櫛形山 アヤメ群生の復活を願う!!
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 670m
- 下り
- 668m
コースタイム
11:40裸山→12:40櫛形山→13:00三角点→13:30池の茶屋
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・池の茶屋登山口にあるのは無人避難小屋 ・池の茶屋は昔丸山林道と池の茶屋林道分岐にあったという ・池の茶屋登山口の新トレッキングコースは北岳展望台までは舗装車いすもOK その先は足場悪し、特に休憩所以降→もみじ沢→裸山のコルまで開通して間も なく踏み固まっていないようである ・アヤメ平から裸山へは左コース(原生林コースちょっと遠回りです)がお奨めしま す。晴れたら富士山が見え、また沢山の奇樹と出会えます。 ・下山後の温泉「みたまの湯」TEL055−272-2641(ふろよい)植物成層の湯、茶褐 色ではあるが癖がなく肌に優しい。750円也 露天風呂から見える景色は甲府盆地、本日登った櫛形山、鳳凰三山、北岳、八ヶ 岳,金峰,が一望でき、「早も急(せ)かるる次の山」となる気持ちは誰にも止めら れないのでありました。 ・開通したばかりのトレッキングコースは地図ルートにトレースがなく想像で設定 したので信用しないでください。 麗嶺 |
写真
感想
「ああ櫛形山なんだ」アヤメの山を知ったのは10数年前 新宿駅東口に中央線沿線の案内所があり標高2000mの高所に白峰三山をバックにアヤメが群生している絵のパンフレットを見た。いつか行こうと心に決めていたがその機会を逸しやっと今回の山行となった。しかし群生とは言い難し、たまたま居合わせた日本高山植物保護協会の監視員の方とアヤメ平、お花畑についてお話が聞けた。柔和な方でこちらが何を聞いても優しく答えてくれた。アヤメは鹿の食害を受け網を張ることでシカから守り始めて3年とのこと。アヤメ平に監視カメラを備え夜の様子を見ると白く輝く目がいっぱいだったとか。アヤメ他高山植物も被害から守るために網を張るに至ったそうである。そう言えば裸山のコルで休んでいた所いきなり雄鹿が走りざまに飛んで右から左へ眼前を横切るように走り去った。適度な個体数は認めても食い尽くす程の個体数は制限すべきか。鳥獣保護協会もありその立場で見解は違う訳ですねこれが。
食害から守るには来ないようにするしかない訳で、ネットを張るしかないってことですな。おかげで少し昔の群生状態を取り戻しているとの弁であったが10年前のイメージで来ている私にはとても程遠いと思った。
お花畑に鍵の付いた金網の出入口、最初は熊被害防護フェンス思いきや、お花畑は
2mほどの黒ネット 撮影者泣かせであります。良く見ると目線位置に20儚僂侶蠅開いていてここからレンズを出せという心遣い。向かいの網が写りまっせ。トホホ夢をもう一度 あと10年はかかるでしょう。何か出来ることがあればと思っている次第です。写真の花の名前と解説はこの指導員の説明によるものです。
途中、学校のクラス登山、保育士さんの事前実地踏査を見てもお年寄りから園児まで愛されている山!櫛形山に復活のエールを贈りたい。
原生林の奇樹と苔むす絨毯、下草の緑がまた来てねと呼び掛けていました。
麗嶺
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