ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 323657
全員に公開
ハイキング
甲信越

櫛形山 アヤメ群生の復活を願う!!

2013年07月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
8.2km
登り
670m
下り
668m

コースタイム

8:40池の茶屋登山口→9:00北岳展望デッキ→休憩所→もみじ沢→9:30裸山のコル  →9:50御花畑→10:00アヤメ平(昼)11:00
11:40裸山→12:40櫛形山→13:00三角点→13:30池の茶屋
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
池の茶屋駐車場20台程度
コース状況/
危険箇所等
・池の茶屋登山口にあるのは無人避難小屋
・池の茶屋は昔丸山林道と池の茶屋林道分岐にあったという
・池の茶屋登山口の新トレッキングコースは北岳展望台までは舗装車いすもOK
  その先は足場悪し、特に休憩所以降→もみじ沢→裸山のコルまで開通して間も  なく踏み固まっていないようである
・アヤメ平から裸山へは左コース(原生林コースちょっと遠回りです)がお奨めしま す。晴れたら富士山が見え、また沢山の奇樹と出会えます。
・下山後の温泉「みたまの湯」TEL055−272-2641(ふろよい)植物成層の湯、茶褐 色ではあるが癖がなく肌に優しい。750円也
 露天風呂から見える景色は甲府盆地、本日登った櫛形山、鳳凰三山、北岳、八ヶ 岳,金峰,が一望でき、「早も急(せ)かるる次の山」となる気持ちは誰にも止めら れないのでありました。
・開通したばかりのトレッキングコースは地図ルートにトレースがなく想像で設定 したので信用しないでください。
                      麗嶺
裸山のコル オス鹿が登山道を横切り駆け抜けた
裸山のコル オス鹿が登山道を横切り駆け抜けた
サルオガセ 別名とろろ昆布(笑)
1
サルオガセ 別名とろろ昆布(笑)
立派な道標
ニガナ白 (黄もあり)
ニガナ白 (黄もあり)
アヤメ平周辺 自然の庭園
1
アヤメ平周辺 自然の庭園
アヤメが絶滅状態 シカに聞かせてあげたい
1
アヤメが絶滅状態 シカに聞かせてあげたい
アヤメ平小屋の様子
アヤメ平小屋の様子
時々ガスも出て
クマガイソウ
この木なんの木 気になる木
1
この木なんの木 気になる木
アカショウマ 白なのに 茎の枝分かれ部分が赤に由来するとのこと
1
アカショウマ 白なのに 茎の枝分かれ部分が赤に由来するとのこと
ネットで守られたお花畑 クマガイソウ
ネットで守られたお花畑 クマガイソウ
10年の思いで櫛形山のアヤメに会えたが
群生地は見るも無残にシカの食害でひん死寸前
1
10年の思いで櫛形山のアヤメに会えたが
群生地は見るも無残にシカの食害でひん死寸前
シカの増殖にアヤメは群生ではなく粗生
1
シカの増殖にアヤメは群生ではなく粗生
シカも罰してという気持ち
シカも罰してという気持ち
グンナイフウロ
キソチドリ ランの種類だそうです
同化して草と見分けがつきますか?
アップして見てね
キソチドリ ランの種類だそうです
同化して草と見分けがつきますか?
アップして見てね
ネットの中に
日本高山植物保護協会の監視員の人から聞いたのですが、、、、。失念しました。
日本高山植物保護協会の監視員の人から聞いたのですが、、、、。失念しました。
可憐なオトギリソウ
1
可憐なオトギリソウ
ヤマオダマキ
シロバナヘビイチゴ
シロバナヘビイチゴ
登山道で会った保育士のみなさん
登山道で会った保育士のみなさん
園児のための実地踏査とのこと
二股でどちらがいいですか?
左が良いとのことで左へ
園児のための実地踏査とのこと
二股でどちらがいいですか?
左が良いとのことで左へ
雲の合間から富士山が
雲の合間から富士山が
アップ 言った通りの左コースが正解でした
2
アップ 言った通りの左コースが正解でした
原始林の奇樹たち
2
原始林の奇樹たち
行歳月 流れたことか
行歳月 流れたことか
子らに親しまれ時には遊具として
1
子らに親しまれ時には遊具として
厳然として生きている
1
厳然として生きている
檻の中のアヤメさん
1
檻の中のアヤメさん
花の名山櫛形山
ここでワンショット
ここでワンショット
裸山の三角点 今日は残念ながら見晴ゼロ
裸山の三角点 今日は残念ながら見晴ゼロ
シカもこの花やマルバタケブキを食べてくれたらいいのに食べないそうです
1
シカもこの花やマルバタケブキを食べてくれたらいいのに食べないそうです
こんなに群生しているコウリンカ
1
こんなに群生しているコウリンカ
裸山の保護網の中 右にチョウが
2
裸山の保護網の中 右にチョウが
網を張り生き延びている
2
網を張り生き延びている
花の百名山 百花繚乱の舞
網を張ってシカの食害から守って4年経つそうです
1
花の百名山 百花繚乱の舞
網を張ってシカの食害から守って4年経つそうです
今年は見納めですね
2
今年は見納めですね
天を目指して力尽いたツガ
天を目指して力尽いたツガ
緑の下草あざやかに続いてる
緑の下草あざやかに続いてる
苔むす絨毯
サルオゴセとマルバタケブキ
1
サルオゴセとマルバタケブキ
どうすればこんな樹に
2
どうすればこんな樹に
角度を変えれば
櫛形山三角点 山頂標識は手前
櫛形山三角点 山頂標識は手前
ここを下れば池の茶屋登山口へ
1
ここを下れば池の茶屋登山口へ
中山間のくらし

