槍ヶ岳に見守られながらの縦走【燕〜常念縦走】

2013年08月02日(金) ~ 2013年08月03日(土)

• GPS: 33:30
• 距離: 21.7km
• 登り: 2,119m
• 下り: 2,248m

コースタイム

1日目
6:00中房温泉登山口-8:30合戦小屋9:10-10:00燕山荘11:10-11:30燕岳-12:20燕山荘-14:50喜作レリーフ-15:50大天井ヒュッテ
2日目
6:20大天井ヒュッテ-7:30台天井岳-8:50東天井岳山頂付近-10:30常念小屋12:30-15:30一の沢登山口

天候

1日目：曇り→晴れ
2日目：晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

行き：南安タクシーに車を置いてタクシーにて中房温泉登山口
帰り：一の沢登山口よりタクシーにて南安タクシー
帰りはファインビュー室山にて汗を流す

コース状況／危険箇所等

全般を通じて危険箇所はありません。燕山荘から常念小屋までは稜線上の気持ちいい縦走ができます。特に大天井岳からは360度の絶景が楽しめます。常念小屋からの下りは樹木帯の中をひたすら下る我慢の道です。

写真

8/2 5:50

さぁ出発だ！
天気も上々

8/2 7:26

これを食べれば巨大化できる？

8/2 8:20

チラッと見えた稜線
楽しみだ

8/4 15:16

合戦小屋ではスイカでしょう

8/2 9:25

コバイケイソウ

8/2 10:48

コマクサ

8/2 11:00

幻のシロコマクサ発見

8/2 11:04

燕岳

8/4 15:23

コマクサの群生

8/4 15:23

有名なアレです

8/2 11:15

燕岳より燕山荘を振り返る

8/2 12:22

雷鳥発見
これは雛です

8/2 12:46

こんなに歩いてきました

8/2 13:17

これからあそこまで行きます

8/2 14:25

槍もチラリと

8/2 14:59

8/2 16:29

本日の宿　大天井ヒュッテ

8/2 18:42

夕焼け

8/3 4:55

朝焼けの槍ヶ岳

8/3 4:56

剣岳も見えちゃったよ

8/3 6:24

8/3 7:11

雲海がすばらしい

8/3 7:12

8/4 16:06

チングルマ

8/4 16:06

大天井岳山頂

8/3 7:29

8/3 7:30

穂高もくっきり

8/3 7:33

8/3 8:12

さぁ常念目指してGo

8/3 8:55

大天井岳を振り返る

8/3 8:59

雪の上にてご満悦

8/3 9:01

8/4 16:10

常念とコッシ−

8/4 16:10

燕山荘Tシャツ3人組

8/3 10:33

常念小屋

8/3 12:28

撮影機器：

DSC-TX20 SONY

感想

shin2525

今年もやってきましたTR部のお泊り山行。今年のターゲットは燕〜常念縦走に決定です。
楽々日程のA班と通常日程のB班に別れて出発し、8/2の大天井ヒュッテで合流予定です。
我々は通常日程の1泊2日コースです。

8/1木曜日仕事を終え豊科駅近くのホテルで1泊。翌朝タクシーにて中房温泉登山口に向かいます。車中からは山は見えません。

登山口には朝5:30にも関わらずすでに多くの人が。さすがハイシーズン。我々も意気揚々と登山開始です。
燕岳までの道は以前登ったことがあるので急登もそれほど気になりません。合戦小屋ではカレーうどんとスイカを食べ英気を養います。

やっと着いた燕山荘は雲の中。きれいな燕岳の激写をもくろんでいたのに・・・
もう少し待てば雲も切れるかも知れないとしばらくコーヒータイム。すると祈りが天に通じたのか雲が切れ奴の姿が見えてきたではないですか！
これは燕岳に行くしかないとザックをデポして山頂へ向かいます。山頂からは燕山荘の赤い屋根もしっかり見え、さらにその先の稜線も見えます。当然の激写タイム。いい写真撮れました。

燕タイムを満喫したあとは本日の宿泊地大天井ヒュッテを目指します。
残念ながら槍ヶ岳は雲に隠れていますが、目指す稜線はしっかり見えています。

途中雷鳥にも出くわし、気持ちいい縦走を満喫していると気づけば大天井岳の麓。ここから見えている大天荘と大天井ヒュッテに道が分かれます。

コースタイムでは40分となっていましたが、フクベーの足取りは重く一向に見えてこない宿に愚痴も多くなっていきました。
到着後は先に到着していたA班と互いの健闘をたたえます。

2日目はご来光狙いで早起きして、宿の裏の展望台まで15分かけてヒーコラ登ります。
展望台からは朝日に照らされる槍ヶ岳、穂高、立山連峰、後立山連峰も一望でき、素晴らしいご来光でした。

朝食後は大天井岳を目指して出発です。常念山脈最高地点への登りは朝一の体にはかなりこたえましたが、快晴の空の下山頂からは槍ヶ岳、穂高、剣岳、富士山、雲海、南アルプス、八ヶ岳、富士山、中央アルプス等名だたる山が一望できました。
いやー来てよかった。

ここからは常念岳を目指して雲海に延びる縦走路を歩きます。足取りも軽くメンバー全員のテンションも上がる一方です。
やはり山は青空が一番です。
常念小屋では腹も減ったので昼食タイムです。ちなみにこの日の常念小屋は1畳2人だそうです。想像するだけでげんなりします。

昼食後外に出ると常念岳が見えない！？雲に覆われているではありませんか。あの雲海がついに常念岳を飲み込んでしまいました。なんてこった。
緊急会議の結果、常念岳山頂はあきらめる事に・・・

下山路は樹木帯の中急な下りを3時間。じめじめした暑さに包まれた時にこの山行が終わった事を実感しました。
しかし、充実の2日間は楽しかった。素晴らしい縦走体験でした。