【富士山】 日本最高峰に登りました!
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- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,469m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
天候 | 晴れと曇りがめまぐるしく変わる天気。 気温:スタート時10℃(スバルライン5合目) 登山中15℃位 山頂9℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○富士スバルライン5合目〜6合目富士山安全指導センター: アップダウンの少ない林道。 途中の「泉ヶ池」分岐は右方向に登って行く。 8/5まで富士山保全協力金の試行として富士山安全指導センターで1,000円徴収(任意)。缶バッジが貰えた。 ○6合目から7合目: 日蔭のない荒涼とした斜面が広がり、落石防護堤に沿ってジグザグに登る。 ○7合目: 標高差300m。いくつもの山小屋のテラスを通り抜けながら、岩尾根をひたすら急登していく。 ○8合目:太子館から8合目に入る。再び砂礫のザレ道が始まりジグザグ登って行く。 ○本8合目:トモエ館に着くとそこが本8合目。ここで須走ルートと合流する。 ○9合目〜頂上: 8合5尺の御来光館を過ぎ、上に見える2つの白い鳥居を目指して砂礫のザレ道を登る。1つ目の鳥居が9合目、2つ目の鳥居を抜ければ吉田・須走ルートの頂上 ○頂上〜6合目: 滑りやすい砂礫のザレ道を延々と下る。砂埃との戦い。何も語ることはない、ただ忍耐の一言。下山ルートも本8合目までは須走ルートと共用。本8合目の下江戸屋が分岐の目印。ここで間違えるととんでもないことに。因みに富士スバルライン5合目は山梨県、須走ルートの出発点は静岡県。 ○6合目〜 富士スバルライン5合目:行きに通った林道。ここの長くて、ゆる〜い登りの道が最後のいじめのようだった。 |
写真
感想
本当は還暦の記念に計画していた「富士登山」。
今年は世界文化遺産に登録され、いつもに増して富士山は超人気の山になり周りの人も「富士山に登らないの?」とか「来年以降は高い入山料と入山規制がかかるよ」とかいろいろ言ってくれる。
6月22日の世界文化遺産認定の日、衝動的に「日本最高峰に登ろう」とバスツアーに申し込んでしまった。当初は8月3日の予定であったが集まりが悪く不催行に。
催行が決まっていた7月28日に変更して、いよいよ「日帰り弾丸ツアーに」参加。
女房からは「自分の年も考えて山小屋でゆったりのプランにしたら」と言われ、周囲の人からは「富士山は体力勝負。ヤバいと思ったら速やかに下山するように」とか心配され、不安感が増してくる。
それでも決めたからにはあとには引けない性分故、この1カ月トレーニングに励んだ。山岳ガイドさんもいることだし何とかなるだろう。
出発当日、ツアー参加メンバーは32名。年齢も我々位のベテラン1/3、若い男女1/3、家族連れ(こどもさんは小学生〜中学生)1/3といったところ。
全員無事登頂できるといいのだが。
予定より1時間ほど遅れてスタートの起点となる「富士スバルライン5合目」に到着。天気はいいのだが風が強く肌寒い。
予定では4:00に登山開始11:00山頂着だったが、5:00過ぎにスタート。
さわやかな風の中どんどん高度を増ししていく。下界は全て雲の下。遠く奥秩父の山々、八ヶ岳の山々が眺望できる。やがて荒涼とした斜面に山小屋群が見えだすといよいよ本格的な山登りが始まる。
標高2700mの花小屋から7合目。ここから8合目まで標高差300mの岩尾根の急登。
睡眠不足のせいかやたらにあくびが出る。足もとも何か不安定だ。軽い高山病にかかったかもしれない。周りの若い子やF君に聞くと同じような症状。しばらくフラフラしながら登る。いくつもの山小屋のテラスを通り抜け、やがて8合目あたりで年配のベテラン男女4名がリタイヤ。高山病かもしれない。
8合目になると標高も3000mを超える。空気も薄い中、砂礫のザレた登山道が再び現れジグザグに高度を増していく。ここが一番つらかった。景色も変わらないし、滑りやすい道なので踏ん張る力で体力を使う。ついに太ももがつり出した。ツアーの最後尾で騙し騙し付いていく。
8合5勺の御来光館を過ぎると上方に2つの鳥居が見える。下の鳥居が9合目、上の鳥居をくぐれば頂上だ。右足の大四肢頭筋が完全につって時々激痛が走るが頂上はすぐそこ。1歩1歩慎重に進む。上から見ていたガイドさんがF君に「彼は大丈夫ですか?」と聞いたそうだが、F君は「彼はベテランなので自分で対処して必ず上に来ますから大丈夫。」と答えたそうだ。
頂上に着いた時、2人のガイドさんが僕以上に喜んでくれたのにはビックリした。
(本当は足つって、恥ずかしいのと心配かけたので照れくさかったんだけど。)
