三ッ岳・野口五郎岳・水晶岳・赤牛岳 [七倉〜黒部ダム]


- GPS
- 35:58
- 距離
- 40.2km
- 登り
- 3,267m
- 下り
- 2,891m
コースタイム
- 山行
- 12:22
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 12:49
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:黒四ダムより関電バス・アルピコ交通・JR |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
七倉から黒部湖まで途中一泊で。 七倉まではツアーバス。 出発前の乗り場でケータイを忘れたことに気付き焦る。 別のカメラ用ケータイにYAMAPの地図データを入れてあったのでGPSログは取れそうだが電話ネットは全然ダメ。 高瀬ダムまでは快調に飛ばすもブナ立て尾根に入ってからペースダウン。 水6Lを入れて13kgは重かった。 黒戸、早月と並ぶ急登らしいが帰りの読売新道の方が辛かったような。 トレイルランナーや健脚家に次々に抜かれる。 コロナ禍のせいで脚力のある人しか来ていないようだ。 途中でバッテリー消耗の早さに気付く。 明日まで保たせるにはログを全部取ることは出来ない見込み。 撮影時以外は電源を切る事にした。 天気は最高。稜線に上がってから陽射しが強い。 ゆっくり眺めを堪能したかったが、明日の行程がタイトなので先を急ぐ。 ガレガレの野口五郎からは谷向かいに槍や水晶が迫る。 水晶も小屋のあるピークや槍手前の硫黄、赤牛は赤茶けた土質。 対して水晶本体や槍は黒。野口五郎は白、鷲羽・立山は緑。表銀座は逆光だったが、燕のガレが白い。 主要な山で見えなかったのは奥穂高岳くらいか。富士や富山市街も見えた。 水晶岳までコースタイム通りで通過でき、余裕ができる。 問題は風。今夜のビバークを何処にするか。野口五郎や赤牛はハイマツも薄く遠目に見て遮るものが無さそう。 結局温泉沢ノ頭を越えたところ、二重山稜の合間にした。 ツェルトを敷いて中に潜り込む。 夜中、星が綺麗だった。二日前なら無数の流れ星が見えただろう。
夜半は寒くなりエマージェンシーシートで過ごす。 風の中ではツェルトより快適だった。 赤牛岳を越えて読売新道・黒部湖・黒四ダムまで下り中心のコース。 途中、1日5本の平の渡しと扇沢行きの最終バス5時半がネック。 平の渡しは12時過ぎの便に乗ることを逆算すると、赤牛岳出発は朝6時。 温泉沢ノ頭を4時過ぎの夜明けすぐに出発。 先行者が3人いた模様。水晶小屋からだと夜中2時台の出発なのだろう。 とにかく急ぎ足の下山。 読売新道は人が少ないのかと思っていたが、昨日の裏銀座と変わらない10人位に出会った。 天気は曇り。夜半までは星が綺麗だっのだが、夜明けには風向きが変わってガスも出てきた。 カメラケータイのバッテリー限界から撮影を最低限に絞る。 黒部湖に降りてからの6時間が長かった。 登り下りの連続。バテていた方を追い抜いたが舐めてかかると痛い目にあうコース。 木梯子の連続。渡しの船頭さんによれば毎年雪で流されるので新しく作っているとのこと。大変な労力に頭が下がります。 黒四ダムはコロナ禍でも混雑。 さっさと帰りました。
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