憧れの甲斐駒黒戸尾根登っちゃいましたぁヽ(^o^)丿
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- GPS
- 33:50
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 2,389m
- 下り
- 2,388m
コースタイム
2日目:5:32七丈小屋-6:08八合目御来迎場-7:24甲斐駒ケ岳山頂(休憩)8:18-9:14八合目御来迎場-(テント撤収)-10:54七丈小屋-11:46五合目小屋跡-12:21(昼食)13:13-13:19刀利天狗-14:36笹ノ平分岐-15:46吊り橋
天候 | 1日目:曇〜ちょい晴〜雷〜晴 2日目:ちょい晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
憧れの甲斐駒黒戸尾根。。。このルートを知ったのは山歩きに目覚めた2年前。
いつか歩いてみたいと近くを通るたび竹宇駒ケ岳神社にお参りしてました。
憧れ続けてきた黒戸尾根は想像していたよりもずっとずっと魅力的なトレイルで
大満足の二日間となりました(^o^)丿
千葉を木曜21時に出発。
0時半前に尾白川渓谷駐車場に到着。
さすが平日駐車場もガラガラです。
ゆっくり仮眠しオニギリを食べたら行動開始です。
駒ケ岳神社には摩利支天、天照大神など信仰と修験を偲ばせる石碑、
霊神碑などがあちこちにたくさん祀られています。
この山行の無事成功を祈願して出発しました。
登山道に入り、尾白川にかかるつり橋をわたり、樹林帯をゆっくりと進みます。
尾白川渓谷道との分岐を黒戸尾根方向に進むと、すぐに傾斜がきつくなり急登となります。
なだらかになってきたら横手登山口から合流する笹ノ平まであと少し。
クマザサ地帯を通り抜けると「八丁登り」またもや急登が続きます(>_<)
が登山道は整備されていてとても歩きやすかったです。
笹ノ平から1時間半ほど歩いて名物?の刃渡りに到着。
ここでやっと展望が開けます。
鎖がかけられおり難なく通過。
全然心配するような場所ではなかったですl(^o^)l
むしろ心地良い風が吹いていてとても気持ちよい場所でした。
だってひたすら薄暗い樹林帯の中を3時間半も歩いて来たからこの開放感といったら。
ちょっとした鎖、梯子を通過すると
祠と石碑が沢山ある刀利天狗(標高2,049m)に到着です。
黒戸尾根コースは270年ほど前に拓かれた登拝道とのことで、
随所に歴史を感じさせる史跡が残っています。
しばらく黒戸山をトラバースしながら進んでいきます。
苔生した緩い登り、と思うと今度はぐんぐん下っていく
せっかく登ってるのに下るの〜とつい独り言。。。
下りきると五合目小屋跡に着きます。
もう一段下ったところ正面の岩山の下に小さな祠が祭られ
地蔵、石碑、剣などがいくつもありさすが、信仰の山だなぁと。。。
岩山のすぐ脇から急な梯子を登ります。
ここから七丈小屋の間が本日の核心部。
アドバイス通りストックは邪魔になるだけなのでここでしまいます。
容赦なく梯子・鎖が続きます。
深呼吸しながら酸欠にならないようにして登りますが
歩き始めて5時間あまり。。。テント装備の重い荷物がかなり堪えてきました。
大きな荷物を持っているので手ごわく感じますが
連続の垂直歩行のため一気にぐんぐん高度を稼げるのが嬉しいです。
1時間ほどで七丈第一小屋に到着しました。
小屋でテン場の受付をしてビールを購入。
小屋前で蛇口から豊富に流れる南アルプス天然水を補給。
第二小屋の階段を登りテン場まで3分ほどさらに登るのですが
小屋からテン場が見えないので本当にこの先にあるのか不安になります。
下のテン場は先客1張。キレイに整地されてます。
ペグの貸し出しもあり携帯もつながります。
景観を求めて更に上部のテン場に移動。
こちらはあまり整地されてませんが展望は抜群です。
貸切でした(^^♪
本日の行動はここまで。。。
余力があったら山頂までと思いましたが
空いているテン場でのんびりまったりしようということで缶ビール!
