猿投山登山(テント泊の練習 60L+・15キロ初ザックを背負って)
- GPS
- 02:28
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 503m
- 下り
- 496m
コースタイム
天候 | 晴れ(うす曇) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は東海自然歩道と一部重複しており、良く整備されているので、危険箇所は全くありません。腐葉土の登山道で樹林帯の中を気持良く歩くことができます。行程の中で直射日光が差し込む箇所はほとんどないので、低山ではありますが、真夏でも快適に歩くことができます。今日も大勢の登山者とトレイルランの方で賑わっていました。 |
写真
感想
7月27日(土)は夜まで仕事があったので、7月28日(日)は近くの猿投山に行くことにしました。この週末は前々から遠くまで行けないことが分かっていたので、実はこの週末に合わせてテント泊ができるための準備をしていました。理由は
基本的には日帰り登山ですが、百名山を考えた時、日帰りでは厳しい山がところどころにあるというのが理由でした。山小屋泊ということも考えましたが、山をしている方の話やネットの書き込みで盛繁期は一つの布団に3人で寝ることもあると聞いて、夫婦2人では無理であろう判断したためです。それと山を始めて日が浅くまだまだひよっこですが、テント泊は自分の中で山歩きの王道ではないかと思っているところもあったからです。
考えていても何も進まないのでまずは行動ということで、テント泊に必要なものを調べ購入しました。とはいっても我が家は決して経済的に豊かでもなくお金をかけることもできないので、そこはぐっとこらえて安価なものでそろえました。テント一つとっても高価なものは軽くてコンパクトで扱いやすいですが、それを無理して購入すれば、大好きな山自体に行けなくなるのでこらえました。安いものと高価なものの違いはいろいろあると思いますが、その一つに重量とサイズの問題があります。高価なものはとても軽量でコンパクトです。僕はザックの外にマットやテントをつけることはしたくない派なので、まずはテントとマットとシュラフのサイズ選びから入りました。ザックはいくら大きくても幅は35センチくらいです。テントはフレーム部分がどうしても長くなるのでどう入れるかということをいろいろ考えました。ネットで調べてもどのように入れるかという記事はおどろくほど少ないです。高価なものであればフレーム35センチをきるような物もあるのですが、それは無理なので、結局フレーム43センチをザックの2気室のファスナーを少しだけ空けて縦に入れました。テントはインナーとフライを丁度良い大きさにたたんで一番下にインナーとフライを分けて入れました。雨の時に別々に取り出せた方が便利だと聞いたからです。一番悩んだのはマットです。安く済ませるなら銀マットですが、ザック外付けになってしまいます。30センチ幅に切ってザックの中に入れることも考えましたが、幅30センチでは寝にくいかもしれないと思ったことと、ネットの記事を読んでいるとやはりゴツゴツ感が気になるということもあってできれば他の物が良いと思っていました。山用品を見にお店に行くとそこに(奥さんが見つけたのですが。)たまたまロゴスのエアマットが半額になっていました。これだ。と思いました。今流行の広げると自動的に空気が入るやつです。嬉しかったです。これで一番の問題が解決されました。サイズは50センチ×183センチ体の大きい僕でもOKです。家に帰って早速使ってみましたが、思っていた以上のもので少し空気を入れれば本当に快適なものでした。(もちろん家ですから下は傾きもなく平ですが。)でも明らかに銀のロールマットとは違うものでした。テント泊は奥さんとするので、奥さんが固くて寝れないと言うと以降のテント泊はなくなる可能性も出てくるのでここは気を使うところです。このマットはたたむと25センチ幅のロール状になるので、楽々ザックに入ります。そしてこのマットもザックの一番下に入っています。シュラフはもう少しコンパクトな物が欲しかったのですが、幅30センチ以内で気温0℃まで対応の3シーズンのものを買いました。これはザックの上の部分に入っています。このテント泊に必要な3つの大きなものを購入してから最後この大きさに見合うザックを購入しました。この他にザックの上の部分にはジャンパー・下着・タオル・靴下・食料・水・バーナー・救急用品などが入っています。一番上の雨蓋の部分には雨合羽・ランチシート・タオル・帽子と別部屋にiphone5の予備電池とラジオが入っています。サイドポケットにはポカリスエット類が左右で4本入り、左右のウエストベルトのポケットには双眼鏡・ライト・ヘッドライト・方位磁針が入っています。これで総重量が15キロ弱。問題はこの重さの荷物を背負って山を歩けるかということでした。家で背負って部屋の中を少し歩きましたが、今までのザックと比べると重さと背の高くなった分、少しでも左右に傾くとそのまま倒れていく感じがしました。正直に言うと準備したけど山では無理っぽいと思いました。
