木曽駒ヶ岳
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- GPS
- 24:30
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 411m
- 下り
- 418m
コースタイム
【2日目】6:30駒ケ岳頂上山荘-7:00中岳-7:30乗越浄土-8:30千畳駅
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された登山道で危険箇所はありません。 人の多い山なので狭い道ですれ違う時は注意。 |
写真
感想
今週は仙丈ヶ岳に行くつもりだったが日曜日の天気が微妙。
土曜日は天候が良いようなので、山行時間が短く、前から行ってみたいと思っていた木曽駒ケ岳に行ってみることにした。
記念すべきアルプスデビューは中央アルプスになった。
4時起床、4時半出発。
8時半、黒川平駐車場からバスに乗り換え30分、テント泊ザックを抱えてじっと耐え忍ぶのは白洲に引き据えられた江戸時代の罪人の様。なかなか足がしびれる。
しらび平駅からロープウェーで千畳敷駅まで7分程。
一人往復でバス・ロープウェー代3800円、結構お高い。
9時45分、千畳敷駅到着。
ロープウェーを降りると眼前に南アルプスと富士山の眺望。
いきなりこんな!?と写真を撮りまくる。
駅の裏手に回ると有名な千畳敷カールの光景が広がる。
ふぉぉ...となる。美しい、ここはスイス?と思うような景色。
何の労力もなく、こんなご褒美を貰ってしまって良いのだろうか。。
何だか申し訳ない気持ちにもなる。登山口までは20分の遊歩道を行く。
景色がどこを撮っても美しすぎるので何枚も同じような写真を撮ってしまう。
この道は登山しない人も混ざっているので、ぺちゃくちゃよく喋るおばさま達が居て道を塞いで抜けなかったりする。
登山道の始まりである八丁坂に着く。少しホッとする。
かなり整備された岩の坂を登る。見た目はかなり険しく見えるのに、スイスイ行ける。
やはり初心者も大丈夫な山なのだ。今回はテントを積んだ重ザックも高所というのも全く苦にならない。少しは成長してるのかなと感じた。
入門山と紹介されてるので、手さげ袋で登っているおば様や、狭い道だから道を譲る為に待っているのに後ろから抜いてくる人等にビックリ。
絶景の道を登ること1時間くらいで開けた尾根に出た。
乗越浄土に到着。ここから宝剣岳山頂が見える。
頂上付近の岩道が激しそうだが、何とかなりそうにも見える。格好いい。
今度ちゃんと下調べしてから登ってみたい。
中岳方面に進む。目の前に雲海が広がった。空が青い!
足どりも軽く中岳山頂へ。
頂上の岩に登ると360度の大眺望が広がっていた。これから登る駒ケ岳とテント場、奥にアルプスらしき山肌が見える。あの特徴的な三角形は槍ヶ岳だ。
逆方向に顔を向けると今度は南アルプス。
甲斐駒ケ岳の特徴的な形だけはすぐ分かるようになった。
中岳山頂から5分程下ると今日のテン場、駒ケ岳頂上山荘に着いた。素晴らしい場所。準備をしていると遠くから日帰りの人たちの「いいなぁ〜」という声が聞こえる。へへへ〜となりながら今晩の宿完成。
テント代は一人800円。トイレはすごい綺麗でびっくりした。水洗。
テントも無事建てれたところで、軽くなったザックを担ぎ頂上へ。
山頂付近もそれほど傾斜のない優しい坂で難なく頂上へ到着。
山頂標識周りには沢山の人が撮影していた。奥を見ると北アルプスが一望できる。空が青い。
このシーズンにこの眺望に出会えるのは本当にラッキーなんじゃないだろうか。
お昼を食べてテント場まで戻る。明日明け方、天気が良かったらまた登ろう。
テントに戻るが日差しが強い。暑くてとても中に入ってられない為、山荘の日陰のところでコーヒーを入れてダラダラする。この何もしない時間、贅沢だが勿体無いのでこのヤマレコのメモを書き始める。
少し経ってようやくテントで寝れるくらいの涼しさになった。
2〜3時間昼寝をする。あっという間に夕暮れ時だ。
