ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3260981
全員に公開
ハイキング
比良山系

比良山系北部 シシ谷第三ゴルジュ

2021年06月09日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:19
距離
8.5km
登り
743m
下り
747m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:51
休憩
0:21
合計
8:12
距離 8.5km 登り 753m 下り 753m
10:37
98
12:15
12:16
59
コメカイ道出合
13:15
128
ヒジキ谷・ワリ谷間尾根
15:23
15:28
100
シシ谷第三ゴルジュ
17:08
37
ヒジキ谷・ワリ谷間尾根
17:45
35
コメカイ道出合
18:29
18:31
5
18:36
18:43
0
18:43
ゴール地点
通常の山行きではありませんので、コースタイムは、参考になり難いと思います。
天候 晴れ、少し暑し
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 今回、安曇川を渡って、栃生橋西詰めに、駐車しています。ヤマレコでは、白倉岳登山口と表示されます。
 朽木栃生旧集落跡では、畑谷の砂防堰堤工事が始まっていますので、一般の登山者の駐車は、難しいと思われます。
コース状況/
危険箇所等
 朽木栃生から、イクワタ峠ルートのコメカイ道出合までは、問題無く歩けます。
 コメカイ道出合に、警告メッセージがありますが、入って行きます。ヒジキ滝手前の尾根までの間に、急斜面のトラバース道があります。滑落に注意が必要です。
 ワリ谷とヒジキ谷の間の尾根の下り易い場所を選びながら、シシ谷第三ゴルジュに向かって、降下し、谷底手前で、反転、登攀しています。降下の最後の部分の急斜面・崖では、ザイル30m・ATC下降器、小型ツルハシを使用しています。
 また、登攀では、小型のツルハシを打ち込み、滑落防止の手掛かりにしています。
栃生橋西詰めの南の広い場所に駐車させて頂きました。ヤマレコでは、白倉岳登山口と表示されます。数台駐車可能です。
2021年06月09日 10:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/9 10:31
栃生橋西詰めの南の広い場所に駐車させて頂きました。ヤマレコでは、白倉岳登山口と表示されます。数台駐車可能です。
栃生橋から、イクワタ峠ルートを望みます。
2021年06月09日 10:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 10:31
栃生橋から、イクワタ峠ルートを望みます。
砂防堰堤工事が始まりました。道路の各所に、重機・大型車両が上がれる様に、鉄板が敷かれています。
2021年06月09日 10:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/9 10:37
砂防堰堤工事が始まりました。道路の各所に、重機・大型車両が上がれる様に、鉄板が敷かれています。
旧庄屋さん宅の右の作業道に入ります。
2021年06月09日 10:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 10:43
旧庄屋さん宅の右の作業道に入ります。
直ぐに、左へ、杉の植林帯へ入ります。古い杣道から、登山道に乗ります。
2021年06月09日 10:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/9 10:46
直ぐに、左へ、杉の植林帯へ入ります。古い杣道から、登山道に乗ります。
P-449東の標識です。小休止をとります。
2021年06月09日 11:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/9 11:17
P-449東の標識です。小休止をとります。
コメカイ道出合です。トラロープの向こうに、コメカイ道が続いています。警告メッセージがあります。
2021年06月09日 12:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 12:15
コメカイ道出合です。トラロープの向こうに、コメカイ道が続いています。警告メッセージがあります。
コメカイ道は、一旦、鞍部に上がります。
2021年06月09日 12:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/9 12:33
コメカイ道は、一旦、鞍部に上がります。
気温、25℃です。熱中症に警戒が必要になりました。
2021年06月09日 12:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 12:34
気温、25℃です。熱中症に警戒が必要になりました。
梅雨の中休みで、苔が少なくなっています。トチの大木です。
2021年06月09日 12:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
6/9 12:39
梅雨の中休みで、苔が少なくなっています。トチの大木です。
直ぐ近くの、トチの巨木です。コメカイ道では、最大です。
2021年06月09日 12:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
6/9 12:40
直ぐ近くの、トチの巨木です。コメカイ道では、最大です。
レスキューポイント「地蔵峠 1」です。新調されています。
2021年06月09日 12:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 12:49
レスキューポイント「地蔵峠 1」です。新調されています。
2018年のコナラの倒木です。上方を迂回します。トラロープが、両側にあります。
2021年06月09日 12:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/9 12:57
2018年のコナラの倒木です。上方を迂回します。トラロープが、両側にあります。
ワリ谷源流部のトチの群生帯です。葉を空一杯に拡げ、夏の装いです。
2021年06月09日 13:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 13:03
ワリ谷源流部のトチの群生帯です。葉を空一杯に拡げ、夏の装いです。
トチの大木の根元からのトラバース道です。トラロープが設置してあります。
2021年06月09日 13:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
6/9 13:05
トチの大木の根元からのトラバース道です。トラロープが設置してあります。
下降開始箇所で、Garminの画面です。右の紫色のトラックは、6/2のものです。間の谷筋がヒジキ谷です。北に下ります。
2021年06月09日 13:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
6/9 13:15
下降開始箇所で、Garminの画面です。右の紫色のトラックは、6/2のものです。間の谷筋がヒジキ谷です。北に下ります。
アタックザックに、ザイル他を入れ、ハーネスは、身に着け、ヘルメットを被り、小型ツルハシを持って、降下を始めます。
2021年06月09日 13:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
6/9 13:37
アタックザックに、ザイル他を入れ、ハーネスは、身に着け、ヘルメットを被り、小型ツルハシを持って、降下を始めます。
最初は、馬酔木、立木を持って下ります。
2021年06月09日 14:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/9 14:05
最初は、馬酔木、立木を持って下ります。
半分位、下っています。勾配が、更に、きつくなります。
2021年06月09日 14:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/9 14:24
半分位、下っています。勾配が、更に、きつくなります。
尾根の先端部状の所に、炭窯跡です。昔の杣人の身体能力の高さには、いつも驚きます。
2021年06月09日 14:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 14:31
尾根の先端部状の所に、炭窯跡です。昔の杣人の身体能力の高さには、いつも驚きます。
ATC下降器をセットします。セッティング中は、オレンジ色のスリングで確保しています。
2021年06月09日 15:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
6/9 15:01
ATC下降器をセットします。セッティング中は、オレンジ色のスリングで確保しています。
崖状になっていますので、ザイル30mで降下します。
2021年06月09日 15:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 15:04
崖状になっていますので、ザイル30mで降下します。
シシ谷第三ゴルジュの「簾滝」でしょうか?眼下に見えます。
2021年06月09日 15:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
6/9 15:23
シシ谷第三ゴルジュの「簾滝」でしょうか?眼下に見えます。
ズームで。良い姿の滝です。
2021年06月09日 15:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
6/9 15:23
ズームで。良い姿の滝です。
少し、下方を写しています。シシ谷第三ゴルジュのこの辺りの谷筋は、勾配がキツイので、多段の滝が、連続している様です。時間が無いので、谷底には、降りません。
2021年06月09日 15:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
6/9 15:27
少し、下方を写しています。シシ谷第三ゴルジュのこの辺りの谷筋は、勾配がキツイので、多段の滝が、連続している様です。時間が無いので、谷底には、降りません。
谷底には、降下せずに、反転、登攀を開始します。浮石が多いので、石の間に、小型ツルハシを打ち込み、手掛かりとします。迂闊に、浮石を頼ると、一気に転落します。緊張の時間帯です。
2021年06月09日 15:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 15:37
谷底には、降下せずに、反転、登攀を開始します。浮石が多いので、石の間に、小型ツルハシを打ち込み、手掛かりとします。迂闊に、浮石を頼ると、一気に転落します。緊張の時間帯です。
コメカイ道に戻りました。古い大津営林署の警告のプレートがあります。
2021年06月09日 17:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 17:08
コメカイ道に戻りました。古い大津営林署の警告のプレートがあります。
コメカイ道出合まで、戻りました。やれやれです。
2021年06月09日 17:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 17:45
コメカイ道出合まで、戻りました。やれやれです。
畑谷の砂防堰堤工事が始まりました。先ず、杉林の伐採、抜根が行われています。
2021年06月09日 18:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/9 18:14
畑谷の砂防堰堤工事が始まりました。先ず、杉林の伐採、抜根が行われています。
朽木栃生旧集落の古い墓地です。一礼をして、傍を通過します。
2021年06月09日 18:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/9 18:18
朽木栃生旧集落の古い墓地です。一礼をして、傍を通過します。
小さめのマムシです。今年も、マムシの季節になりました。
2021年06月09日 18:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
6/9 18:26
小さめのマムシです。今年も、マムシの季節になりました。
R-367に出て、湧き水で、顔を洗いました。6/2には、シシ谷源流部で、鼻血が出ていましたが、今日は、血液は、付着していません。ワクチン接種の副反応が落ち着いて来たのでしょうか?
2021年06月09日 18:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/9 18:32
R-367に出て、湧き水で、顔を洗いました。6/2には、シシ谷源流部で、鼻血が出ていましたが、今日は、血液は、付着していません。ワクチン接種の副反応が落ち着いて来たのでしょうか?
栃生橋の上から、写真中央に、釣瓶岳の山塊です。シシ谷から、無事、帰って来ました。山の神々に感謝致します。
2021年06月09日 18:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
6/9 18:37
栃生橋の上から、写真中央に、釣瓶岳の山塊です。シシ谷から、無事、帰って来ました。山の神々に感謝致します。
撮影機器:

