ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 321101
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

赤石、荒川、二軒小屋、おまけでリニアの現場散策(大井川西俣、東俣林道)。

2013年07月13日(土) ~ 2013年07月15日(月)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
68:11
距離
25.5km
登り
3,056m
下り
2,800m

コースタイム

一日目、
7:22さわら島ロッジ→11:17赤石小屋→12:26富士見平→14:45さわら島下降点→15:14赤石岳→15:22赤石岳避難小屋。

二日目、
4:52赤石岳避難小屋→5:20小赤石岳→6:25荒川小屋→8:38中岳避難小屋→10:13悪沢岳→11:10千枚岳→12:40マンノー沢の頭→15:32二軒小屋ロッジ。

三日目、
7:05二軒小屋ロッジ→7:52大井川西俣→8:28東俣(蝙蝠岳登山口)→8:50二軒小屋ロッジ。
天候 一日目、曇り後稜線はガスから雨、風強し。
二日目、曇り時々晴れ。
三日目、朝ガスも後快晴。
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
まず、、、ですが、南南アの玄関口である畑薙ダムまでのアクセスには必ず道路状況の確認を、お願いします。

○東海フォレストの送迎バスの利用には、
東海フォレストが運営する営業小屋(営業避難小屋含む)に宿泊(テント泊不可)する等の条件があり、
やや複雑ですので十分にご注意ください。
二軒小屋ロッジへの送迎は、一泊2食付きでの宿泊が条件です。

乗車時に購入する送迎バス乗車券3000円は、
東海フォレストの運営する営業小屋、営業避難小屋の宿泊費に使えます。

http://www.t-forest.com/alps/

今回のケースでは、まず購入した送迎バス乗車券3000円は赤石岳避難小屋での宿泊費として使いました。
なお、聖平小屋、茶臼小屋、光小屋は東海フォレストの運営ではありません。

○南南アの情報は、
「南アルプス南部調査人のブログ」(昭文社地図の執筆者である岸田さんのブログ)が、非常に助かります。
http://minamialps-south.cocolog-nifty.com/blog/

○井川観光協会前から畑薙大吊橋まで、井川観光協会のバスが運営されています。
井川情報ステーション
http://ikawa.ooi-alps.jp/main.asp
http://ikawa.ooi-alps.jp/aspsrv/asp_news/news.asp?DATE=20120707&ID=227&ct=

とにかく、登山口に行くまでがたいへんですので、入念な下調べをお願いします。
アクセスで、「遭難」、、、、、は、ねぇ。
コース状況/
危険箇所等
<残雪、雪渓>
navaさんのレコを参考にさせていただきました。
一番レコの情報は、本当に貴重です。ありがとうございました。

私は、雪渓カッティング用にピッケルを、奥は、軽アイゼン&バイルを装備しましたが、小屋開けに伴い、登山道の雪渓にはステップが切られており、アイゼン&ピッケルは必要ありませんでした。

<高山植物の開花状況>

・北沢は、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ中心に満開。
・稜線もほぼ八分目。

・荒川中岳の南斜面の大お花畑だけが、開花していませんでした。鹿作設置がボランティアの方により行われていました。
斜面の雪解けが例年になく遅かったみたいで、7月下旬〜8月上旬にかけて一斉に開花するでしょう。この時はショウジョウバカマだけが満開でした。
国内最大級のお花畑で、赤石岳を背景に写真が取れます。

・悪沢岳手前の稜線は、シオガマ、ミヤマダイコンソウ、オダマキ中心に満開。
畑薙駐車場。昨年の海の日三連休にも入山しましたが、明らかに多いです。
6時前にあわてて並びました。臨時バス第一便は6時15分ぐらいに。
昨年は7時でした。
2013年07月13日 05:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 5:28
畑薙駐車場。昨年の海の日三連休にも入山しましたが、明らかに多いです。
6時前にあわてて並びました。臨時バス第一便は6時15分ぐらいに。
昨年は7時でした。
さて、赤石岳避難小屋を目指し、さわら島を出発します。
出来れば、昨年と同じ7時間で登りたいところなんですけど、、、、、、。
2013年07月13日 07:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 7:22
さて、赤石岳避難小屋を目指し、さわら島を出発します。
出来れば、昨年と同じ7時間で登りたいところなんですけど、、、、、、。
恒例の安全祈願です。
2013年07月13日 07:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 7:24
恒例の安全祈願です。
大倉尾根に取り付きました。この方、「大倉尾根」大好き!
丹沢の大倉尾根は標高差1200m、ここの大倉尾根は、2000m。
2013年07月15日 16:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:18
大倉尾根に取り付きました。この方、「大倉尾根」大好き!
丹沢の大倉尾根は標高差1200m、ここの大倉尾根は、2000m。
ボッカ返し、、、ここから私に異変が。完全に奥において行かれます。
足に来てるんじゃなくて、負荷をかけると息が上がり、脈拍が急上昇する。
2013年07月13日 10:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 10:38
ボッカ返し、、、ここから私に異変が。完全に奥において行かれます。
足に来てるんじゃなくて、負荷をかけると息が上がり、脈拍が急上昇する。
水平移動になると、どうもないんですが。
2013年07月13日 10:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 10:58
水平移動になると、どうもないんですが。
赤石小屋に到着。
出発しようとしたら、雨がパラパラと来ましたので、カッパを着ます。
結構寒いのと、稜線では風雨が予想されましたので。
2013年07月13日 11:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 11:17
赤石小屋に到着。
出発しようとしたら、雨がパラパラと来ましたので、カッパを着ます。
結構寒いのと、稜線では風雨が予想されましたので。
富士見平、左赤石岳はガスの中。こんな感じのガスが稜線にかかってる時、稜線は強風が吹いていると見て間違いありません。
2013年07月13日 12:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 12:26
富士見平、左赤石岳はガスの中。こんな感じのガスが稜線にかかってる時、稜線は強風が吹いていると見て間違いありません。
富士見平ですから、富士が見えるんですけど。
かすかに見えますね。
2013年07月13日 12:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 12:26
富士見平ですから、富士が見えるんですけど。
かすかに見えますね。
このあたりから、ラクダの背の稜線をトラバースして行き、北沢に取り付きます。
冬季は、このあたりから稜線に。
2013年07月15日 16:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:18
このあたりから、ラクダの背の稜線をトラバースして行き、北沢に取り付きます。
冬季は、このあたりから稜線に。
このあたりから、お花が濃くなります。
2013年07月15日 16:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:18
このあたりから、お花が濃くなります。
スノーブリッジ。
2013年07月13日 13:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 13:11
スノーブリッジ。
美味しそうでしょう。
2013年07月15日 16:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:18
美味しそうでしょう。
北沢です。
奥は、拡大してもわからないぐらい上の赤い点、、、、。
私は、どうにもペースが上がりません。
軽荷なのに、なぜ?
2013年07月15日 16:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:18
北沢です。
奥は、拡大してもわからないぐらい上の赤い点、、、、。
私は、どうにもペースが上がりません。
軽荷なのに、なぜ?
一方、奥はお花畑を颯爽と。
2013年07月13日 13:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 13:38
一方、奥はお花畑を颯爽と。
ハクサンイチゲにシナノキンバイ、白と黄色が一面に。
2013年07月13日 13:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 13:39
ハクサンイチゲにシナノキンバイ、白と黄色が一面に。
おっと、クロユリ発見!
2013年07月15日 16:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:36
おっと、クロユリ発見!
イワカガミ〜。
2013年07月13日 14:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 14:04
イワカガミ〜。
この辺になると、お花の名前が、、、。
たぶん、アオノツガザクラかな?
2013年07月13日 14:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この辺になると、お花の名前が、、、。
たぶん、アオノツガザクラかな?
キバナシャクナゲ〜。
2013年07月13日 14:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 14:16
キバナシャクナゲ〜。
稜線が近付いてきました、不気味な感じですね。
雪渓を横断するところが少しありますが、小屋の方がカッティング済みです。
2013年07月13日 14:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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稜線が近付いてきました、不気味な感じですね。
雪渓を横断するところが少しありますが、小屋の方がカッティング済みです。
タカネヤハズハハコかしら?

