トレイルラン大峯早駈2013〜今年はレベル高かった
- GPS
- 08:29
- 距離
- 44.8km
- 登り
- 2,965m
- 下り
- 2,976m
コースタイム
天候 | 基本晴だったが大普賢辺りだったか?は霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・世界遺産大峯奥駈道を走るコース。標識が豊富、迷いそうな所も注意すればテープが大抵有ります。 ・特に技術を要する箇所ないが、気を抜けばルート上どこでも滑落出来ますので充分注意。 ・エスケープルートがほとんど無いので、100kmマラソン完走できる程度の体力は必要。 |
感想
今年もやってきました大峯早駈の暑い夏。今回も一応ガチなので写真無です。ゴール後も撮るの忘れました。
写真は試走の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-318174.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-326159.html
を見てください。
今年も洞川温泉センター駐車場にて前日から車中泊。2時半起床。
今回の目標は9時間切り。作戦は周りのランナーを気にせず、心拍数140前後を保つこと。水の持参はハイドレ1.5Lに1.0Lとし、空ペット500ml×2本を持参して小笹で給水する作戦。エイドもコース案内も何も無い大会なので、食糧、水の補給も作戦の内。
今年は土曜日開催とあって50名の参加。今までに無い大所帯で4時スタート。今年のスタートは洞川エコミュージアムセンター東屋の前。
ロード区間、誰も行かないのでまたトップを走ることに。別に飛ばしてる積りはなく清浄大橋まで15分。キロ5分半位。こんなもんか。でも後で見たらこの区間平均心拍数152。いつも走り出しは高いがそれにしても少し高いか。
女人結界門を過ぎ、トレイルの登りに入る。その後すぐストック持った人と去年3位8時間13分のYさんの2人に抜かれるが予定通り気にしない。
その後、別のランナーに後ろに付かれるが、このランナーなかなか抜かず後に付かれて困った。途中で抜かれたが又すぐ別のランナーに付かれる。洞辻の手前でなぜかYさんに追いつく。なんと左目のコンタクト落として遠近感が掴めないのだと。Yさんもパスし、洞辻茶屋通過は4:58、区間43分、平均心拍数152と飛ばしすぎた。すでにふくらはぎが痛い。このツケが後々響く羽目に。
なんとずっと付いていたランナーはミスター早駈、大会記録ホルダーのFさんでした。稜線に出てからふくらはぎ攣りそうなので、Fさんや復活したYさんにも道を譲った。若いランナーにもこの辺で抜かれたと思う。この時点で6位。
近道になる右側の平成新道を行き、その後旧道に合流する所で、遠回りの旧道から来たFさんにまた抜かれる。西の覗きも私はパスしたが行ってきた様子のFさんを発見。Fさんが凄いのは、洞辻茶屋から平成新道を通らず、鐘掛岩の旧道、西の覗きも行って今回も7時間14分(だったとと思う?)の優勝ですから。
山上ヶ岳通過5:21、区間22分、平均心拍数147。目標ラップより5分の貯金。上位者は休憩せず次へ向かった様子。私も休憩せず小笹へ向かう。
小笹ノ宿到着は5:37、区間15分、平均心拍数144と落ち着いてきた。ここで水汲みをしないと恐らく川合までの33km給水不可能である。がしかし先行者誰もいない。かなり飛ばしてるのか?充分に水を携帯してるのか?私は予定どおりハイドレ1.5Lと空ペット500ml2本を満タンにして出発。作業時間5分。
阿弥陀ノ森分岐通過5:54、区間11分、大普賢岳分岐通過6:19、区間24分、平均心拍数は141、143とまずまずか。ここから七曜岳までは危険な区間なので気合いれて進む。確かこの辺りから霧が出てきたと思う。
鎖場の手前で後ろからランナー2名出現。白い帽子のゲルフジ履いたランナーには先に行ってもらう。霧の影響か鎖場の岩が滑り怖い。七曜岳到着は6:57、慎重に行った積りが区間38分と目標より7分も速い。2人のランナーのお蔭か?平均心拍数は135。この時点で14分の貯金。飛ばし過ぎか?
