御前山:実は現役の都道205号だった陣馬尾根、半袖隊長、藤倉BSから小河内峠・境橋を経て奥多摩駅へ都内で赤線繋ぎ
- GPS
- 06:33
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,279m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:33
累積標高(上り): 1250m / 累積標高(下り): 1422m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:35.25=15.64+(1250÷100)+(1422÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献】なし
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅(始発)0509登戸駅05160543立川駅05540625武蔵五日市駅06330719藤倉BS (注1)登戸駅ではえきねっと予約をまだ受け取れず。 (注2)立川駅構内NewDaysは6:30開店のため利用できず。 (注3)武蔵五日市駅NewDaysは6:30開店にてギリギリだけど買い物可能。もしくは小走りで1分のセブンは24H営業。 【復路】奥多摩駅1438青梅駅立川駅分倍河原駅調布駅1632下高井戸駅お袋殿居宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】 全長約15.6kmだが、 ●前半(藤倉BS〜モノレール駅=約0.5km) ●後半(管理道合流点〜境橋〜奥多摩駅=約7.4km) は簡易舗装路あるいは道路歩きのため、土道の登山道は残る約7.7kmのみです。 一般ルートに分類され、特に際だった危険箇所はないが、通過に注意すべきなのは下記2ヶ所で、いずれも道標に「危険注意」札が掛けられている。 ‐河内峠へ至る最後の1km…左斜面が切れ落ちる山腹トラバース道 ⇒峠まで延々と続くので気を抜けない ▲宗璽筌隆櫂妊奪(都指導標05-340番)のピーク直前に連続する岩場の急坂 ⇒上りでは岩場の隙間を縫って行くだけで問題ないが、下りでは転倒・横転等に注意 H岾以圈超橋に下った直後の橋詰トンネルには歩道がないので、往来するクルマに要注意。歩行距離を短縮するため青梅街道を歩いたが、多少距離は長くなるが、奥多摩むかし道を辿る方が(トンネルと通行ないので)安全です。 【暑さ】好く晴れたが、御前山までは緑陰道ばかりで、南から吹き上げる涼風もあり、あまり暑さを感じなかった。 しかし、避難小屋を過ぎ、管理道(簡易舗装路)になってからは直射日光を浴びるため一気に暑くなり、特に青梅街道歩きが辛かった。 【通行止め】栃寄沢コース登山道は閉鎖中…橋梁崩落危険性あるため。 ★水場:御前山避難小屋、森の家〜境橋間の擁壁 ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★積雪状況:なし ★蜘蛛の巣 :陣馬尾根の出だしで少々 ☆半袖 タイム:最初から最後まで ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ ★入山者:藤倉バス停で男性ソロ1名、惣岳山でご夫婦1組、御前山で男性ソロ1人…いずれもシニアで、御前山で5人(拙者も含む)が揃いました。 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:武蔵五日市駅改札内 ★駐車場:鉄道バスを利用 ★トイレ:藤倉BS、御前山避難小屋、栃寄森の家、奥多摩駅 ★携帯 :全て圏内 ★食料調達処:せず ★酒類調達処:せず⇒コロナ禍の折り、車内酒場は封印中 ★お土産処:せず ★飲食店:寄らず ★温泉:寄らず…奥多摩駅近くに日帰り入浴できる旅館あり ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
【登録日:2021年06月15日】
都県境越え自粛が求められる緊急事態宣言下、先日の奥多摩自転車歩行者道歩きに続き、都下の歩跡(赤線)切れ地点の回収作業に勤しむことにしました。
マイマップを舐めるように見渡してみたところ、昨年夏に「都内ナンチャラ百/100巡りで耐暑訓練」した際に、‘A劵丱皇筬仲の平バス停(いずれも奥多摩・檜原村)で途切れていることが分かりました。
両地点は、浅間尾根を挟み、直線距離では約3kmしか離れていません。
「なんだ!あっという間のタメゴロウか!!」と思いましたが、せっかく、高いバス代を払って行くには、あまりにも勿体ない行程です。
そこでもう少し有意義なルート取りはできないものかと考えたところ、奥多摩一般ルートの尾根道の中で未踏の陣馬尾根を歩くことにしました。
その先は奥多摩三山縦走路で御前山を踏み、栃寄都民の森を経て境橋に下れば、上り下りとも新規歩跡(赤線)を引くことが出来ます。
「赤線回収・赤線延伸・ピークハント」と(あくまで個人的には)一粒で3回美味しい充実した山旅になります。