ここから写真撮る余力なし。奥には先に避難小屋まで行ってもらいます。
2013年07月13日 14:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 14:44
タカネヤハズハハコかしら?

ここから写真撮る余力なし。奥には先に避難小屋まで行ってもらいます。
ようやく、ってか。足元もふらふらで疲労困憊。
容赦なく雨交じりの風は吹き付けるし、止まったら低体温症になるかもと思い、とにかくゆっくり、歩き続けました。
2013年07月15日 16:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:18
ようやく、ってか。足元もふらふらで疲労困憊。
容赦なく雨交じりの風は吹き付けるし、止まったら低体温症になるかもと思い、とにかくゆっくり、歩き続けました。
ヘロヘロ状態の所に、小屋番のエノキダさんご夫婦の嬉しいおもてなし。
スイカも、、、(食べ物の)。
2013年07月13日 16:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/13 16:54
ヘロヘロ状態の所に、小屋番のエノキダさんご夫婦の嬉しいおもてなし。
スイカも、、、(食べ物の)。
こんな天気でしたが、就寝してから、私が大失態!!!
それは後ほど、、、、感想で。
2013年07月13日 17:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/13 17:25
こんな天気でしたが、就寝してから、私が大失態!!!
それは後ほど、、、、感想で。
さて、出発。
エノキダさん、ご迷惑をおかけしました。
ありがとうございました。
2013年07月14日 04:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 4:51
さて、出発。
エノキダさん、ご迷惑をおかけしました。
ありがとうございました。
赤石岳避難小屋は、こういう立地です。
眺望抜群、おもてなしも抜群。
千枚小屋から赤石小屋まで縦走する場合、貴重な命の小屋です。
2013年07月15日 18:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 18:39
赤石岳避難小屋は、こういう立地です。
眺望抜群、おもてなしも抜群。
千枚小屋から赤石小屋まで縦走する場合、貴重な命の小屋です。
一時はもう二度とここには来られないことも覚悟していました。
本当に嬉しい、、、。嬉しいです。
by lon
2013年07月14日 04:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 4:55
一時はもう二度とここには来られないことも覚悟していました。
本当に嬉しい、、、。嬉しいです。
by lon
小赤石の山頂標識には抱きつかないのね、、、。
2013年07月14日 05:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 5:20
小赤石の山頂標識には抱きつかないのね、、、。
悪沢から千枚のスカイライン、結構長いです。
まっ、このあたりの尾根は全部長いけど。
ちらっと、写ってるヘリ、、、。中岳避難小屋へ。
なにかあったのかしら?
2013年07月15日 16:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:25
悪沢から千枚のスカイライン、結構長いです。
まっ、このあたりの尾根は全部長いけど。
ちらっと、写ってるヘリ、、、。中岳避難小屋へ。
なにかあったのかしら?
本日は、今のところ体調に問題なし。二日酔いだけ、、、、と思ってたんですけど。
2013年07月14日 05:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 5:47
本日は、今のところ体調に問題なし。二日酔いだけ、、、、と思ってたんですけど。
metaさん、昨日通過してるはず。
2013年07月15日 16:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:18
metaさん、昨日通過してるはず。
雪渓。ステップ切ってあります。小屋の方に感謝!!!
2013年07月14日 06:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 6:17
雪渓。ステップ切ってあります。小屋の方に感謝!!!
名物荒川カレー食べたいけど、朝だし二日酔いだし、二人でおうどん一つ頂きます。
2013年07月15日 16:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:26
名物荒川カレー食べたいけど、朝だし二日酔いだし、二人でおうどん一つ頂きます。
ハクサンフウロ?
2013年07月15日 16:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:38
ハクサンフウロ?
シオガマ、ですよねぇ?
2013年07月14日 07:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 7:23
シオガマ、ですよねぇ?
シモツケソウかなぁ?
2013年07月14日 07:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 7:24
シモツケソウかなぁ?
雄大な景色ですが、私の体調は終わってます。結局、荒川小屋までは下りだったから。
登りになると、昨日とおんなじ症状です。
息が上がる、脈拍の異常上昇。
血液は供給されてるんだけど、赤血球じゃなく白血球ばかりじゃないのかしら。
2013年07月14日 07:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 7:32
雄大な景色ですが、私の体調は終わってます。結局、荒川小屋までは下りだったから。
登りになると、昨日とおんなじ症状です。
息が上がる、脈拍の異常上昇。
血液は供給されてるんだけど、赤血球じゃなく白血球ばかりじゃないのかしら。
雷鳥の母親。遊んでる雛を監視中。
2013年07月15日 16:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:27
雷鳥の母親。遊んでる雛を監視中。
赤石岳とお花畑。
2013年07月15日 16:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:19
赤石岳とお花畑。
おっと、手を振る方が、、、、。
なにー、悪沢も行ってたの、、metaさん、凄過ぎる〜。
2013年07月14日 07:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 7:56
おっと、手を振る方が、、、、。
なにー、悪沢も行ってたの、、metaさん、凄過ぎる〜。
お二人は、軽やかに下って行きました。これから赤石に登り、小渋ルートで下山ですから、あきれます。
ご一緒の方は、3年連続で小渋ルートで登頂。はぁですね。
metaさんは、良い人出会えてよかったね。
2013年07月14日 08:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 8:03
お二人は、軽やかに下って行きました。これから赤石に登り、小渋ルートで下山ですから、あきれます。
ご一緒の方は、3年連続で小渋ルートで登頂。はぁですね。
metaさんは、良い人出会えてよかったね。
小屋番さんにご挨拶。
ヘリの件ですが、低体温症の方が、、、。
ホントに怖いです、「低体温症」。
2013年07月14日 08:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 8:44
小屋番さんにご挨拶。
ヘリの件ですが、低体温症の方が、、、。
ホントに怖いです、「低体温症」。
悪沢に向かって。
2013年07月14日 09:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 9:28
悪沢に向かって。
満開、イワベンケイ。
2013年07月14日 09:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
7/14 9:48
満開、イワベンケイ。
ミヤマダイコンソウとシオガマ、、、ショウジョウバカマ?
悪沢で、植生が変化しますね、不思議。
2013年07月14日 09:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/14 9:51
ミヤマダイコンソウとシオガマ、、、ショウジョウバカマ?
悪沢で、植生が変化しますね、不思議。
ここからは、ガレ。
2013年07月14日 10:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/14 10:14
ここからは、ガレ。
左の尾根が二軒小屋へ。正面は伝付くつくつく。
2013年07月14日 10:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 10:35
左の尾根が二軒小屋へ。正面は伝付くつくつく。
南南アでは数少ない岩場。この向うに千枚岳。
2013年07月15日 16:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 16:19
南南アでは数少ない岩場。この向うに千枚岳。
千枚岳で、大休止。
2013年07月14日 11:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/14 11:10
千枚岳で、大休止。
ナナカマドの向うに笊ヶ岳。日本最後の秘境?二百名山、、、、どうでもいい(すんません)眺望最高の山です。
2013年07月15日 16:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
7/15 16:19
ナナカマドの向うに笊ヶ岳。日本最後の秘境?二百名山、、、、どうでもいい(すんません)眺望最高の山です。
ほとんどの方は、右。
アマノジャクは、左。
2013年07月14日 11:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 11:32
ほとんどの方は、右。
アマノジャクは、左。
通行する方が少ない割には、いい登山道。
2013年07月14日 11:33撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 11:33
通行する方が少ない割には、いい登山道。
マンノーは「万斧」でした。
2013年07月14日 12:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 12:40
マンノーは「万斧」でした。
ヘロヘロになって、何か見えるエメグリ、、、。
幻覚かと思って奥に確認。
「見える」と。
