夏山教室修了山行 奥穂岳
- GPS
- 53:30
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,010m
- 下り
- 2,007m
コースタイム
【8/2(金)】上高地6:30→9:00徳沢→10:20横尾→11:10本谷橋→14:30涸沢小屋
【8/3(土)】涸沢小屋4:30→ザイデングラード→7:00穂高岳山荘(朝食)→8:00奥穂高岳→13:00涸沢小屋(ピストン)
【8/4(日)】涸沢小屋5:30→8:30本谷橋(朝食)→横尾→徳沢→12:00上高地→13:00平湯14:30⇒21:30三宮着
天候 | 8/2晴れ8/3快晴8/4晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト上高地バスターミナル |
写真
感想
【参加者の感想】何度、思い返しても信じられない。あの頂に自分が登れたなんて。梓川の清流の美しさ、本谷橋の河原の心地よさ、涸沢カールの広大さ、夜空に輝く満点の星、モルゲンロートに染まる穂高連峰、雲海に浮かぶ常念と蝶、迫力あるダンジャルムの岩峰、そして奥穂高岳山頂からの圧倒的なパノラマビュー。幾多の感動に、何度、来てよかったと思ったかしれません。あこがれていたあの景色の中に自分がいるのだという幸福感と達成感を味わえ、私にとって、一生忘れられない山行になりました。
しかし、この感動は、一人ではとても叶わなかったのだと後になって、つくづく思います。風のない晴天という山登りに最適な条件が揃っていたものの、急登や岩場の怖さを克服できたのも、無事に登頂を果たし下山できたのも、危険な場所では、足の置き場などを安全に導いてくださったベテランの先輩方のお力添えがあってこそと、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、同じ目標を抱き参加した他の受講生の皆さんがいてくださったからこそ、励まされ、自分も頑張れたのだと感じています。(YA)
【8/2(金)】北アルプスの玄関口、上高地にて朝食を済ませ、河童橋で記念撮影。梓川から横尾まで急な登りもなくのんびりと周りの景色を楽しみながらハイキング気分で歩く。途中、徳沢でコーヒータイム(500円也、美味しかった)。4時間の行程で横尾着。吊り橋を渡って今日の目的地、涸沢小屋を目指す。
ここから勾配がきつくなり段々と登山らしくなってきた。正面に前穂高岳がきれいに見え、また、樹林帯の巣穴からかわいい「おこじょ」が飛び出し、しばし私たちの疲れを癒してくれた。本谷橋で昼食。雪解け水の冷たさにびっくりした。雪渓ではアイゼンを使用せず慎重に歩いた。あともう少し!涸沢カールが見え、色とりどりのテント。14:15憧れの涸沢小屋に到着。食事まで時間があったので全員でアイゼントレ、明日はいよいよ奥穂岳の頂上へ、と期待に胸が膨らむ。山全体が岩だらけ。登れるかナー。(UG)
【8/3(土)】いよいよ奥穂高岳頂上をめざしていざ出発! この日も天気は最高でした。涸沢小屋を出てまもなく、穂高連峰が朝焼けで赤く染まり、そして日の出も拝んで、これから挑戦するガレ場や岩場、はしごに鎖に、不安と期待に胸を躍らせて、ワクワクドキドキ、ヒヤヒヤでいっぱいでした。それにしても、ほんとに天気に恵まれたのは最高のプレゼントでした。きっとメンバーのみなさんの日頃の行いがよかったからでしょうね。
奥穂高岳頂上までは、さすがに難所が数々あり大変でしたが、頂上に到達した時点で、そのしんどさも吹っ飛びました。頂上からみる景色は本当に絶景で、感動の嵐でした。
噂のジャンダルムは、ごつごつした岩が不気味な感じで、間近に聳え立ち、槍ヶ岳もとても近くに感じて、アルプスというのは、やはり絶景だなと、アルプス初体験の私にとっては、ますます登山にはまっていく瞬間でもありました。
確かに途中は、しんどくてこわくて危なくて大変だなと思うところがありましたが、それを克服したからこそ味わえる絶景があるのかなと思いました。一緒に夏山講習を受講した仲間たち、楽しい時間をありがとう。来年はやっぱり槍!ですか??(IN)
【8/4(日)】最終日の朝、穂高連峰の山頂は雲に隠れて見えない。「今日、登る人は気の毒だな〜」といいながらも、昨日の素晴らしい景色を思い出してにんまりしてしまう。涸沢小屋を出発して、テント場の朝ごはん風景を横目に見ながら通り過ぎ、雪渓を二つ越えてナナカマドに囲まれたガレ場、樹林帯を通り、本谷橋で休憩。走るように早い先頭のCLの姿が、オコジョのように木々の間に見え隠れするのを追いかけているうちに降りてしまった。
横尾大橋のたもとでは、Kさん、Sさんにコーヒーをごちそうになる。もう見えない涸沢カールや穂高連峰の景色を思い出しながら、屏風岩を名残惜しく眺めながら頂くコーヒーはとってもおいしかった。上高地への戻りは、明神から梓川を渡り、穂高神社奥宮を参拝。無事に登れたこと、天気に恵まれ素晴らしい景色が見られたことを山の神様に感謝する。
嘉門次小屋ではヤマメを焼く香りだけ味わって、遅れを取り戻すために急ぎ足で上高地に向かう。遊歩道の階段や木道が疲れた足に少々こたえたけれど、上高地の湧水・清流の景色にはやっぱり感動する。
河童橋に到着後、全員で記念撮影。平湯温泉で汗と足の疲れを流し、さっぱりと帰途に着く。晴れ男・晴れ女ぞろいのおかげで、またCL、SLを始めとする先輩方の暖かで細やかなサポートのおかげで、山の素晴らしさ、皆で登る楽しさ・ありがたさを堪能できた山行だった。(KO)
夏山修了山行2、天候に恵まれ、100%の素晴らしい山行になりました。
上高地の野生のサルのお出迎えから始まり、涸沢カールからの満天の星を2日間、眺め(まるでプラネタリウム)、朝焼けに映える前穂、奥穂を目の前にし(まるで写真の世界・・)ご来光を眺め(雲海もばっちりで・・)奥穂高山頂からは、迫り来るジャンダルムに迫力を感じ・・(来年は歩いてやるぜ!!)
穂高連峰のシンボル槍の尖りに胸打たれ・・手前の大キレットの最深部のコルは見えなかったけど(それくらいキレこんでいるわ!!)
いう事ない山行でした。何代が前の会長が、山の会に入ったら、有無を言わさず穂高に連れて来ていたと聞いた事があった。この風景、空気、体感、経験したら
山が好きになるわなぁ・・・・
今年の受講生も同様に感動してました。
夏山のピークともあり、奥穂取り付きのハシゴ、くさり場で、往路、渋滞に巻き込まれ
トラバース部分での交差という、危険な部分もあったけど、何事もなく、全員が頂上に立てて、無事降りてこられた。よかったよかった・・・・
それにしても、声かけあって、譲り合うことできないんかな・・信号がいりますよ
ルール意識の低い?○○人もいっぱい来ていたし・・・
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