滝巡りと未踏繋ぎ 養沢〜海沢三滝〜大岳山〜高岩山
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- GPS
- 07:48
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,835m
- 下り
- 1,811m
コースタイム
所要時間 7時間49分
移動距離 17.57km
平均速度 2.25km/h
養沢神社近く→馬頭刈尾根 1時間45分(推定)
→海沢探勝路分岐点 1時間3分(推定)
→海沢園地 1時間25分
→海沢探勝路分岐点 1時間21分
→上高岩山 49分
→養沢神社近く 1時間46分
なんといってもびっくりするのが海沢探勝路のピストン
標高差が約600mもあるのに登りより下りの方が遅い!!
いかに下りにくい道だったかが分かります。
※下部のルートは違います(登りの方が歩き易いルートです)
天候 | 晴れ 気温(青梅) スタート33.8℃(10:30)→最高35.0℃(11:27)→ゴール28.6℃(18:20) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
メモ 距離 約20km 累積標高 所要時間 行き 504m 1時間28分 帰り 246m 1時間39分(寄り道14分,13分) 実質1時間12分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【養沢神社前→大滝→馬頭刈尾根合流】 しばらく林道を歩く。大岳鍾乳洞へ行く車が結構多い。ほとんど舗装路なので、登り易いが、ほとんど日向なので暑くてキツイ。鍾乳洞を過ぎるとようやく山道に入る。沢沿いの道になり、水で体を冷やせるのはうれしい。Tシャツをずぶぬれにして歩けば夏でもしばらく快適。熱射病予防に頭もずぶぬれにする。傾斜は普通の登り。 出会ったハイカー…8人 【→富士見台(ピストン)→海沢探勝路分岐点】 稜線なので、起伏も少なく楽チン。今日は風が終始吹いていて、扇風機をかけながら歩いているみたいだった。 出会ったハイカー…15人 【→大滝→ネジレノ滝→三ッ釜ノ滝→海沢園地】 尾根を少し下ったら、谷に強引に降りて沢沿いを下る。悪路。傾斜が急で足の置き場が狭く、下りなのに時間がかかる。特に大滝→ネジレノ滝は危険。高所に狭い道&岩場。海沢園地にトイレ有り。 出会ったハイカー…2人 滝で遊んでいる人は結構居た 出会った蛇…1匹(小) たぶんアオダイショウの幼蛇(模様がマムシに似ている) 【→海沢探勝路分岐点】 下部は三滝迂回ルートで登った。登りは下りと違い、足の前半分が乗れば踏み上がれるので、それほど登り難くはなかった。 出会った人…3人 たぶん馬頭刈尾根で会った3人と同じ人 出会った蛇…1匹(中) 1匹目と同じ模様 これもたぶんアオダイショウの幼蛇 【→大岳山】 岩場を登って山頂。 【→上高岩山→高岩山→養沢神社前】 大岳山からの下りも岩場。その後は非常に歩き易い一般道。標識に従い上高岩山へ。特に山名表示もない狭い山頂。少し離れた所に有る展望台は絶景。是非お立ち寄りを。サルギ尾根は全体的に急で降り難い。標識は多く 踏み跡も明瞭なので、道迷いの心配は少ない。分かり難い分岐もなかった。養沢神社は結構豪華。 消費飲料水…2.6ℓ |
写真
感想
前日の天気予報だと15日の檜原村は最高気温29℃で曇りだった。これは登山チャンスと、行く気満々モードになったが、その後すぐに天気予想が変わり、いつも通りの最高気温33℃ぐらいの予報。しかし3連休だし1日ぐらいは山へ行きたいなぁ と灼熱の海の日に山へ突撃してきました。
暑さ対策としては沢沿いのルートを歩き、沢の水で体を濡らしながら歩く作戦。しかしというかやっぱりというか自転車の行程で暑くてしょうがない。直射日光が厳しい。秋川沿いを通る時に川遊びをしている人達が涼しそうで、思わず私も川遊びしたい気持に駆られましたが、心を鬼にして山へ行きました。
何とか熱射病にはならずに登山口に到着。いざ歩き始めるも、最初の林道が日当たりが良く(ほとんど日向)、ここも直射日光がキツイ。しばらく歩いてようやく山道に突入。すぐさま沢の水で体を冷やします(基本的に上半身をびしょびしょに濡らす)。ようやく暑さから解放され、熱射病に気を付けながらジリジリと登ります。途中、大滝(大岳)を通り、更に登って馬頭刈尾根に到着。ここまで標高が上がれば気温も低いし、更に今日は風がビュービュー吹いており、扇風機を浴びながら歩いているようで涼しい! “暑くない”ではなく完全に“涼しい”状態。
ここからはまず未踏部分を埋めるために、富士見台へとピストン。久しぶりに富士山の全景を見られラッキー。次は海沢三滝に向けて楽チンな尾根歩き。海沢三滝への分岐点は道案内もなく少し分かりにくいが、場所的に“ここでしょ”という所から下降開始。少し尾根を降りてから直角に曲がるように斜面へと踏み跡を追います。この道が降りにくい。急な上に足の置き場に困る箇所が多く、時間がかかる。
苦労しながらも今日2つ目の滝である大滝(海沢)に到着。これはデカイ。滝壺も広くなかなか豪華な滝。個人的には百尋ノ滝に匹敵する素晴らしさ。ここで小休憩し次の滝へ。が、道が険しい。高所で狭く岩場有り。そしてなんとかネジレノ滝に着く(標識が見当たらなかったので、滝の形からネジレノ滝と判断)。その後も険しい道を進み、名も無き滝(?)などを通過し、三ツ釜ノ滝に到着(ここも標識が見つからなかったので、見た目で判断)。なかなか良い滝だが、大滝(海沢)には敵わない。海沢園地まで行ってからUターン。
登りは険しい滝巡回ルートを避けて登る。ここでも沢の水で体を冷やしながら登り、気温の割りには快適に登っていく。登り切って分岐に到着。16時ちょうど。う〜ん、予定より遅れている。海沢園地ピストンは標高差が大き過ぎたな。
後は自身2度目の大岳山を訪問するも16時過ぎでは人は無し。芥場峠から未踏のサルギ尾根で下ります。上高岩山展望台は斜面にせり出す形で設置されており ほぼ360度好展望が楽しめる。ここはお薦め。
展望台からの景色
展望台を過ぎると急降下が始まります。海沢探勝路ほどではないが、道は急&狭く 歩きにくい。標識はたっぷりある。観光ポイントは高岩山と炭焼き窯跡ぐらいか(どちらも大したことないが)。登り返しが少ない(2,3箇所?)のは助かるが、傾斜は急な所が多い。ガンガン下って最後の急傾斜を下ると養沢神社に到着。ここはなかなか見所の有る神社でした。親子のお稲荷さんとか狛龍とか。
海沢園地への下りが予想外に険しく予定時間を過ぎてしまいましたが、熱中症対策は功を奏し、この暑さの中 かなり快適に歩けました。沢沿いびしょ濡れ登山法は使えますね。未踏部分も結構埋められたし(高尾山〜御岳山までつながった!)、暑さを考えれば大満足の山行でした。
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