50年振りの♪飯豊連峰
- GPS
- 25:23
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 2,835m
- 下り
- 2,821m
コースタイム
飯豊山荘1000〜1227湯沢峰1255〜1445五郎清水(水補給)1525〜1640梶川峰1653〜1748扇ノ地紙〜1823門内小屋(泊)
7/20
門内小屋0520〜0623北股岳0636〜0702梅花皮小屋(水補給)0726〜0803梅花皮岳〜0836烏帽子岳0845〜1045天狗の庭1100〜1256烏帽子岳1306〜1356梅花皮小屋(水補給)1417〜1606門内小屋(泊)
7/21
門内小屋0523〜0622梶川峰0630〜0704五郎清水(水補給)0730〜0840湯沢峰0908〜1050飯豊山荘
※ペースゆっくり〜休憩多め
天候 | 7/19 くもり→晴れ 7/20 晴れ♪ 午後からたまにガス 7/21 うす曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
梶川尾根 700〜800m付近にスズメバチ! 五郎清水の上、雪渓巻きの笹薮あり 梅花皮岳〜天狗の庭、雪渓10ヶ所以上あり。 アイゼンなしで行けましたが要注意。 ガスってる時は道迷いに注意! 〜水場〜 五郎清水 登山道から20mほど下った所にチョロチョロ。 門内小屋 管理小屋に雨水?蛇口あり(未使用の為不明) テン場から下った所に水場(融雪水)あり(未使用の為不明) 梅花皮小屋(治二清水)水量豊富♪ |
写真
感想
山形は前日までの記録的な大雨。
予定していた大日杉登山口、および川入登山口への道が土砂崩れなどで通行止め。
急遽予定を変更して飯豊山荘から入山。
飯豊本山へはかなり遠くなったが・・・果たして。
今回の連れは、にわかパートナー(笑)
御歳73の親父。
50年前に2回来ている。
らしいが記憶は定かではない。
以前から「飯豊は良いぞ〜」と繰返し言っていた。
「そのうち行くかい?」と数年経過。
やっと実現した。
普段、山登りなど全くやらない父。
トレーニングと称して、3週間前に谷川岳(天神平〜トマの耳往復)したが、キツかったらしい。
その後、仕事の傍ら走り込みしていたようだ。
さて本番。
7/18
夜、自宅から360キロひた走る。。。
7/19
急な予定変更で飯豊山荘着が9時過ぎ、、、遅すぎる。
それが幸いしたのか、今まで降っていた雨が上がっていた。
天気は好転に向かう予報。
日が沈む前には小屋に着くだろう。
急登の梶川尾根を行く。
樹林帯をひたすら登る。
汗だくになりながらも、何とか付いてくる父。
なかなかヤルね♪
約9時間かけて門内小屋着。
平日という事もあり、小屋は2人で独占。
日本海に沈む夕日を見て、飯くって、早々に就寝。
7/20 3時起床。
飯食って、日の出を拝む。
今日もここにお世話になるので余計な荷物はデポして出発。
本山は既に諦めていたが、御西岳くらいは行けたらイイナ〜
と、歩きはじめる。
軽いアップダウンの繰り返しで北股岳。
見晴しが良い♪
眼前に大日岳、その右に燧ヶ岳も確認できる。
梅花皮小屋の主人曰く、こんなに好い天気は1ヶ月ぶりかな〜
と、毛布を外に広げて干していた。
梅花皮岳を経て烏帽子岳。
ここから雪渓の連続。神経を使う。
出発から4時間半で御手洗ノ池。
既にお互い疲れている(笑)
日差しも強く、体力の消耗も著しい。
昨日の今日、明日もあるので無理はしない。
御西岳は諦めて、その手前、天狗の庭で引き返すこととする。
お昼近くなるとガスが湧いてきた。
お陰で涼しい。
帰りは稜線のお花畑を愛でながら、
行きかう登山者を労いながら来た道を戻る。
2日目、行動10時間半。
前日より疲れた。。。
この日の門内小屋は盛況?で、13人程、テン場は1張り。
色んな人がいるもんだ。。。
7/21
4時起床。
ラーメン食って、日の出を拝んで出発。
西からは黒い雲が迫っていた。
東の空は明るく、雲間から日の光が差し込み雲海を照らす。
それを眼下に尾根を下る、下る。
湯沢峰を過ぎたころ、父のペースも落ちてきた。
本人曰く、「老体にムチ打って下った」そうだ(笑)
無事、飯豊山荘に下山。
早速温泉で汗を流す。
湯船につかり「良く登ったね」と、お互い労う。
50年前、石転び沢を登り1週間ほど縦走したそうだが。。。
2回目は、丸森尾根を登り、野営して新発田へ降りたとか。。。
でも今回歩いてみて、何処をどう歩いたかは憶えていないと言う。
ただ「良かった」それだけは記憶にあるようだ。
山とは、その程度でちょうど良いのかもしれない。
帰りに、父の故郷である米沢へ立寄り帰路に着いた。
我ながら、そんじょそこらの親父とは違うな〜と、改めて思う3日間でした。
コメント
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私の今年狙ってる山です。
前から行きたかったんだけど、山で出会う新潟人が
みんな大絶賛!!!行ったことある人は思い出多い山行になるようですね。
それにしてもお父様お元気!
私の亡父も若い頃山を登っていて、私が山登りをするのもその影響かな?
一緒に歩いたことはほとんどなかったのだけど
このレコを勝手に自分に置き換えて妄想してしまいました。
とは言っても、うちの親父は足ケガしてから20年前金時山ですらヤバそうだったっケド。。やはりお父様そんじょそこらの方ではありません
飯豊の美しさは50年前と変わらなかったのかな。
そして息子さんと登り、更に「良かった」思いの強い山になったよね。
どこかもわかりませんが・・・
よく聞く名前です。
一度は行ってみたいですな
お疲れ様〜
行ってきました〜 kagetsuさん
狙ってたんですね!
いや〜行くまでが長い、、、行っても長かったけど(笑)
kagetsuさんなら、同じコース日帰り可能ですね♪
親父は、、、ただ者じゃないですわ〜
飯豊の思い出、「冥途の土産」だそうです(笑)
kagetsuさんの親父さんも山屋でしたか〜
血は脈々と受け継がれるモノなんですね♪
ヤマさん、100名山ですよ〜
(今回踏んでませんが・・・)
健脚なら日帰りコースなんですが、、、
やっぱりロングは向いてないですわ〜(笑)
遅ればせながら久々にコメント致します。
いやぁ〜
何度見てもいいレコですね!
山といい、花の写真といい、エピソードといい!!
何となく気になってまた戻ってきてしまいました。(笑)
私のオヤジも74歳で、とても元気です。
この年代の人は強いですね。
精神的にも肉体的にも。
写真41のチングルマが風にたなびく様子に、
何とも言えない旅愁を感じました。
↓え!? 無風だったんですか!
なおさら感動
ELK66さん
出戻りコメントありがとうございます(笑)
やはり、思い入れのある山は格別なのかな。
だから根を上げずに歩けたんでしょうね。
谷川岳のほうがキツかった、とも言ってましたが・・・
チングルマ〜この時、無風です。。。
風雨にさらされて、そのまま固まったんですね。
私、この毛がボーボーの方が好きなんです♪
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