2013年07月14日 15:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 15:07
ヘロヘロになって、何か見えるエメグリ、、、。
幻覚かと思って奥に確認。
「見える」と。
あぁ〜。
田代ダムのエメグリ〜。二軒小屋も見た〜。
2013年07月14日 15:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 15:11
あぁ〜。
田代ダムのエメグリ〜。二軒小屋も見た〜。
よく見ると、二軒小屋に明かりが。
2013年07月14日 15:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/14 15:11
よく見ると、二軒小屋に明かりが。
わたる、つりはし。
2013年07月14日 15:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/14 15:25
わたる、つりはし。
自然ダム?ダムの滝。
蛇行地形を利用した貯水発電がおこなわれています。
東電、、、、。
2013年07月15日 16:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/15 16:19
自然ダム?ダムの滝。
蛇行地形を利用した貯水発電がおこなわれています。
東電、、、、。
着きました、二軒小屋。
手前の黄色いテントは、後で判明。
Hassie307さんのテントでした。
ビックリ、世の中は広いけど、山好きは?
2013年07月14日 15:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 15:32
着きました、二軒小屋。
手前の黄色いテントは、後で判明。
Hassie307さんのテントでした。
ビックリ、世の中は広いけど、山好きは?
鹿肉のカルパッチョ。
しゃぶしゃぶした鹿肉を氷でしめ、スライスオニオン、貝割れ大根、塩コショウ、オリーブオイル、バルサミコ酢で。
他に前菜として野菜の三点盛り(絹さやのソテー、ヤングコーンとズッキーニのグリルを特製チーズソースで。)
by lon
2013年07月14日 17:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 17:58
鹿肉のカルパッチョ。
しゃぶしゃぶした鹿肉を氷でしめ、スライスオニオン、貝割れ大根、塩コショウ、オリーブオイル、バルサミコ酢で。
他に前菜として野菜の三点盛り(絹さやのソテー、ヤングコーンとズッキーニのグリルを特製チーズソースで。)
by lon
ピッツァ・マルゲリータ
通常はトマトとバジルですが、こちらはバジルの花が。
むせかえるような甘い香り。
五感を大いに刺激されます。
by lon
2013年07月14日 18:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 18:22
ピッツァ・マルゲリータ
通常はトマトとバジルですが、こちらはバジルの花が。
むせかえるような甘い香り。
五感を大いに刺激されます。
by lon
定番、イワナの燻製。
by lon
2013年07月14日 18:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 18:34
定番、イワナの燻製。
by lon
チキンと山菜の和風パエリア。
決して釜飯ではありません。
by lon
2013年07月14日 19:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
7/14 19:05
チキンと山菜の和風パエリア。
決して釜飯ではありません。
by lon
じゃがいも、かぼちゃ、ほうれん草のポタージュ(カレー風味)
by lon
2013年07月14日 19:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/14 19:05
じゃがいも、かぼちゃ、ほうれん草のポタージュ(カレー風味)
by lon
翌朝の朝食はお弁当にして頂きました。
メンパ弁当。
井川メンパは、静岡県指定伝統工芸品。
元は山仕事の方達のためのお弁当箱。
夏は食材の腐食を防ぎ、冬は冷めても美味しさをキープします。
メンパとは、面(顔)が写り込むくらい漆で磨き上げられたワッパ(曲げ木細工の器)ということらしいです。
by lon
2013年07月15日 06:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 6:08
翌朝の朝食はお弁当にして頂きました。
メンパ弁当。
井川メンパは、静岡県指定伝統工芸品。
元は山仕事の方達のためのお弁当箱。
夏は食材の腐食を防ぎ、冬は冷めても美味しさをキープします。
メンパとは、面(顔)が写り込むくらい漆で磨き上げられたワッパ(曲げ木細工の器)ということらしいです。
by lon
これから、伝付峠越えのHassieさん、ほんと情報ありがとうございました。
チャレンジャブルな若者でした。
2013年07月15日 06:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 6:51
これから、伝付峠越えのHassieさん、ほんと情報ありがとうございました。
チャレンジャブルな若者でした。
気を付けてね。
2013年07月15日 06:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 6:56
気を付けてね。
ヤナギラン、でかい。
そう、山伏では有名。
2013年07月15日 16:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ヤナギラン、でかい。
そう、山伏では有名。
「二軒小屋、ダム湖の、エメグリ、匂い立つ。」
2013年07月15日 07:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 7:18
「二軒小屋、ダム湖の、エメグリ、匂い立つ。」
二軒小屋トンネル。
2013年07月15日 16:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 16:19
二軒小屋トンネル。
左手が、大井川本流。右手の太いのが西俣。
手前が東俣、蝙蝠岳登山口方向。
2013年07月15日 07:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/15 7:27
左手が、大井川本流。右手の太いのが西俣。
手前が東俣、蝙蝠岳登山口方向。
ヤマユリ。
2013年07月15日 07:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ヤマユリ。
西俣の発電所。
其の奥に続く、三車線道路のような林道が気になりますね。
2013年07月15日 07:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 7:40
西俣の発電所。
其の奥に続く、三車線道路のような林道が気になりますね。
そうですか〜「社有林」管理道路ねぇ。
管理するのに、大型トラック三車線必要なのね。
2013年07月15日 07:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 7:41
そうですか〜「社有林」管理道路ねぇ。
管理するのに、大型トラック三車線必要なのね。
よく見ると、崩壊林道が見えます。
これは、明治6年に着工された広域道路「伊那街道」ですね。
2013年07月15日 07:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 7:46
よく見ると、崩壊林道が見えます。
これは、明治6年に着工された広域道路「伊那街道」ですね。
はぁ。
昨年、蝙蝠尾根下山中この道路の工事を見たんです。
2013年07月15日 07:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 7:46
はぁ。
昨年、蝙蝠尾根下山中この道路の工事を見たんです。
蝙蝠尾根登山道途中にある、中部電力管理棟。
2013年07月15日 07:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 7:52
蝙蝠尾根登山道途中にある、中部電力管理棟。
さて、帰ってきて、東俣に行ってみます。
2013年07月15日 08:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 8:21
さて、帰ってきて、東俣に行ってみます。
蝙蝠岳登山口。
このまん前で、早川方向への試掘を行ってました。
2013年07月15日 08:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/15 8:28
蝙蝠岳登山口。
このまん前で、早川方向への試掘を行ってました。
試掘の重機がいっぱいでしたが、今は終わり綺麗に撤去。
広場になってました。
2013年07月15日 08:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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試掘の重機がいっぱいでしたが、今は終わり綺麗に撤去。
広場になってました。
天気が良くなってきて、明るいエメグリ。
2013年07月15日 08:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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天気が良くなってきて、明るいエメグリ。
さわらじま、おりてくると、快晴青空、よくあるね。
2013年07月15日 16:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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さわらじま、おりてくると、快晴青空、よくあるね。
椹島にある「南アルプス白幡史朗写真記念館」
東海パルプ100周年記念事業として計画され、2007年竣工。
この建物は、平成20年度日本ログハウス大賞(農林水産大臣賞)受賞作品。
2階には日本を代表する山岳写真家白旗史朗氏の大型写真パネル20点が常設展時。
見学料(協力金)200円。
by lon
2013年07月15日 10:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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椹島にある「南アルプス白幡史朗写真記念館」
東海パルプ100周年記念事業として計画され、2007年竣工。
この建物は、平成20年度日本ログハウス大賞(農林水産大臣賞)受賞作品。
2階には日本を代表する山岳写真家白旗史朗氏の大型写真パネル20点が常設展時。
見学料(協力金)200円。
by lon
撮影機器:

感想

ヤマレコユーザーの皆さんに今回一番伝えたいのは、「低体温症の怖さ」。
これは、奥が日記で。

<体調不良どころか、、、>

昨年の海の日三連休にもさわら島から、赤石岳避難小屋。テン泊装備におみやの一升瓶で7時間でした。
今回は、小屋泊装備の軽荷、おみやはバーボン。
で8時間、、、、しかも、ヘロヘロどころじゃ、、、稜線で止まったら低体温症になるかもと思われる疲労困憊。

こんなの初めて。

節制生活なんかやったことないし、毎週末の山登りで健康を維持してきた私ですが、曲がり角かもです。
前回、北岳の山行からの体力の落ち具合、二週間でこんなに落ちる?

奥に全くついていけませんでした。
後ろに着かれて、「けり」を何度も、、、、。
くそぉ〜。

<出会い(サイトじゃないよ)>

・metaさん、おめでとう。正直羨ましいです。
でも、歳のせいにはしませんょ。

・ササナミさん、神奈川岳連の沢登教室で。ジャンダルム以来でしょうか?5年ぶり?
お弟子さんの若者お二人従えて、貫禄出てきましたね(怒らないで)。
おっと、誤解のないように。
彼女は、小柄で華奢な華麗な方です。しかし、、、、クライミングコンペ女子の部では、常に上位に食い込む方でもあります。
恐るべし。

・Hassie2999さん、ビックリしました。
二軒小屋のシノブさんが、「伝付越えて」って。是非、教えていただきたいと思って、テラスからテント見てました(笑)。
しかし、しかし、ヤマレコですでにとは、ビックリでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
ヘタレ中年夫婦でご迷惑をおかけするかもですけど。

<伝付峠、、そして>

新倉からの伝付峠は、驚いたことに明治6年に広域道路として着工されたらしいです。
「伊那街道」
駿河の海産物を伊那に届けるための道。新倉から伝付峠を越え、二軒小屋から西俣に入り、三伏峠越え、塩川ルート(これは想像です)で伊那に抜ける「街道」だった。
いま、これとよく似たルートが地下にできようとしている。
私には、無理だけど、だれか、この「伊那街道」を歩いてみる人いないかしら?

<最後に、トホホ。>

疲労困憊で赤石岳避難小屋に着いたのにもかかわらず、飲み過ぎ。
最後に飲んでた、焼酎が遅れて効いたのか、就寝後トイレに行って、帰ってきて、そして、寝たのですけど。

泥酔して心地よく熟睡。

場所間違い、、、、、。可憐な女性の御隣で寝ちゃってました、、、、、。
誠に、申し訳ありませんでした。
すみませんでした。

翌日も同じコースでしたが、
気まずさはなかったですが、
奥は、ご機嫌斜めでしたぁ。

エノキダさん曰く、、、確信犯か〜。

<追加>
ウエストン(小渋)ルート、完全保存版のmetaさんのレコは、こちら。

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-320643.html

一度は行きたいですねぇ、冬季も素晴らしいらしい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【赤石岳 私にとってのまさに「山」】

「う〜み〜は ひろいな、おおきいな〜」
えーと、海の日にちなんで、、、。

で、私にとって、「山」といえば「高く、大きく、森があって、日常からは遠い」もの。

私たちが、初めてこの南南アの山域を縦走したのは、2006年の7月末。
当時東京住まいだった私たちは、新幹線で静岡入りし、静鉄ジャストラインのバスに揺られて畑薙、送迎バスで椹島に入ってその日は椹島泊。
翌朝聖沢から入山、聖平、百軒洞と天泊、中岳避難小屋泊を経て、椹島に下山という前泊を入れると5日間の山旅でした。
お山を歩き始めて3年目に入ったばかり。
丹沢や八ヶ岳、南ア北部や北アのメジャールートの縦走経験を積み、それまでにない体力を要求されるこの縦走路に満を持してチャレンジし、「あぁ、本当によく歩いたなぁ、、、。」と、帰りの新幹線でシミジミ思ったことを、昨日のことのように思い出します。

この年は、荒川岳のお花畑は当たり年だったそうで、雪解けから一気に満開となり、600mの登り返しの苦しさを、天国への階段かと勘違いさせるに十分な広大なお花畑は、もちろん印象深いものですが、それ以上に私の心に、深く、はっきりと刻まれたのは、「赤石岳」のあまりに大きく、堂々とした偉大なる山容でした。
聖の山頂から、百間平から、少しずつ歩を進めるに連れ、目の前に迫る「赤石岳」。
やっとの思いで山頂に至り、荒川、悪沢、千枚へと進みながら、それまで自分の歩いた道を何度振り返ろうとも、何時間が経っていようとも、全然小さくならない、大きな大きな「赤石岳」。
最後には自分の目がおかしくなって、遠近感が狂っているのかと思ったほどでした。

この縦走以来、私にとって「赤石岳」は、本当に特別な存在になりました。
私のイメージする「山」。
「高く、大きく、森があり、日常からは遠いもの。」
このすべてが、「赤石岳」にはありました。

以来、途中3年ほどお山を歩かなかった(歩けなかった)時期はありましたが、「赤石岳」の山頂に立ったのは、今回で7度目。南南アの山域でのお山歩きは11度目となります。
「同じところを何度も歩いて、飽きないか?」と、よく聞かれますが、私に限っては、全くありません。
何度歩いても、毎回素晴らしい感動と、掛け替えのない「山とひと」との思い出が、そこにはあるのです。



【大倉尾根のなりたち】

椹島から赤石岳へと至る「大倉尾根」。
標高差2000mのこの尾根は、1926年(大正15年)、この年数えで90歳(参考までに当時の男性の平均寿命は45歳弱)になるこの井川山林の所有者であり大倉財閥の創始者、大倉喜八郎男爵が、自分の所有地の一番高いところに立ちたい、長寿健康のお祝いとして、赤石岳登山を希望したところから始まります。
1ヶ月間、24時間フル稼働で2000人の男たちが登山道を整備し、この年の8月、静岡駅から200名のお供を引き連れた大倉喜八郎男爵は、椹島まで籠に乗り、2泊を費やします。
椹島からは、彼のために造られた「大倉尾根」(のちに命名)を、やはり籠に乗り、仮宿舎に1泊(現在の赤石小屋)、雪渓のトラバースからは背負子にくくりつけられた椅子に座り、それを背負った男を前を行く4人が縄で引っ張りながら、赤石岳の山頂に至ると、お供のものが背負ってきた風呂に入り、身を清め、新品の羽織袴、白足袋に着替えると、天皇陛下と皇太子殿下に万歳三唱、君が代を歌い上げ、鏡割りをする頭上には、南アルプスの峰々にこだまする大花火まで打ち上げられたそうです。
(以上、「東海パルプ100年史」より要約)



登山道の中で、その道を自ら切り開いたひとにちなんで名付けられたものは全国に多くあるでしょうが(例 北ア 喜作新道)、その人を山頂に至らしめんがために造られたことで、その人の名がついた道は、そう多くはないでしょう。

1895年(明治28年)に、江戸時代将軍家から当地を直轄領として管理を任された酒井家の当時の当主酒井忠惇公から大倉喜八郎男爵が購入した南南アの名峰が連なる井川山林は、それ以来、ずっと一民間企業の所有地であり、林業や電源開発のための歴史はある程度わかるものの、登山の対象としての山の歴史は、なかなかうかがい知ることはできません。

しかし、この「大倉尾根」命名のきっかけとなった大倉喜八郎男爵の大名行列を思い浮かべ、汗をカキカキ標高差2000mの道を一歩一歩踏みしめるというのも、また、楽しい山旅であるのです。



【夏山のスタートラインに立てたのか!?】

現在ヘルニアリハビリ中、24時間座骨神経痛と戦う私としては、この夏山シーズン、思い描く山旅の成功確率を測る試金石として、標高差2000mを軽荷ならば7時間台で、、、と、密かに思っていましたので、今回、一応、「自分の」目標は達成できたかと思います。
しかし、夫が近年稀にみる絶不調で、とんだ珍道中と相成りました。

夫の健康管理は妻の務め。
それについては、私の至らなさであり、素直に反省したいと思います。
鬼嫁に加えてダメ嫁ですな、まったく、、、。お恥ずかしい限りです。

しかし、You can take a horse to water but you can't make him drink.

還暦までカウントダウン目前という加齢によるものなのか、「人類の友」と親密になりすぎたツケなのか、、、。
いずれにしても、今回ツライ思いをした本人が、その「見たくないものを見る」勇気を持ち、自ら考え、修正しようとしなければ、根本的な解決にはなりません。
結局、誰のせいにしようとも、健康を損なって一番ツラく、苦しいのはその本人に他ならないからです。
夫もそれは、私のヘルニア発症以来の日々を目の当たりにして、よくわかっているハズ(と、思いたい)。


夫婦二人で手探り、右往左往しながら「お山珍道中」を続けてきたわけですが、それでも自分たちが、そのお山、そのルートを歩くに本当にふさわしいかを常に自らに問い、小さな一歩一歩を積み重ねてきた日々を、これからも出来るだけ長く続けて行きたい。
まだまだ歩きたいお山は、この愛してやまない南南アに限らずたくさんあるのですから。
夫も同じ気持ちであって欲しいと、思ってはいけないでしょうか。

「口だけ番長」は、ほんと、カッコ悪いですもんねぇ、、、。



低体温症については、日記にアップしました。
ご参考になれば幸いです。
http://www.yamareco.com/modules/diary/21428-detail-54961











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コメント

私にとっての山
こんにちは
「高く、大きく、森があり、日常からは遠いもの。」
赤石岳はまさにその全てを備えていますね。

ボクにとっても山と言えばデッカい南部の山です。

子供の頃から慣れ親しんだ南アルプス南部はボクにとっても特別な場所。豊かな森と深く切れ込んだ渓谷、雄大な山容 これが醍醐味だと思います。
続けた休みが滅多にないのでなかなかこの辺りをゆっくり歩ける機会が少ないですが、時間ができたらゆっくり縦走したいなぁと思っています。

何とか今夏中に一度ぐらいは赤石も登りたいなぁ(まぁ小渋からの日帰りになっちゃうでしょうが
2013/7/16 17:15
mamepyonさん、こんばんは。
S8の件では本当にお世話になりました。
いつかお仲間になれるよう、精進します。

幼少の頃から南南アに馴染みがあるとは、今の私にとっては、本当に羨ましい限りです。
とうじとくらべて、今はだいぶお山も変わってしまったのでしょうか?
もし機会があれば、ぜひお話をお聞かせ願いたいです。

小渋ルートの日帰り、、、。
生きてるうちに口にできたらサイコーでしょうが、その前にお迎えがきそうです。
赤石岳の野太いクラシックルートは、夢に終わるかもしれませんが、やはり憧れです。
リスクを最小限に抑えるという意味では、やはり日帰りがベストなんでしょうね。
今夏のmamepyonさんの小渋ルート日帰りレコ、本当に楽しみにしています。
ぜひ、実現してください。

教えて頂くことばかりで心苦しいのですが、オバチャンなりに頑張ってると、大目に見て頂いて、これからも宜しくお願い致します。
2013/7/16 19:58
行けずに申しわけありません!
ricalonさん  こんばんは。

やっぱり海の日の三連休は全部仕事でしたよ〜  ひどい話で・・
やっぱり大倉尾根ですね やっぱり丹沢の大倉とは格の違い? いやいや僕も大倉尾根=バカ尾根です

それにしても赤石岳の山頂標識に抱きつくricalonさんには「じぃ〜ん」と感動しましたよ
腰痛から日常生活にも支障出るし絶望的にもなったでしょうが、ここまで復活!! 感動しない訳がないです。

畑薙ダム行きのバスも復活したみたいですし、おこぼれに預かりたいです。
赤石日帰り?? ヤル気にならないな〜 やっぱりricaloご夫妻の常宿「二軒小屋」に泊まりたいです。
2013/7/16 21:09
お疲れ様です、inoyasuさん。働くオトコは偉大なり。
こんばんは。

いやいや、人様が休んで空いてる時にせっせと働いて、逆に暑い最中に3000mでゆったり避暑、っていうのがサイコーかもですよ。

リハビリ中、お山は月よりも遠すぎて、脳から排除だったんですが、ウォーキングできるようになったあたりから、過去の自分のレコを読み返して、己の尻を叩いてました。

思えば、乗鞍以来、inoyasuさんとは結構カラい山行が続いてたような、、、。
夏休みの予定お決まりでしたらご一報を。
現状ではすべてご一緒するのは無理、かつ、inoyasuさんにもストレスでしょうから、一部合流できればと。

inoyasuさんのコメントにジーン(倍返し)、、、。

ホント、気にかけて頂いて、、、。 ありがとうございます。
2013/7/16 22:50
lonさん。泣ける。
jpさん。lonさん、今晩は。
南ア南部、赤石岳、再訪やりましたね。
7度目ですか、2人のお山ですね。
お疲れさまでした。

lonさんの感想からこの山域への思いが伝わります。
山頂標識を抱きしめるlonさんに、「ジーン」です。
泣ける。

それに引きかえ(失礼)、jpさん。
何してるんですか。笑・・・。確信犯ですね。
男ごときが女性に勝てるわけがないです。
また、そんなふうに思ってしまいました。
2013/7/17 0:12
Stairway To Heaven
ricalojpさん, ricalonさんおはようございます

