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Yamareco

記録ID: 329870
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無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

プチ藪漕ぎの北蔵王縦走コース・・・笹谷峠から地蔵山頂駅

2013年08月04日(日) [日帰り]
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GPS
08:40
距離
13.5km
登り
1,374m
下り
599m

コースタイム

07:47 笹谷峠
07:54 山工高小屋
08:38 関沢方面分岐
09:16 カケスガ峰
09:41 滑川コース分岐
09:43 蟻ノ戸渡り
10:15 雁戸山山頂
11:09 南雁戸山山頂
11:48 八方平避難小屋着
12:22 八方平避難小屋発
14:06 名号峰
14:30 追分
15:46 熊野十字路
16:08 ワサ小屋跡
16:27 蔵王山頂駅
天候 晴れ、ガス、曇、霧雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
    蔵王温泉まで車・バイク

07:00 車を蔵王温泉にデポ、バイクタンデムで笹谷峠へ、
07:47 笹谷峠で入山

16:27 地蔵山頂駅からロープウェイ、1400円
16:54 蔵王山麓駅着
    http://www.zaoropeway.co.jp/
ロープウェイの最終は16:45 ギリギリでした(^_^;)

17:00 車で蔵王温泉発
17:41 笹谷峠でバイク乗る。
コース状況/
危険箇所等
笹谷峠までの道はちゃんとした舗装道。
九十九折の道をザックを背負った状態でのバイクタンデムはちょっときつかった。

<笹谷峠〜滑川コース分岐> 笹刈り直後のようで、道幅広く歩きやすかった。泥濘なし。

<蟻ノ戸渡り〜雁戸山・南雁戸山> 細尾根に岩場などスリリングなアップダウンが続く。

<南雁戸山〜八方平> 緩やかな下り。ガレ場を抜けてすぐ、ソロの方とすれ違ったが、それ以降は熊野岳まで誰にも合わなかった。下刈りされておらず、プチ藪漕ぎの始まり。足元の岩や木の枝・倒木に注意していると、頭や顔を木の枝にぶつける始末。

<八方平〜名号峰> 人っ子一人いません。ガスがかかるブナの樹林帯を誰にも合わず、プチ藪漕ぎです。藪の下の踏み跡を慎重に辿り進みます。ここで地震に遭遇、エリアメールの警告音が森に響き渡りました。石巻市震度5強。

