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Yamareco

記録ID: 324020
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

【南ア北部 仙丈ヶ岳〜仙塩尾根〜三峰岳〜間ノ岳〜農鳥岳】

2013年07月19日(金) ~ 2013年07月21日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県 静岡県
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GPS
54:29
距離
37.1km
登り
3,424m
下り
4,635m

コースタイム

7月19日(金) 北沢峠から仙丈ヶ岳に登頂後,仙塩尾根を縦走し高望池にてビバーク
北沢峠07:31→08:50大滝の頭09:00→09:58小仙丈岳10:14→11:10仙丈ヶ岳11:40→大仙丈岳12:15→伊那荒倉岳14:34→14:42高望池(ビバーク)

7月20日(土) 高望池から野呂川越え,三峰岳,間ノ岳を経て農鳥小屋にて幕営
高望池05:06→05:37独標05:52→06:55野呂川越え07:00→08:16標高2571奪櫂ぅ鵐08:28→09:32標高2760奪櫂ぅ鵐09:48→10:31三峰岳11:07→12:00間ノ岳12:14→13:10農鳥小屋(幕営)

7月21日(日) 農鳥小屋から農鳥岳に登頂後,大門沢を下降して奈良田温泉に下山
農鳥小屋05:03→西農鳥岳05:41→06:22農鳥岳06:47→07:23大門沢下降点07:28→10:15大門沢小屋(昼食)10:40→最初の吊り橋(発電所取水口)12:34→登山口12:58→広河内橋13:29→13:58第一駐車場
天候 7月19日(金) 晴れのち薄曇り
7月20日(土) 晴れのち薄曇りのち晴れ
7月21日(日) 曇りのち時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆往路
自宅を0:30に出発。茨城町東ICから北関東道〜常磐道〜首都高〜中央道と高速走行し,3:20甲府南ICから一般道へ。
一般道を約62卅行し,奈良田温泉第一駐車場には4:55着。
コンビニは高速を降りてすぐに何軒かありますが,国道52号沿いの身延町役場手前左側にあるセブンイレブンで最後です。

第一駐車場から05:30発の広河原行きバスに乗車。料金は1,100円(乗車券1,000円+協力金100円)。出発時点で座席の8割が埋まりました。
そのため,800辰曚廟茲砲△訛萋鹵鷦崗譴脳莠屬靴10名ほどの登山者のうち,半数以上は座れずに立ったままの状況でした。
第二駐車場利用のほうが,下山時の車道歩きが10分ほど少なくて済むのですが,バスの混雑を考えると,どちらの駐車場利用が良いのか悩ましいところです。
広河原には50分ほどで到着。広河原発06:30北沢峠行きバスに乗り換えます。料金は荷物料込みで750円。乗車人数に応じてバスの台数は調節されるらしく,このときはバス2台で発車しました。

◆復路
登山口に下山した後の車道歩きは,第一駐車場まで約1時間(第二駐車場ならば50分)。重荷を背負って疲れた体にはかなり堪えました。

下山後の入浴は,「西山温泉 湯島の湯」を利用しました。入浴料は一人500円。内湯はなく,開放的な外湯が2カ所。貸し切りでした。
ただし,この施設の洗い場にはシャワーがありません。洗い場の前を流れる源泉を汲み,水で薄めて頭や体を洗いました。

中央道の帰路は,相変わらずの渋滞でした。16:30に甲府南ICから高速に入りましたが,高井戸まで約3時間。でもその先は渋滞はなく,21:15には茨城町東ICに到着しました。自宅着は,21:30でした。
コース状況/
危険箇所等
◆ 北沢峠〜小仙丈岳〜仙丈ヶ岳
・ 北沢峠からの登りは,シラビソなどの針葉樹が茂る樹林帯の中に整備された,歩きやすい登山道です。
・ 約15分毎に「1合目」,「2合目」と標識が出ているので,ペースが取りやすいと思います。5合目の大滝の頭までは,約20キロのテント装備で歩いて1時間20分ほどでした。ここは,藪沢と小仙丈岳方面との分岐です。ここで10分少々休憩をしました。
・ 大滝の頭からは直進して小仙丈岳を目指します。6合目を過ぎるとハイマツの中の急登となります。振り返れば甲斐駒ヶ岳やアサヨ峰,鳳凰三山など南ア北部の名峰が望め,南アルプスを登山している実感が湧いてきます。
・ しばし急登を頑張ると,09:58 標高2,855辰両仙丈岳に到着です。秋空のように爽やかな青空が広がり,夏山には珍しく遠望を楽しむことができました。山頂からは,なんと北アルプスの槍ヶ岳まで見えています。もちろん目の前には目指す仙丈ヶ岳や名峰北岳,その左手後方に富士山。甲斐駒ヶ岳と鋸岳との間には,八ヶ岳の峰々も。素晴らしい展望です。
・ 小仙丈岳から先は,所々岩場となっていますが,それほど危険な場所はありません。正面に仙丈ヶ岳と二つのカールを望みながらの楽しい稜線歩きです。30分ほど登ると,仙丈小屋方面との分岐に到着。右のトラバースを10分ほど進めば仙丈小屋ですが,本日は小屋には寄らないので,そのまま山頂方向へと直進です。
・ さらに20分ほど登ると,傾斜が緩み,正面に仙丈ヶ岳の山頂が見えてきます。たくさんの登山者が山頂に立っているのが見えました。カールの淵を右に回り込むように5分ほど歩くと,山頂に到着です。
・ 山頂には11:10に到着しましたが,周囲にガスは沸いておらず,素晴らしい展望でした。さすがに標高3,032辰了劃困任后K務戮箙暖絛陬岳などの周辺の名山を含め,北アルプス,中央アルプス,南アルプス南部など,名だたる山々が見渡せました。眼下には,藪沢カールとその底に建つ仙丈小屋も。風もなく穏やかな山頂で,30分ほど昼食休憩を取りました。なお,山頂でドコモメール送受信できました。

