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Yamareco

記録ID: 326863
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪山・お鉢平一周

2013年07月27日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.5km
登り
1,250m
下り
1,253m

コースタイム

6:45黒岳七合目-7:40黒岳ピーク8:00-8:15石室-8:50お鉢平展望台-9:40北鎮岳ピーク-10:25中岳分岐-11:05旭岳分岐(昼食)-11:40北海岳ピーク-12:45石室-13:10黒岳-13:55七合目
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
札幌経由〜R231(増毛に寄り道)〜高速道(留萌〜比布〜上川)〜R39
層雲峡黒岳ロープウェイ乗り場に5〜60台の駐車場あり
コース状況/
危険箇所等
6:00始発のロープウェイに5:45分に並んで30番目くらい
始発には5〜60人ほどの方々が乗っていました。(定員101人乗り)
6〜7:00までは10分間隔、それ以降20分間隔、最終は19:00
リフトを乗り継ぎ七合目の登山小屋で記帳

危険個所は特になし
北鎮分岐への登りの雪渓は階段状の足跡でラクチンです。
北海沢と赤石川は雪渓上を渡れました。

温泉:黒岳の湯¥600(イイお湯です!)
食:なし
前日、増毛国道を北上し層雲峡へ向かいました。
石狩川河口
前日、増毛国道を北上し層雲峡へ向かいました。
石狩川河口
見下ろすのは雄冬の町です。雄冬展望台より
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見下ろすのは雄冬の町です。雄冬展望台より
ロープウェイを降りてリフト乗り場へ向かう途中、黒岳が見えてきます。
ロープウェイを降りてリフト乗り場へ向かう途中、黒岳が見えてきます。
ペアリフト。下山時は疲れた体にリフトの揺れ具合と背もたれがとても心地イイ!
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ペアリフト。下山時は疲れた体にリフトの揺れ具合と背もたれがとても心地イイ!
7合目よりニセイカウシュッペ山を望む。層雲峡は雲の下・・・ロープウェイで雲を突き抜けました。
7合目よりニセイカウシュッペ山を望む。層雲峡は雲の下・・・ロープウェイで雲を突き抜けました。
黒岳へは小一時間の我慢の登りです。
黒岳へは小一時間の我慢の登りです。
黒岳ピーク。突然目にした大雪の山並みに感激しました!
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黒岳ピーク。突然目にした大雪の山並みに感激しました!
北に見える武利岳も高いです。
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北に見える武利岳も高いです。
凌雲岳(手前)と北鎮岳。アヒルの雪渓ですね? 眼下に黒岳石室
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凌雲岳(手前)と北鎮岳。アヒルの雪渓ですね? 眼下に黒岳石室
花畑の中を通って石室へ。気持ちがイイところです。
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花畑の中を通って石室へ。気持ちがイイところです。
黒岳石室。
チングルマの花畑と烏帽子岳
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チングルマの花畑と烏帽子岳
お鉢平展望台。向こう側の淵からガスが降り始める
お鉢平展望台。向こう側の淵からガスが降り始める
展望台からはまだ北鎮岳が見えてました。雪渓を登る足跡が見えます。けれどこの後すぐにガスに包まれ雨も降ってきました。
展望台からはまだ北鎮岳が見えてました。雪渓を登る足跡が見えます。けれどこの後すぐにガスに包まれ雨も降ってきました。
ガスで真っ白。雪渓のルートには赤い粉が撒かれているので分かりやすいです。
ガスで真っ白。雪渓のルートには赤い粉が撒かれているので分かりやすいです。
何も見えなかった北鎮岳ピーク・・・ただ踏んできただけになりました。
何も見えなかった北鎮岳ピーク・・・ただ踏んできただけになりました。
中岳分岐の辺りから少しづつお鉢の底が見えてきました。白と緑のコントラストが綺麗です。中岳分岐で旭岳方面から登ってこられた関西弁の方とすれ違いました。ということは黒岳と旭岳の中間になるものと思います。
中岳分岐の辺りから少しづつお鉢の底が見えてきました。白と緑のコントラストが綺麗です。中岳分岐で旭岳方面から登ってこられた関西弁の方とすれ違いました。ということは黒岳と旭岳の中間になるものと思います。
旭岳への分岐。旭岳はガスで見えません。ガスが晴れるのを期待してここのベンチで昼食。
旭岳への分岐。旭岳はガスで見えません。ガスが晴れるのを期待してここのベンチで昼食。
その甲斐あって旭岳が見えてきました。けれどとても遠く感じました。旭岳往復はちょっと無理ですね。今度は青空の下、反対側から登りたいです。
その甲斐あって旭岳が見えてきました。けれどとても遠く感じました。旭岳往復はちょっと無理ですね。今度は青空の下、反対側から登りたいです。
トムラウシ方面
振り返るとお鉢は大分ガスがとれておりました。
振り返るとお鉢は大分ガスがとれておりました。
さらにお鉢を進みますと白雲岳が近くに見えてきましたが、こちらもまた別の機会にします。
さらにお鉢を進みますと白雲岳が近くに見えてきましたが、こちらもまた別の機会にします。
北海岳に着く頃には対面の北鎮岳のガスはすっかりとれてました。左から北鎮岳、凌雲岳、桂月岳、黒岳
北海岳に着く頃には対面の北鎮岳のガスはすっかりとれてました。左から北鎮岳、凌雲岳、桂月岳、黒岳
北海沢の雪渓の際にはチングルマとエゾコザクラが並んで咲いておりました。雪が解けるの待っていたかのようでした。
北海沢の雪渓の際にはチングルマとエゾコザクラが並んで咲いておりました。雪が解けるの待っていたかのようでした。
赤石川の徒渉箇所。雪渓上を歩けましたが、ロープを張って雪を掘って川を渡るようにする準備をしてました。
赤石川の徒渉箇所。雪渓上を歩けましたが、ロープを張って雪を掘って川を渡るようにする準備をしてました。
黒岳に戻り振り返りお鉢方向を望む。戻った時には青空がのぞいてきてグンと暑くなってきました。
黒岳に戻り振り返りお鉢方向を望む。戻った時には青空がのぞいてきてグンと暑くなってきました。
前日寄った増毛の街並み
前日寄った増毛の街並み
すず子が働いていた食堂(映画のお話です)
ここも見たくて
すず子が働いていた食堂(映画のお話です)
ここも見たくて
国稀酒造。店員さんお勧めの一本「月涼し」を買ってきました。サッパリした夏向きの味・・・と家内談。
国稀酒造。店員さんお勧めの一本「月涼し」を買ってきました。サッパリした夏向きの味・・・と家内談。

