記録ID: 325381
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沢登り
大山・蒜山
中蒜山 井川 小三郎谷
2013年07月24日(水) [日帰り]


- GPS
- 16:00
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 743m
- 下り
- 755m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:50
_9:30 駐車箇所
_9:50 農道終点
10:05 井川本谷 入渓
10:55 大谷・小三郎谷 分岐 小三郎谷へ
滝の連続
12:20 小三郎谷より 右岸へ脱出
12:40 ユートピア(中蒜山-上蒜山間の縦走路)合流
13:00 中蒜山 山頂 小休止
落とし物をして9合から頂上へ引き返す。
14:20 中蒜山登山口
15:10 駐車箇所
_9:50 農道終点
10:05 井川本谷 入渓
10:55 大谷・小三郎谷 分岐 小三郎谷へ
滝の連続
12:20 小三郎谷より 右岸へ脱出
12:40 ユートピア(中蒜山-上蒜山間の縦走路)合流
13:00 中蒜山 山頂 小休止
落とし物をして9合から頂上へ引き返す。
14:20 中蒜山登山口
15:10 駐車箇所
天候 | 晴れた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道482号で中蒜山へ、「塩釜冷泉」の看板を頼りに、国道から外れて北上。 県道422号とぶつかるところが塩釜冷泉入口 そこから西へ1kmほど進んだところから農道を北上する。 ■駐車 井川西の舗装道路終点付近の広場に駐車 国土地理院の地形図には記載のない道が多いので、入渓までは他の住宅サービスを利用することをお勧めします。 中蒜山登山道を下ったので、塩釜冷泉に駐車してもよいかと。 この場合、ロードが前半になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ヴァリエーションルート 登山道ではないため、読図能力、緊急時の判断が必要です。 ●入渓まで 舗装農道の終点(標高600m付近の分岐部分)に車をデポ。 この辺りは、国土地理院の地形図に記載のない脇道がたくさんあるので、他の住宅地図サービスを利用するほうがわかりやすい。 未舗装の道をしばらく北上する。次第に道もヤブに変わる。こうなると牧草地を歩いたほうが歩きやすい。井川が道と接近したあたりでアプローチするが、切り立った部分が多いので谷に沿って下降ポイントを探す。 ●井川本谷 幅5mくらいのゴルジュが続く。 両サイドがVの字に切り立っているためエスケープが難しい。上流の天気を把握しておくことが重要。 本日は、水が枯れており沢歩きというよりは岩歩き。小さな滝があるが支障はなかった。 入渓したポイントより上流には間違えるような支流の分岐はなかったが、少し下流には、中蒜山山頂直下から流れ落ちる支流と分岐しているので間違って入らないように注意。 さらに下流には標高500m付近にダム。 ●井川小三郎谷 標高700m付近で大谷(左俣)と小三郎谷(右俣)に分岐する。 分岐点からすぐさま小滝が連続する。 4つ滝を越えると最難関の大滝(2段)が登場。 左岸を巻くのが一般的らしいが、水量が少ないため滑落のリスクが大きいので、大事を取って別のルートを選んだ。 上流も、小滝が続くが難しい滝はなかった。水量があるとわからないが。。。 ところどころ支流の分岐が現れるので地形を確認しながら目的の登山道合流点へ続く支流を選ぶ。どの支流を進んでも登山道には出ると思うが後半のヤブコキの難易度が変わると思う。 ●登山道合流まで 標高900mあたりで谷を脱出して北上。ユートピア(笹原)を目指す。 尾根に出るまでは、なかなか急峻な斜面で樹の枝を掴んで懸垂しながら登っていった。尾根からは、頭の高さのヤブコキ。 谷でもかろうじてケータイ(docomo)が入った。 |
写真
大滝
右側の写真より手前から巻くのが一般的なようですが、最後の手がかり足がかりが貧弱です。斜面が岩の上に浅い泥が堆積していて掴むものがありません。
正面左手のクラックにハーケンを入れたような跡もありました。
正面右手にホールドがあるのでボルダリングして上がれそうですが、補助が欲しいところ。
今回は安全を期して左側を大きく高巻きしました。
右側の写真より手前から巻くのが一般的なようですが、最後の手がかり足がかりが貧弱です。斜面が岩の上に浅い泥が堆積していて掴むものがありません。
正面左手のクラックにハーケンを入れたような跡もありました。
正面右手にホールドがあるのでボルダリングして上がれそうですが、補助が欲しいところ。
今回は安全を期して左側を大きく高巻きしました。
標高900m付近壁に遮られたところで、沢登りを終了。右岸より北に向かってヤブコキ開始。
樹の枝を掴んで懸垂しながら登りましたが、アプローチポイントは人それぞれです。もっと楽に登れるところもあるかもしれません。
尾根に出たところで振り返ると、来た道は見えるけど目的地は見えません。
樹の枝を掴んで懸垂しながら登りましたが、アプローチポイントは人それぞれです。もっと楽に登れるところもあるかもしれません。
尾根に出たところで振り返ると、来た道は見えるけど目的地は見えません。
撮影機器:
感想
友人に小三郎谷沢登りのお誘いを受けていましたが、予定が合わず。
でも、魅力的な沢なので単独で行って来ました。
残念ながら、水が枯れており、沢登りというよりは岩登りでした。
数日前のレポートでは水量があったのに…事前の雨に影響を受けやすい谷のようです。
あまり高度感のある滝登りはなく、登攀技術がなくても登りやすい沢だと思います。
ただし、谷の両側が切り立っている箇所が多くエスケープできる場所がないので、水量によってはかなり危険な沢登りになると思います。
支流が何箇所かあるので道迷いには注意してください。ただ、どの支流に入っても蒜山の登山道に出られます。沢から出た後のヤブコキの程度が変わりますが。
次は水量が豊富な時期に行ってみたいです。
塩釜冷泉入り口の橋で井川の水量を確認してから入渓するかどうか決めたらよいかと思います。
※blog: http://blog.zige.jp/yasa/kiji/587069.html
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先日は小三郎谷の情報ありがとうございました。
スパシオさんは本当にいい時に行かれたようですね。
このV字谷、これが怖くて中止しました。
エスケープルートが少ない上に天候不安定と来れば...。
水量、天候など条件が整えば是非行ってみたい沢ですね。
沢への取り付きが少々厄介のようですが。
お先に失礼しました。
sappanやtolさんならどうするんだろうと考えながら歩いていたので、単独でしたが頭のなかでは賑やかでした。
難関の大滝は、きっとsappanが左岸から落下覚悟で巻いて、tolさんがザイルで登攀って感じだったんでしょうね。…と考えてたら山乗もそんな感じでしたね。
取り付きは今回のルート以外にも、ダムからスタートするのもありでしょうし、塩釜冷泉入り口の橋から入渓するのも面白いと思いますよ。
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