虚空蔵山〜八王子山・兵庫県三田市
- GPS
- 03:52
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 535m
- 下り
- 526m
コースタイム
9:37 酒垂神社
9:56 虚空蔵山登山口
10:02 石舟
10:20 虚空蔵堂
11:04 虚空蔵山山頂
11:50 間違い八王子山
12:02 八王子山山頂
12:49 池
13:09 下山
13:15 JR草野駅
天候 | やや曇りがちの晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR草野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八王子山〜草野駅の間、一部道がはっきりしないところや急なところがあります。 |
写真
感想
全国の山ガール、山ボーイ、山男、山姥、山師の皆さんこんにちは。(一個だけなんかちゃう。)
登ってますか?そして降りてますか?(普通はな)
今日は以前から行ってみたいと思っていた、藍本駅から虚空蔵山と八王子山を経由して草野駅へ抜けるルートへ挑戦してきました。
好きな数字を思い浮かべてください。
そしてそれに3を足してください。
それを2倍にして4を引き、2で割って、始めに考えた数字を引いてください。
…それで出た答えの人数で行ってきました。(素直にひとりでって言え)
藍本駅前の案内板のあたりでGPSの調整などしておりますと、目の前にあった駐輪場のおじさんが出てきて、
「登山ですか?気をつけて!」
と、めっちゃ笑顔で送り出してくれました。
この人、過去に色々あったかもしれんけど今はそれなりにいい人のようです。(素直に感謝しろ)
同じ電車に初老の男性ハイカーも乗ってきており、ほぼ同時の出発となりました。
私の方がわずかに先に出ましたが、歩く速度はほぼ同じ、写真を撮って歩く私が抜かされたり、休憩する男性を私が抜かしたり、抜きつ抜かれつ微妙な距離感にハラハラドキドキ。(恋心か)
結局男性とは虚空蔵堂で生き別れになったまま、その後の行方はようとして知れないのでした。ー完ー(おわるな)
そういえば今回は初めてのことがいくつかあるのです。
まず虚空蔵山山頂から草野に抜けるルートが初めてなのはもちろん、ダブルストックデビュー、GPSナビデビューなんです。
garminのGPSは以前から持っていましたが、地図なしのやつなのでこれまではログ取りにしか使っていませんでした。
今日はあらかじめヤマレコで先人のログを投入しての参戦です。
先人の方ありがとう。せめてお名前を…。(どのログか忘れた)(←あかん)
ストックはようやく購入したんです。
カーボン製で、軽くてかっこいいやつ!(できれば安いの!)と思ってネットで探すと条件がぴったりのがありました。
届いて持ってみたところ、なかなかよい感じ、しかし…収納サイズが、でかっ!
収納して65cm…さすが私、持ち運びのこと考えてなかった…。
ま、まぁ使う分には問題ないので、駅前から早速使ってみます。
…初ストックなので、いいのか悪いのかいまいちわかりません…。
でも虚空蔵堂を過ぎてからの急登はずいぶん楽でした。
よく山番組なんかを見ていると
「次に足を置くところをしっかりと見て着地する」
みたいな事を言ってるじゃないですか。
でもダブルストックになったらそれが4本でしょ?
なんか途中で
「あれ?私が動かしているのは一体どの足なの?」
みたいになってこんがらがってきたんですが。
自律神経失調症なんでしょうか?ストックが。(←あるとしたらおまえや)
めっちゃ考えながら登ってて気づいたら山頂でした。
山頂までに出会った人4人。
ハイカーらしき人3人と、行き場を求めて彷徨っている風な人1人。(←それあかんやつ!)