七曜岳ではさっき前に行ってもらったランナーが休憩中。後のランナーは休憩せずそのまま行った。この時点で7位か?3分程休憩し、ゲルフジランナーに別れを告げ出発。
ここからは走れる区間だが最初飛ばしすぎたせいか思った程走れない。行者還通過は7:27、区間26分、平均心拍数は131とやや落ち気味。水場は予想通り完全に枯れていたので休憩せずそのまま進む。
中間点トンネル西口出合までが一番走れる区間だがここもバテテ走れず1人抜かれて8位。その後膝を岩で強打し激痛。中間点トンネル西口出合到着は8:14、弥山の登りと八経からの下りに備えて若干手を抜いたのもあるが、区間47分と目標ラップを下回る。平均心拍数は132。まあ目標よりは16分貯金があるので9時間切りは行けそうだ。5分程休憩後出発。休憩中にまた白い帽子のゲルフジランナーに追いつかれ抜かれ9位。
激階段をやりすごし弥山通過は9:10、区間50分と目標より3分速い。平均心拍数は134。ランナーは誰もいない。登山客も今日は少な目、一組だけでした。先行者いないので休憩せずそのまま進む。
八経ヶ岳到着は9:28、区間17分と目標より3分遅れ、やっぱり休憩せなあきません。平均心拍数は125。腰を下ろして休憩してたら抜かれたはずのゲルフジランナーが後から来る。弥山小屋で休憩してたそうな。また後からランナー出現、休憩せずに行かれた。とうとう10位。
5分程充分に休憩し八経ヶ岳からの激下りのスタート。ゲルフジランナーに先行して頂き、並走する。しばらく行くと八経ヶ岳で休憩しなかったランナーに追いつく。こけられた。大丈夫そうなので先行する。9位。途中で一旦ゲルフジランナーの前に出るも足が付いてこず豪快にこけて又下がる。爺が無理するもんじゃない。失礼しました。やはり前半のハイペースのダメージは大きい様子。得意の下りが思うように下れない。抑えめに行くしかない。高崎横手出合通過は9:58、区間24分、でも目標より4分速い。ゲルフジランナーのペースが速すぎたのか。ゲルフジランナーはすぐに見えなくなりその後追いつくことはなかった。平均心拍数は133。
その後の下りはボロボロ、何回もこける。脚攣りまくり。八経で休憩しなかったランナーに抜き返される。また10位。栃尾辻到着は10:33、区間35分とボロボロの割に目標よりは良い。平均心拍数は125と落としすぎ。ストレッチをし5分程休憩し出発。
その後ハイドレ水切れ、ペット残り200ml程という水切れ危機一髪、脚攣りまくりの状況でフラフラになりながら、林道出合10:59、11:26天川川合へ。区間21分、26分。林道出合から川合までは目標を下回る。平均心拍数は120前後とかなり落ちてしまった。ただあと1時間03分で走れば8時間半切りなので休憩せず進む。
ここから灼熱のロード地獄だが、下り抑えて走ったせいか意外と走れた。みのずみキャンプ場の自販機どうしようか迷ったが、お金出すのも面倒臭いのでパス。今年からコース変更でみたらい遊歩道を通るやや遠周りコースなので多分水場あるはず。と思ったらキャンプ場過ぎの墓場の水道があったのでちょっとだけ拝借。生き返る。スミマセン。
その後橋手前で右折し新ルートへ。ここは水場が豊富でした。しかも日陰で灼熱地獄ではなかった。登り階段がキツかったけど。
みたらい渓谷ではキャンプ客のバーベキューの臭いが恨めしい。何でこんなドMなことやってるんでしょうか?そっちへ行きたいよ。遠周りルートにも関わらず、白倉出合通過は11:45、区間18分とまずますか。平均心拍数も134と上がってきた。
みたらい渓谷では土曜日のせいか観光客で一杯。その中、冷たい視線を浴びながらハアハアゼイゼイ言いながらみたらい遊歩道を登って行く。みたらいの激階段を最後の試練と言い聞かし何とか通過。最後の水場で頭から被りアイシング。一旦車道に出て観音峰登山口通過は12:03、区間18分と予定より4分速いが8時間半切りはギリギリアウトか?平均心拍数は137。
車道を進むと前にランナーが見えた。下りで抜かれたランナーだ。かなりバテテいるようで歩き走りを繰り返している。気づかれないよう忍者のようにひっそりと差を詰めて行きました。再度遊歩道に入った所で追いつき一気に抜く。これで多分9位か。洞川温泉センターを通過は12:21、区間17分と予定通りだが8時間30分切りにはあと8分しかない。平均心拍数は137。
ラストスパート約1.5km洞川温泉街の中、ハアハアゼイゼイ言いながらキロ4の積り(実際はキロ5分半)で登り、何とか8時間29分53秒(手元計測)でゴール。区間8分と大きく短縮。平均心拍数は141。
ゴールして順位を聞くと、8位とのこと?1人勘定に合わないがロストされたのでしょうか?