ricalonさんにとってこの山域は天国(楽園)への階段なのですね。
久しぶりにツェッペリンを聴きたくなってきました

とても印象的な写真に心動かされました。特に15の花畑のショットは
颯爽感が出ててナイスですね〜。ものすごいスピードで駆け巡ってる
感じが出てます

ricalojpさんにとってはある意味本当に天国への階段を登って
しまうほど厳しい山行だったんですね

自分も体調管理しっかりやらねばと思いました

低体温症も怖いですね。

絶不調の中、ricalojpさん完登お疲れ様でした
2013/7/17 5:54
lon様、おめでとう、jpさん、不摂生は不味いですよ
lon様、これで夏山、かなり行けそうですね 長い療養、ご苦労様でした。

jpさん、不摂生していなくても歳とともに体は壊れていきますのでお気を付けて下さい。lon様が爆弾を抱えている事だし。。。

ちなみに自分も1、2か月前に恐ろしい目に合いました。トイレに入ってしゃがんでいるのに周りが回るのです。ちょうど船酔いした様な症状です。運動したわけでもなく、安静状態だったにも関わらずです。
暫く机で仕事をしていたのですが、どうしても目まいが止まらず寝込んでしまいました。かみさんにはご飯をしかけられないとメールをしてダウン、結局歩けるようになるのに5時間ほどかかりました。

かみさん曰く、彼女や彼女のお姉さんも同じ症状になった事が有るそうで、気圧の急激な変化時に起こりやすいとの事。年取ってくると起こる可能性が増えるそうです。病院に行ったらトラベルミンが処方されいました。たしかに乗り物酔いと同じ症状ですが。。。

これが運転中や岩場、雪渓で起こったらと思うとぞっとしました。それ以来起こっていませんが、トラベルミンは持って行ってます。

かくのごとく、タバコをやらず、酒もほどほど、野菜主体の食事等、摂生しても歳を取るといろいろと体調に異変を来しますので、jpさんもくれぐれもご注意を。
2013/7/17 9:31
大倉尾根
ricalojpさん  ricalonさん

赤石、荒川お疲れ様でした。
この辺りアクセスが長く手軽には行けませんが
花もライチョウも多くて良い所ですよね

大倉尾根は一度下りで使いましたが登りで行くと辛そう・・・
この名の尾根は何処もきついですね(笑

低体温症、まったく仰る通り。
3000mの稜線は空気も薄いし、まして雨風も有ると
思考能力が落ちますから早めの判断が必要ですね
2013/7/17 14:37
makasioさん、こんにちは。
お山に復帰した塔の岳では、淡々としたものだったのですが、今回は流石にジワっと来ました。
やはり、この標高差2000mを一気に登りきれるかどうかは、南南アの山域を安全に楽しく縦走する最低ラインと自分としては考えていたので、、、。

リハビリ中から、暖かいコメントを賜りまして、本当にお心遣いに感謝、感謝です。
2013/7/17 15:07
souldoctorさん、是非テンカラで二軒小屋へ。
こんにちは。

その後リハビリはいかがですか?
骨折とヘルニアでは、アプローチも違うかと思いますが、ご自身の希望(夏の終わりに下の廊下)を伝え、そのためにどれだけの重量の荷を背負い、一日この程度歩けるようになりたい、と具体的に目標を提示し、そのためにはなんでもやるぜっっ、という気合を見せるといいですよ。
患者の治す力を最大限に引き出すのは医師をはじめとした医療スタッフですが、彼らを本気にさせるのは患者自身です。

二軒小屋は、紅葉シーズン以外は、釣り客がメインのお宿です。大井川西俣、東俣はファンも多いようですね。
今度ぜひ、奥様とご一緒にどうぞ。

夫へのご心配、ありがとうございました。
2013/7/17 15:20
Futaroさん、こんにちは。
どうもありがとうございます。
これも、Futaroさんの応援のおかげです。
標高差2000mを登りきれて、完全復活までの第一関門を突破できた気がします。
あとはカップヌードルのボッカと、もちろん、秋の丹沢24の完歩です。

めまい、大丈夫ですか?メニエール病?
私の母も一時それで寝込んだのですが、疲れが溜まっても影響するようですね。
お大事にしてくださいね。
大キレットやジャンダルムでそんなことになったら、タイヘンです。
あ、私は「大キレット」と聞いただけで、めまいがします、、、。
2013/7/17 15:37
kankotoさん、こんにちは。
同じ南アでも北岳の方が固有種やお花の種類が多いですが、こちらの大斜面を埋め尽くすお花畑も、本当に素晴らしいです。

丹沢の大倉尾根は、お山を始めてまず最初の試練。
ここでトレーニングして歩くお山の標高を上げていく。
こちらの大倉尾根は南アの広大な山域を歩きたい人には、
絶好の尾根ですね。北沢のお花畑も、癒されます。

低体温症の方については、小屋番さんが、「本当にちゃんとした、
無謀登山者じゃないのに、、、。」と、何度もおっしゃっていて。
でも、そんな一見こんなことになるはずのない方でも、幾つかの要因が重なれば、
命を落とす危険にさらされるということなんですね。

やはり、夏山といえども3000m峰は、別世界であることは、忘れてはいけないと思いました。
2013/7/17 17:12
こんばんは
あちこちストーカーですみません
メタさんのレコでこちらに行かれたことを知っていたので、レコがあがるのを待ち構えていました。
今週末行こうと思っているので(もちろんノーマル周回ルートですけど)参考になります。
ありがとうございます。

体調は自分でも気が付かないちょっとした疲れやメンタルにも影響されて、息があがってまるで進めないというようなこと、時にはありますよ
ちょっと間を置くと、きっと元通りです。
毎週末に培ってきた脚力や心肺能力はそう簡単に衰えませんから、大丈夫

あ、でも小屋の件は確信犯ですよね〜〜

お二人の素敵なレコ、楽しみにしてます
2013/7/17 21:50
mamepyonさん、コメントありがとうございます。
ご覧のとおりの、奥は赤石好きで、、、。今後ともご指導よろしくです。

あまりレコに詳しく書けなかったのですが、昨年は東俣で、現在は西俣でリニアトンネルの試掘が行われており、環境アセスも既定の事実としてOKが出るとか。

さわら島、二軒小屋から西俣の奥に、巨大な飯場が出来、そして、、、、、と想像すると、、、なんだかなぁ。
2013/7/18 6:49
inoyasuさん、おはようです。
今回、二軒小屋に降りたので、私が、南南アで歩いてないのは、伝付〜大門沢下降点を残すのみとなりました。

破線ルートで、人も少なく、藪こぎが予想されます。

眺望抜群のルートでもありますので、9月かなぁ。
助っ人お願いしたいですぅ。
2013/7/18 6:53
makasioさん、アイタ!!!
いや、ホント。

まったく、朝起きて、謝りっぱなしでした。確信犯というより、本能的に安全地帯の方に動いたのかもしれませんね。

かの女性とは、千枚岳まで抜きつ抜かれつ、お会いするたびに、謝罪の心で、頬を赤らめペコ、、、のワタクシデシタ、、、、。
2013/7/18 6:59
tekutekugoさん、おはようございます。
先日は日記へのコメント、ありがとうございました。
今週末行かれるのですか?いいなぁ、羨ましいです。