◆ 仙丈ヶ岳〜大仙丈岳〜高望池
・ 11:40 山頂をあとにし,双耳峰である大仙丈岳へと向かいます。ここから先の仙塩尾根には,登山者の姿はほとんどありませんでした。最初は穏やかな下りですが,途中から西側が切れ落ちた険しい岩場の登りとなります。転落に注意!
・ 大仙丈岳の山頂目指して登っていると,目の前に雷鳥の親子が砂浴びをしていました。こちらの姿など気にもせず。しばらく待っていたのですが,いつまでも続けているので,「ごめんね,通るよ。」と声をかけ,登山道を進みます。雷鳥たちもしかたなさそうに除けてくれました。
・ 大仙丈岳の山頂には,12:15に到着。この先は,窪んだ舟形の二重山稜の地形となり,ビバークできそうな場所が数多く出てきます。また,ハイマツ帯に入るので,風も避けられ,悪天候でもテントさえあれば何とかなりそうです。・ ルートは,ハイマツ帯からシラビソの樹林帯へと変わり,しばらくは緩いアップダウンを繰り返しながら標高を下げていきます。途中,振り返ると仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳の眺めの良いところもありますが,基本,樹林帯の中です。倒木もありますが,歩行に邪魔にならないよう,多くは伐採処理されています。
・ 大仙丈岳から2時間20分ほどで安倍荒倉岳に到着。そこから8分ほどで高望池に着きました。予定では,両俣小屋まであと2時間半を歩いて幕営するつもりでしたが,この調子では到着は午後5時過ぎになりそう。かなり疲れを感じていたので,ここでビバークすることにしました。
・ この高望池の西側斜面には,このルートでは貴重な水場があります。斜面を2〜3分下ると,冷たい湧き水が流れていました。ここでビールまがいを冷やしながら,3リットルほど水を補充。これで明日以降も行動できます。
・ 私がテントを設営してから30分ほどで,北沢峠から一緒だった登山者が到着。同じくここでビバーク。さらに,夕方になってもう一人,テントを設営。都合3張りのテントが建ちました。なお,テント内からドコモメール送受信できました。

◆ 高望池〜野呂川越え〜三峰岳
・ 翌朝も晴れ。05:06に高望池を出発し,30分ほどで標高2,499辰瞭班犬謀着しました。晴れていれば,ここからの眺めは素晴らしいです。歩いてきた仙丈ヶ岳からのルートが美しい。また,北アルプスや中央アルプスの山並みも好展望。東側は,北岳から間ノ岳へと連なる稜線の陰が,凄い迫力です。
・ 独標から先は,またシラビソの樹林帯の中を歩きます。苔やシダと樹木とのコラボレーションが美しいです。1時間ほどで標高2,290辰量醢だ遽曚┐謀着。ここから両俣小屋までは40分の下り。
・ 野呂川越えは本日のルートの最低鞍部。ここから,標高2,999辰了以岳まで,約700辰里療个蠅本日最大のアルバイトです。
・ しかしながら,傾斜はそれほどきつくはなく,途中,標高2571奪櫂ぅ鵐箸班弦2760奪櫂ぅ鵐箸2カ所で休憩を取り,3時間半ほどで三峰岳に到着しました。
 
◆ 三峰岳〜間ノ岳〜農鳥小屋
・ 三峰岳の山頂は,本当に眺めが良いです。目の前の間ノ岳はもちろん,南側には塩見岳,北側には仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳など,指呼の下に眺めることができます。
・ 三峰岳で30分以上ものんびりしたあとは,間ノ岳への標高差190辰療个蠅任后E喘罅ご笋離レ場を登りますが,それほど危険はありません。右手に塩見岳や西農鳥岳などを望みながらの気持ちよいルートです。
・ 間ノ岳山頂には,12:00に到着。三峰岳からは,53分ほどでした。この山頂は広々していて気持ちよいです。北には名峰北岳。南には,塩見岳や南ア南部の名峰たち。そして南東には,本日の目的地である農鳥小屋や西農鳥岳が素晴らしい眺め。山頂直下には,大きな雪田もあります。
・ 雪田でビールを冷やすための雪をビニール袋に詰め,12:14に山頂を出発。農鳥小屋を目指します。最初は岩ゴロの急傾斜の下りですが,徐々に傾斜が緩み,55分ほどで農鳥小屋に到着しました。テン場はまだ5張りほどだったので,西農鳥岳を望む良い場所にテントを設営することができました。
・ もちろんテント設営のあとはビールで乾杯。残雪で冷やしたビールはことのほか旨く,4本も飲んでしまいました。なお,テント内からドコモメール送受信できました。