<名号峰〜熊野分岐> 熊野の登りは手を使わずに登れる岩場の登りです。最後は砂礫地帯。

<熊野分岐〜地蔵山頂駅> 敷石、木道の整備された道。

ロープウェイで蔵王温泉に降りたが、遅くなってしまい温泉に入らず笹谷峠へ。
笹谷峠でバイクに乗り換え、暗くなった霧雨の山道を笹谷ICへ。ここが一番の危険箇所だったかも。
バイクタンデムで笹谷峠に到着
標高906m
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バイクタンデムで笹谷峠に到着
標高906m
北蔵王縦走コース
まずは雁戸山に向かう
北蔵王縦走コース
まずは雁戸山に向かう
駐車場にトイレ有り
ペーパーあり
駐車場にトイレ有り
ペーパーあり
駐車場より、月山が見えた
駐車場より、月山が見えた
晴天の笹谷峠を出発
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晴天の笹谷峠を出発
この前日、東北南部は梅雨明け
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この前日、東北南部は梅雨明け
花に埋もれる昆虫たち
花に埋もれる昆虫たち
クサボタンでしょうか
クサボタンでしょうか
ヨツバヒヨドリ
北蔵王縦走コース
笹谷峠から熊野・地蔵へ向かう
北蔵王縦走コース
笹谷峠から熊野・地蔵へ向かう
山工高小屋
ヤマユリ
最も夏を感じさせる花
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ヤマユリ
最も夏を感じさせる花
カエデには実が着いた
笹刈り直後で歩きやすい
カエデには実が着いた
笹刈り直後で歩きやすい
奥は中継所
ヤマアジサイ
長い道中、この花には癒された。
ヤマアジサイ
長い道中、この花には癒された。
山ぶどう
日本語古語ではエビカズラ
山ぶどう
日本語古語ではエビカズラ
関沢からの道が合流
関沢からの道が合流
ミヤマカラマツ
カケスガ峰分岐
ミヤマコウゾリナ
ミヤマコウゾリナ
ヤマハハコ
ノリウツギ(糊空木)
ガスが出てきた
ノリウツギ(糊空木)
ガスが出てきた
滑川コースが合流
滑川コースが合流
雁戸山が見えてきた
雁戸山が見えてきた
ちょっと怖い
あんなところにロープが・・
ちょっと怖い
あんなところにロープが・・
蟻ノ戸渡りへ向かう
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蟻ノ戸渡りへ向かう
こんなところも登る
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こんなところも登る
ソバナ?
シロバナソバナ??
シロバナソバナ??
細尾根を緊張して歩く
細尾根を緊張して歩く
ミヤマセンキュウ
ミヤマセンキュウ
コメツツジ?
向うは雁戸
コメツツジ?
向うは雁戸
アップダウンが続く
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アップダウンが続く
雁戸山山頂 1484.6m
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雁戸山山頂 1484.6m
次は南雁戸だっ!
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次は南雁戸だっ!
またまたアップダウン
またまたアップダウン
アサギマダラ(浅葱斑)
ふわふわと飛んでいた
アサギマダラ(浅葱斑)
ふわふわと飛んでいた
アサマフウロ?
コバギボウシ(小葉擬宝珠)
コバギボウシ(小葉擬宝珠)
クルマユリ
南雁戸に着いた
1486m
南雁戸に着いた
1486m
ガレ場の倒木
どうやってここに来たのだろう
ガレ場の倒木
どうやってここに来たのだろう
次は八方平に向かう
次は八方平に向かう
ホシガラス見っけ
ホシガラス見っけ
八方平避難小屋到着
八方平避難小屋到着
ここで昼食
室内は12度
次は名号峰に向かう
次は名号峰に向かう
ブナの樹林帯へ
ずっとこんな道が続く
ほとんど藪こぎ
ブナの樹林帯へ
ずっとこんな道が続く
ほとんど藪こぎ
雁戸が遠くなっていく
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雁戸が遠くなっていく
名号峰の向うに中央蔵王の山々が見えてきた
名号峰の向うに中央蔵王の山々が見えてきた
名号峰 1490.9m
後烏帽子に屏風も見えてきた
後烏帽子に屏風も見えてきた
クマのいたずら?
クマのいたずら?
また、ノリウツギ
また、ノリウツギ
シラネニンジン
メイゲツソウ
次は熊野だっ!
ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
雁戸があんなに遠くに・・
はるばる来たなあ
雁戸があんなに遠くに・・
はるばる来たなあ
コマクサ
葉にも花にも気品あり
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コマクサ
葉にも花にも気品あり
山頂には登らず、
地蔵のロープウェイ駅を目指す
山頂には登らず、
地蔵のロープウェイ駅を目指す
熊野岳避難小屋
お釜のふちが見えた
お釜のふちが見えた
熊野十字路
シロバナトウウチソウ(白花当唐打草)
遠く雁戸
シロバナトウウチソウ(白花当唐打草)
遠く雁戸
紅色のも
姥神さま
ワサ小屋跡
エゾオヤマリンドウ?
エゾオヤマリンドウ?
ネバリノギラン
シロニガナ
木道が始まった。
いよいよフィナーレ
木道が始まった。
いよいよフィナーレ
地蔵が見えた!
タカネアオヤギソウ
タカネアオヤギソウ
ここまで来れました
ありがとうございました
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ここまで来れました
ありがとうございました
最後に鐘を鳴らす
最後に鐘を鳴らす
地蔵山頂駅
20°でした。
ロープウェイに乗り込む
ロープウェイに乗り込む
蔵王山麓駅
ゲレンデにカモシカがいた。
蔵王山麓駅
ゲレンデにカモシカがいた。
車で笹谷峠に向かい、
バイクを回収
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車で笹谷峠に向かい、
バイクを回収

感想

 なかなか梅雨が開けず、ロングコースに挑むことができずに、じれったい思いが募る毎日でしたが、ようやくゴーサイン。梅雨明け二日目の4日、日曜は宮城も山形も晴れです。

 6月の「南蔵王縦走コース」、7月の「中央蔵王周回」につなげる「北蔵王縦走コース」を歩きたいと、ずっと考えていました。スタートは笹谷峠、ゴールは地蔵山頂駅、ロープウェイで蔵王温泉に降り、温泉に入ってから帰ろうと。蔵王温泉から笹谷峠まではタクシーでも12000円程度なので、タクシー利用も考えました。しかし、しばらくバイクにも乗ってないし、好きなバイクツーリングも兼ねての山行としました。

 晴天の笹谷峠駐車場には、8時前10台程度の車が停まっており、雁戸山までは人の気配がしましたが、八方平から先では誰にも会わず。深いブナの樹林帯の中、ガスもかかってきて、地震にも遭遇、静かな山行を楽しむといった気分ではありませんでした。熊野十字路でようやくスニーカーの若いカップルを見かけたときは、心の底からホッとしました。

 雁戸山頂で連れがザックのサイドポケットに入れていたペットボトルのお茶がないことに気付き、回収に行こうと思っていたら、後から登ってきた方が拾ってきてくれました。本当に助かりました。この場を借りて感謝いたします。

 出発前、一緒に歩いた連れに「今日のコースの見所は?」と問われ、「達成感!」と、的はずれに答えてしまいましたが、歩き終わっての正直な感想は、半端ではない達成感でしかありませんでした。

 これで、笹谷峠から白石スキー場まで縦走したことになります。

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