記録ID: 3207264
全員に公開
ハイキング
北陸
能登歴史公園「石動山」登山&石動山テント村でキャンプ〜やってはいけない[肝試し夜間登山]!_?)〜
2021年05月22日(土) ~
2021年05月23日(日)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 01:21
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 199m
- 下り
- 193m
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:14
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 1:18
21:43
15分
石動山テント村
21:58
21:59
20分
登山口
22:35
22:36
16分
伊須流岐比古神社
22:52
22:53
8分
登山口
23:01
石動山テント村
2日目
- 山行
- 1:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:30
7:00
90分
石動山テント村(朝食)
8:30
石動山テント村(撤収)
___【 今回のコース 】___
石動山の中能登町二宮側に位置する「石動山テント村」から出発し「山頂(大御前)」に登りました。下りでは、「伊須流岐比古神社」を巡り、テント村に舞い戻りました。
(開始):石動山テント村⇒(石動山線)⇒T字路、T字路□諭弊估飴垣)⇒登山口⇒仁王門跡⇒大御前(山頂)⇒梅の宮跡⇒伊須流岐比古神社拝殿⇒大宮坊門前⇒(石動山線)⇒登山口⇒T字路□T字路、誉估飴灰謄鵐搬次А糞投)
石動山の中能登町二宮側に位置する「石動山テント村」から出発し「山頂(大御前)」に登りました。下りでは、「伊須流岐比古神社」を巡り、テント村に舞い戻りました。
(開始):石動山テント村⇒(石動山線)⇒T字路、T字路□諭弊估飴垣)⇒登山口⇒仁王門跡⇒大御前(山頂)⇒梅の宮跡⇒伊須流岐比古神社拝殿⇒大宮坊門前⇒(石動山線)⇒登山口⇒T字路□T字路、誉估飴灰謄鵐搬次А糞投)
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
能登歴史公園「石動山」登山&石動山テント村でキャンプ〜やってはいけない[肝試し夜間登山]!_?)〜 昨今のコロナ自粛で、なかなか飲み歩きも出来ません。我ら「呑兵衛」の安住の地(自由に飲める場所)を求めた結果が、能登国で2番目に高い「石動山(せきどうざん)」=標高564mの中腹にあるキャンプ場でした。人呼んで『石動山テント村』です。このテント村は、30年位前に創立されたそうですが、隣町に住む(ほぼ地元に住む)私さえも知りませんでした。仲間三人でキャンプ飲み会を計画、相棒の一人が、このキャンプ場を見つけて予約してくれました。場所を知った私は、ここなら人目を気にせずに呑めると直感できました。案の定、我ら「OYOトリオ」で、テント村を独占。おかげさまで、野趣味溢れる中で、七輪と鍋を囲んでの宴会を楽しむことが出来ました。その上(予定外でしたが)、「石動山」登山までこなしてしまいました。 ___【 アクセス 】___ 七尾市街から「石動山テント村」までの距離は約12kmで、所要時間は車で30分弱くらいになります。七尾市を縦断している[国道159号線※1]の途中から[県道245号線(花園藤野線※2)]に入り、多根町で、右折して[林道城石線※3]に入り南下、「石動山口」を150mほど通り過ぎた所で右折し、[林道石動山線※4]を250mほど進むと、「テント村」に到着です。 ※1:国道159号線=七尾市川原町交差点が起点で、終点が、金沢市武蔵交差点。 ※2:県道245号線(花園藤野線)=七尾市花園町(旧有磯小学校そば)が起点で、終点が、七尾市藤野交差点。 ※3:林道城石線=七尾城山から碁石ヶ峰に至る林道。 ※4:林道石動山線=鹿島郡中能登町二宮から富山県氷見市平に至る林道。 ___【 石動山テント村 】___ テント村は、石動山の西側の中腹に位置しています。山頂から直線距離で約700mです。ちなみに、能登歴史公園「石動山地区」=[史跡]の入口までは約400m、石動山山頂まで歩けば2kmほどになります。歴史公園から中能登町の方向に[林道石動山線]を下る途中に「テント村」が所在しています。その敷地は、緩やかな斜面を段々にして整地されています。 テントサイト:推定20ヶ所位(数は未確認) 炊事場:2ヶ所(蛇口は3本ずつ) トイレ:1ヶ所(和式水洗2つ+小便器1つ) 常設のイベントテント:2基 その他:U字溝が所々に設置。子供たちが遊べる広場あり。 料金:1サイト(1区画)3,500円+入場料1名200円 −−−< 利用した上での感想(私見) >−−− 区画割りされていますが、ほぼフリーサイトのようにも見えました。実際、1サイトの料金で、駐車場所も含めて3サイト分利用出来ました(好きに使ってよしとのことでした)。場所を広く使えることを考えると、3,500円の料金も高くないと思います。欠点といえば、水はけが良くない事と、キャンプ場内の木々がやや密になっていて車の通行には邪魔だなと感じた事ぐらいです。 ___【 史跡「石動山」天平寺 】___ 石動山(せきどうさん・いするぎやま)は、石川県鹿島郡中能登町・七尾市・富山県氷見市にまたがる標高564m(能登第二の高さ)の山です。 加賀、能登、越中の山岳信仰の霊場として栄えました。天平寺は、院坊360余り、衆徒約3,000人の規模を誇ったと云います。また、古来より信仰があった「伊須流岐比古神社(いするぎひこじんじゃ)」が真言宗の「天平寺」と融合したと云う=いわゆる[神仏習合(しんぶつしゅうごう)]です。 南北朝時代と戦国時代の2度の全山焼き討ち(※1)と明治の廃仏毀釈(※2)によって寺院としては消滅してしまいました。現代では、山頂一帯は国の史跡に指定。および石川県の公園=能登歴史公園(石動山地区)にも指定されています。また、現在でも残されている院坊もあります(※3)。 ※1:1582年に起きた[本能寺の変]の直後、上杉方についていた[能登畠山氏旧臣]が、[天平寺衆徒]とともに石動山に立て籠っり蜂起。しかし抵抗むなしく、前田利家らの[織田軍]に焼き討ちされ、全山消失した。このときの焼き討ちは、比叡山延暦寺焼き討ちと同等の虐殺が行われたと伝えられる。1060の首を仁王門の左右に掛け並べられた云う。 ※2:加賀藩政期には[前田家]により、[天平寺]の復興が行われていたが、明治時代初頭の神仏分離政策(廃仏毀釈など)のもとほぼ全ての院坊が破却され、以後復興されることなく廃寺となった。 ※3:江戸時代の「旧観坊」が現存。明治初年、「仁王門」は中能登町の長楽寺に移築。近年、「大宮坊跡」に再建された「書院台所棟」が一般公開中。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
石動山の登山道(史跡の散策路)には、特段危険な場所はありません。しかし、傾斜の急な、石段や石畳の所があります。雨で濡れていると滑りやすくなるので注意が必要です。 |
写真
< アクセス >
七尾市街を通る[国道159号線]の途中から[県道245号線(花園藤野線)]に入り、多根町で右折して[林道城石線]に入り南下、「石動山口」を150mほど通り過ぎた所で右折し、[林道石動山線]を250mほど進むと、「テント村」に到着です。走行距離は約12kmで、所要時間は30分弱くらいになります。
七尾市街を通る[国道159号線]の途中から[県道245号線(花園藤野線)]に入り、多根町で右折して[林道城石線]に入り南下、「石動山口」を150mほど通り過ぎた所で右折し、[林道石動山線]を250mほど進むと、「テント村」に到着です。走行距離は約12kmで、所要時間は30分弱くらいになります。
< 石動山テント村 >