◆ 農鳥小屋〜農鳥岳〜大門沢小屋
・ 翌日は,05:03にテン場を出発。まずは目の前の西農鳥岳を目指します。ガレた急傾斜の登りを40分ほど頑張れば,山頂に到着。山頂からは,北に間ノ岳と北岳の眺めがナイスです。
・ ここから農鳥岳へは,岩場のアップダウンがあり,少し緊張するところですが,それほど危険はありません。慎重に通過すれば,問題なく歩くことができます。
・岩場の先はフラットな道が農鳥岳まで続きます。農鳥岳には,06:22に到着。曇っていて眺めはイマイチでしたが,遠望が効いていました。特に,墨絵のような富士山と,南ア南部の山並みがとても印象的でした。
・ 最後のピークである農鳥岳では,25分も休憩をしました。でもいつまでも居るわけにはいかないので,06:47に下山開始。まるで月の表面のような細かい岩を敷き詰めたような乾いた道を下り,大門沢下降地点には,07:23に到着しました。
・ ここからが本日の課題,大門沢の標高差約2,000辰硫爾蠅粒始です。この下り,テント装備の重荷では,膝や太股への負担はかなりのものです。朝食をしっかり摂っていなかったこともあり,急な下りに対応できず,途中,休みながらの下りとなりました。
・ なんとか,大門沢小屋まで下ると,もう,お腹ぺこぺこ。ここで餅入りラーメン1,000円也を食べました。 

◆ 大門沢小屋〜奈良田温泉
・ 大門沢小屋で一息入れたあとも,奈良田までの下りは厳しいです。いくつもの沢に架かる木の橋を渡り,何度かのアップダウンもあります。とにかく長いです。
・ それでも,3つの吊り橋を渡れば,何とか林道のある登山口に到着です。
・ しかしながら,ここからの車道歩きは長いです。約30分で広河内橋に到着しますが,そこから先も30分の舗装路歩き。奈良田第一駐車場に到着したのは,13:58になっていました。
予約できる山小屋
仙丈小屋
北沢峠 こもれび山荘
07:31 仙丈ヶ岳を目指し,北沢峠を出発しました。
2013年07月19日 07:20撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 7:20
07:31 仙丈ヶ岳を目指し,北沢峠を出発しました。
08:23 三合目に到着。ヤマ看板に思わず目が行きます。
2013年07月19日 08:23撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 8:23
08:23 三合目に到着。ヤマ看板に思わず目が行きます。
08:50 五合目となる大滝の頭に到着。ここで水分補給のため10分ほど休憩。
2013年07月19日 08:51撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 8:51
08:50 五合目となる大滝の頭に到着。ここで水分補給のため10分ほど休憩。
09:28 六合目。上空は青空!
2013年07月19日 09:28撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 9:28
09:28 六合目。上空は青空!
鳳凰三山を望む。中望遠で撮影。
2013年07月19日 09:39撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 9:39
鳳凰三山を望む。中望遠で撮影。
小仙丈岳手前の展望ポイントから甲斐駒ヶ岳を望む。左後方には八ヶ岳も見えました。
2013年07月19日 09:50撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 9:50
小仙丈岳手前の展望ポイントから甲斐駒ヶ岳を望む。左後方には八ヶ岳も見えました。
09:58 小仙丈岳に到着。ここで15分ほど休憩。
2013年07月19日 09:58撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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09:58 小仙丈岳に到着。ここで15分ほど休憩。
小仙丈岳から望む仙丈ヶ岳。ガスも沸かず,山頂までくっきり見えていました。
2013年07月19日 09:59撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小仙丈岳から望む仙丈ヶ岳。ガスも沸かず,山頂までくっきり見えていました。
皆さん,思い思いに休憩中。ホントに良い天気です。山の神様に感謝。
2013年07月19日 10:00撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 10:00
皆さん,思い思いに休憩中。ホントに良い天気です。山の神様に感謝。
北アルプス方面。槍ヶ岳もはっきり見えました。
2013年07月19日 10:01撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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北アルプス方面。槍ヶ岳もはっきり見えました。
こちらは中央アルプス。後方には御嶽山。
2013年07月19日 10:01撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こちらは中央アルプス。後方には御嶽山。
鋸岳の先に八ヶ岳を望む。
2013年07月19日 10:02撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:02
鋸岳の先に八ヶ岳を望む。
左から,鳳凰三山,富士山,北岳,間ノ岳。
2013年07月19日 10:07撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:07
左から,鳳凰三山,富士山,北岳,間ノ岳。
中望遠レンズで仙丈ヶ岳山頂方面を撮影。山頂部の左にある二つの突起は大仙丈岳です。こちらから見ると,仙丈ヶ岳の山頂と隣り合っているように見えますが,実際は結構距離があります。
2013年07月19日 10:07撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 10:07
中望遠レンズで仙丈ヶ岳山頂方面を撮影。山頂部の左にある二つの突起は大仙丈岳です。こちらから見ると,仙丈ヶ岳の山頂と隣り合っているように見えますが,実際は結構距離があります。
大仙丈岳から続く仙塩尾根と大仙丈沢カールを望む。
2013年07月19日 10:07撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大仙丈岳から続く仙塩尾根と大仙丈沢カールを望む。
山頂部が徐々に近づいてきます。
2013年07月19日 10:26撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 10:26
山頂部が徐々に近づいてきます。
10:29 八合目に到着。
2013年07月19日 10:29撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:29
10:29 八合目に到着。
振り返ると,小仙丈岳がもう,あんなに小さい。
2013年07月19日 10:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 10:41
振り返ると,小仙丈岳がもう,あんなに小さい。
10:49 仙丈小屋分岐に到着。小屋へは,右のトラバースルートを10分ほど。
2013年07月19日 10:49撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:49
10:49 仙丈小屋分岐に到着。小屋へは,右のトラバースルートを10分ほど。
甲斐駒ヶ岳と摩利支天。中望遠レンズで。
2013年07月19日 10:53撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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甲斐駒ヶ岳と摩利支天。中望遠レンズで。
山頂に登山者がいるのが見えます。
2013年07月19日 10:57撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 10:57
山頂に登山者がいるのが見えます。
ここまで来れば,山頂はすぐそこ。
2013年07月19日 10:58撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 10:58
ここまで来れば,山頂はすぐそこ。
小仙丈沢カールの南側には,北岳。
2013年07月19日 11:01撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小仙丈沢カールの南側には,北岳。
東側には,小仙丈岳の先に甲斐駒ヶ岳からアサヨ峰,鳳凰三山へと続く稜線。
2013年07月19日 11:01撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 11:01
東側には,小仙丈岳の先に甲斐駒ヶ岳からアサヨ峰,鳳凰三山へと続く稜線。
山頂はすぐそこです。
2013年07月19日 11:05撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 11:05
山頂はすぐそこです。
11:11 仙丈ヶ岳山頂に到着。
2013年07月19日 11:11撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 11:11
11:11 仙丈ヶ岳山頂に到着。
藪沢カールを見下ろす。仙丈小屋が見えますね。
2013年07月19日 11:13撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 11:13
藪沢カールを見下ろす。仙丈小屋が見えますね。
登山ルートを振り返る。とても良く整備された,初心者でも危険の少ないルートです。
2013年07月19日 11:14撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 11:14
登山ルートを振り返る。とても良く整備された,初心者でも危険の少ないルートです。
山頂北側の眺め。仙丈小屋へと下る藪沢コース。
2013年07月19日 11:39撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 11:39
山頂北側の眺め。仙丈小屋へと下る藪沢コース。
大仙丈岳を見下ろす。中望遠レンズで。
2013年07月19日 11:14撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 11:14
大仙丈岳を見下ろす。中望遠レンズで。
11:40 山頂をあとにし,大仙丈岳を目指します。
2013年07月19日 11:43撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 11:43
11:40 山頂をあとにし,大仙丈岳を目指します。
稜線西側は断崖となっており,転落注意です。
2013年07月19日 11:56撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 11:56
稜線西側は断崖となっており,転落注意です。
山頂手前では,雷鳥が親子で砂浴びしていました。人間を見てもまったく警戒せず,逃げようとしません。
2013年07月19日 12:12撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 12:12
山頂手前では,雷鳥が親子で砂浴びしていました。人間を見てもまったく警戒せず,逃げようとしません。
仙丈ヶ岳を振り返る。手前にいる二人は,雷鳥を撮影していました。
2013年07月19日 12:15撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 12:15
仙丈ヶ岳を振り返る。手前にいる二人は,雷鳥を撮影していました。
12:15 大仙丈岳の山頂に到着。仙丈ヶ岳からは35分ほどでした。
2013年07月19日 12:15撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12:15 大仙丈岳の山頂に到着。仙丈ヶ岳からは35分ほどでした。
山頂からの下りは,二重山稜の稜線を下ります。
2013年07月19日 12:16撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 12:16
山頂からの下りは,二重山稜の稜線を下ります。
ガスが覆い始めた仙塩尾根。その先に見えるのは,北岳。
2013年07月19日 12:25撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 12:25
ガスが覆い始めた仙塩尾根。その先に見えるのは,北岳。
東には,甲斐駒ヶ岳が望めました。
2013年07月19日 13:15撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 13:15
東には,甲斐駒ヶ岳が望めました。
仙丈ヶ岳を振り返る。
2013年07月19日 13:30撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 13:30
仙丈ヶ岳を振り返る。
この先は樹林帯の中の歩きとなります。
2013年07月19日 13:31撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 13:31
この先は樹林帯の中の歩きとなります。
14:34 伊那荒倉岳に到着。
2013年07月19日 14:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 14:34
14:34 伊那荒倉岳に到着。
14:41 高望池に到着。両俣小屋で幕営を予定していましたが,さらに2時間半歩かねばならず,疲れていたので,ここでビバークすることにしました。
2013年07月19日 14:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/19 14:41
14:41 高望池に到着。両俣小屋で幕営を予定していましたが,さらに2時間半歩かねばならず,疲れていたので,ここでビバークすることにしました。
西側斜面を2〜3分下ると水場があります。斜面から冷たい水が湧き出ています。持参した第三のビールを冷やして飲みました。旨かった!
2013年07月19日 15:26撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 15:26
西側斜面を2〜3分下ると水場があります。斜面から冷たい水が湧き出ています。持参した第三のビールを冷やして飲みました。旨かった!
フラットな草地にテントを設営しました。
2013年07月19日 15:33撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 15:33
フラットな草地にテントを設営しました。
近くに咲いていたシロバナヘビイチゴ。
2013年07月19日 16:46撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 16:46
近くに咲いていたシロバナヘビイチゴ。
ほどなくして,埼玉から来られた単独男性もここで幕営。さらに夕方になってもう一人加わり,この日は3張りのテントが建ちました。
2013年07月19日 16:48撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/19 16:48
ほどなくして,埼玉から来られた単独男性もここで幕営。さらに夕方になってもう一人加わり,この日は3張りのテントが建ちました。
翌朝は,05:06に高望池を出発。三峰岳を目指し,仙塩尾根を歩いていると,シラビソの森の中に,このようなビバーク適地を,何カ所も見かけました。
2013年07月20日 05:24撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 5:24
翌朝は,05:06に高望池を出発。三峰岳を目指し,仙塩尾根を歩いていると,シラビソの森の中に,このようなビバーク適地を,何カ所も見かけました。
スタートして30分ほどで標高2,499辰瞭班犬謀着しました。ここはとても展望の良いところです。
2013年07月20日 05:37撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 5:37
スタートして30分ほどで標高2,499辰瞭班犬謀着しました。ここはとても展望の良いところです。
北に目を向けると,昨日登った仙丈ヶ岳が,深い森の緑を従え朝日に照らされて,屹立していました。
2013年07月20日 05:38撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 5:38
北に目を向けると,昨日登った仙丈ヶ岳が,深い森の緑を従え朝日に照らされて,屹立していました。
中望遠レンズで少しアップ。
2013年07月20日 05:38撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 5:38
中望遠レンズで少しアップ。
間ノ岳から三峰岳へと続く稜線を望む。その右奥には,塩見岳も見えています。
2013年07月20日 05:42撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 5:42
間ノ岳から三峰岳へと続く稜線を望む。その右奥には,塩見岳も見えています。
カメラを少し右(西側)にずらして撮影。
2013年07月20日 05:43撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 5:43
カメラを少し右(西側)にずらして撮影。
望遠ズームで仙丈ヶ岳山頂部を撮影。
2013年07月20日 05:44撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 5:44
望遠ズームで仙丈ヶ岳山頂部を撮影。
中央アルプスの木曽駒ヶ岳を望む。
2013年07月20日 05:45撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 5:45
中央アルプスの木曽駒ヶ岳を望む。
こちらは,空木岳から仙涯嶺と続く稜線。
2013年07月20日 05:46撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 5:46
こちらは,空木岳から仙涯嶺と続く稜線。
シラビソの森の中を歩きます。
2013年07月20日 06:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 6:10
シラビソの森の中を歩きます。
朽ちた倒木にコケが良い感じです♪
2013年07月20日 06:16撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 6:16
朽ちた倒木にコケが良い感じです♪
06:27 標高2,478辰硫川岳に到着。この先は直進せず,左折です。
2013年07月20日 06:27撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 6:27
06:27 標高2,478辰硫川岳に到着。この先は直進せず,左折です。
横川岳を過ぎると,倒木帯に突入。でも,多くの倒木は伐採処理されていて,歩くのには支障ありませんでした。感謝。
2013年07月20日 06:38撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 6:38
横川岳を過ぎると,倒木帯に突入。でも,多くの倒木は伐採処理されていて,歩くのには支障ありませんでした。感謝。
06:55 野呂川越えに到着。両俣小屋へはここから下り40分とのこと。
2013年07月20日 06:55撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 6:55
06:55 野呂川越えに到着。両俣小屋へはここから下り40分とのこと。
コケとシラビソのコラボレーションが良い感じです。
2013年07月20日 07:06撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:06
コケとシラビソのコラボレーションが良い感じです。
このあたりは少し日当たりがよいせいか,シダが密生していました。
2013年07月20日 07:59撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 7:59
このあたりは少し日当たりがよいせいか,シダが密生していました。
展望の良いピーク手前のクサリ場。
2013年07月20日 09:25撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 9:25
展望の良いピーク手前のクサリ場。
クサリ場を過ぎると,一気に北側の展望が開けます。歩いてきた仙丈ヶ岳からのルートが展望できます。
2013年07月20日 09:30撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 9:30
クサリ場を過ぎると,一気に北側の展望が開けます。歩いてきた仙丈ヶ岳からのルートが展望できます。
中白根山西側斜面を望む。
2013年07月20日 09:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 9:34
中白根山西側斜面を望む。
09:32 標高2,760奪櫂ぅ鵐箸謀着。二人の登山者が休憩中だったのでご挨拶。お二人は昨日野呂川林道を歩いて両俣小屋に宿泊したとのこと。
2013年07月20日 09:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 9:41
09:32 標高2,760奪櫂ぅ鵐箸謀着。二人の登山者が休憩中だったのでご挨拶。お二人は昨日野呂川林道を歩いて両俣小屋に宿泊したとのこと。
三峰岳を望む。最低鞍部の野呂川越えからの標高差は670旦。
2013年07月20日 10:00撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:00
三峰岳を望む。最低鞍部の野呂川越えからの標高差は670旦。
歩いてきた稜線を振り返る。
2013年07月20日 10:14撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:14
歩いてきた稜線を振り返る。
三峰岳分岐の指導標が見えました。
2013年07月20日 10:28撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:28
三峰岳分岐の指導標が見えました。
10:31 三峰岳の山頂に到着。
2013年07月20日 10:32撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:32
10:31 三峰岳の山頂に到着。
本日の幕営地,農鳥小屋と農鳥岳を望む。
2013年07月20日 10:32撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:32
本日の幕営地,農鳥小屋と農鳥岳を望む。
南に目をやると,塩見岳や悪沢岳など,南ア南部の高峰が望めました。
2013年07月20日 10:33撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:33
南に目をやると,塩見岳や悪沢岳など,南ア南部の高峰が望めました。
これから登る間ノ岳。巨大な山体ですね。
2013年07月20日 10:35撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:35
これから登る間ノ岳。巨大な山体ですね。
間ノ岳から農鳥岳へと続く稜線の向こうには富士山。
2013年07月20日 10:35撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:35
間ノ岳から農鳥岳へと続く稜線の向こうには富士山。
中白根山から間ノ岳。
2013年07月20日 10:39撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:39
中白根山から間ノ岳。
三峰岳山頂からは,仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳も望めます。
2013年07月20日 10:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:41
三峰岳山頂からは,仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳も望めます。
30分以上休憩した後,三峰岳を出発。間ノ岳への登りの途中から三峰岳を振り返る。
2013年07月20日 11:11撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:11
30分以上休憩した後,三峰岳を出発。間ノ岳への登りの途中から三峰岳を振り返る。
ここは大井川の源流です。ダイナミックな景観が素晴らしい。
2013年07月20日 11:18撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:18
ここは大井川の源流です。ダイナミックな景観が素晴らしい。
間ノ岳山頂への登りは岩場となります。
2013年07月20日 11:18撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:18
間ノ岳山頂への登りは岩場となります。
北岳が姿を現しました。中望遠レンズで。
2013年07月20日 11:23撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:23
北岳が姿を現しました。中望遠レンズで。
こちらは,野呂川源流部。
2013年07月20日 11:33撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:33
こちらは,野呂川源流部。
三峰岳はかなり遠くなりました。
2013年07月20日 11:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:34
三峰岳はかなり遠くなりました。
岩場の登りが続きます。
2013年07月20日 11:39撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:39
岩場の登りが続きます。
塩見岳,悪沢岳,赤石岳を望む。中望遠レンズで。
2013年07月20日 11:41撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:41
塩見岳,悪沢岳,赤石岳を望む。中望遠レンズで。
歩きづらい岩場の登りです。
2013年07月20日 11:42撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:42
歩きづらい岩場の登りです。
ミヤマキンバイ
2013年07月20日 11:46撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:46
ミヤマキンバイ
ようやく間ノ岳の山頂が近づいてきました。
2013年07月20日 11:49撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:49
ようやく間ノ岳の山頂が近づいてきました。
12:00 間ノ岳山頂に到着しました。三峰岳から53分かかりました。
2013年07月20日 11:59撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:59
12:00 間ノ岳山頂に到着しました。三峰岳から53分かかりました。
こちらは昔からある南アに特徴的な山頂標識。
2013年07月20日 12:00撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:00
こちらは昔からある南アに特徴的な山頂標識。
間ノ岳の山頂三角点は,「相ノ岳」と標記するそうです。
2013年07月20日 12:01撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:01
間ノ岳の山頂三角点は,「相ノ岳」と標記するそうです。
北岳を望む。
2013年07月20日 12:01撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:01
北岳を望む。
北岳のアップ。中望遠レンズで。
2013年07月20日 12:03撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:03
北岳のアップ。中望遠レンズで。
山頂直下の残雪の先を歩く登山者。
2013年07月20日 12:04撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:04
山頂直下の残雪の先を歩く登山者。
タカネツメクサ
2013年07月20日 12:05撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:05
タカネツメクサ
富士山と雲海。
2013年07月20日 12:18撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:18
富士山と雲海。
農鳥岳と農鳥小屋。中望遠レンズで。
2013年07月20日 12:18撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:18
農鳥岳と農鳥小屋。中望遠レンズで。
農鳥小屋へと下る。
2013年07月20日 12:28撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:28
農鳥小屋へと下る。
間ノ岳を振り返る。
2013年07月20日 12:44撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:44
間ノ岳を振り返る。
東側の農鳥岳は,標高3,026叩西側の西農鳥岳は標高3,050叩主峰は西農鳥岳のほうです。見た感じも立派な山容ですね。
2013年07月20日 12:51撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:51
東側の農鳥岳は,標高3,026叩西側の西農鳥岳は標高3,050叩主峰は西農鳥岳のほうです。見た感じも立派な山容ですね。
13:10 農鳥小屋に到着。間ノ岳山頂から55分ほど。
2013年07月20日 13:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 13:10
13:10 農鳥小屋に到着。間ノ岳山頂から55分ほど。
良い場所にテント設営できました。背景の西農鳥岳が迫力あります。
2013年07月20日 13:40撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 13:40
良い場所にテント設営できました。背景の西農鳥岳が迫力あります。
西農鳥岳を中望遠レンズでアップ。
2013年07月20日 13:40撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 13:40
西農鳥岳を中望遠レンズでアップ。
青い屋根の小屋はトイレ棟。ここのトイレは残念な汚物垂れ流し方式です。何とかして欲しい。
2013年07月20日 13:58撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 13:58
青い屋根の小屋はトイレ棟。ここのトイレは残念な汚物垂れ流し方式です。何とかして欲しい。
間ノ岳山頂直下の残雪をビニール袋に入れてゲット。これでビールをキンキンに冷やして飲みました。旨くて4本も飲んでしまった。
2013年07月20日 14:26撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 14:26
間ノ岳山頂直下の残雪をビニール袋に入れてゲット。これでビールをキンキンに冷やして飲みました。旨くて4本も飲んでしまった。
ハクサンチドリ
2013年07月20日 15:15撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 15:15
ハクサンチドリ
テン場脇に咲いていたハクサンイチゲ。
2013年07月20日 15:16撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 15:16
テン場脇に咲いていたハクサンイチゲ。
シナノキンバイ
2013年07月20日 15:22撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 15:22
シナノキンバイ
深い陰影を刻む農鳥岳の稜線にガスが沸き出しました。
2013年07月20日 16:28撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 16:28
深い陰影を刻む農鳥岳の稜線にガスが沸き出しました。
午後5時頃のテン場の状況。この時点で13張りと余裕でした。皆さん,マナーも良く,快眠できました。
2013年07月20日 16:57撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 16:57
午後5時頃のテン場の状況。この時点で13張りと余裕でした。皆さん,マナーも良く,快眠できました。
午後7時過ぎ。夕日に赤く染まる雲の脇に月が浮かぶ。
2013年07月20日 19:13撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 19:13
午後7時過ぎ。夕日に赤く染まる雲の脇に月が浮かぶ。
縦走最終日は,05:03に出発。西農鳥岳の山頂を目指します。
2013年07月21日 05:03撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/21 5:03
縦走最終日は,05:03に出発。西農鳥岳の山頂を目指します。
西農鳥岳山頂を望む。
2013年07月21日 05:38撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 5:38
西農鳥岳山頂を望む。
05:41 西農鳥岳山頂に到着。間ノ岳を望む。
2013年07月21日 05:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/21 5:41
05:41 西農鳥岳山頂に到着。間ノ岳を望む。
農鳥岳と富士山。中望遠レンズで。
2013年07月21日 05:41撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/21 5:41
農鳥岳と富士山。中望遠レンズで。
間ノ岳の奥に北岳。
2013年07月21日 05:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 5:41
間ノ岳の奥に北岳。
残念ながら今日は曇り。景色はイマイチです。
2013年07月21日 05:41撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 5:41
残念ながら今日は曇り。景色はイマイチです。
南ア南部の山並みを望む。
2013年07月21日 05:45撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 5:45
南ア南部の山並みを望む。
農鳥岳へのルートは途中に岩場がの登降があります。
2013年07月21日 05:52撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 5:52
農鳥岳へのルートは途中に岩場がの登降があります。
北岳方面を望む。
2013年07月21日 06:05撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 6:05
北岳方面を望む。
岩場を過ぎると,穏やかな登山道となります。
2013年07月21日 06:08撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 6:08
岩場を過ぎると,穏やかな登山道となります。
西農鳥岳を振り返る。
2013年07月21日 06:16撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 6:16
西農鳥岳を振り返る。
06:22 農鳥岳の山頂に到着。
2013年07月21日 06:24撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/21 6:24
06:22 農鳥岳の山頂に到着。
山頂南側の眺め。
2013年07月21日 06:26撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 6:26
山頂南側の眺め。
山頂の様子。このあと続々と登山者が到着しました。
2013年07月21日 06:27撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 6:27
山頂の様子。このあと続々と登山者が到着しました。
富士山を望む。まるで墨絵のよう。
2013年07月21日 06:31撮影 by  E-P5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
7/21 6:31
富士山を望む。まるで墨絵のよう。
25分の休憩の後,出発です。
2013年07月21日 06:47撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 6:47
25分の休憩の後,出発です。
お花畑の中を通過します。
2013年07月21日 06:49撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 6:49
お花畑の中を通過します。
好展望の岩場の下りとなります。
2013年07月21日 06:51撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 6:51
好展望の岩場の下りとなります。
南ア南部の眺め。白峰南嶺も歩いてみたいですね。
2013年07月21日 06:55撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 6:55
南ア南部の眺め。白峰南嶺も歩いてみたいですね。
下りの途中から,西農鳥岳と農鳥岳を振り返る。
2013年07月21日 06:57撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 6:57
下りの途中から,西農鳥岳と農鳥岳を振り返る。
だいぶ下ってきました。
2013年07月21日 07:14撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 7:14
だいぶ下ってきました。
正面の山は標高2,895辰旅河内岳。
2013年07月21日 07:16撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 7:16
正面の山は標高2,895辰旅河内岳。
07:23 大門沢下降地点に到着。ここで少々休憩。
2013年07月21日 07:23撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/21 7:23
07:23 大門沢下降地点に到着。ここで少々休憩。
07:28 大門沢の下降を開始。奈良田温泉まではなんと標高差約2,000辰硫爾蠅任后
2013年07月21日 07:28撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 7:28
07:28 大門沢の下降を開始。奈良田温泉まではなんと標高差約2,000辰硫爾蠅任后
急な下りが延々と続きます。
2013年07月21日 08:37撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 8:37
急な下りが延々と続きます。
09:03 ここでやっと標高2,200鍛賄澄
2013年07月21日 09:03撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 9:03
09:03 ここでやっと標高2,200鍛賄澄
大門沢出合。
2013年07月21日 09:08撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 9:08
大門沢出合。
木の橋で沢を渡ります。
2013年07月21日 09:43撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 9:43
木の橋で沢を渡ります。
右下にかすかに小屋の屋根が見えました。
2013年07月21日 10:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 10:10
右下にかすかに小屋の屋根が見えました。
10:15 大門沢小屋に到着。ヘロヘロです。ここで昼食休憩。
2013年07月21日 10:15撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/21 10:15
10:15 大門沢小屋に到着。ヘロヘロです。ここで昼食休憩。
餅入りラーメン1,000円也。味は微妙でしたが,おなかが空いていたので満足。
2013年07月21日 10:23撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/21 10:23
餅入りラーメン1,000円也。味は微妙でしたが,おなかが空いていたので満足。
何度も沢を渡ります。
2013年07月21日 10:45撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 10:45
何度も沢を渡ります。
気持ちの良いフラットな道もあります。
2013年07月21日 11:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 11:34
気持ちの良いフラットな道もあります。
ずいぶん曲がった橋です。
2013年07月21日 12:04撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 12:04
ずいぶん曲がった橋です。
登り返しもあって,なかなかきついです。
2013年07月21日 12:31撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 12:31
登り返しもあって,なかなかきついです。
発電所取水口のある最初の吊り橋に到着。かなり揺れます。
2013年07月21日 12:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 12:34
発電所取水口のある最初の吊り橋に到着。かなり揺れます。
3番目の吊り橋「もりやまばし」。この橋はしっかりしていてほとんど揺れません。
2013年07月21日 12:53撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 12:53
3番目の吊り橋「もりやまばし」。この橋はしっかりしていてほとんど揺れません。
12:58 登山口に下山しました。ここから奈良田の第一駐車場まで約1時間の車道歩きとなります。
2013年07月21日 12:58撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 12:58
12:58 登山口に下山しました。ここから奈良田の第一駐車場まで約1時間の車道歩きとなります。
30分ほどで広河内橋に到着。残り30分。
2013年07月21日 13:28撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/21 13:28
30分ほどで広河内橋に到着。残り30分。
13:58 ようやく第一駐車場に到着しました。疲れた!
2013年07月21日 13:58撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/21 13:58
13:58 ようやく第一駐車場に到着しました。疲れた!