頂上にかかっていた雲も運よく一瞬晴れ、下の様子も眺望できたが、バスツアーの時間の都合上、頂上には20分ほどいただけで即下山。もっとも3700m以上の山、風も強いし夏なのに寒い位だ。体が冷える前に動き出すのは正解だと思う。
吉田ルートの下山道は本8合目の下江戸屋まで須走ルートと共用している。
下山する前に皆、砂埃対策のマスクと靴への小石侵入防止のスパッツを装着。
(僕は今回も面倒臭いのでスパッツはパス。おかげで靴の中は小石だらけに。)
滑りやすい砂礫の坂をひたすら下る。景色は変わらないし、砂埃は凄いし、滑らないよう踏ん張るから膝はガタガタになるし・・・延々と続く下半身鍛練としか言いようがない下山道だ。本8合目の下江戸屋の分岐で間違えると静岡県側の須走ルート出発点に行ってしまう。タクシーで何万円もかけて富士スバルライン5合目に戻らなければならない。結構間違える人が多いようだ。
6合目で砂礫の下山道も終わり、やっとの思いで富士山安全指導センターまで戻ってくる。行きには開いていなかった富士山協力金の受付で1000円支払い、缶バッジをゲット。噂通り山梨県側は葛飾北斎バージョンだった。
この時間(15:00頃)登って行く団体も多い。多いと云えば外国人の多さにもびっくりした。特にインド系の外国人が目立った。(何故か、行きも帰りも登山道でへばっていた外国人はほとんどインド系だった)
泉ヶ滝の分岐まで気持ちのいい林道を下りてくると富士スバルライン5合目はすぐそこ・・・・と思いきや、ここからダラダラの長〜い登り坂が待っている。
この登りが富士山からの最後の試練のようだった。
少々疲れたけれど、天気にも恵まれ、ガイドさんのナイスリードにも恵まれ、ツアー同行者にも恵まれ日本最高峰の日帰り登山制覇に大満足の1日だった。
【富士山】
やっぱりでかい山だった。生半端な体力では跳ね返される。
日本アルプスの山とは全然違う、日本の他の山とは比べようのない独特の山。
個人的には富士山は冠雪した山容を遠くから見るのが一番綺麗で好きかな。
本日の反省点
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富士山の下りではスパッツは面倒腐らずに装着しよう。
I抻療仍海任脇焼け止めはマメに。
弾丸ツアー無事生還、そして日本最高峰制覇おめでとうございます。
本当にお疲れ様でした。
ご帰宅されるまで、さぞかし奥様は心配だったでしょうね〜。
私も最近 職場で、「miyaさんは富士山には登らないの?」とよく聞かれます。
もちろん私には、そんな体力も技量もなく自信もないので、
そこは〜やはり〜正直に言いました。
「今は外国人が多いらしいし混雑してるからほとぼりさめてからね〜
思いっきり強がりを
みんな薄々感じているのか、それからというもの私を不審な目で見るのです。(笑)
そうです。今では「自称山ガール」です。
ところでsugiちゃん、本8合目の下江戸屋の分岐の事は知りませんでした。
「 みんなに付いて行けばいいや
いい情報ありがとうございます。
もしも富士山に登る事があれば気をつけます。
それまで覚えていられるかな〜?
でも、さすがのsugiちゃんでさえ軽いといえども高山病になるのですね。
やはり私には無理ですね〜
金時山か浜石岳に登って富士山を望めれたらな〜と思っています。
本当にお疲れ様でした。
ps・言うの忘れてましたけど、
sugiちゃんとF君って、ビリーバンバンに似ていませんか?
微妙な天気予報でしたが、無事に山頂が踏めて良かったですね。
弾丸ツアーも充分楽しまれたようで、疲労も心地よいのではないですか。
やはり富士山は荒涼とした眺めが大きさを感じさせますね。
日本一の高所迄頑張った足腰のアフターケアーも
忘れずに・・・。
来る北アルプスのランドマークも楽しみですね。
無事帰ってきました。
僕らの2日前に会社恒例行事の新入社員の富士登山があり、健脚な若者ですら1泊2日で行く山を50過ぎのオヤジが日帰りで行くと云うと、みんなビックリ。
どうも蔭でで本当に登れるかどうか賭けの対象となっていたようです。
結果、6時間少々で頂上まで登れたのですがお天気と同行したガイドさんのおかげだと思っています。
高山病予防は、とにかく水分補給と深呼吸。
それでも、弾丸ツアーだと高度順応する時間がなく、皆さん多少の高山病の兆候が出ていました。
miyaさんも是非登ってください。お天気さえ崩れなければ、危険な登山道ではありません。吉田ルートは山小屋も充実してますし、ゆっくり登れば頂上には着きます。本8合目辺りからは日本で1番高い所を歩きます。なかなか経験できないですよ。
onetotaniさんの仰る通り富士登山は「体力勝負」。
分かってはいましたが正にその通りでした。
正直よれよれで下山して、もう富士山は当分結構と思っていましたが、筋肉痛も消え体調が戻るとまた登ってもいいかなと思う不思議な山です。
それでもあの単調で苦痛でしかない下りはもう勘弁して貰いたいですけど・・・
次は5番目に高い山に挑戦します。
でも本当に山っていいなぁ
日本一のお山に登頂〜
日帰りでの富士登山、お疲れ様でした!!
さすがに富士山ともなると、登るのには気合と
忍耐が必要ですね、、、。
レコでひしひしと伝わってきました。
山頂に到着できてホント良かったです〜
同じツアーの可愛いお嬢さん達との記念写真♪
sugi-chanさん、若い女性にも人気ですね
ご無事で下山、何よりでした。
山の大きさと高さ、独特な火山土の
登山道など、他の岩の高峰とは
別な魅力がありますよね。
元祖室の看板、懐かしいです。
お天気が心配でしたが、朝の雲海での
八ヶ岳、奥秩父の眺めが見れて
何よりです。なかなか、同じ高さで
見ることはあっても、見下ろす機会は
ありませんものね。
疲れましたが、結構楽しみましたよ。
若いお嬢さん達からは元気を貰い
富士山は日本人なら一度は登ってもいい山だと思います。
我々がとった早朝スタートは富士山ではマイナーな時間帯なので道中もそんなに混んでいませんでした。
やはり皆、御来光狙いで登るんですね。
多分、slowlifeさんの健脚ぶりなら5時間もかからず頂上まで行けるのではと思います。
世界文化遺産になったことですし、御家族で是非登ってみてください。
Sugi-chanさん
無事登頂されおめでとうございます。
拝見するとかなりハードな感じを
受けました。
私も今週末チャレンジしますが
なにせ腰の状態がよろしくありません。
疲労性のものなので最悪テーピングを
してと考えています。
行ける所までガンバって撤退を視野に
いれながら登りたいと思います
天気はもっと曇るかなと思っていましたが、まずまずの天気でガスに巻きこまれることなく山頂まで行けました。
元祖室の看板、きれいにペンキが塗り替えられていたのでkomakiさんに報告しなければと、写真に撮りました。
今回登って分かったのですが、富士山は登山にふさわしいかどうかは別にして、山の大きさ、登山者の数、そしてグローバル度、どれをとってもやはり日本一の山だなということです。
また登りたくなっちゃいました。
kazuさん こんにちは
この歳での日帰りは結構きました。が、筋肉痛が完治した昨日位からまた登ってもいいかな、なんて思える不思議な山です。
初富士山の方には申し訳ないですが、登山としては何の面白みのない山です。でも、何といっても日本一の山故に登頂した達成感はなかなかのものです。
どの小屋で泊られるのか知りませんが、小屋泊りならゆっくり行けるはずです。ペースを乱さず、水分補給と深呼吸を繰り返して登ってください。高山病予防の秘訣です。
多分つらいのは下りです。こちらもゆっくり1歩づつ下りてください。
あとはお天気になるようお祈りします。
頑張ってください。
sugichanさん、ご無沙汰してます。
富士山よかったですね。うらやましいです。
私も行きたくなりましたが、まだまだ訓練が足りません。
今日、ジムの知り合いに富士山行の写真をみせてもらっていたらsugichanさんが写っていたので、たまらずコメントしました。
同じバスだったんですね。きっと…
世間はせまいですね。
じぇじぇじぇ!
写真撮られましたか
よれよれの姿が映っていたのでは?
あの日の富士山は面白かったのですが、9合目の直前に足がつって苦しくてつらい登りになりました。
やはり日本一の山だけあって体力も必要だと云うことを痛感しました。それだけに山頂に到達した達成感も大きなものがあります。だからまた、体調を整えて登りたくなりました。
cafemonさんも是非挑戦してください。他の山とはどこか違う達成感がありますよ。
sugi-chanさん こんばんは
コメントが遅くなりゴメンなさい。
いやいや、日本一の山『富士山』登頂おめでとうございます。
わたしも今年ゲットを検討していますが
あまりの人の多さに現在検討中です。
しかし、さすが最高峰ですね
天気はそこそこでラッキーでしたね。
次回のヤマレコも楽しみにしています。
確かに、富士山は日本一人気のある山ですので登山者も凄い数です。
但し、僕らの登り始めた早朝は(5:00頃)は比較的登山者も少なくGWの御在所中道程度の賑わいでした。
8合目くらいから山小屋を出発する登山者や須走ルートと合流するので人数も多くなりますが、それでも休日の千畳敷カール位です。このあたりで息も切れてきますので、この混雑が丁度いいペースを作ってくれました。
ほとんどの方は御来光
僕らは案外、穴場の時間で登れたんでしょうね。
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