【美濃】母袋烏帽子岳(1341m)
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- GPS
- 03:42
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 628m
- 下り
- 623m
コースタイム
- 山行
- 3:01
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 3:38
残念ながら、この山行をもちまして、しばらく山から遠ざかることになります。
読んでいただき、ありがとうございます。
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
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アクセス |
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感想
ヒノキ林を抜けるとようやく広葉樹の森に吸い込まれた。ミズナラの巨木に息をのむ。ブナとカエデがお似合いのパートナーだね。何てさわやかな新緑のシャワーだろう。
小さな切り拓きからは、つつましやかな展望。御嶽の裾野と高賀山がちらり。濃尾平野の奥には名古屋の高層ビル街。
青空を透かした新緑にとろけまくる。ハウチワカエデとホオノキのコンビネーション・プレイに心がときめく。林床に散り敷いたハウチワカエデのじゅうたんが素敵だ。
ほどなく母袋烏帽子の山頂だった。小広い広場からの展望は限られている。白鳥の町、荒島岳の鋭峰、奥美濃方面の山並みは能郷白山、屏風、平家、滝波あたりだな。
手持ちの古いガイド本(1995年刊行)には、山頂からの展望は、白尾・大日・御嶽・乗鞍・野伏・薙刀・小白・・・! と、うらやましい記述になっている。四半世紀も経過すれば幼木も立派な大人だ。いつまでもガキのままなのは私くらいだろう。
山頂から北の切り拓きは明瞭だった。ネマガリタケの切り株はポソポソしてるけど、北のピークまで、気ままなお散歩。そのまま大洞峠まで歩くことができそうだが、峠まで降りても、周遊プランには結びつきそうにないからボツ。
山頂に戻り返した。ブナは変わらずの美しさだ。樹間からの「チラリ御嶽」に満足しながら下山ルートを探った。
再び手持ちのガイド本(こちらは1998年刊行)の引用だが、そこには「栗須川からの林道が尾根線まで延伸している」とあった。確かに、山頂からやや西方向には、尾根北面に平坦地がある。限りなく林道のなれの果てと言ったところだ。
どこから林道に降りるか、しばし駆け引き。結局、尾根に沿ってさらに標高を落としたポイントから、国土地理院の地形図にある北面の林道型を狙った。
下生えの薄い箇所をつないで高度を下げ、林道へ着地。新緑と小鳥たちに親しむ一日。小鳥たちがうれしそう。競って春を歌い上げているじゃないか。
さあ、おまけのもう一座だ。
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