武蔵五日市駅を出た平日(木曜)の朝のバスは通勤客を入れても乗客は10人未満。
拙者以外のハイカーは一人だけで(拙者と同年代)、どこまで乗るのかな…と思っていたら、なんと!同じ終点・藤倉BSまで。
聞けば、やはり陣馬尾根から御前山を目指すそうで…同じようなことを考える人はいるんだなぁ。
陣馬尾根は、最初の簡易舗装路の傾斜がもっともきつくて、平地歩きばかりしてきた拙者の足腰には堪えます。
尾根に乗ると、緑陰の道は緩やかな傾斜で極楽気分だったのですが、最後の1km余りは山腹トラバースが延々と続く「キンチョウの夏」でした。
帰宅して再確認したことですが、実はこの陣馬尾根は今でも現役の都道205号線。
そう言えばhamburg渋描き隊長のレコを読んだのは昨年夏だったか…。
★渋描き隊長 都道205号線で小河内峠越え (檜原村藤倉〜陣馬尾根〜奥多摩湖)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2740473.html
小河内峠で奥多摩三山縦走路に入ると、整備状況は都道どころではない国道並みで、山高地図上の「㋖/〇危」地帯も登りでは大したことありません。
惣岳山でご夫婦ハイカーと一緒になり、御前山では男性ソロ氏と一緒になり、本日出会ったのは3組4名のシニアハイカーばかりでした。
避難小屋を経る都民の森コースもさほど危険箇所はありませんが、管理道(簡易舗装路)となってからは暑さ(日射し)との勝負。
境橋に下った後は、多少遠回りとなってもクルマの往来を避けるべく、奥多摩むかし道を辿るつもりでしたが、「もう何でもいいから早く奥多摩駅に戻りたい」との欲求に負け、歩道のない橋詰トンネルを潜り抜け、青梅街道を機械的に歩きました。
もちろん余力あれば隣の白丸駅まで…などとの大それた考えはすぐに封印され、コロナ禍でもあり、大人しく青梅線車中で本物の麦茶を飲んで帰りました。
それにしても疲れました💦
CTで歩くのがやっとでした。
そして翌日・翌々日と、脚の付け根が痛み、足裏が突っ張っていました。
このところ、毎日2万歩以上を歩いていましたが、いくら平坦道をたくさん歩いても、坂の上り下りするのとは訳が違いますね。
やはり実戦を積むことが重要です。
なお、お袋殿を散歩に連れて行かねば…と京王線駅から2km強をエッチラオッチラ歩いて行くと
お袋殿「今日は歩きたくない!勘弁して!!」
と、つれないことを言われ、ガックリと肩を落として拙宅まで更に1.5kmの道程を歩きました。
なんだ…こんなことなら直帰すりゃよかった…と思っても後の祭りです。
【今回登った主な山】
★惣岳山(そうがくさん)1341m:4回目…多摩百/多摩100
★御前山(ごぜんやま)1405m:4回目…花百/日本百低/関東百/多摩百/多摩100など
(注)両山とも初めて登ったのは1990年代初頭だが、「日程不詳・写真見当たらず」のため登山記録なし
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
【陣馬尾根/都道205号水根本宿線について】
http://www.douroweb.jp/region13031/p205status_trail.html
http://www.douroweb.jp/region13031/p205mizune_motosyuku.html
https://せんてんすくらぶ.net/move_tensentodou205.htm
【個人用参照レコ:藤倉バス停関連】
2020年07月21日(火) :三頭山:知事が仰せなので都民は都内で耐暑訓練・大量発汗💦、半袖隊長、麦山浮橋からヌガザス尾根で…ついでに倉掛山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2445572.html
【個人用参照レコ:御前山関連】
2014年11月23日(日):三頭山→御前山:鶴峠から奥多摩駅、半袖隊長、又しても深く反省<(_ _)>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-551516.html
2020年07月16日(木) :御前山:奥多摩湖から払沢の滝へ北⇒南縦断、半袖隊長、癖になるか…久しぶりの登り返し
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2435272.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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頼りないトラバース、嫌ですね〜
自分は右が落ちてるトラバースが苦手なのですが
藤倉から奥多摩駅って随分距離があるような気がしてましたが
意外と近いんですね〜
今回のトラバース帯は小河内峠への登り基調でしたので、恐怖心は薄くて済みましたが、これが下り基調になると一気にビビり度数がアップしますね。
左右で苦手意識が異なるのは、どちらが利き足(軸足)なのかに拠るのでしょうか?