感想

「ああ櫛形山なんだ」アヤメの山を知ったのは10数年前 新宿駅東口に中央線沿線の案内所があり標高2000mの高所に白峰三山をバックにアヤメが群生している絵のパンフレットを見た。いつか行こうと心に決めていたがその機会を逸しやっと今回の山行となった。しかし群生とは言い難し、たまたま居合わせた日本高山植物保護協会の監視員の方とアヤメ平、お花畑についてお話が聞けた。柔和な方でこちらが何を聞いても優しく答えてくれた。アヤメは鹿の食害を受け網を張ることでシカから守り始めて3年とのこと。アヤメ平に監視カメラを備え夜の様子を見ると白く輝く目がいっぱいだったとか。アヤメ他高山植物も被害から守るために網を張るに至ったそうである。そう言えば裸山のコルで休んでいた所いきなり雄鹿が走りざまに飛んで右から左へ眼前を横切るように走り去った。適度な個体数は認めても食い尽くす程の個体数は制限すべきか。鳥獣保護協会もありその立場で見解は違う訳ですねこれが。
食害から守るには来ないようにするしかない訳で、ネットを張るしかないってことですな。おかげで少し昔の群生状態を取り戻しているとの弁であったが10年前のイメージで来ている私にはとても程遠いと思った。
お花畑に鍵の付いた金網の出入口、最初は熊被害防護フェンス思いきや、お花畑は
2mほどの黒ネット 撮影者泣かせであります。良く見ると目線位置に20儚僂侶蠅開いていてここからレンズを出せという心遣い。向かいの網が写りまっせ。トホホ夢をもう一度 あと10年はかかるでしょう。何か出来ることがあればと思っている次第です。写真の花の名前と解説はこの指導員の説明によるものです。
途中、学校のクラス登山、保育士さんの事前実地踏査を見てもお年寄りから園児まで愛されている山!櫛形山に復活のエールを贈りたい。
 原生林の奇樹と苔むす絨毯、下草の緑がまた来てねと呼び掛けていました。
                                麗嶺

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4338人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら