ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 322659
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

苦悩の奥秩父横断

2013年07月12日(金) ~ 2013年07月18日(木)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
---km
登り
---m
下り
---m
歩くペース
とても速い
0.00.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7/12 野辺山駅5:38−11:00奥多摩駅−15:32六ツ石山−17:38鷹ノ巣山−18:00鷹ノ巣避難小屋
7/13 鷹ノ巣避難小屋6:51−8:23七ツ石山−9:02奥多摩小屋9:35−10:30雲取山−14:41飛龍山−17:12将監小屋
7/14 将監小屋5:16−6:38唐松尾山−8:40笠取山−8:56残骸−9:12笠取小屋9:46−10:09雁峠10:20−12:40古札山−13:07水晶山−13:45雁坂小屋
7/15 5:32雁坂小屋−5:46雁坂峠−6:25雁坂嶺−7:16東破風山−7:43西破風山−8:08笹平避難小屋−9:27木賊山−9:40甲武信小屋−10:42甲武信岳−16:03国師ケ岳−16:47大弛小屋
7/16 大弛小屋5:57−7:09朝日岳−8:26金峰山8:42−10:24大日岩11:00−11:28八丁平−13:37小川山−16:10大双里−17:01鉄塔下17:31−18:00頃 林道終点
7/17 林道終点6:02−6:30作りかけの林道−7:22コース上と思われる峠−7:50フシノソリ−9:57信州峠11:13−12:48横尾山−13:38豆腐岩−14:24槍−15:43十文字峠−16:36飯盛山−17:26しし岩−18:14野辺山駅
 
天候 まずまず
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
野辺山駅前無料P
コース状況/
危険箇所等
小川山−信州峠間は、道無しと思って下さい。
スタートの日本最高標高の野辺山駅
2013年07月12日 05:28撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/12 5:28
スタートの日本最高標高の野辺山駅
今回ザックは45L
2013年07月12日 05:31撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/12 5:31
今回ザックは45L
標高343Mの奥多摩駅まで鉄道の旅
2013年07月12日 11:02撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/12 11:02
標高343Mの奥多摩駅まで鉄道の旅
猛暑の中 いっきの急登
2013年07月12日 11:38撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/12 11:38
猛暑の中 いっきの急登
迎えてくれたデストロエンジェル
2013年07月12日 12:32撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/12 12:32
迎えてくれたデストロエンジェル
そしてテング
不吉な感じが・・・・
2013年07月12日 12:33撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/12 12:33
そしてテング
不吉な感じが・・・・
ヤマドリこれは頂きました。
お迎え3キノコ以外道中ほぼ見かけませんでした
2013年07月12日 13:16撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
2
7/12 13:16
ヤマドリこれは頂きました。
お迎え3キノコ以外道中ほぼ見かけませんでした
六ツ石山
ななめな感じ
2013年07月12日 15:32撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/12 15:32
六ツ石山
ななめな感じ
鷹ノ巣山
もうフラフラです。
2013年07月12日 17:38撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/12 17:38
鷹ノ巣山
もうフラフラです。
鷹ノ巣山 避難小屋ついた。
2013年07月12日 17:59撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/12 17:59
鷹ノ巣山 避難小屋ついた。
さて今日はどうなるか・・
さて今日はどうなるか・・
七ツ石山
2013年07月13日 08:23撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/13 8:23
七ツ石山
奥多摩小屋でビールと水補給
2013年07月13日 09:09撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/13 9:09
奥多摩小屋でビールと水補給
雲取山の最後の登り
2013年07月13日 10:15撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/13 10:15
雲取山の最後の登り
雲取山
2013年07月13日 10:30撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/13 10:30
雲取山
(長−−−−い巻き道の後で)
飛龍山
2013年07月13日 14:41撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/13 14:41
(長−−−−い巻き道の後で)
飛龍山
(まだまだ巻いて)
将監小屋
2013年07月13日 17:12撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/13 17:12
(まだまだ巻いて)
将監小屋
ここのテン場はひな壇なのね。
2013年07月13日 17:43撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/13 17:43
ここのテン場はひな壇なのね。
富士山も帽子をかぶる。
1
富士山も帽子をかぶる。
笠取山
2013年07月14日 08:41撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
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7/14 8:41
笠取山
エンジンの残骸
2013年07月14日 08:56撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/14 8:56
エンジンの残骸
笠取小屋
ビールと水補給
2013年07月14日 09:14撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/14 9:14
笠取小屋
ビールと水補給
雁峠
同行者とここでお別れ。
2013年07月14日 10:09撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
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7/14 10:09
雁峠
同行者とここでお別れ。
古札山
2013年07月14日 12:40撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/14 12:40
古札山
水晶山
ザックが倒れ・・・
2013年07月14日 13:07撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
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7/14 13:07
水晶山
ザックが倒れ・・・
やっと調子が出て、手裏剣の稽古しながら
2013年07月14日 13:23撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
3
7/14 13:23
やっと調子が出て、手裏剣の稽古しながら
雁坂小屋
良い小屋です。
2013年07月14日 13:45撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/14 13:45
雁坂小屋
良い小屋です。
何とこの道は昔国道140号だった。
トイレの中を通る なんて斬新な!!
<トイレ国道>と呼ばれていたとか・・
2013年07月14日 15:32撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
6
7/14 15:32
何とこの道は昔国道140号だった。
トイレの中を通る なんて斬新な!!
<トイレ国道>と呼ばれていたとか・・
雄大な富士
お見送りをうけ出発
2013年07月15日 05:32撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
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7/15 5:32
お見送りをうけ出発
雁坂峠
2013年07月15日 05:46撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
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7/15 5:46
雁坂峠
気分はこんな感じ
2013年07月15日 05:54撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
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7/15 5:54
気分はこんな感じ
雁坂嶺(れい)
2013年07月15日 06:30撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
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7/15 6:30
雁坂嶺(れい)
東破風山
2013年07月15日 07:16撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/15 7:16
東破風山
西破風山
2013年07月15日 07:43撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/15 7:43
西破風山
笹平避難小屋
綺麗な小屋でした。水場あり
2013年07月15日 08:08撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/15 8:08
笹平避難小屋
綺麗な小屋でした。水場あり
木賊山
2013年07月15日 09:27撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/15 9:27
木賊山
甲武信小屋
2013年07月15日 09:40撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/15 9:40
甲武信小屋
要は、何か買わなきゃあ立ち入るな!
と言う事。
2013年07月15日 09:40撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/15 9:40
要は、何か買わなきゃあ立ち入るな!
と言う事。
天気はよろし。
2013年07月15日 10:36撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
4
7/15 10:36
天気はよろし。
金峰山が見えた!!
2013年07月15日 10:37撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
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7/15 10:37
金峰山が見えた!!
拡大。