そういう意味では、このレコはルートの情報としては不十分ですね、スミマセン、、、。

椹島起点にこのエリアを周回する人の8割は、まず千枚を目指します。
多分、傾斜が緩やかで登りがキツくない、千枚小屋まで7時間程かと思いますが、
1日目で2800mまで行けますから。(赤石小屋は2400m)
ただ樹林帯、眺望ほとんどなしのダラダラ登りなので、晴天で無風ですと、
灼熱地獄のガマン大会に、、、。
また、大勢と同じ周り方のため、入山者が多いと小屋や天場が混む可能性大です。

また、この周り方ですと大倉尾根が下りになり、椹島分岐から砲台休憩所、赤石小屋から椹島がかなり急降下で、疲れやバスの時間を気にして焦ったり等で、踏ん張りが効かなくなると、毎年、捻挫、骨折等の新聞沙汰にならない程度の事故は多いです。念のためご注意ください。

一方、一日目赤石避難小屋ですと1日目はキツイですが、2日目千枚小屋までで、行程が6時間で、少し物足りないかもしれません。

いずれにしても2日目は稜線歩きですが、赤石〜千枚間は、小屋以外の水場は、荒川小屋〜前岳の斜面に取り付くところに2箇所ほどあるだけ(今回その1つはまだ雪の下でした)ですので、水の補給には注意してください。
赤石岳、中岳両避難小屋はペットボトル飲料の購入は可。
宿泊の際は、ご自身の使う水は、必ず持参してください。

あ、もし1泊2日で荒川小屋なら、釈迦に説法でした。スミマセン、、、。

週末、お天気よさそうなので、南南アの縦走を満喫してください。
荒川前岳のお花畑 の写真、ぜひお願いします。
レコ、今から楽しみにしています。
お気をつけて、、、。
2013/7/18 7:05
耳が痛いです、Futaroさん。
厳しいご指導のお言葉、真摯に受け取ります。

最近、B親分、Mさんも体調を崩したりで、アラ還暦の友人に、異変が起きてるような。

お山に行きたいなら、健康は最低条件ですから、自分の年齢を考慮しなきゃいけませんね。

今週末は、尾瀬周遊を予定してるので、節制して、歩いてみます。
2013/7/18 7:06
souldoctorさん、コメントありがとうございます。
返信が、前後しましてすみませんでした。

私のどうにもならないゼッ不調がなければ、奥の歩きは昨年の好調時を上回る勢いでした。
10か月前には、寝たきりで病院のベッドだったとは思えない。
一方、私は、ですもんね。

ホント、トホホです。

souldoctorさん、一日も早いご復帰を。
そうそう、二軒小屋ロッジは、登山客より釣りの方が圧倒的に多いんです。
リハビリに、いかがでしょうか?
2013/7/18 7:12
kankotoさん、おはようございます。
まだまだ危険なようですが、伝付峠が通行可能になってます。

kankotoさんなら、伝付峠越えて悪沢岳、日帰りってのもどうでしょう。
ainuさんとか、結構狙ってる方多いみたいですよ。
2013/7/18 7:36
tekutekugoさん、コメントありがとうございます。
Futaroさんから厳しいご指導を頂きましたが、私たち、不節制のデパートみたいな夫婦でして。

そもそも、山登りを始めたのも毎年やってた献血に行ったら、「貴方の血は輸血には使えません。」と宣告されたのがきっかけでした。
体重は80kありましたし、毎日机の前に座ったまま仕事、夜は、二人で居酒屋、、、、。

体重も−17kまで行ったのですが、ここ4年は、徐々に増えてるし、節制はしてないし、、、困りましたね。
2013/7/18 7:45
こんにちは〜(=^・^=)
レコ、拝読させていただきました。
ricalonさまにとっては赤石岳は特別なお山なのですね
うちはこの山域は去年初めて行って、まだ1回しかいったことないのですけど、なんとなくricalonさまのおっしゃることが分かります。
北アも岩岩してカッコイイし、八ヶ岳もオシャレだと思うのですけど、
南アの裾野の広さ、雄大さ、そして(チャラさのかけらもない)アクセスの悪さ・・・(^_^;)
もし山が男性ならうちは南アみたいなヒトが好きだと感じました

そしてricalojpさま、体調がお悪かったとのことで、ricalojpさまほど経験が豊富でもそういうことがあるのですね
うちも気をつけたいと思います
・・・が、避難小屋での一件、うちなら間違いなくオットをぶん殴って、その時点で山行は中止です
赤石殺人事件としてニュースになります
お酒はほどほどにされますように・・・
2013/7/18 15:20
うわぁ
ricalonさま、詳しい情報ありがとうございます
今回は初めてのルートだし、お花を満喫したいのでとばすつもりはありません
ノーマルに千枚と赤石避難小屋(混みそうなら赤石小屋)に泊まろうと思っています。
明日登り始めるので、千枚の小屋もさほど混まないのではとたかをくくっているのですが・・・(混みそうなら素泊まり小屋にしよ)
お花、すごく楽しみです。
もう少ししたらスタートします。
環八混みそうだから富士山回って行こうかな。

今年初の二泊単独(小屋泊だけど)なんで、事故の無い様慎重に行ってきまーす
2013/7/18 17:04
SOUld CATさん、こんばんは。
「赤石岳」。
今では確かに、私にとっては特別、かつ、自分の山に対するイメージを全て兼ね備えた「完全」なお山です。
しかし、お山を始めていなければ、子供の頃、「そういえば社会の時間に赤石山脈って習ったよね」的な、うすーい存在で終わったはずです。

そして、偶然にも都心から現在の住まいに転居したことで、相対的に登山口までのアクセスは容易になりました。
これも山の神様の思し召しかと、、、。

このエリアは、読図はともかく登攀技術は求められませんので、体力と精神的な粘り強さが続く限り、何度も何度も、それこそ路傍の石の、一つが動いたことを気づけるくらい歩き倒したいです。

しかし、SOULdCATさんは、とってもキュートな方ですね。
ご主人様が夫のような失態をしでかす心配は限りなく低いと思いますが、「赤石殺人事件」は、いただけませんねぇ、、、。
人を素手で殴り倒すのは効率悪いですよ。時間もかかるし、自分も痛いし。

あ、それから私に対して「様」はご勘弁くださいね。
2013/7/18 20:47
jpさん、lonさんお疲れさまでした♪
天気もそうひどく崩れなかったようで、なによりでした。

やはり、自分の好きな山に行くのは、気持ちが違いますね。
ここまで思い入れのある山を持っているお二人が羨ましいです。

それにしてもjpさん、体調の波が激しいですね。
ご自愛とともにご自苦ください。
2013/7/18 21:27
SOULdCATさん、、、、、、、。
娘にたしなめられてる、アルチューハイマーのお父さん、、、、見たい。

もういじめないで下さい!!!
2013/7/18 22:03
tekutekugoさん、もう畑薙に向かう途中でしょうか?
予定ルート見ました。

千枚小屋までは、樹林帯。オオサクラソウが出てきたらもうすぐで千枚小屋です。
昨年、新築されたばかりなのでとっても綺麗で、おしゃれな設計です。
ただし、蚕棚の梯子が不評のようです(笑。

赤石岳避難小屋のエノキダさんには、よろしくお伝えください。
奥が、「水は持ち上げてください」と書き込んでますが、なぜか水を持ち上げたら、自動的にお湯になります。
「コンドルは飛んでゆく」
リクエストしてください。
2013/7/18 22:14
BBCさん、、、、、。
また、いじめっ子が出てきた。

奥は、立山方面、は立山だけ。

大日岳はもちろん、剱も登ったことないんですよね。
岩、ダメだから。

したがって、剱、奥穂周辺は単独で行ける私の聖域です。
計画しても、すべてつぶされてますけど、最近。
五色ヶ原から薬師はつなぎたいです。もちろん北方稜線も。
2013/7/18 22:19
いえいえ、BBCさん、、、。
おはようございます。

ご存知の通りの高所恐怖症なんで、全方位にお山を楽しめなくて、、、。
BBCさんのお好きな劔岳など、見るだけでおそれ(恐れ&畏れ)多く、一度でいいから是非早月尾根から、、、と思ってるんですが、、、。

夫もね、BBCさんのように、日々筋トレしたり、階段昇り降りするとか、態度で示して欲しいんですけど、、、。
2013/7/19 8:40
勇気が出ます
こんばんは!