感想

計画は黒岳〜お鉢平一周。
天候と時間と体力をみながら+オプション・・・です。

前日の朝、雨の中の登別を出発し札幌で小用(トイレではありません)
を済ませて層雲峡へ向かいました。
ルートは石狩〜留萌間が未走だったことと増毛の街に行きたかったので
増毛国道を北上しました。
あちこち寄っったおかげで層雲峡に着いたのが18時頃。
ビールを飲みながらお湯を沸かしレトルトで食事を済ませ車中泊しました。

翌朝、目が覚めると同時に見上げる空は曇り空。
6:00始発のロープウェイは混雑を予想しておりましたが
それほどでもなく楽に乗ることができました。
動き始めてすぐにガスの中に入りましたが降りたときには抜けてました。
けれど上にはさらに雲がありました。
リフトからは黒岳のピークも見えてとりあえず黒岳までは何とかなりそうです。

ガイドブックの「グングン登る・・・」の通り黒岳への登りは結構キツイです。
セメントで固めた石の急な階段を登るとピークへ躍り出ます。
大雪の山並みがいっぱいに広がりました。
大雪デビューです!
本日一番乗りのようで、すぐに標識前のカットを撮りました。
景観に見とれながら写メを送っている間に後続の方々が次々と石室方面へ降りていかれました。

少しだけ石室を覗いてお鉢平展望台〜北鎮岳〜中岳(この間ガスで真っ白)
中岳分岐からは少づつガスが切れてお鉢の底が見えてきました。
中岳分岐からは旭岳方面より登ってこられた20組ほどの方々とすれ違いました。
間宮岳=旭岳分岐ではなくて間宮岳は100Mほど中岳側にズレています。

旭岳分岐で昼食をとりました。
旭岳はとても遠くに見えてあっさりオプションから外れました。
ここから北海岳までの途上はトムラウシ方面の眺望が広がります。
ガスも晴れてお鉢平周辺の山々がきれいに見渡せるようになり、
自然がつくる造形の凄さ、美しさを一層感じました。

お花は北海岳〜石室の間が一番綺麗でした。
見たかったコマクサとエゾコザクラも沢山見ることができました。

お鉢平から流れ出す赤石川の流量に驚きました。
昨日眺めてきた石狩川最終(河口)の源流になると思うと
感慨深いものがありました。

今度は青空の大雪に来ることを決めて
惜しみながら黒岳を下りました。


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