外の景色はどんなかな?と外に出て見る。雲がもくもくと同じ高さに広がり、夕暮れの薄明かりの中、浮かび上がるカラフルなテント群。月と雪渓の見える素晴らしい眺めだった。
逆方向に行ってみるとこちらも雲海が広がり、太陽光を反射している絶景。目に焼きつけたいと思い、長い時間眺めた。
夕飯はアルファ米のおこわとソーセージ、インスタントカニ汁。このカニ汁すごい美味かった。(アマノフーズの、おすすめです)
就寝。おニューの寝袋、とても暖かくて軽い。今まで寝にくくて夜中何回も目を覚ましていたが、無事解消されたようだ。
朝4時に起床。天気はどうだろう...結構雲に覆われているが空気はクリアなので、山頂は雲海に浮かぶアルプスとか見えるかもしれない。
レインウェアだけ着て手ぶらで登ることにする。10分もあれば山頂だ。ちょっと山頂行ってくる、というあり得ないシチュエーションがなんか楽しい。すぐ山頂に着いた。
御来光待ちの人達がいっぱいいて、ちょうどあと数分で日の出というジャストなタイミング。
人のシルエットも入れて撮った写真がとても綺麗だ。
御来光。日の光がサーッと広がり皆の歓声がわく。
雲海に広がるオレンジとピンクの光。
とにかく美しくて心の中で見れて良かったなぁと何度も呟く。北アルプスは雲をまとっていてクリアでは無かったが、御嶽山と乗鞍岳がちょうど山頂標識を挟んで浮かび上がり、幻想的な光景になっていた。
テント場に戻り、テントを片付ける。名残り惜しい。
また来ると念じて出発。帰りは中岳山頂まで登り。15分くらい登る。
昨日も見たが、ここの岩場に立って見る大パノラマは本当に凄い。
足場が小さい分、景色の中に浮かび上がってるような感覚になる。
満足するまで撮影して出発。
また千畳カールまで降りる。名残り惜しくて何度も振り返っては撮影する。
いつもは下山は疲れて写真を撮らないのに、この山は違う。
出会ったおじいさんが11回目の木曽駒ケ岳なんです、と嬉しそうに話してた。
納得だよおじいちゃん。
最後周遊ルートを通り、ナナカマドを近景に、一番良い写真が撮れた。
8時20分千畳駅に到着。
下山して2日目の今も、鮮烈に焼きついて消えない木曽駒ケ岳の景色。
何度でもまた見に行きたいものだ。
■トイレコ(一般家庭の綺麗な水洗トイレが★5つ基準)
木曽駒ケ岳頂上山荘のトイレ
これが山頂付近のトイレかと感動するほど新しく清潔感のあったトイレ。
水洗。過去最高の呼び声高し。
★★★★★
tonoyutakaさん
初めまして!
木曽駒お疲れ様でした。
ここのテント泊いいですよね〜。
ロープウェイで楽に上まで行けるし
テント場までが近いのでいいですよね〜。
トイレもきれいになっていたし…。
以前行った時はもう少し汚かった…。
去年行ったらきれいになっていてびっくりしました。
テント場にテントをデポしちゃったら
身軽にどこでも歩けますよね〜。
私は、宝剣岳や中岳の巻き道や濃ヶ池の方へ
遊びに行ったりしました。
次は、ぜひ宝剣岳、中岳の巻き道に行ってみてください。
しっかり三点支持ができれば問題ないです。
レコ拝見してたら、また行きたくなりました〜。
次は、空木縦走も良いな〜なんて思ってます!
行きたいところがあり過ぎて…。
いつになることやら…
楽しくレコ拝見させていただきますので
これからも、楽しい山行続けてください。
アマノフーズの製品いろいろ気になっていたんですが
美味しいんですね!
買ってみようかな?と思いますっ‼
ありがとうございます
chibikoさん
コメントありがとうございます!
宝剣岳と中岳の巻道、危険エリアと書かれてたので
「まだ早いかな?」と躊躇しちゃってたんですが
楽しそうなので、今度行った時はトライしてみようと思います(^ ^)
木曽駒ヶ岳、本当に美しいですよね〜
アマノフーズおすすめですよ!
トムヤムクンとかも美味しかったです。
細かいところまで読んでくれて嬉しいです(^ ^)
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