2013年07月15日 10:37撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/15 10:37
拡大。
こぶし岳
2013年07月15日 10:42撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
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7/15 10:42
こぶし岳
気分転換
2013年07月15日 15:56撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/15 15:56
気分転換
長い道のりの果てにやっと着いた国師岳
2013年07月15日 16:13撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/15 16:13
長い道のりの果てにやっと着いた国師岳
木道
2013年07月15日 16:33撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/15 16:33
木道
大弛小屋
2013年07月15日 16:47撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/15 16:47
大弛小屋
テン場の一等地でくつろぐ。
今回は、フライとバスタブ・フロアで
2013年07月15日 17:29撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/15 17:29
テン場の一等地でくつろぐ。
今回は、フライとバスタブ・フロアで
いよいよ旅のハイライト
しかし、そのあと思いもかけない出来事が!!
いよいよ旅のハイライト
しかし、そのあと思いもかけない出来事が!!
朝日岳
2013年07月16日 07:09撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/16 7:09
朝日岳
五丈岩近づいてきた!
2013年07月16日 07:12撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/16 7:12
五丈岩近づいてきた!
おお!!
2013年07月16日 08:18撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/16 8:18
おお!!
キターーー!!
2013年07月16日 08:26撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
6
7/16 8:26
キターーー!!
これをしたかったが、体調を考え断念・・
2013年07月16日 08:42撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
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7/16 8:42
これをしたかったが、体調を考え断念・・
先の大きな小川山
2013年07月16日 08:50撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/16 8:50
先の大きな小川山
大日岩
2013年07月16日 10:24撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/16 10:24
大日岩
八丁平
2013年07月16日 11:28撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/16 11:28
八丁平
小川山
疲れてます。
2013年07月16日 13:37撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/16 13:37
小川山
疲れてます。
その先は、藪やらなんやらで
道は ほぼ無し。
2013年07月16日 13:49撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/16 13:49
その先は、藪やらなんやらで
道は ほぼ無し。
大双里
2013年07月16日 16:10撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/16 16:10
大双里
道迷いの果てに
谷筋に下る途中で見つけた鉄塔。初めて視界が開けて助かった。
2013年07月16日 17:01撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/16 17:01
道迷いの果てに
谷筋に下る途中で見つけた鉄塔。初めて視界が開けて助かった。
降りて林道終点で幕営
2013年07月16日 18:24撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/16 18:24
降りて林道終点で幕営
焚き火を楽しんだ
2013年07月16日 19:18撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
3
7/16 19:18
焚き火を楽しんだ
今日は、笹藪漕ぎ放題
長かったなぁ
今日は、笹藪漕ぎ放題
長かったなぁ
尾根を越えてコース復帰を目指す
2013年07月17日 06:16撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 6:16
尾根を越えてコース復帰を目指す
バンビが横たわって動かない。
ギックリ腰か?わしも気をつけなくっちゃぁ
義盛百人一首に「忍びたる物、道に獣伏たるは、吉兆なり」とある まさに その通り
2013年07月17日 06:20撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
5
7/17 6:20
バンビが横たわって動かない。
ギックリ腰か?わしも気をつけなくっちゃぁ
義盛百人一首に「忍びたる物、道に獣伏たるは、吉兆なり」とある まさに その通り
なんと中腹に林道があった!!
2013年07月17日 06:29撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 6:29
なんと中腹に林道があった!!
作りかけな感じ
しかも、私の行きたい方向に真っ直ぐ伸びているではないですか!!
2013年07月17日 06:35撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/17 6:35
作りかけな感じ
しかも、私の行きたい方向に真っ直ぐ伸びているではないですか!!
目的地よ思われる地点
2013年07月17日 07:22撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 7:22
目的地よ思われる地点
付近を探すと、山梨県の表示が
よし!!コース復帰
2013年07月17日 07:24撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 7:24
付近を探すと、山梨県の表示が
よし!!コース復帰
こんな感じの尾根
2013年07月17日 07:50撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 7:50
こんな感じの尾根
うん。
2013年07月17日 08:01撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 8:01
うん。
笹漕ぎ放題
足ぐちゃぐちゃ
2013年07月17日 08:14撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 8:14
笹漕ぎ放題
足ぐちゃぐちゃ
古い道標
2013年07月17日 09:57撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
4
7/17 9:57
古い道標
デポしてた荷を掘り出して
2013年07月17日 10:01撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
2
7/17 10:01
デポしてた荷を掘り出して
昼飯と行動酒
ゆっくりと足も乾かす
2013年07月17日 10:16撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
1
7/17 10:16
昼飯と行動酒
ゆっくりと足も乾かす
横尾山の気持ちのいい稜線。
思えば、気持ちのいいのは、これが最後・・
2013年07月17日 12:21撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 12:21
横尾山の気持ちのいい稜線。
思えば、気持ちのいいのは、これが最後・・
横尾山
2013年07月17日 12:48撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 12:48
横尾山
豆腐岩
2013年07月17日 13:37撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 13:37
豆腐岩
思いがけずのキツイ登りもいっぱいあった。
2013年07月17日 14:22撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 14:22
思いがけずのキツイ登りもいっぱいあった。
2013年07月17日 14:23撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 14:23
や−−−−っと
飯盛山が見えてきた。
2013年07月17日 16:22撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 16:22
や−−−−っと
飯盛山が見えてきた。
やったぜぃ!!
2013年07月17日 16:39撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
4
7/17 16:39
やったぜぃ!!
雨のしし岩付近
2013年07月17日 17:26撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 17:26
雨のしし岩付近
ゴールの野辺山駅
あぁ−−−ちかれた。
2013年07月17日 18:14撮影 by  PENTAX Optio S1, PENTAX
7/17 18:14
ゴールの野辺山駅
あぁ−−−ちかれた。
撮影機器:

感想

かって私の山旅で、これほどの苛烈な旅があったろうか?
そもそも私はお気楽宴会山行きを愛する酒の切れ目が縁の切れ目山屋なのだ。
その原因の大半は私のズボラな計画にあったのだが、

行けども行けども見通しの効かぬ森と果てしない道。
それは、一日を越えて続く・・
眼は霞み、ゴールは頭の片隅にさえ幻に思える・・
直前に重度のギックリ腰をやりまだ微かにそこの部分がわかる感じ
そして、2日前にはじめての胃の痛み
そんな状態で始まった。

***********************
一日目 7/12 熱中症
 
標高1345M 日本で一番高い野辺山駅から、標高343Mの奥多摩駅に降りた。
暑い!!この気温差がたまらん!!この日は、甲府39度を超す猛暑の日だった・・
六ツ石山?なめてたら4時間に及ぶイッキの急登・・そして、さらに鷹ノ巣山
最後は、熱中症で頭がイタイ。・休憩してもなかなか体の熱が取れない・・
もうバテバテ、足が動かない。ホウホウの体で避難小屋到着
冷たい水場の水が癒してくれた。本日小屋独り

野辺山駅5:38−11:00奥多摩駅−15:32六ツ石山−17:38鷹ノ巣山−18:00鷹ノ巣避難小屋
***********************
二日目 7/13神経衰弱コース 

今日はゆっくり夏休み恒例のラジオ体操してから出発。
奥多摩小屋でビールと水補給、雲取は登った事があるので、余裕シャクシャクである。
でもここからが大変!。
雲取山−飛龍山−将監小屋に行く長−−−−い巻き道。
木立の中 見通し効かず、ひたすら笹をすりながらの6時間まいった。。。。。
神経衰弱コースだ。途中トレランランナーが抜いて行く 今日は(連休中)レースだそうだ。ゴールは私とほぼ同じ<しし岩>だって・・
飛龍山手前からヤマレコ人の道連れ出来る。
ビール1+2、酒2(でかワンカップ210がうれしかった。)

鷹ノ巣避難小屋6:51−8:23七ツ石山−9:02奥多摩小屋9:35−10:30雲取山−14:41飛龍山−17:12将監小屋
***********************
三日目 7/14 単独に 昼間から宴

やっと巻き道から開放される笠取山以降は、気持ちの良い稜線歩きで、人気のある
のはわかる。将監小屋は、登山口からも近く宴会目的に来ても良さそうだ。
雁峠で同行人と別れ、独り旅に戻る。水晶山まで一汗かくうちに、本来の山旅の
調子が出てきて、遊びながら歩く。
13時台に雁坂小屋着。今日は早くからゆっくりしようと決め
まずはビールで、後はゆっくり飲みながら持ってきた本でも読もうか・・・と思っていたら そうそうに飲み友現れ、テント泊の人、小屋泊の人も交えて結局寝る前まで飲み続け・・・
ここの小屋の人は親切で中の居心地も良く大変素晴らしい小屋でした。
ビール1+3、酒5合(なんと¥300だったので、小屋の酒全部買った)

将監小屋5:16−6:38唐松尾山−8:40笠取山−8:56残骸−9:12笠取小屋9:46−10:09雁峠10:20−12:40古札山−13:07水晶山−13:45雁坂小屋
**************
四日目 7/15 激歩き