長い距離があり、標高差がある山にこの装備で行くのは無謀なので、今日は家の近くの猿投山に行くことにしました。標高差は約500mで距離は片道3.5キロ、歩行時間は約2時間30分。この山でこの荷物が運べなければテント泊はあきらめなければなりません。奥さんのザックの中にも自分で使うシュラフとマットと水分等が入っているので、9.5キロでした。感想としてはやはり歩き出しが一番こたえました。いつもの荷物の2倍から3倍の重さの荷物を背負っているので、足や腰への負担が大きく、息もいつもより速くあがります。先が思いやられるな。と思っていたのですが、途中から体が慣れて、重さ自体を意識することはなくなりました。いつもよりペースを落として、休憩もやや長めに取ったところさほど苦労することもなく頂上まで行くことができました。普段は少し早めのペースで1時間くらいで行けるところ、1時間15分かかりました。下山も荷物が重い分、足腰に負担がかかり、大変かと思っていましたが、登りよりもザックの重さを感じることもなく順調に下山できました。いろいろ不安はありましたが、第一関門突破というところです。しかし距離が長くり、標高差も大きくなり、空気も薄くなりということでまだまだクリアしなければならない問題もたくさんありますが、一番心配していた重さの問題はなんとかなることがハッキリ分かったので、気分的に凄く楽になりましたし、次への意欲も沸いてきました。この文面だけだと奥さんの様子は分かりませんが、奥さんも今日の登山では問題なしでした。(女性は強い。)いつ憧れの山でのテント泊が出来るか分かりませんが、夏の終わりに出来たらと思っています。その時またレコします。だらだらと長い文章をここまで読んで頂いてどうもありがとうございました。
コメント
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テント泊の練習お疲れ様でした。
私もシーズンインの時は、テント装備で猿投山に登り、訓練しています。
今日も何人かの方が、大きなザックで登って見えましたね。いよいよ夏山本番ですよね。
たぶんyamadaisukiさんが下山時、すれ違っていると思います。
猿投山は車で10分なので、よく登りに行っているので、またすれ違うこともあるでしょうね
メールありがとうございました。
レコ少し読まさせてもらいました。子供さんと
悪天候の中お天井岳に登られたんですね。
凄いの一言に尽きます 。
僕はまだ山でのテント泊経験がないのですが、
水場の水は飲み水なんでしょうか。
ザックにあらかじめ使う水は入れていかないと
いけないのでしょうか。
もし良ければ教えて頂けると助かります。
猿投山は今回6回目でした。レコのコースタイムを
みてもどこかですれ違っていたんですね。またどこかで
会えるのを楽しみにしています。
僕の家からだと猿投山までは50分ほどかかるので、
10分で行けるのは羨ましいです。
僕も一週間に一度は山歩きしないと運動不足
になるので、最低週一を目指して山歩きしてます。
yamadaisukiさん☆
こんばんは☆
猿投山お疲れ様でした
テント装備を入れてトレーニング
順調に歩けたということで、さすがですね〜゜+.(・∀・).+゜羨ましいです
テント泊に向けて着々と準備が進んでいますね
yamadaisukiさんのレコからは、誠実に山に向かう姿勢がとても響いてきます 私も見習わないと、と思っています(@^^)/~~~
私、体力ないくせに色々持っていきたがりなので、荷物が重くなるんです(^^;)
軽量化を心がけて、私もテント泊、再挑戦してみたいと思います
yamadaisukiさん
水場の水は、基本的に飲み水として使用できると思っています。今まで生で飲んでもお腹の具合が悪くなったことはありません。自然の水はとても美味しいですよ。でも自己責任でお願いします。
山小屋によっては、雨水を溜めて飲み水として使用している所もあります。そういったところは、水タンクに入っているのでおおよそ見当がつくと思います。
生で飲んでも大丈夫だと思いますが、気持ち的にそういうところはできれば、料理やコーヒー等で使いたいですね。
常に放水しているようなところは、山からの湧水等を使っているので、どちらかと言えば安心して飲めるし美味いと思います。
八ヶ岳の双子池テント場は、池の水がそのまま飲み水になっていますが、さすがに生で飲む気にはなれませんでした。
息子は翌日お腹の具合が悪かったようです。
注意しましょう。
私は、テント場もしくは途中に水場がある場合は、ハイドレーション2リッターのみ持参しています。(季節によって量は調整してます)
あとはテン場等で補給するようにしています。
水場表示があっても、季節によって涸れている時や積雪で使えない時ありますので、ヤマレコ等で情報をしっかり調べておいた方が無難でしょう。積雪の時は、溶かせばOKですけどね。
水は重いけど、何よりも大切な装備なので、不足しないようザックに積めないといけませんね。
今週は金曜日から2泊3日のテント泊で白馬三山を回ってきます。またレコしますので立ち寄ってください。
tamagooさんレコ読んで頂いて
ありがとうございました
テント泊はまだまだいろいろと問題が
ありそうですが、頑張って挑戦したいと思います。
tamagooさんのレコもいつも楽しみに読まさせて
頂いておます。南駒ケ岳と空木岳本当に綺麗ですね
怪我の具合はもう大丈夫でしょうか。
安全第一で無理せず登ってください
TTdonaldさん。
詳しい説明ありがとうございます。
山歩きをするには水一つとっても奥が深い
ですね。勉強になります。
是非参考にさせて頂いて
テント泊に役立てたいと
思います
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