西沢渓谷⇔甲武信ヶ岳(ソロ)
- GPS
- 06:30
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,605m
- 下り
- 1,589m
コースタイム
09:46 徳ちゃん新道との合流点
11:05 木賊山
11:28 甲武信ヶ岳山頂(11:40まで休憩)
14:02 登山口(徳ちゃん新道)
西沢渓谷→甲武信ヶ岳は標準で5時間は見た方が良いと思います。
天候 | 終始くもり 山頂の気温18℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
甲武信ヶ岳登山口までは1kmほど歩きます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆近丸新道 ・スタート直後から斜面のトラバースが続きます。 ・沢の渡渉があるので、降雨時は徳ちゃん新道を利用した方が無難。 ◆徳ちゃん新道 ・急坂が数箇所ありますが、気を付ければ危険はありません。 ◆戸渡尾根 ・ガレ場・深い段差など、歩きにくい箇所が多いです。特に下りは注意。 ◆甲武信小屋 トイレあります(チップ制)。 徳さんがいます。 http://www.kobusi.com/ |
写真
感想
西沢渓谷から甲武信ヶ岳のピストンをやってみたいと思っていました。
もちろん、単独です。
車を使うと帰りの運転がしんどいので公共機関の利用を考えると…
朝イチのバスで西沢渓谷入口に9:30着。
塩山駅に向かう西沢渓谷入口の最終バスが15:40発です。
与えられた時間は6時間10分。
ちょっと厳しいかな(汗
バスに間に合わなかった場合はタクシーを呼ぶことになります。
けっこう料金かかるよね…
と悩んでいたところ、相方のclioneさんから
「私が送ってあげるわよ。私は西沢渓谷をエンジョイして後はお昼寝して待ってい
るから♪」
と、ありがたい申し出が。
これを受けて甲武信ヶ岳ピストンを敢行です。
行きは近丸新道から。
トロッコ道を歩き、沢を渡渉し、徳ちゃん新道との合流点まではひたすら急登です。
ここは初めて歩くルートでしたが、道も明瞭です。
沢の渡渉を終えてからは急登の始まり。
汗をかきかき登り続けます。
花や眺望がほとんどないので、登りに集中できます。
これが良いのか悪いのかは、その人次第ですが。
標高1900mくらいで徳ちゃん新道と合流。
「やれやれ、大変な道だこりゃ」
一息ついて先に進みます。
今日の調子はまずまずのようで、山頂まで頑張れそうです。
今度はうっそうと茂るシャクナゲの道。
ちなみにシャクナゲの時期はもう終わりで花はほとんどありません。
空が曇っているせいもあって、薄暗い登山道をただ前を見て進むのみです。
段差の深い木の根をよじ登り、浮き石の多いガレ場を行きます。
樹林の様相はいつしかコメツガ・シラビソが目立つ樹林帯へ。
そうそう、ここまで登ってきて本日お会いした登山者は、上から下りてきた男性二
人のみ。
戸渡尾根のルートは、体力的に大変・眺望が無いということもあるのか、あまり人
がいないようで…
私にとってはありがたい、今日も静かな山行となりました。
展望の開けた岩場がでてきて、ここは以前に歩いて記憶がある場所。
「あと少しで戸渡尾根が終わるはずだぁ〜」
と喜んだのですが甘かった。
想像よりも長く続く登り。全然終わりが見えません。
人の記憶なんて当てにならないことを身に染みて感じるのでした。
本当に長く感じた戸渡尾根が終わったのが11時。
あとは木賊山・甲武信小屋を経由して甲武信ヶ岳へ行くのみです。
木賊山を下っての甲武信ヶ岳への登り返しがまたキツイ。
山頂手前で抜かせてもらったおじさんが私に声をかけてきます。
「どこから来たの?」
振り向くとどこかで見た顔…
まぎれもなく甲武信小屋の「とくさん」でありました。
「今日は泊まるの?」
「日帰りなんで泊まりません(汗」
とても優しそうな「とくさん」。
いつかは甲武信小屋泊をしてみたいと思いました。
さて、甲武信ヶ岳山頂。
先客は3名、残念ながらやはり眺望はほとんどゼロでした。
気温18℃くもり、風やや強め。
それでも登りきった充実感はあります。
かかった時間、3時間と10分くらい。
まあ、こんなもんでしょう。
山頂でエネルギー補給をして下山開始。
来た道をもどるのみですが、徳ちゃん新道に入ってからの後半戦がしんどかった。
これだけ大腿筋がきつくなったのは久しぶりです。
ヘロヘロになって駐車場へ戻ると、リゾート気分でくつろぐclioneさんが待ってい
ましたとさ。
ちなみに、バス停〜登山口の移動時間(往復30分)を含めると正味6時間15分。
バスだったら「惜しいけどアウト!」でしたね(苦笑)
こんばんわ
clioneさんが、 申し出てくれてよかったですね〜〜
それにしても早いコースタイムで
しゃくなげがまだ残っていたなんて。。
別々の楽しみが出来た一日でしたね。。
豪雨の中のチョコレートソフトクリーム乾杯。。
良いですね〜〜
pikachanさん、こんばんは
「今週末は好きな場所へ行っといで〜」
と言われていたのですが、いくつか候補を挙げていたら最終的にこうなりました。
良かったですね、バスじゃなくて
登りは初めてでしたが、タイムはこんなもんでしょうか。
ザックの中身が軽かったですし
それでも標高2200mくらいではさすがに嫌気がさしました
しゃくなげ、わずかですが残っていましたね。
な〜んにも花が無いものだから、特に目立っていました。
満開だったら華やかでしょうね
ソフトは雷雨がものすごかったので、道の駅での時間つぶしです
単独だと流石に速いですね〜
これなら乾徳山〜黒金山〜西沢渓谷のバス時刻に間に合うように歩けましたね
最近雷雨が多いので、山歩きは気を付けないといけませんね
今日(28日)奥穂高行ってましたが、山頂で本降りの にあってしまいユックリ出来ませんでした
masataroさん、おはようございます!
ご無沙汰してますがレコはいつも楽しく拝見させて頂いてます
甲武信ヶ岳をソロでピストンとは
気合入ってますね〜
しかも6時間とハイペース
お盆辺りに壮大な計画でも?
この山は辛く厳しいイメージが強かったのですが
masataroさんの青空&シャクナゲの写真で少〜し
良いイメージになりました
8月の山行予定日はお互い雨降らないといいですね〜
いまからテルテル坊主作ろうかな
fall
niiniさん、おはようございます。
バスではなかったのであまり時間を気にしてはいなかったのですが、結果的にこんな時間でした。
人がいない・眺望がない・厳しい暑さでない等、登りに集中できる要因が揃っているのがよいのでしょうね
乾徳山〜黒金山〜西沢は私たちもちょっと気になっていました。
でも二人で行くとなったら厳しいですかね
いまは太平洋高気圧が南へ下がっているので大気が不安定のようですね。
このときも雷がすごかったです
奥穂高へ行かれて雨に降られたとは残念ですが、ご無事で何より。
お互い、気をつけましょう
masataroさん、こんばんは
私もmasataroさんと同じコースを計画していたのですが、前日からの雨 で近丸新道は
諦めちゃいました
徳ちゃん新道は、コース上での展望があまり望めないし、急坂なので、
結構精神的にきますよね
それでもガッツリ歩いた充実感が味わえるのがいいと思います(^^)
キツイ だけど、このレコを拝見したら、また出掛けたくなっちゃいました
「とくさん」にもお会いしてみたいです(^^)
fallさん、こんばんは
こちらこそご無沙汰しています
>お盆辺りに壮大な計画でも?
いえいえ、何もないですよ。
甲武信ヶ岳に登りたいから登っただけです。
時間はそれほど気にせず、自分のペースで歩いていたら6時間でした
皆さん、夏山に向けて気合が入ってらっしゃるようですが、私は年中無休なので季節はあまり関係ないです。
fallさんが甲武信へ行かれたのって、積雪期じゃないですか
そりゃ厳しいに決まっていますって
シャクナゲの時期は良いと思いますね。
そうそう、もしまた訪れる機会があるなら、毛木平からの甲武信ヶ岳がおすすめですよ
甲武信ヶ岳の印象が良くなること間違いなしです
雨が続いて、fallさんもそろそろフラストレーションがたまっていますよね…
早く安定した天候になることを祈るのみです
てるてる坊主、作りましょう
pippiさん、こんばんは!
近丸新道は沢の渡渉がありますから、賢明な判断ですよ
どちらが良い道なのかは分かりませんが、行きと戻りで違うルートを取ったほうが楽しめますね。
徳ちゃん新道、戸渡尾根ともに眺望が無くて面白くないと言われますが、標高1100mの西沢渓谷から2475mの甲武信ヶ岳への一気の登りが醍醐味だと私は思います。
奥多摩・丹沢にはないスケールですからね。
登りきった充実感はなかなかのものでしたよ
次回こそ近丸新道を歩いての甲武信ヶ岳ですね。
ぜひ「とくさん」に会ってみてください!
pippiさんはけっこう急登好きなのでしょうか?
私はけっこう好きです
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