あまりのハードさに縦走諦め間ノ岳〜北岳
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- GPS
- 47:50
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,092m
- 下り
- 2,092m
コースタイム
5:15北岳山荘-5:45中白根-7:00間ノ岳(弁当)7:30-8:40北岳山荘(休憩)9:30-10:45北岳山頂(休憩)11:10-11:55肩の小屋-12:25小太郎分岐-15:00白根御池小屋
4:55白根御池小屋-6:51広河原山荘
天候 | 全体的に曇りがち 最終日の朝のみ快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二股-八本歯のコル間の雪渓は、ルート上に直径20センチ以上の穴が2つあいていて怖かった。 下山後はいろいろあったが南部町のなんぶの湯に行ったがとても大きく素晴らしかった。 |
写真
感想
8/5-8/7の3日間、会社を休んで2年連続の
「娘と2人でアルプスへ」で、南アルプス北岳に
行ってまいりました!
今回、九州時代のヤマトモ達とスケジュールを合わせて
(1日目)
奈良田→広河原→北岳→北岳山荘
(2日目)
北岳山荘→間ノ岳→農鳥岳→大門沢小屋
(3日目)
大門沢小屋→奈良田
のスケジュールを立てていました。
ところが…
前日(4日)の仕事が押して名古屋の住まいに帰宅が10時半、
お風呂入って準備したら寝る間もなく出発時間0時。
奈良田の始発が5:30なので頑張って?運転…
第2駐車場着が3:30、少し寝れる!と気負ったせいか
全く眠れず時を過ごしました。
娘は車中で少し寝た模様ですが、調子はいまいちかな?
ところがバスはすでに満員…立ったまま眠ることもできず
もう開き直ってやるだけやってやる!と。
娘は無理やり座らせてもらい、隣のおじさんに寄りかかって
熟睡…どうもありがとうございました^^
バスがついてしばらく案内所を見たり
(このときなぜか雪渓情報を見ていない体たらく!)
うろうろしつつ、ようやく出発(7時過ぎ)。
ところが娘がおなかが痛いと言い出し、広河原山荘で
2度の用足し…先行き不安。
天候も雲が多く北岳は見えず、でも雨もない
登山にはいい感じの天気でした。
しかしまた娘が今度はおう吐。どうも具合が悪いようでしたが
このおう吐で復活?したのか多少ましになりました。
二股まで歩きとおした後、少しでもコースタイムが
短い八本歯のコルルートを行こうとしましたが
周りの皆さんあまりこちらに来られません…
(案内所に寄った方は普通来ない状況でしたが)
そのためゆっくり歩いて娘の調子が上がってくるのを
待ちつつ、道行く方々に励まされながらぼちぼち登ります。
途中雪渓に穴が開いている箇所がありましたが、
何とかクリアして行きます。アイゼンはいりませんでした。
今回小屋泊で荷物委が少ないはずでしたが、何を思ったか
嫁さんが娘の着替えを丸々3日分リュックに詰めており、
体調不良の彼女の荷物を持つと一気に疲れが…
「ちゃんとチェックすべきだった・・・」悔やんでも後の祭り。
さらにはここまで持っていた天気も急に怪しくなり
雨具を着用、いったん晴れたので脱ぐとまた雨という
悪循環の中 最後の階段梯子をへとへとで登り切りました。
この時点ですでにコースタイムを大幅オーバー・・・。
天気も悪いし、でこの日は北岳あきらめて山荘に直行、
翌日北岳登ってもう一泊して広河原に下りることに。
山荘ではやはり疲れ切った九州福岡トレール山の会の
皆様がすでに宴会中…この山一気に登るなんて
平均年齢65歳の集団とは思えません…。
1年ぶりの再会を楽しみつつ、道中お声がけいただいた
皆様とも再度ご挨拶出来て娘も喜んでおりました。
2日目は5時出発ということで早々に布団に入るも
いつからかデリケートになった私はあまり眠れず
相当ひどい状態で2日目朝を迎えました。
この日はとりあえず白根三山縦走されるトレールの
皆様と間ノ岳までご一緒させてもらい、その後
山荘に戻り北岳へ、天気が持てば白根小屋まで
下りることに(私が決めました)。
朝は富士山が望める天候でしたが、徐々に雲が、ガスが…
間ノ岳はガスに包まれた中、皆様とお別れ。
頂上でお弁当をいただき(私だけ)早々に下山。
山荘で荷物を回収させてもらい、娘に弁当を食べるように
促したところ山荘のスタッフの方がお茶とお味噌汁を
出してくれました!ありがとうございました。
さてさてガス煙る中北岳へ出発。
なかなかの急登を登り続けるうちにガスが晴れてきて
先ほど登った間ノ岳が真正面に。「うつくしか…」
北岳山頂はうわさ通り人で賑わっており、ご多分に漏れず
我々も長居をしつつ皆様と親交を深めました。
甲斐駒、仙丈もよく見えてきてありがたい風景堪能後、
下山開始です。
肩の小屋ではいったん休憩しようと思いましたが
娘が「行く」と後から聞くと、小屋によってしまうと
ここに泊まりたくなり、明日の行程が長く遅くなることが
嫌だったそうで…。
ここからは長い下り、途中また雨も滴り落ちてきて
何度も転んで滑ってしまい、娘は「もう家に帰りたい・・・」と
半べそ。そこに小屋から聞こえる高らかなお声が…
「ほら、聞こえるやろ!小屋はすぐそこ!」となだめつつ
小屋に到着できました(本当は聞こえてから相当ありましたが)。
白根小屋はきれいで若いスタッフさん、お客さんも多かったので
大変いい雰囲気に飲まれて機嫌を取り戻してくれました。
夕食を16:30に頂き(この日は3回に分けるほどたくさんの人が)、
早々に布団に入り寝ることに。しかし…
この部屋は2階のトイレの横、しかも頭が壁1枚隔てただけという
シチュエーション…当然トイレに入られた方々の「放屁」が
聞こえまくる場所だったのです…人生であんなに人の屁
一気に聞いたことございません!まあいい思い出に・・・。
翌朝は7時40分広河原発のバスに乗るため、朝食をパスして
お弁当にしてもらい4:55に出発。
なんでこの日だけ…というくらい天気がバツグンでした。
かなり急な下りなので慎重に降り、6:50下山完了。
北岳がばっちり見えていました。
帰りのバスはガラガラで2人だけ(こんないい天気の早朝に
帰るやつはいないのかな?)でした。
奈良田の駐車場について(8:30)そこでお弁当を広げていると
橋を渡る見覚えある集団が!
昨日間ノ岳で別れたトレールの皆さんがちょうど下山して
来られました。再開を祝して言葉を掛け合いつつ、もうお別れです。
帰りはお風呂で悩みましたが、南部町にある「なんぶの湯」に。
広々としていい温泉でした。
来年は6年生なので、最後かもしれませんが
どこに連れて行こうかもう考え始めてます。
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