千手尾根

2021年06月12日(土) [日帰り]

• GPS: 03:02
• 距離: 6.3km
• 登り: 475m
• 下り: 410m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:22
• 休憩: 0:40
• 合計: 3:02

距離 6.3km 登り 475m 下り 428m

11:11 スタート地点
11:53 11:55 千手山
12:21 12:25 小津峠
12:40 12:46 千手尾根370m圏峰
12:58 天神山
13:09 13:37 興慶寺山
13:51 力石峠
14:13 ゴール地点

天候

高曇り（湿度高め）

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

車に自転車を積んでアプローチ。公共交通機関（電車&バス）の方がスムーズかも？！

�� 車に自転車を積んで 「夕やけ小やけふれあいの里 第3駐車場」 に駐車（無料）
�� 自転車で陣馬街道を下り登山口付近に駐輪
�� 下山後に徒歩で�，妨�かい登山終了。車で�△妨�かい自転車回収

※ 「夕やけ小やけふれあいの里 第3駐車場」 は施錠しないそうですが、たまたまお会いした係の方に「何時に帰ってくるの？」とは聞かれました。施設の閉園時間には帰ってきた方が良さそうです。閉園時間は季節によって異なります。→ https://yuyakekoyake.jp/about/

コース状況／危険箇所等

・伐採地の下り：ザラついた急斜面につき転倒注意
・力石峠の下り：モルタル吹付の縁を歩きます。降雨時、落ち葉の堆積など滑りやすい時には転落注意
・ルートファインディングは難しいですが、随所に目印テープがありました

その他周辺情報

・夕やけ小やけふれあいの里
・おおるりの家（日帰り入浴可）※今回入浴していませんが良いお風呂です。温泉でも露天風呂でもありませんが、大きなガラス窓からは山々が迫ってくるほど開放感のあるお風呂です

写真

6/12 11:11

セブンイレブン（八王子繊維工業団地店）で昼食を調達して出発！

6/12 11:12

駐車場の看板裏を写真では左側に進みます。

6/12 11:14

T字路の突き当りを左折

6/12 11:16

小さな御堂があります。私たちの前には近所のおばあさんがお参りしていました。「ここのお地蔵さんはいいお地蔵さんなのよ〜」とお話しされていました。

6/12 11:17

背の高いお地蔵さん。本日の山行の無事を願い手を合わせます。
御堂の裏の山道から尾根の取っ付きに上がります。

6/12 11:18

はじめは恩方ホームとの境のフェンス沿いに進みます。タラノキやウド多し。元々は山菜畑だったのかな？

6/12 11:19

小さな赤テープが随所にあります。

6/12 11:21

背の高い鬱蒼としたヤブですが踏み跡あり。

6/12 11:28

黄色テープもあります。

6/12 11:28

最初のピーク。標高286m。ここは左に進みますが、しっかり黄色テープが導いてくれます。

6/12 11:30

圏央道が木の間に見えます。上下線とも結構混んでいます。

6/12 11:38

圏央道上小ピーク付近の植林帯。今回のコースはヤブ化した自然林よりも手入れされた植林帯の方が風が通って快適です。

6/12 11:40

広く平らに削られた採石場。ブルドーザーが忙しそうに仕事をしています。かなり大きな音が道中しばらく響き渡ります。

6/12 11:43

急な痩せ尾根が所々出てきます。ワイヤーが張られています。

6/12 11:45

等高線の広がった谷地形の造林地に出ました。踏み跡どおり右から巻いていきます。

6/12 11:52

千手山　標高356.4m　山名標識は見つけられませんでした。手前には「堀切」もあったようですが事前勉強不足で気付かず通過。

6/12 11:53

小さな祠

6/12 11:53

「浄福寺城」の看板があります。ここで初めて山城や堀切の存在を意識します。（遅い！！）

6/12 11:56

千手山のピークを少し下ると「大久保ルート」との分岐。私達の進む「小津峠」の方が、道は不明瞭です。不安になりますが地図とGPSと赤テープを信じて右方向に下って行きます。（これも後で知りましたが『虎口』形状になっているようです。）

