テン泊練習第三弾は白峰二山…。(北岳・間ノ岳)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,245m
- 下り
- 2,245m
コースタイム
芦安駐車場5:00発乗り合いタクシー→広河原インフォメーションセンター
6:25広河原山荘発→6:50大樺沢・白根御池小屋コースの分岐→8:30二俣→
→11:04八本歯のコル→12:00北岳山荘(テント設営・昼食)→13:30出発→
→13:56中白根山→14:50間ノ岳→16:10北岳山荘
7月15日
3:00起床(テント撤収)→4:25出発→4:44吊り尾根分岐→5:30北岳山頂→
→6:10(?)肩の小屋→(?)小太郎尾根分岐→7:45白根御池小屋(大休止)→
→8:00白根御池小屋発→9:40広河原山荘着
10:20発 芦安駐車場行きバスで駐車場へ
天候 | 7月14日:曇りのち晴れ。夕方から雨。夜は更にプラス強風 7月15日:雨+強風。標高2500mより下ぐらいは晴天かんかん照り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
芦安駐車場→広河原 往路:乗り合いタクシー(1100円)、復路:バス(1100円) もし乗れるなら乗り合いタクシーのほうが100倍オススメです。バスは乗り心地、席のスペース、その他もろもろ全てイマイチ(というか最悪にちかい)。復路かなりの人数が立ち乗りでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回登りは大樺沢から八本歯のコルを経て山頂下をトラバースし北岳山荘へ。 大樺沢の雪渓は中々の急傾斜で、慎重に登る必要があります。アイゼン無しでも十分登れますが、雪渓歩きに不慣れな場合は下りで通るのは避けたほうがいいかも。 今回も年配の男性が一人、目の前で50mかそこら滑落しました。幸い潅木に引っかかって停まり、怪我は無かったようですが、万一滑落して引っかかるものが無ければ、下まで停まりません。 八本歯のコルの前後は木の階段がたくさんあります。足が草臥れます。 雨でぬれると滑るので気をつけましょう。 北岳山荘から間ノ岳、および北岳山頂前後は急な岩稜ですので注意が必要。慎重に歩けば危ないところはありません。 ただ地形的に強風が吹きまくるので、十分に気をつけたほうが良いでしょう。 白根御池小屋から広河原へ到る下りは途中から急下降です。滑りやすい泥の斜面や木の根、木の階段がありますので、注意。多少転んでも滑落まで行きませんが、ズボンが汚れます。 |
写真
感想
せっかくの連休なのでテント泊の練習に繰り出しました。
例によって金曜日が会社の飲み会だったので、土曜日は行動不能…そこで日・月を使って白峰三山へGO!
北岳は、1994年に当時高校生だった私が隣の叔父さんに連れられて登った山。かれこれ20年前ですな。
ヤマレコの記事を見ていると、健脚なら日帰りも可能みたいですが、それじゃテン泊の練習になりませんので、北岳山荘で一泊する計画を立てました。というか無計画に行きました。
芦安駐車場に車をとめて仮眠を取ります。夜中の12時に着いたにもかかわらずほぼ満車。さすが三連休。
翌朝、乗り合いタクシーの運転手さんが言うには、土曜日には2000人が広河原へ向かったとか。恐るべし…
ともかく1100円を払って乗り合いタクシーで広河原へ向かいます。
乗り合いタクシーはザックを後部の荷台に載せ、座席の数だけお客を乗せるので、みんな座れるし、座席のスペースも十分あって快適です。乗り心地も良い。
それに引き換えバスは…
荷物は各人のひざの上、座席は狭くてギリギリ、座席数に関係なくチケットを売るので相当数が立ち乗り、やたらと揺れるし、デコボコを通過するとサスペンションは底つきして最悪な乗り心地。
まことに申し訳ないですが、バスはオススメできかねます。料金も一緒だし。
さて登り始めると、コースの状況に書いたとおり。
ともかく雪渓は注意が必要です。アイゼンを履いていても、しりもちをついて滑り始めてしまえば止まりません。アイゼンの有り無しに関わらず、ほとんどの人が手ぶらもしくはダブルストックでしたので、よほど運が良くなければ滑落したら止めることができないと思います。
そんなわけですっかり怖気づいた私は、下りは大樺沢をやめて白根御池小屋を経由して下山したのでした…。
20年ぶりに訪れる北岳山荘は、やたらと立派なトイレが出来ていて、(残念ながら)異臭が漂う小屋になっていました。まあ仕方ないかな。
20年前は小屋泊でしたが、今回はテン泊なので、トイレから離れたところに幕営。
幕営後、間ノ岳へ向かいました。時間と体力に余裕があれば、農鳥まで行きたかったのですが、北岳山荘を出発した時点で時間的にもはや無理。
今回は白峰三山ならぬ白峰二山となりました。
夜はひっきりなしに強風が吹き、テントが飛ぶんじゃないかと思うぐらいでした。人が入っていれば飛ばないだろうと思って、夜はぐっすり眠りました。
夜半に目が覚めてみると、雨がバラバラとテントに当ってうるさいのなんの。遠くを見ると雷もピカピカ。結局北岳山荘のテント場までは雷は来なかったようですが。
15日朝になっても強風はやまず、さいわい雨は弱くなったので、4時過ぎに出発して山頂へ。ただカメラは防水じゃないので二日目の写真はありません。山頂だけはとりあえず撮りました。
20年前に来たときは、北岳山荘からの朝焼けの景色がそれは素晴らしく、今でもこれまで見た山の風景の中で最高と断言できる美しい眺めでしたが…今回はまったくもって何も見えませんでした。
残念ですが山はそういうものかも。
テント泊練習もこれで3回目。
相変わらず足が前に出ず、まともに歩けませんが、少しずつ慣れてきたかなとも思います。もっと練習して、人と一緒に歩けるぐらいの脚力をつけるぞ〜
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