〜に到着しました。昨年からのことですが、コロナ自粛で旅行に行けなくなった分、キャンプ場はどこも混雑しています。しかし、ここ「テント村」は、人けがしなくて静かにキャンプ出来そうだ(好き放題出来るか?)と思いました。
〜に到着しました。昨年からのことですが、コロナ自粛で旅行に行けなくなった分、キャンプ場はどこも混雑しています。しかし、ここ「テント村」は、人けがしなくて静かにキャンプ出来そうだ(好き放題出来るか?)と思いました。
< 管理棟側から見下ろし >
〜ました。テント村は、緩やかな斜面を段々にして整地されています。上の方にもサイトがありますが、下側のエリアがメインになっています。すぐ下には、「ちびっ子プール」のようなものが設置されています。
〜ました。テント村は、緩やかな斜面を段々にして整地されています。上の方にもサイトがありますが、下側のエリアがメインになっています。すぐ下には、「ちびっ子プール」のようなものが設置されています。
< 一段上のサイトから >
〜私達のキャンプを撮影しました。1サイトの料金で、3サイト分(※)を占拠してしまいました。真ん中にタープ(2枚重ね)とテント1張り、右のサイトに駐車、左のサイトにテント2張り〜です。
※:管理人さんの了承ずみです。
〜私達のキャンプを撮影しました。1サイトの料金で、3サイト分(※)を占拠してしまいました。真ん中にタープ(2枚重ね)とテント1張り、右のサイトに駐車、左のサイトにテント2張り〜です。
※:管理人さんの了承ずみです。
< サザエがお買い得 >
〜でした。現在、新型コロナの[蔓延防止措置]が県内に発令されていてます。おかげで、新鮮な魚介類は一般のスーパーでの品揃えが多くなっています(※)。
※:外食や旅行が自粛され、高級な魚介類が、旅館等へ出荷されなくなったためと思われます。
〜でした。現在、新型コロナの[蔓延防止措置]が県内に発令されていてます。おかげで、新鮮な魚介類は一般のスーパーでの品揃えが多くなっています(※)。
※:外食や旅行が自粛され、高級な魚介類が、旅館等へ出荷されなくなったためと思われます。
< 夜間登山! >
〜を開始してしまいました。テント村の入口から出ようとしているところです。飲酒しての夜間登山は危険です。私は、再三反対してのですが、二人に押し切られてしまいました。
※:我ら三人は、不注意な行動を反省すべき出した。
〜を開始してしまいました。テント村の入口から出ようとしているところです。飲酒しての夜間登山は危険です。私は、再三反対してのですが、二人に押し切られてしまいました。
※:我ら三人は、不注意な行動を反省すべき出した。
< 能登歴史公園 >
〜の入口になります。石川県指定の公園ですが、「国の史蹟+特別地域」にも指定されています。
※:能登歴史公園は、ここ「石動山地区」と平野部に所在する「国分寺地区」の2ヶ所に分かれています。
〜の入口になります。石川県指定の公園ですが、「国の史蹟+特別地域」にも指定されています。
※:能登歴史公園は、ここ「石動山地区」と平野部に所在する「国分寺地区」の2ヶ所に分かれています。
< 森案内図 >
ここ(T字路)に掲示されている案内図です。この写真は、私が6年前に、登山して時に撮影したものです。今回も、石動山の山頂(大御前)を目指します。
※:2015年6月6日の撮影
ここ(T字路)に掲示されている案内図です。この写真は、私が6年前に、登山して時に撮影したものです。今回も、石動山の山頂(大御前)を目指します。
※:2015年6月6日の撮影
< 今回の山行ルート >
〜をマーキングしてみました。実際は、「作事場跡」の所で反対方向に進んでしまい、途中で引き返しています。
※:この案内図にある「林道コロサ線」は表示ミスです。「林道城石線」の誤りです。「林道城石線」の七尾側の途中で、コロサスキー場に下る「林道コロサ線」が分岐しています。
〜をマーキングしてみました。実際は、「作事場跡」の所で反対方向に進んでしまい、途中で引き返しています。
