奥穂高(上高地〜岳沢〜重太郎新道〜吊り尾根〜涸沢)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,793m
- 下り
- 1,790m
コースタイム
14日岳沢小屋5:10−紀美子平8:20〜8:40−南稜の頭10:40−奥穂高山頂11:00−穂高岳山荘12:10−涸沢小屋15:00−横尾山荘17:50
15日横尾山荘7:30−徳沢8:20−明神池9:45〜10:15−上高地11:15
天候 | 三日間とも曇り時々雨 山頂は強風雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
あかんだな駐車場〜上高地(バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
岳沢登山道は高度を稼げる登山道であるが、重太郎新道は梯子鎖場が数箇所有りまた吊り尾根も含め雨の日は岩がすべるので特に注意が必要であり慎重に歩行した。 もちろんザイテングラードの下りも浮石、落石、滑りに注意しながら慎重に下れば特に問題はなかった。 この時期涸沢ではまだ結構な残雪がありアイゼンは必要であった。 |
写真
感想
一年三か月ぶりの山行である(仕事の関係で計画できず)。
今回は海の日に合わせ2泊3日で奥穂高岳に行こうと決めた。
前週より天気予報を気にしていたがどうも曇りまたは雨の予報である。
一昨年は槍ヶ岳に登ったが、その時は行きも帰りも同じコースを取ったため復路は面白みに欠けたため、今回は周遊コースを選んだ。
しかしネット等で調べていると雨が降ると岳沢から重太郎新道、吊り尾根は非常に危険であり慎重に歩行するようにとのことで、当日まで心配することとなった。
1日目は上高地から岳沢小屋まで小雨が降ったり止んだりで特に問題はなかった。
2日目は5時に出発(いつものように歩くのは遅く表記時間より余分にかかる)重太郎新道に入ると梯子、鎖が現れ急な登りとなる。
そのうち雨も降りだし、ガスで視界も悪くなり、岩で足を滑らさないように慎重に進んだ。しかしあとで思えばこの視界の悪さで周りの高度感がわからず怖さが半減したのかもしれない。
紀美子平では前穂高に登ることを全く考えず吊り尾根を早く渡りきって奥穂高を目指した。
奥穂高岳に着くころには、風雨もきつくなり眼鏡は役に立たず外す羽目になった。二人とも近視で眼鏡をはずすとほとんど見えない状態でさらに怖さがつのった。
山頂では団体さんの記念写真撮影を「早くしてくれ」と震えながら待っていた。
ここから穂高岳山荘までは強風で写真を撮る余裕もなく黙々と進んだ。穂高岳山荘手前の梯子の連続するところでは、ここまで来て滑落しないように結構気を使った。
穂高岳山荘ではうどんで身体を温め、今夜はどうしても風呂に入りたいと思い、横尾山荘に今晩の宿泊予約を行った。
ザイテングラードも慎重に下り、そこからは思った以上の残雪であったが、軽アイゼンを装着し結構楽しみながら涸沢経由で横尾に到着した。
3日目は急ぐこともなく徳沢から明神池を回って上高地に戻った。この日は明神岳も晴れ渡り、1日の違いで「悔しいな」と思いながら河童橋から前穂高・吊り尾根をしばらく観察していた。
本当に久しぶりの山行であったが、無事に帰ってこれたことに感謝。
ただし筋肉痛はただ今最高。
ちょうど同じ時間帯に穂高岳山荘でお昼を食べていました。
本当にすごい風雨と寒さでしたね
こちらも横尾でお風呂に入りたかったのですが、涸沢泊りになりました。
ご無事で何よりです
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