早く北アルプスの天候が安定すれば良いですね。
8月初旬には、穂高を縦走予定です。
もしかしたら遭遇???
では、では楽しい夏山にしましょう!!
yamayama2013さん。こんにちは。
あの自転車お兄さんは、本当に担いで吉田ルートを降りたんですね。謎です。
実は、あの自転車お兄さんとは富士宮ルートであと2回、お鉢まわりで2回お会いしています。ほとんど顔見知り(!?)の仲になりました。自転車は23kgあること、吉田ルートを担いで降りること、すれ違う人の邪魔にならないように横を向きながら登っていること、写真は後ろからなら写していいこと、を教えてもらいました。
ただ、「なぜそんなことをしているんですか?」という、もっとも重要でみんなの知りたい質問はできず終い(すみません)。自転車お兄さんは、なぞのままです。ちなみに、富士宮ルートの山頂から剣ヶ峰の下までの100mくらいだけは、自転車に乗っておられました。それ以外はすべて、担がれていました。
私の知っている情報は以上です。自転車お兄さんについて、何かご存知の方は、是非教えて下さい! 自転車お鉢まわりに深い意味があったのか、それとも。。。
haya634さん。コメントありがとうございます。
鳳凰三山も候補の中に入っていたのですが、山の天気(北岳)を見て諦めました。でも甲府盆地から見ていると、白峰三山がダメでも、鳳凰三山は大丈夫という日は結構あります。雨が降っていても、視界がある分、充分合格点の天の道だと思います。
私は夜叉神からの鳳凰二山しか登っていません。地蔵岳のオベリスクが自宅からも職場からも見えますが、見るたびに「早くリベンジを!」とおもっています。
haya634さんのように青木鉱泉からの三山を考えていますが、レコを拝見すると結構ハードですね。頑張らねば。
これからますます、北アルプスのシーズンになってきますね。お会いできるのを楽しみにしています。
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