昨日は調子こいてしまったので、今日は真面目に歩くぞ。と見送りを受けて出発!!
峠−山頂を順調にこなし甲武信小屋。普通ならここでビールだが、ここの小屋は
空き缶を持ち帰れと無体な事いうので、パス。休憩だけもお断りの因業オヤジなので他の登山者達と小屋から離れた登山道で昼食
(缶持ち帰りはクリーン運動などとは次元の異なる販売者の責務の放棄で悪質である。)
そして甲武信岳さすがに人気。人多い。さて、ここからが長い 行き交う人いない。国師は雄大でなかなか着かない5時間のち やっと到着 あとは下るだけ
木道・階段をとぼとぼ下る。今日は良く歩いたな。大弛小屋のテン場は独りなので
張り放題って言われても・・・駐車場の近くなので車中泊する人結構いた。
ビール3、酒(売り切れ。ガックシ)

5:32雁坂小屋−5:46雁坂峠−6:25雁坂嶺−7:16東破風山−7:43西破風山−8:08笹平避難小屋−9:27木賊山−9:40甲武信小屋−10:42甲武信岳−16:03国師ケ岳−16:47大弛小屋
******************
五日目 7/16 旅のハイライトと道迷い・山中ビバーク

好天の中 この旅のハイライト<金峰山>を目指す。
昨日の激歩きのせいで、ギックリ腰の部分が痛む。夜は、左足首が疼いていた。
歩きすぎは、弱い部分に無理が来るようだ・・ヤバイ!!
ギックリ腰発症なら即その場で二日間停滞だ・・とにかく体に負担を掛けないように慎重に歩く。今日も長く歩きたいのだ。
待望の五丈岩。もちろん登るつもりだった・・が
途中までイク 登るのは簡単そうだ・が・帰りは・・・
結局 登るのをあきらめる・・残念だがこの体調で無理出来ない。
下って下って大日岩で昼食。その先は、極端に踏み後少ないが、小川山までは問題なし

で、その先は、獣道程度と言おうか、タマにテープもあるが、藪漕ぎも激しい所やだだっぴろく尾根が解りにくい=要は、道は無いのだ(予想外だった)。そして、
GPSに入れたつもりのコースデータが最後の数キロ分しか入っていなかった・・・尾根分岐が解らない。何度もウロウロ&検討するもコースの確かなイメージが頭に無いのだから仕方ない・・
現在地が解らない。いや、現在地は解るのだけれど、行くべきコースが解らない・・
現在地とコースとの乖離が解らない・
そのコースは県境だので油断があったんだろう。
来た尾根筋の藪漕ぎをし直して戻る気が起きないし、そもそも、どこまで戻るのか?本当に行き過ぎか?も判別出来ない。視界が全く効かない・・
そして、行きも戻りも出来なくなってしまった・・
・・・・時間が遅い・・・なんとかしなければ・・・

なってしまったものは仕方ない。後はどう復旧するかだ。
日頃こういう山歩きを良くしているので、落ち着いて!

結局谷筋を下る事にした。どこを下るか検討して下る。ここも猛烈な藪漕ぎなので
引き返しは出来ない。と、少し視界が開けて、鉄塔が見えた。しめた!!
迂回して鉄塔の下に出る。芝生のテント適地。ここで幕営するかとも思ったが、
鉄塔横の岩山によじ登り確認する。視界抜群、
携帯が繋がる。地図アプリで現在地確認出来た!!
でも、頭が回らない。なかなか地図が理解できない。
こういうときは、正常にものごとを判断出来なくなるようだ。
分岐する箇所をかなり超え尾根筋に群馬県の方に入り込んでしまったようだ。
山と尾根筋を見て、コースをほぼ特定できた。コースに向かって降りよう!
でも、ここで安易に鉄塔の作業道を降りてしまった・・
右に降りるか、左に降りるかの違いなのだが、降り始めに向こう側が気になったものの こういう時はテキパキと確認できないものだな・・そのまま降りた。
(後になってこれも痛かった)
下の平地が目視できあそこに降りれば良いと思ったのに、始めの一歩の方向をミスった。