しかし今年はレベルが高すぎ!去年より1時間以上タイム短縮したのに順位は4位から8位に後退。Yさんもコンタクト落とすアクシデントにめげず7時間50分台(だったと思う、間違ってたら済みません)でも5位ですから。優勝したFさん含めなんと7時間台5人というハイレベルの上位者でした。でも個人的には9時間切りどころか8時間半切りも達成できたので大満足でした。前半抑えていたらとも思ったが突っ込んで行ってこそのタイムで、もし前半抑えてもここまで伸ばせたかどうか?爺の割りに頑張りました。50才以上の部があったら1位かな(笑)
しかし疲れました。もうしばらくはトレランは走りたくないなと思いました。9時間切ったら、トレイルラン大峯奥駈という大峯奥駈道2日で走る大会に参加も考えようかと思いましたが、とんでもないです。現在も肩、尻、大腿四頭筋、ハム、ふくらはぎが筋肉痛です。特に肩とふくらはぎが酷い。なぜか肩?モンベルのクロスランナーパック15が合わないのか?
服装はランキャップ、サングラス(去年眩しかったので持参したが結局使用しなかった。トレイルで使用すると足元が見づらいので危険を感じ使用を止めた、みたらいも陰が多く無くても大丈夫)ファイントラック上下、コンプレ半袖Tシャツ、ポケット付ランパン、ゲイター、5本指短靴下、アデイゼロXT4、Vテープ×3(腰、膝)、Xテープ×2(レベル1)
装備は、モンベルのクロスランナーパック15にエマージェンシーシート、モンベルULウインドジャケット、GENTOS閃325、携帯電話、小銭、固定テープ、薬一式。
食糧は糖質ジェル×6、アミノバイタルプロ×3、アミノダイレクト×2(小笹給水のペット2本に溶かして服用)、ここでジョミ×1、グリーンマグマ×1、L−グルタミン×1でいけた。
水はハイドレ1.5LにOS−1を1Lだけ持参し、小笹でハイドレ満タン(約700mlか)、空ペット500mlを2本給水、みのずみで500ml×1、みたらいで500ml×2
終了後のリカバリーとして、参加賞の柿の葉寿司、アミノプロテイン×2、ZEN3錠、L−グルタミン×1
それと恐らく上位者の誰かが無意識にとは思いますが、ルート上にアミノバイタルプロの袋いくつか落ちていました。試走の時は綺麗な大峯奥駈道でしたが。トレイルランナーのマナーとして山を綺麗にして欲しいと思いました。
この間、弥山ー八経ヶ岳行きましたが・・・
あの奥駆を走るって・・・キョエーーщ(゜ロ゜щ)
神レベルですね・・・
行者に大普賢・・・行って見たいお山を一日ですごいです。
ゆっくり休息して次回への鋭気を養ってください。
失礼しました。
全部が全部走ってるわけではありませんよ。登りは基本早歩きです。険しい登りなら熟練の山屋の方のほうが速いと思います。
私の場合、今回、大普賢と行者還は巻きました。先が長いので。
でも機会があれば是非大普賢岳の眺望を楽しんで下さい。弥山、八経と違い、人が少なくて良いですよ。
はじめまして。
丁度3日は天川川合から弥山へ登っていました。途中トレランの大会とかでゼッケン付けた方が沢山すれ違いました。ある方にお話聞いたら洞川から1日でぐるりと一周されたとか。3日かけて歩いて来た身としては全く考えられないスピードです
お疲れさまでございました
大普賢は翌日天候も悪化してきたのでパスしましたが、眺めが良いのですね。是非次回はチャレンジしてみます。
そうですね。山行記録から察するに恐らく栃尾辻と林道出会の間でお会いしていたようですね。
その頃の私は多分フラフラになりながら降りてましたのでご挨拶も出来てなかったのではないでしょうか?
大普賢も良いですけど、釈迦も素晴らしい眺望です。太古の辻以降の南奥駈道はもっと神秘的な感じで良いですよ。でもアブ、蜂は北よりもっと沢山いますが。
確かにヤマレコにも記録多いようです。
お釈迦様が山頂にいるんですね。眺めも良いようなので
どっかで南方面もチャレンジしないとですいね。
アドバイスありがとうございました
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