藤倉バス停へは武蔵五日市駅からバスで約50分も乗車してようやく到着します。
なのでやたらと奥地に入り込んだイメージを持ちますが、よく見たら、藤倉のほぼ真上(北方)に奥多摩駅はありますね。
直線距離だと6〜7kmしか離れていませんよ
隊長
yamabeeryuさん、こんにちは!
>赤線回収・赤線延伸・ピークハント
そうですよね。
せっかくのお出かけ、回収だけではモッタイナイ・・・ですよね
藤倉バス停まで、結構な距離(時間)があるんですね。
お疲れ様でした。
檜原村のモノレール
小林家は有名?ですが
個人宅用にも村が何カ所か設置しているそうですね。
新日本風土記の放送で見て
まさに「ポツンと一軒家」状態で暮らす方が
このあたりにはいらっしゃるのですね。
「御前山」は、大岳山に初めて登った2013年からずっと
「次は御前山」と候補にあがったまま未訪です。
なんとなく我が家方面から奥多摩はやっぱり遠いな〜とか
電車もバスも混むよな〜とか
なぜか「遠い」お山になっています。
そうそう「小河内峠」ってあるんですね。
高校の強歩のゴールが「小河内ダム」だったのですが
(女子は柳沢峠スタート)
あまりその名称を聞かないような気がして
奥多摩湖と別に、端っこが小河内ダムなのかと思い込んでいました
ちゃんと小河内という地名があるのですね。
武蔵五日市駅から西へ伸びるバス路線(数馬行きと藤倉行き)は、「秘境路線バスの旅」に採り上げられるぐらいですから、そこそこ乗り甲斐があります。
でも、藤倉線の場合、1時間に1本程度の運行頻度ですから、とても頼り甲斐があります。
今回五日市駅から乗った朝便も始発ではなく、第2便なんですよ
途中に五日市警察署や消防署、学校があるので通勤・通学利便性を考慮してのことだと思います。
御前山は奥多摩三山の中では、3番人気でしょうね。
〇劃困ら富士山が見えない登山口から山頂まで最も遠いE仍蓋から標高差がある
等々が理由だと思います。
一方で登山者は少ないですから、三山の中では最も静かな山歩きを楽しめます。
拙者は4回目ですが、山頂が賑わっていた記憶はありません。
⇒時間帯や曜日(平日・土休日)に拠るのかもしれませんが…。
そうか…あそこから峠を越えて強歩大会ゴール地点が小河内ダムでしたか!
…ってことは、小河内ダムから御前山に登れば赤線が繋がる!!!ってことですね。
廬山ルートは「決まり」でしょうか。
なお、この先はウンチクですが…
小河内は昔からの由緒ある地名です。
今の奥多摩村は、昭和30年に氷川町、古里村、小河内村が合併・誕生したことをご存知でしょうか?
今は奥多摩駅ですが、青梅線開業時は「氷川駅」でした。
そして小河内村は川野村、原村、河内村、留浦村が合併しています。
この地図を見ると小河内村の位置が分かりますよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%A4%9A%E6%91%A9%E9%83%A1
一時は都県境を挟んで、北都留郡小菅村、丹波山村と合併する案もあったようですよ。
http://town.okutama.tokyo.jp/shokai/gaiyo/rekishi.html
隊長
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