デフォルトでスーパードライ500ml(¥700)が出てきます。
他プレモル350ml(¥600)もありました。
テント脇で汗びっちょりの衣類を甲羅干し(笑)
夕方、遠くで雷鳴が聞こえてきてしばらくすると雨がポツリポツリ。。。
雨音聞きながら小一時間ほど昼寝をし夜飯の支度にとりかかると
鳳凰三山方面に大きな虹がかかっているではないですかヽ(^o^)丿
ほんの僅かな時間でしたがとても綺麗でした。
雲に夕陽があたって幻想的な空色になったり、
木々の間からこぼれる夕陽。。。
テント泊の素晴らしさを再確認したドラマチックな夕暮れでした。
毎度の通り持ち上げたワイン、ウイスキー飲み干し爆睡ですzzz
翌日は朝食を持ってのピークハントです。
空身だと楽チン♪なはずなのですがいきなりの樹林帯の急登。
朝一番からこの登りはかなりキツかったです。
森林限界を抜けると八合目と遙か彼方甲斐駒山頂もガスの間から一瞬チラリ。
展望が見えるとやっと調子が上がってきました。
八合目御来迎場に到着です。
ここも数多くの石碑が立ち山岳信仰の力を肌で感じます。
石の鳥居の柱の一部も残ってましたが、昔の人は険しい立地条件の中、
鳥居や大きい祠、石碑などどうやって設置したのか想像もつきません。
ここから九合目までイワイワの鎖場が連続します。
鎖もしっかりしているし
足をかける場所も痒いところに手が届くといった感じで安全に登れます。
本当に七丈小屋のご主人に感謝です。頭が下ます。
朝食は山頂で展望待ちしながらゆっくりとりました。
残念ながら360度の大・大・大パノラマは見れませんでしたが
登ってきた黒戸の尾根を見て達成感ひとしおでした。
下山道がやたら長く感じ、よくこんなに登って来たものだと、感心しながら下がって行きます。
一気に2,200m標高を下げる帰路は足に堪えました。。。
久しぶりに太もも筋肉痛になっちゃいました(T_T)
甲斐駒黒戸尾根は達成感・満足感満載な素敵なコースです。
鎖や梯子も岩岩も愛情こめて管理されていたし・・・
重い荷物持って歩き通せるかちょっぴり不安だったけど
無事に歩くことが出来て本当に嬉しかったです。
久しぶりのがっつり歩きでしたがドMな歩きも良いかも。。。と思ってしまうのは(笑)
823さん
楽しそうに満喫されて良かったです。
随分と豪華な食事に目を丸くしましたが、、。
私なんか、山頂でパンとコーヒー牛乳とか、、
下山して、アミノバイタルジェル、、とか、、。
甲斐駒ケ岳黒戸尾根、人をひきつけて止まないルート
であり、私は、また今シーズン中には、登りたいと思います。
豪華な食事も考えないし、、
ひたすら登るだけなんで、、
7年くらい前か、、八合目の鳥居はまだしっかり
ありました、、。
五合目跡地にも壊れそうな五合目小屋が、、。
時を経ています。
登山道はだいぶ歩きやすくなりましたが、、。
Y-chan
おはようございます
Y-chanさんの詳細なレコ・アドバイスで
コースの全容がイメージが出来
安全に楽しく登ることが出来ました
ありがとうございます<(_ _)>
7年位前だとあの石の鳥居、
しっかり残っていたのですね
毎年登っているとよくわかりますね。
今回歩いてわかったことは
登山道随所に手直しの跡があったこと。
小屋番さんがコツコツお手入れしてくれてると思うと
本当に頭が下がります。
でなければ私など登ることなど
到底出来なかったと思います
そして変わらないもの。。。
甲斐駒黒戸尾根は昔からの信仰のルート
昔の人の難行、苦行を肌で感じながら。。。でしょうか
また来年も歩きたいと思います
823さん こんばんは
甲斐駒黒戸尾根楽しそうで何よりです
ニラチヂミ早速作りましたね
さらにサ−ロイン旨そう赤ワインが進みます。
お好み焼き粉に5ミリ幅の輪切りにしたネギとチョツト上等な干し桜エビを焼いて醤油と胡椒で食べると上手いです。ポイントはネギ多めで粉少な目とネギが焦げる位焼きます。試してみてね
サイドポケットにねぎ、ニラ、アスパラ等もう完全なトレ−ドマ−クです
おっさんに声かけられたら私です。
ten-no-kiさんおはようございます
またアイデアもらっちゃたぁヽ(^o^)丿
ネギ焼き朝からですが
粉ものメニューですね。
ネギ好きとしては是非試さなければ
あはっサイドポケットにフランスパンなら
お洒落だったんですけどね
ネギ。。。テン泊時のトレードマークにしちゃいます。
見かけたらよろしくです
お疲れ様でした!
日本アルプス有数の急登コースなのに
今回も食の妥協がないっすね
さすが823さんです!!
270年前だと江戸時代なんですね、
黒戸尾根の開山って
鉄剣や石碑まで、昔の方はどんな思い
でわざわざ運んだんですかね?
登山道の整備だってそんなにされて
なかったはずなのに。信仰心ってすごい(^^)
前回は天候に恵まれなかったから、今回は
良かったですね!テン場で夕日を眺めながら
羨まし〜
今回の黒戸尾根は今年のメイン山行でもありました。
いつか歩きたいけど私に歩けるのかなって
思っていた尾根でしたが
コース整備が実に丁寧で距離、標高差はあるものの
歩きやすかったです。
疲れましたが
開山時から甲斐駒ケ岳の表参道とされているだけに
登山道のあちらこちらに祠や石碑があって
昔の人の難行、苦行を肌で感じながら
あぁ信仰の山なんだぁ。。。と思いながら歩いてました。
(私は食の神の為に苦行???)
yu-yuさんも是非歩いてみて下さい。
なにか感じるものがあるかもしれません。
黒戸尾根・・・素敵な尾根です
時間が経った今でもまた歩きたいって思うコースです♪
南アルプス天然水で冷やされたビール美味しかったですよん
さぁ次はネギ背負ってどこのお山に行こうかな
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