…ま、まぁ彷徨っている感じの人はあちらから挨拶されてきたので恐らく問題ないでしょう…。
山頂に行ってからどちらへ降りるか考えようと思っていたのですが、今日はやはり行きたかった八王子山方面へ縦走ルートを選びます。
山頂のすぐ横からすでに蜘蛛の巣の洗礼を浴びます。
やはりこちらのルートは歩く人もほとんどいないようで、蜘蛛の巣だらけです。
さすがダブルストック、蜘蛛の巣に強い!(ダブルじゃなくてもええけどな)(もっと言えば棒で十分やけどな)
縦走路の途中で休憩するご夫婦らしき男女と出会い、少しだけ立ち話をしました。
「どちらの方面からいらしたんですか?」
と聞くと、
「こっち」
と、藪を指しておられました。パイオニアさんのようです。
六甲はもう思いつくところは全部行ったとかで、こちらに出張ってこられたんだそうです。
この後はどちらのピークへ?と聞くと、
「いや、適当なところから降りてみます」
っておっしゃってました。
ピークには興味ないんですね。色んな方がおられますね。
でもこの奥さん(らしき人)に、
「こんなところに若い女性がひとりで、偉いのね〜」
って誉められました。
この人めっちゃいい人。(←単純)
ご主人(らしき人)にも、
「昔はボロボロの格好で登ってたけど、最近はおしゃれやね!」
って誉められました。
ご主人もめっちゃいい人。(←またか)
収納しても65cmある中国製ストックなのに誉めてもらって気恥ずかしいです。(多分それ見てない)
ご夫婦(らしき人たち)の「適当なとこ降りてみる」ルートにも大変興味があったのですが、今日は初志貫徹!(嘘やろさっき決めたやろ)、八王子山〜草野駅を目指します。
八王子山山頂からはオロ峠に立ち寄れるのですが、今日は断念しました。
なぜなら面倒くさかったからです。(え)
虚空蔵山から八王子山間は蜘蛛の巣は多いものの道はしっかりしているのですが、八王子山から草野への下山ルートはほとんど人の手が入っておらず、赤テープが頼りです。時々道がわからなくなるので、目を凝らして踏み後を探します。
わたすは今回GPSのナビのお陰で強気でしたが、なかったら不安になっていたことでしょう。(←微妙になまっとる)
何より急で歩きにくい道。何度も滑ったり尻餅をついたりして、まさに急な坂を転げ落ちるかのように下山しました。…あの頃を思い出すわ。(過去に何があった私)
夏なので、生い茂る草木をストックでかき分けながら歩いていたのですが、目の前を遮る枝になんかくっついてる。
黒いロープ?と思ったらヘビでした。
道のど真ん中しかも顔の高さで熟睡するヘビ。
真っ黒けですが、顔が見えないので何ヘビかよくわかりません。
(後で思えば、写真撮っとけばよかった。)
シマヘビだと思うんですが、万一マムシの黒化だったらイヤなので、起こさないようにそーっと脇をすり抜けました。
そういうわけでナビの手伝いもあって無事に下山する事ができました。
でも下山してから駅にどうやって行くのか迷いました。(駅見えてんのに!)
ちょうど家の前のガレージでハーレーを整備してるロン毛でサングラスの男性がいたので道を尋ねて教えてもらいました。
なかなか、牧歌的な風景になじまない住人です。(ほっといたれ)
ところで皆さんは山歩きの最中、何を考えていますか?
先日テレビで出ていた登山家の方は、
「山と対話する」
っておっしゃってました。かっこいい!
でも
「山さんこんにちは」「……。」
ってなると思うんですけど違いますか?(多分そういう意味やない)
私もその域をめざそうと思ったんですが、なぜか肉うどんが頭から離れず、下山時は夕食を肉うどんにすることしか考えられませんでした。
もちろん夕食は肉うどんです。
私もいつかは山と対話したいです。
山「晩御飯は肉うどんにすれば?」
私「うん、そうするー!」
と。(肉うどんから離れい)
コメント
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クマンバチってスズメバチのことですよね?大丈夫でしたか?スズメバチが何よりも山で一番怖いので・・
虚空蔵山もいつか行こうと思っていましたが、スズメバチの季節は外した方がよさそうですかね・・今後のルート参考にさせていただきます。
クマバチのことです。
おっきくてブンブンうるさいので怖いですが、きほんミツバチなのでほっといたら刺さないですよ。
チョウチョを追い回してました。(習性だそうです)
スズメバチには出会いませんでした。
ですのでどうぞ、行かれてください!
なんか、おもしろい。
またまた、期待しています。
なんか、ありがとうございます!
でもtengu-さんのレコの綿密さには脱帽です!
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