装備

個人装備
ストック ヘルメット GPS機器×2 ハーネス ザイル30m/20m/10m ナイフ カラビナ スリング ATC下降器 アセンダー×2 携帯用鋸 携帯用鉈 ゴム付き軍手 小型ツルハシ 通常装備
備考 持って行って良かった物は、ザイル、ハーネス・カラビナ・スリング等、小型ツルハシ、GPS機器です。

感想

 今回は、ヒジキ谷とワリ谷の間の尾根を、シシ谷第三ゴルジュに向けて下ってみました。下り易い所を選んで、ジリジリと下りました。ゴルジュ上方では、ザイル30mでの降下が必要でした。
 立木・馬酔木の無い所では、小型ツルハシを、しっかりと効く迄、打ち込んで、確保しながらの降下でした。
 最後、谷底までは、ザイル30mで降下可能でしたが、時間的に、無理でしたが、「簾滝」と思われる、姿の良い滝を見る事が出来ました。
 反転後、登攀時は、ザイルをセットしていないので、浮石に気を付けて、小型ツルハシをしっかりと打ち込んで、確保しながら、慎重に登りました。
 今後は、水量の少ない時期に、第二ゴルジュから、遡上して、シシ谷の大体の全容を把握しておきたいと考えています。只、泳ぐ淵がある様なので、どの様に乗り切れるか?ある意味で、楽しみです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:311人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら