編笠山(観音平ピストン・青年小屋幕営)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 984m
- 下り
- 981m
天候 | 1日目:曇りのち雨 2日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 青年小屋は2021年6月現在、テント泊は予約不要 https://yatsugatake-seinengoya-tooinomiya.net/ 幕営料:1人800円 |
写真
感想
クロスオーバードームの耐水性が気になり購入を迷っていたところ、
「雪山でしか使ってないから雨天時のことはわからん。使ってみれば?」と山の先輩が貸してくれたので、お言葉に甘えて雨天時の使用感を試しに行ってきた。
試し張りの場所は
登山口からテン場まで近い、そこそこの標高がある、予約不要であること
などの条件から編笠山・青年小屋をチョイス。
クロスオーバードーム第2世代
https://heritage.co.jp/Gears/COD_2G.html
要するに自立型のシェルター。
以下、所感。
◆前提
・設営場所は凹凸のある、草地と土のMIX地面。
・グランドシート(フットプリント)はフロア面積よりやや狭くなるよう敷いた。
◆設営
・とてもラク、すぐ終わる
・風が強いときは設営途中で飛んでいきそう
◆居住性
・広さ、高さは十分
・青天時は何の問題もない、快適そのもの(ただし虫は入ってくる)
・ダブルウォールよりはやはり寒い。ずっとシュラフに入っていたが下半身が寒かった
上半身:半袖Tシャツ+ウインドブレーカー+ダウン+雨具
下半身:短パンタイツ+雨具
シュラフ:モンベル#5+イスカのゴアカバー
◆雨天時
・中に入れているモノはすべて濡れる前提でいた方がいい
・シュラフカバー必須
・中で火を炊くと入口全開にしてても若干の息苦しさを感じた
・ベンチレーターを内側に引き込んでいる場合はそこから雨が垂れてくる
・結露はほぼなかった。上から水が垂れてくるようなことはなし。
触っても濡れていることはなかった。
・地面に凹凸がある場合、地面に水溜まりができてそこからガンガン水が入ってくる
・やはり雨の時は前室が欲しい、としみじみ思った……
◆撤収時
・中に水が溜まっていると抜くのがけっこう大変
◆片付け
・びしょびしょの状態から乾かすには立てた方がいい。
物干しとかにかけて干す場合、表裏ひっくり返す必要あり。
表は乾いているけど裏(内側)はびしょぬれのまま、とかになる。
◆その他
・小さくてコンパクト。ステキ。
・何よりも軽いのは素晴らしい。軽さは正義。
◆総括
とにかく軽い、それがいい。
青天時の幕営縦走に使うには文句なしだと思う。
雨天時にはとにかく設営場所がキモだと思った。
水はけがよく平らな場所に張れれば浸水もそんなにないだろうけど、
混雑したテン場ではそんな選択もできないだろうというのが懸念。
本当に「軽さを取るか、快適性を取るか」の選択だなと感じた。
軽いのは本当に魅力的。。。
ただ雨がわかってる場合はチョイスしないかな〜と思った。
おそらく自分がクロスオーバードームを持って行くときは
防寒着を増やしたり、シュラフは夏用ではなく3シーズン用にしたり、シュラフカバーを持って行ったり(いつもは1泊なら省略する)
防水に気を遣ったり何だかんだで装備が重くなる気もして、
だったら素直にダブルウォールテント持って行くかな、、、と思ったりもした。
ということで、いったん購入はお見送り。
もうちょっと考えよう。
▼以下参考までに製品仕様
◆クロスオーバードーム
パネル、グランド:10dnナイロン高強度ミニリップストップ・透湿防水PUコーティング(日本製)
ポールスリーブ:10dnナイロン高強度ミニリップストップ・ACコーティング(日本製)
ポール:アルミ合金中空ポール(7001-T6)7.5mm径ショックコード内蔵
重量:630g
耐水圧:1,230mm
透湿性:367g/平方m/h
◆エアライズ
本体:28dnリップストップナイロン(東レ『ファリーロ』中空糸)
フライ:30dnリップストップナイロンPUコーティング
シート:40dnナイロンタフタPUコーティング
フレーム:NSL9フェザーライト(DAC社製)
エアライズ2:1550g(本体+フレーム+フライシート)
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