地蔵岳〜高嶺〜アサヨ峰(御座石鉱泉から)◆アメとムチの早川尾根◆
- GPS
- 12:51
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 3,256m
- 下り
- 3,233m
コースタイム
- 山行
- 11:42
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 12:51
天候 | 晴れのち曇り(一時小雨に降られる) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
午前2時到着時は先着1台、下山時もほかに5〜6台でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースを通して危険個所はありません。 高嶺↔白鳳峠間のゴーロ帯(ゴーロとハイマツが入り混じる)でコースがややわかりにくい箇所がありますが、注意深く見るとハイマツ入口にピンクが付けられたりしています。 |
写真
感想
昨年10月にこのルートを計画したものの、前日台風の影響で御座石鉱泉にアプローチできず、その時は急遽「黒戸尾根からアサヨ峰」となりました。アサヨ峰に立ちながら、はるか先のオベリスクまで延びる早川尾根をながめ、この稜線を歩いてみたい想いが一層強くなりました。
アカヌケ沢の頭から早川尾根に入ると、まずは白い砂地(花崗岩の崩落地帯)です。燕岳や日向山を思い出しながら砂地を進むと尾根道に、そして間もなく高嶺に着きました。ここは眺望が素晴らしいです!真正面、一番近いのが北岳、そこから間ノ岳〜農取岳。東側に鳳凰三山とその脇に富士山。北には雲海に浮かぶ八ヶ岳。そして進むアサヨ峰までの稜線と、その両脇に甲斐駒と仙丈、ワクワクします。
高嶺からは一気に高度を下げます。まずは岩稜、その後ゴーロ帯に出てハイマツを潜ります。やがて気持ちいいシラカバ林を進むと白鳳峠に着きました。
標高2,500mくらいの尾根歩きなので気持ちのいい稜線かと思いきや、そうはいきません。ピークの数だけアップダウンはあり、その道も表情様々です。歩きにくいゴーロ帯に疲れると、平坦な道が現れます。覆い被さったハイマツに辟易すると、広いシラカバ林が現れます。歩きながら「アメとムチみたいだ」と思い始めました。その後も急登に息を切らすと美しい苔が現れ、再び息を切らして登っていくと今度は眺望が現れます。
そんなバリエーションに富んだ稜線を進み、昨年10月以来のアサヨ峰に着きました。
きれいな白砂のビーチも
大きな岩稜帯も
うっとうしいハイマツ帯も
ゴロゴロのゴーロ帯も
爽快なシラカバ林も
頑張って登る傾斜も
美しい苔の空間も
なかなか近づかないアサヨ峰も
早川尾根、かなり楽しかったです。
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