【29年目のリヴェンジ】北信・谷厳寺から高社山周遊
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:59
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 986m
- 下り
- 984m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よませ温泉スキー場のコースは雑草が多め。 |
その他周辺情報 | 谷厳寺の水を汲んで帰った(苦笑)。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
時計
携帯
タオル
スパッツ
ジョギングシューズ
|
---|---|
備考 | 帰りがジョギングになるため、サイフの中身をほぼ空にした関係で、保険証もクルマに置き去りになった。 |
感想
まだ信州大学に在学してた時に、高社山に登ろうとしたものの隣にある滝の沢山(百日満行塔)に登ってしまい、地形図に記載のある峰通しの道が歩けるような状態ではなかったことから高社山登頂を断念した1992年6月13日(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3210270.html)から29年、ようやくリヴェンジしに再訪してきた! 前の記事にも書いたけど、当時はコースも調べようのない山だったものの、その後『山と高原地図』にコースは載るわ、分県登山ガイドに載るわ、Webにレポートは載るわ…という状態になり、いつでも登れる!…と思ってしまったのがかえって災いし、足が遠のいていた。今年はちょうど問題の6月13日が土日に重なったことから、29年前のリヴェンジを果たす気にようやくなった(笑)。天気予報があまり芳しくないことから、6月13日じゃなく、6月12日にしたけど(苦笑)。
今回は柳沢のエドヒガンから百日満行塔…ではなく、オーソドックスに名刹・谷厳寺から登ることにした。ただ、往復ではつまらないので、よませ温泉スキー場に下りて、ジョギングで谷厳寺に戻る計画を立てた。
朝2時半に起床し、『キャラメルハウス』を3時過ぎに出発し、小杉I.C.から高速に乗る。COVID-19の影響で休日割引は無いけど、それを理由にリヴェンジを先送りにできるほど、もう若くない(苦笑)。上信越道の豊田飯山I.C.には5時過ぎに到着。谷厳寺までのルートをGoogle Mapにナビさせたら、飯山線蓮駅横を通って古牧橋を渡る…という29年前のルートに誘導された(苦笑)。谷厳寺駐車場には5:20前に到着。先客と思しきクルマが2台駐まってた。支度をしてから、5:25に登山開始。
登山口の案内板に従い、墓地の横の車道に入る。少し歩くと、登山道の入口があり、こちらに入る。少し歩くと金ピカな不動明王が現れる。さらに少し登ると、金ピカな勢至菩薩と大日如来が並んでる…。その後は金ピカな像は現れず、時たま現れる昔ながらの信仰の仏様たちを見ながら緩い斜面を登ってく。クルマの数から先行者が居る…と踏んだけど、この日は私がトップバッターのようで、やたらと蜘蛛の巣に引っかかった。害獣対策の電気柵を越えると、ツツジをみながらの登山になる。登るにつれ少しずつ傾斜は増してくるけど、まだロープや鎖場はない。勢至菩薩さまが鎮座してる箇所で登山開始から64分だったので、10分休憩。勢至菩薩さまからは10分弱の歩きで、いろんなコースの集結点の胴結場に出た。一杯清水への分岐、今登って来た谷厳寺への短絡コースへの下山口を確認してから、頂上を目指す。しばらくは平坦な道だけど、次第に傾斜が付いてくる。岩室の前には鎖場があり、これを登ると展望が開ける。麓を千曲川が流れてるのがよくみえる。なおも急坂が続き、今度はロープが現れる。一応、ロープを使う急坂コースと遠廻りだけど緩やかな坂を歩くコースの選択制になってたので(苦笑)、ロープを選んだ。そこを登り切ると、祠のある高社山の西峰。ここまでたどり着くと頂上は着いたも同然で、一旦鞍部まで緩く下って同じだけ(実際には少し多いけど)登り返すような感じで、祠や方位盤やウッドデッキのある高社山頂上に7:32に着いた。
この日の天気は曇りだけど、高曇りが幸いし、ウッドデッキからは妙高山や黒姫山、飯縄山や戸隠連峰といった北信五岳のほか、北アの鹿島槍方面がみえた。麓をみると北陸新幹線の千曲川橋梁と飯山駅がハッキリみえた。東側は四阿山や志賀高原の山がよくみえた。
金ちゃんヌードル喰ってから、7:47に下山にかかる。よませ温泉スキー場の道は歩くひとが少ないのか、雑草がうるさかったけど、道じたいはハッキリしてる。途中、一枚岩あたりからは麓の中野市街地がよくみえた。8:00にはスキー場上部のリフト終点に出て、ここからはスキー場の斜面を下る。正式な歩道がどこなのか分からなかったので、リフトもしくはスノーマシンの巡視路と思しき踏み跡を縫って斜面を下る。スキー場の斜面は草さえ生えてなければどこでも歩けそうで、自由度が高い。ちょうどこれからスキー場斜面を上って高社山に行こうとしてる2人組をみかけたけど、お互い全然離れた場所を歩いてたので、声さえ掛けていない(こういうのは、「すれ違った」って言わないよね…苦笑)。リフト乗り場やレストランのある麓まで下りてからは車道歩き。イヴェントがあるのか、やたらと家族連れが多いホテル前を通過し、国道403号のよませ温泉スキー場入口に到着。入口のすぐ横にある地元・山ノ内町のコミュニティバス「楽ちんバス」の夜間瀬スキー場バス停に、8:42に到着。ここにザックと山靴をデポし、ザックの荷物としてずっと背負ってたジョギングシューズに履き替える。ここから谷厳寺までジョギングで戻る。Google Mapを起動させて、最短経路を指示させて走る。概ね下りなので、山を登って降りたばかりのダメージがあるワリには走れたけど、やっぱり最後の谷厳寺への登り返しはキツく、スタートから5 kmでジョギングは打ち切り。残りの1 km弱は歩きにした。こうして考えると、山から下りて来たばかりでもフツウに走るトレイルランのひとたちは凄い! 谷厳寺駐車場には9:25に到着。登山開始からジャスト4時間で戻って来た。
クルマで夜間瀬スキー場バス停にデポした荷物を回収しに行くんだけど、9:55に1日に数本しかないバスが通過するダイヤだったので、バスの発着の邪魔にならないように、水汲んだり谷厳寺見学したりして、時間調整。しかし、時間調整したのがかえって災いし、バス停に向かった際にバスとニアミスしたけども(苦笑)、荷物と山靴を回収してから、信州中野I.C.へ向かった。
信州中野I.C.から高速に乗り、休日割引がないので魚津I.C.で早めに高速を下りて、国道8号経由で13時過ぎに帰宅。
昔からの信仰の山だけあって(蜘蛛の巣を除けば)歩き易い道で、標高差の割にさっさと登頂できた。逆コースだと登山道としての案内が少なくて苦労するかも。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人