どんどん降りて、林道終点の広場で幕営
近くで湧き水も見つけ、谷で体を洗い、さっぱりとした。
そして、幸いな事に、こういうときに心強いまさかの酒(非常酒)
それも2合あったので、こころ落ち着けて焚き火キャンプを楽しんだ。


大弛小屋5:57−7:09朝日岳−8:26金峰山8:42−10:24大日岩11:00−11:28八丁平−13:37小川山−16:10大双里−17:01鉄塔下17:31−18:00頃 林道終点
*********************
六日目 7/17 コースに復活するも道は果て無きほど遠く−−
気分良く朝を迎えた。昨日目的の谷筋とちがう谷に入ってしまったので、
今日はまず、尾根を越えて(尾根は低くなっている)行く。
目の前の尾根を越えて見ると中腹になんと!!作りかけの様な林道があった。
しかも、私の行きたい方向に真っ直ぐ伸びている。助かった!!
下まで降りてゆくより十倍は近く楽チンなのだ。さらに林道や道跡を経由して
藪こぎすることなく、目的地の峠に到着。
少し歩いてみると山梨県の表示があって、コースであることが解った。
やはり、尾根分岐の箇所は、どこも分かりにくい慎重に行く(携帯入る。)
でも、、、遠い・・・・・・果てしない。
途中から県境を土塁の様なものが作られていて、登りも下りもずっと続く・・
なんだこれは、いつの時代の物なのか?大変な作業だろう??
それは、横尾山付近まで続いた。
雨に濡れた笹漕ぎが続き足は ぐちゃぐちゃ

そして、やっと信州峠。乾かしながら、ゆっくり食事にビールに行動酒
(デポしてたの・)
ここから横尾山までは、立派な登山道。
そして、先の飯盛山は超有名な山なので素晴らしい道
・・・・その間は??????・・・・・やはり だった。
地味で長−−−−く、しかもアップダウンが想像以上にキツイ
腰までの笹漕ぎ=下半身ずぶぬれ
人気のないの解るわ!!
午前も午後も苦行だった。へろへろのぐちゃぐちゃのずるずるで
スタート&ゴールの野辺山駅に着いたのは、今日も18時過ぎていた。

林道終点6:02−6:30作りかけの林道−7:22コース上と思われる峠−7:50フシノソリ−9:57信州峠11:13−12:48横尾山−13:38豆腐岩−14:24槍−15:43十文字峠−16:36飯盛山−17:26しし岩−18:14野辺山駅
 
<<< 疲れた >>>記録書くのも6時間以上も掛かった・・・
カシミールの沿面距離は107kmでした。
このほぼ似たコースをトレランで走るなんて・・
すごい体力だ・・・楽しいのだろうか・


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コメント

お疲れ様でした
 雁坂の前髪男です。その節は屋根の上からのお迎とお見送りになってしまいました。利用ありがとうございます。うちはお水だけでも結構ですよ。手裏剣の修業をかねてどうぞお立ち寄りください。またお待ちしています。
2013/7/28 21:17
あっ これはどうも
mamenahumiさん
大変お世話になりありがとううごわした。
最高に居心地の良い山小屋でした。
機会あれば、また是非おじゃまして小屋の酒を
飲み干したいと思います。
2013/7/28 21:47
お疲れさまでした。
いつか行こう、と思っていたコースです。
先を越されてしまいました。
5日目、6日目の日記読んで、そんなに藪こぎがひどいならちと考えもんだな・・・と行く前から戦意喪失気味です。
貴重な体験レポートありがとうございました。
2013/7/29 22:59
おひさしブーリな・・
tabioさん 酷い藪漕ぎは、迷ってる証拠です^^。
なので余り気にしないように。
笹漕ぎは、濡れてなければ そう苦痛では有りません。
でも、人気の無いコースは、”てきめん”だなああ
2013/7/30 7:03
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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