6/12 11:59

すぐに明るく大きく開けた伐採地が広がります。

6/12 11:59

学校、テニスコート、恩方の山村風景が広がります。バス通りからもよく見えていた尾根道です。

6/12 12:03

このコースで唯一、一番の絶景ポイントを楽しみながら歩きます。（短いのですぐ終わってしまいます。ここでお昼ごはん食べなかったの失敗…）

6/12 12:07

伐採地からの下りは乾いてザラついた急斜面です。捕まる立木も少ないので転倒注意です！

6/12 12:15

ロープが張られています

6/12 12:19

「事業区域内につき立入を禁ず」採石場は大博建設さんの敷地のようです。

6/12 12:23

小津峠　小さな木の看板

6/12 12:34

標高370m小ピークは尾根分岐注意。黄色やピンクのテープに導かれて左に下るのが正解。

6/12 12:36

木の切り株からは、アオキにヤマモミジにアブラチャン、ほか何種類もの若木が育っています

6/12 12:57

スギ・ヒノキ林の林床にはヤブツバキがたくさん生えています。春はツバキの花がとても綺麗！とのヤマレコ拝見しました。

6/12 13:09

興福寺山　標高360m
今回はじめて山名標に出会えました。

6/12 13:34

大きなサルノコシカケ

6/12 13:37

大きなモミノキ

6/12 13:39

本日最後の小ピーク。標高350m。

6/12 13:43

そして本日最後の尾根分岐。力石峠は左方向です。黄色と黒のトラテープが目印です。

6/12 13:48

眼下に道路が見えてきました。小津地区と恩方地区を結ぶ道路です。

6/12 13:49

モルタル吹付の擁壁上は、最初は山側のヤブの中の踏み跡をたどります。

6/12 13:50

力石峠
振り返らなかったら危うく気が付かないところでした。

6/12 13:50

ヤブの中の踏み跡を抜けると、こんな感じの狭い擁壁上を歩きます。高度感あります。雨が降っていたり落ち葉が積もっていると少し怖いかも…。

6/12 13:51

モルタル吹き付けに階段状の凹みがついています。ここの下りは意外に怖くない。

6/12 13:52

道路に無事下りました〜！本日一番心配していた箇所を振り返るとこんな感じ。

6/12 13:54

上恩方浄水場

6/12 14:00

恩方ののどかな山村風景が広がります

6/12 14:03

「高尾きくらげ」　気になる！

6/12 14:03

車両は左カーブ道なりに下りますが…

6/12 14:03

歩行者は直進できます。

6/12 14:06

二十六夜塔のほか大小様々な石碑が道端に集められています。

6/12 14:07

上恩方駐在所の横に出ました。

6/12 14:08

路線バス。陣馬街道は狭いので対向車どうし譲合いの箇所もあります。

6/12 14:11

「夕やけ小やけ第3駐車場」 の看板が見えたら陣馬街道を左折。昭和橋を渡ります。

6/12 14:11

昭和橋

6/12 14:13

「夕やけ小やけふれあいの里　第3駐車場」到着。 お疲れ様でした。これから登山口に向かい、自転車を回収して帰宅の途につきます。

撮影機器：

KYV42 KYOCERA

感想

tententeketen

高尾山方面にマイカーを走らせる際、いつも気になるセブンイレブン裏から続く緑の尾根。
「ルートファインディングが難しい」「力石峠の下りに注意」ぐらいの情報をヤマレコで仕入れて歩いてみたのが、今回の＜千手尾根＞でした。

蒸し暑い6月、見通しのきかないヤブ。正直この季節、あまりおススメできるコースではないなぁ〜というのが感想だったのですが…。後で色々調べてみると、何とも面白い！

千手山にある浄福寺城。八王子城ができるまでは、甲斐国から関東平野に出るための重要ルートだった北浅川沿いの古案下道(陣馬街道)を扼する重要な城だったそうです。現在の浄福寺の境域および後山には多くの遺構が見られ、中世城郭として貴重な城跡とのこと。

確かにそういった目で見れば、堀切や曲輪、虎口など、地形に残る戦国時代の形跡の一つ一つが興味深いものに変わっていきます。

次回は浄福寺から登ってみようかな。