※:この案内図にある「林道コロサ線」は表示ミスです。「林道城石線」の誤りです。「林道城石線」の七尾側の途中で、コロサスキー場に下る「林道コロサ線」が分岐しています。
< 石段の上り坂 >
〜の途中で、横道が出ています。ここから右手に進むと、「梅宮跡」と「石動山城跡」があります。ここはこのまま、石段を登ります。真っ暗で先が見えませんが、ほんの10mほど進むと、山頂に到着です。
〜の途中で、横道が出ています。ここから右手に進むと、「梅宮跡」と「石動山城跡」があります。ここはこのまま、石段を登ります。真っ暗で先が見えませんが、ほんの10mほど進むと、山頂に到着です。
< 昔の写真 >
〜です。真夜中なので、ここ山頂からなにも見えませんが、日中でも、木々に囲まれていて眺望が余りありません。この写真は、以前ここから撮影した物です。500mほど東側にある「アルプス展望台」のあるピークが見えていました。
※:2015年6月6日の撮影
〜です。真夜中なので、ここ山頂からなにも見えませんが、日中でも、木々に囲まれていて眺望が余りありません。この写真は、以前ここから撮影した物です。500mほど東側にある「アルプス展望台」のあるピークが見えていました。
※:2015年6月6日の撮影
< 「顕実坊」跡 >
[林道石動山線]を歩いています。帰り道で、「白く見える花」を見つけました。実は、薄ピンクの「ツツジ」の花でした。ヘッドライトの光の影響で、「白い花」に見えてしまっていました。
[林道石動山線]を歩いています。帰り道で、「白く見える花」を見つけました。実は、薄ピンクの「ツツジ」の花でした。ヘッドライトの光の影響で、「白い花」に見えてしまっていました。
< 夜明け >
〜です。深夜の訪問に神様が怒られたのか、昨日の就眠後に大雨になりました。私のテントのすぐ後では、2匹のガマガエルが、うるさく鳴き競っていました。側溝の土壁に、やつらの巣穴をみつけました。朝になってもこの巣穴から、鳴き声が止みませんでした。
〜です。深夜の訪問に神様が怒られたのか、昨日の就眠後に大雨になりました。私のテントのすぐ後では、2匹のガマガエルが、うるさく鳴き競っていました。側溝の土壁に、やつらの巣穴をみつけました。朝になってもこの巣穴から、鳴き声が止みませんでした。
装備
個人装備 |
テント一式(各自)
タープ
シート
小型冷蔵庫
ポータブル電源
クーラーボック
七輪
炭
カセットコンロ
ガス
鍋
フライパン
コッヘル
GPSウォッチ
コンパクトカメラ
予備電池
ヘッドライド
LEDランタン
シュラフ
マット
ピロー
衣類(着替え)
レインウエア
タオル
和牛
豚肉
鶏肉
魚介類
野菜類
茸類
日本酒
ビール
ワイン
無洗米
ラーメン
アメリカンサイズのマシュマロ
|
---|
感想
___【 良かったこと 】___
● コロナ禍の自粛が続く中、規制をかいくぐるかのようにして、キャンプ(宴会)を満喫できた。
● おまけに「夜間登山」までこなしてしまった。
___【 悪かったこと 】___
● 初めは曇り空で、天気が持ちこたえるかに思えたが、夜半から大雨にたたれた。
● 酔ったいきよいで、夜間登山してしまった(飲酒後の登山で危険でした)。
___【 最後に 】___
お陰様で今回も元気に、吞み倒す(倒される?)事が出来ました。コロナ自粛継続中にもかかわらず、抜け駆けしたみたいでしたが、なるべくは人様にご迷惑をお掛けしないように努めているつもりです。コロナ渦中、世の中明日をも知れません。幸い、身勝手ができる(許されているとは限りませんが)こともありそうなので、粛々と(こっそりと?)、今後も楽しむ機会を作っていこうかと考えております。
___【 以前の石動山の記録のリンク 】___
6年前にも石動山に登っています。この時は、古い散策路を探索しております。
● 石動山パノラマ曼荼羅ハイキング
2015年6月6日(日帰り)
https://yamare.co/654108
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