感想

・ 南アルプス山域は,シラビソやコメツガ,モミなどの針葉樹と苔やシダの繁茂が織りなすその神秘的な森の美しさに加え,標高3,000辰鯆兇┐覽霏腓癖々を繋ぐダイナミックな稜線歩きがとても魅力的で,毎年のようにテント縦走で歩いているエリアです。
・ 私のヤマレコでも,5年前に歩いた「北岳〜間ノ岳〜塩見岳〜蝙蝠岳〜伝付峠」
    http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-65583.html
  3年前に歩いた,「黒戸尾根〜甲斐駒ヶ岳〜早川尾根〜地蔵岳〜ドンドコ沢」や,
   「畑薙大吊橋〜上河内岳〜聖岳〜赤石岳〜悪沢岳〜さわら島」
    http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-71275.html
    http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-73347.html
  昨年秋の「小渋川から荒川岳・小河内岳」などのテント縦走記録を公開しています。
    http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-225848.html
・ それ以前にも,このエリアは歩いており,深南部を除き北部の甲斐駒ヶ岳から南部の光岳までの範囲では,登山地図に記載された実線の縦走ルートがほぼ繋がっていたのですが,唯一未踏だったのが,仙丈ヶ岳から三峰岳へと至る仙塩尾根北部ルートでした。
・ この未踏ルートを歩くことで,縦走ルートの完踏を達成したいとの思いから,今回,このテント縦走にトライしてみました。
・ 初日の仙丈ヶ岳は3度目の登頂でしたが,夏の日の午前11時にもかかわらずガスが沸くこともなく,遙か北アルプスまで遠望できる好天に恵まれ,ラッキーでした。山頂は多くの登山者で賑わっており,皆さんニコニコの笑顔。風もなく穏やかな山頂でした。
・ 仙塩尾根に向かうと,大仙丈岳山頂手前で仙丈ヶ岳からのピストンらしい二人連れに挨拶した以外では,出会ったのは両俣小屋からの縦走者一人のみ。本当に静かな山歩きを堪能できました。特に,シラビソの森とそこに広がる深い緑の苔やシダのコラボレーションが神秘的でとても気に入りました。
・ また,このルートは倒木で歩きづらいとの噂を耳にしていたのですが,ほとんどの倒木は伐採処理されていて,歩行に支障ありませんでした。登山道の手入れをしていただいた関係者の方々に感謝です。
・ 仙塩尾根の独標は,とても展望の良い場所で,オススメです。朝日を受けた仙丈ヶ岳が緑の森を前景に,大仙丈沢カールを従えて屹立している姿は新鮮です。大仙丈岳との組合せもカッコイイですね。
・ 三峰岳は2度目の登頂ですが,本当にここはナイスビューポイントです。特に間近に見る間ノ岳の偉容が迫力です。また,北側は仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳,南側は塩見岳や悪沢岳,西農鳥岳なども遮るものなく望むことができます。
・ 間ノ岳への登頂は3回目となりますが,広く起伏の緩い山頂部は,おおらかで落ち着きますね。山頂直下には遅くまで残雪がありますので,農鳥小屋へと向かうときは,ここで残雪をビニール袋に入れて持って行くと,キンキンに冷えたビールが飲めますよ。お試しあれ。
・ 農鳥小屋は,今月号の「PEAKS」で記事に取り上げられた名物オヤジさんが小屋番をしています。今回も,午後5時近くになってテン泊にやってきた登山者を叱り飛ばしていました。相変わらず元気が良くてなによりです。
・ テン場から見上げる西農鳥岳は実に堂々としていて立派な山です。実際,標高は3,050辰3,026辰稜青山戮茲蠅盥發い里任垢諭小屋側から見れば,圧倒的に西農鳥岳のほうが主峰という感じ。農鳥岳が日本200名山に選定されたのは,奈良田から登っていったときに最初に見える高峰だからでしょうね。
・ 大門沢の下りは,本当に厳しかったです。実は27年前にも,白峰三山をテント縦走してここを下ったのですが,その時も大変苦しい思いをしました。今回も,また苦しかったです。標高差約2,000辰硫爾蠅里Δ繊て辰冒鞍召梁臾臑出合までがきついです。加齢による筋力低下に加え,今回は2日間の疲れのせいか,朝食をしっかり食べられなかったことで,踏ん張りが効きませんでした。ここを下る際は,体調を万全にしておきましょう。
・ それにしても,今回のルートは,私に南アルプスの新たな魅力を感じさせてくれました。仙塩尾根北部ルートの深い森の静けさが何とも言えず良い感じですし,間ノ岳から農鳥岳を越える岩場の縦走もダイナミックです。次回こそは大門沢を余裕で下れるよう,体調管理や体力づくりに取り組んで行きたいですね。

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