どちらがヘルニアンか、分からない状況ですね
還暦なんかまだまだ青い
ヤマレコ内はスーパー老人ばかりですから!

悪沢、赤石はいい山ですよね!
私は2回しか登っていませんが、稜線までが長いですよね
稜線からは壮大な景色が疲れを忘れさせてくれますが
今回は天候がイマイチで残念でした

でも、ヘルニアとヘロヘロを克服しての赤石!
達成感は格別だったと思います
私も勇気とやる気をこのレコから得られた気がします

ロング山行!お疲れ様でした
2013/7/19 19:43
亀レス失礼します
お疲れ様でした。
lonさん、本格的な復帰無事に終わって良かったですね おめでとうございます
下山後の腰の具合はいかがでしょうか。日常のケアお気をつけください。

JPさん、大変な山行だったようでお疲れ様でした。
私の診断によるとそれは高山病だと思います (冗談です)

>誠に、申し訳ありませんでした。
すみませんでした

おでこが地面にこすり付いている絵がまざまざと浮かんで来ます。
酔っ払って間違えてしまったのはしょうがないかなと、許してあげて欲しいなと、心より祈っています

詳しい話はキャンプ場で
2013/7/21 5:46
コメ、遅くなってしまいました(汗)
jpさん、lon様、リカロちゃん、こんばんはmoon3

jpさん、その後、具合はいかがですか?
と、心配したいところですが…
やってしまいましたね
一つ、二つのプレゼントではlon様から
お許しはでないような…

lon様、おめでとうございますbirthday
赤石岳の山頂標と抱擁している写真、感動しました
やっと、ようやく、ここまで来れた!と自然に出た
抱擁ですね
jpさんの人生で最初で最後(←本当かしら? )の失態を
どうか、どうかお許し下さい!
2013/7/21 22:47
こちらこそ、勇気を頂きました。
tailwindさん、こんにちは。
コメント頂いていたのに、返信遅くなり申し訳ありませんでした。

お山リハビリを始めてみたものの、なかなか天泊の一歩が踏み出せなかった私にとって、tailwindさんの八ヶ岳のレコは、本当に感動しましたし、(半分は大丈夫かなぁ?と心配でもありましたが)痛みに対する恐怖心は自分で克服するしかない、と目を開かせて頂きました。
八ヶ岳の天泊山行がなければ、今回のこの山行は実現できませんでした。
本当にありがとうございました。

ヘルニアの具合はいかがですか?
私と違って、tailwindさんは、長年ハードなスポーツをされてらしたようなので、その辺の負荷の蓄積かな?と想像しています。ただ、スポーツマンの方は、筋肉はきちんとついていると思うので、それをより質の高いものに変えていかれるといいのでは?
筋トレよりまずストレッチ。欲を言えば食事の内容も。
あ、ヘルニア談義は長くなりますので、この辺で。
お互い、リハビリ頑張りましょう!!
2013/7/22 10:04
一言の謝罪もないですよ、私には、、、。
kohi-さん、こんばんは。

腰&座骨神経痛は、下山後では移動中の車のシートに座っている時が一番キツイです。
たぶん、シートの形状や角度が負担なんだと思います。
ま、腹式呼吸、体操、ストレッチの3点セットで、なんとか、、、。

なんか誤解があるようですが、先様へ平謝りだったのは、私もでして、、、。
先様が許して(いや、多分心の中は哀れみと軽蔑だったでしょうけど)下さって、感謝、感謝です。
夫の不始末、失態は、すなわち妻のそれであり、、、。
ああ、この続きは川遊びの時に、、、。
2013/7/22 10:14
masabowwさん、こんにちは。
4月からお山リハビリ始めて、やっと赤石に来れて。
素直に嬉しかったです。あぁ、来れたんだなぁ、って。
1度来るとまた来たくなっちゃうので、せめて現状維持、悪化させることのないよう、
頑張ります。

夫からプレゼント?
あるわけないじゃないですかぁ。ふぁっふぁっふぁ、、、。
この程度でプレゼントでは、我が家はとっくに破産してますです。
あぁ、恥ずかしい、、、。とほほ。
2013/7/22 10:55
tailwindさん、こんにちは。
レコが上がるのを楽しみにしてますよ。

無理はしないように、というか、無理はできない状態なのかもしれませんね。

しか〜し、です。

登山、山登りの素晴らしいところは、その多様性だと考えています。
裏の里山だろうと、エベレストだろうと、楽しんだ方が勝ちです。
色々な楽しみ方、より楽しんだ方のレコが、私は好きです。
2013/7/22 15:54
お二人さん、、、、。
kohi-さん、
masabowwさん、

お二人のコメントには、ノーコメントとさせていただきます(笑。

いじめは、いまや、社会問題ですょ。
2013/7/22 15:57
お疲れ様でした
山旅お疲れ様でした
二軒小屋での山談義、楽しかったです

またどこかでお逢いできれば
話を続きを(笑)
2013/7/22 20:15
遅コメですみません
jp様、lon様、大好きな赤石への山行本当にお疲れ様でした。

jp様はアクシデントながらも無事に歩ききったのはさすがです。
でも小屋では呑んでしまうんですよね。(気持ちすごくわかります

lon様の山頂での抱擁写真とコメント、朝からグッと来ました。
人様のレコ見てグッと来たの初めてなんで・・・
山って本当にイイですね

massy
2013/7/23 8:10
Hassie2999さん、おはようございます。
こちらこそ、本当にありがとうございました。

お疲れのところ、質問ぜめにしてしまい、、、。
山での山好きによる山談義は格別ですね。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
2013/7/23 8:31
massyさん、おはようございます。
いやぁ、さすがに今回はいろんな意味で忘れられない山行になりました。
今、レコ読み返しても、自分がウルウルしてますから。
やっぱり赤石の存在は大きかったです。
それがなければ、リハビリも途中で諦めてたかもしれませんしね。
登れない時期があっても、やっぱり山はいいですよ、ホント。
2013/7/23 8:38
Hassie2999さん、こちらこそ。
根掘り葉掘り、、、、すみませんでした。

その後、伝付峠を利用された方もチラホラ。
ですが、仰ってたように、八丁峠までが危険なようですね。

行く時は、要注意します。
2013/7/23 12:29
massyさんコメントありがとうございます。
知ったいの話は避けて、、、。

ネイマール、早くバルサのユニホーム姿見たいですね。
今となっては、ホント安い買い物ですよねぇ。

アルゼンチンのエースとブラジルのエース、二人が同じチームなんて。
そして、イニが、、、。

楽しみです。
2013/7/23 12:33
プロフィール画像
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