初南アの甲斐駒ケ岳&仙丈ケ岳【最高の天気&ソロテン泊デビュー&雷鳥親子遭遇】
- GPS
- 15:57
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 2,467m
- 下り
- 2,448m
コースタイム
08:30北沢駒仙小屋-08:58仙水小屋-09:27仙水峠-10:58駒津峰11:15
-11:36直登ルート分岐-12:29甲斐駒ヶ岳山頂13:34-13:51摩利支天分岐
-14:14直登ルート合流-14:26駒津峰-15:13双児山-16:22北沢峠-16:35北沢駒仙小屋
≪8/10≫
04:28北沢駒仙小屋-04:53大平山荘05:05-07:20馬の背ヒュッテ-08:21仙丈小屋
-08:52仙丈ケ岳山頂09:45-11:13大滝ノ頭五合目-11:48二合目分岐-12:10北沢駒仙小屋
天候 | 二日とも天候に恵まれ晴れでした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
(仙流荘〜北沢峠バス代1100円と手荷物代200円…ともに片道分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪甲斐駒ケ岳≫ 【北沢駒仙小屋〜仙水峠】 道迷いは無いと思いますが、途中のガレ場では足元に気を付けて下さい 【仙水峠〜駒津峰】 特に危ない箇所は無いと思います 【駒津峰〜山頂】 やせた岩尾根や直登ルートでの転倒・滑落には気を付けて下さい 【駒津峰〜双児山〜北沢峠】 特に危ない箇所は無いと思います ≪仙丈ケ岳≫ 【北沢峠〜大平山荘/藪沢新道〜馬の背ヒュッテ】 8/8、9に北沢峠付近で熊の目撃例があるとのことです 藪沢大滝を過ぎた所に雪渓が残っていますのでスリップに注意して下さい 【馬の背ヒュッテ〜仙丈小屋】 特に危ない箇所は無いと思います 仙丈小屋手前では雷鳥親子と遭遇しました 【仙丈小屋〜山頂】 滑落に注意して下さい 【山頂〜小仙丈ケ岳〜北沢峠】 特に危ない箇所は無いと思います |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
ライター 1
ナイフ 1
保険証 1
飲料 1 飲料水1L+スポドリ2L×二日分
ティッシュ 1
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 1
ストック 1
ビニール袋 1
替え衣類 1
入浴道具
シュラフ 1
シュラフカバー
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
食器 1
時計 1
日焼け止め 1
非常食 1
サングラス 1
細引き 5m
食料一式 1
サンダル 1
ザブトン 1
|
---|---|
共同装備 |
テント 1
テントマット 1
ランタン・マントル 1
コンロ 1
ガスカートリッジ 2
コッヘル(鍋) 1
ファーストエイドキット 1
医薬品 1
カメラ 1
ポリタンク 1
車 1
|
感想
今年の春先よりソロテント泊の準備をこつこつ進めており、いくつか考えていた
候補の中からソロテント泊デビューが比較的し易そうな甲斐駒と仙丈セットを選択。
8月第1〜2週末の天気予報を毎日チェックし9日と10日に決行するべく、8日深夜に
仙流荘入りしました。
夜の時点で第一駐車場はほぼ満車でした。朝方には第二駐車場も何台かの車が止まっています。
やはり9日始発便には多くの登山者の方が並び、6時より前に臨時便が発車しました。
≪8/9 甲斐駒ケ岳≫
07:00に北沢峠に着くなり駒仙小屋に移動しテント受付を済ませす。
設営を済ませてトイレを済ませてと、予定よりスタートが30分遅れてしまいました。
初めての南アルプスを良い天気で迎えられそうな、何とも言えないワクワクした
想いを抑えつつ、気持ちの良い沢沿い〜仙水峠から登り詰めます。
駒津峰手前では高度を稼げば稼ぐだけ甲斐駒ケ岳の山容がよく見えてきて、また
振り返ると鳳凰三山や白峰三山、明日登る仙丈ケ岳の姿がはっきりと見えてきて
展望が良すぎて途中何度も足を止めてしまいました。
駒津峰辺りで突然ガスに覆われてしまいました。
当然甲斐駒の姿が見えなくなってしまい、山頂での絶景を期待していたのに…、
と一度は諦めました。
山頂に向かって岩尾根、直登ルートを登っていると先程のガスが一気に流れ、
青い空と花崗岩の美しいコントラストが再び目の前に現れました。
山頂では期待を越える360°の大パノラマを見ることができ感動的でした。
少しでもこの眺望を楽しみたく、また以前初めて3000m級の山を登った時の眺望の
感動を思い出したりしつつゆっくり休憩をとりました。
帰りは双児山経由で下山をしましたが、何度も何度も振り返っては甲斐駒を見上げ
ました。
昼過ぎになってもガスに覆われることもなく、永い時間甲斐駒を拝むことができ
充実した気持ちでテン場まで戻りました。
≪8/10 仙丈ケ岳≫
13:00の北沢峠発のバスに乗るべく、04:00にテン場を発とうとしましたが
トイレ渋滞が凄くて、この日も30分遅くなってしまいました、、、
この時間帯から登られた方が何人か見えましたが、藪沢新道から山頂を
目指す方は見かけず、真っ暗な樹林帯を一人で登ります。
先日の疲労からゼイゼイハァハァ、雪渓手前で後続の方に道を譲りマイペースで
登りました。
こちらのルートは雪渓もありますので風が吹けば気持ち良く、なかなか良いルート
だな〜と感じます。
しばらくすると小仙丈ケ岳、仙丈ケ岳山頂と仙丈小屋が見えてきます。
下りのすれ違う登山者の方から、雷鳥がいましたよ、と教えて頂いたことから
周囲に目を配ります。
すると居ました、しかも親子です。ヒナは3羽はいたかと思います。
嬉しい驚きでした。
仙丈ケ岳山頂も昨日の甲斐駒と同じく、大パノラマで気分は最高です。
中央アルプスは見れませんでしたが、北岳の奥に富士山を見ることもでき
これ以上無いというくらい満足のいく眺望が見れました。
小仙丈ケ岳経由の稜線からの下山としましたが、名残惜しくの〜んびりと歩きました。この日も何度も山頂を振返りました。
しかしバスの時間もあるので森林限界辺りから歩くスピードを上げます。
順調に下り12:10にはテン場に到着。
ストレッチを済ませ、急いでテントを撤収し荷物のパッキングをします。
駒仙小屋から北沢峠へは若干の勾配がありますが、バスの時間に間に合わせるため
小走りします。
何とか13:00発に間に合い、そのまま仙流荘まで。
今週末は本当に良い天気で、他の地域はわかりませんが南アルプスエリアを
登られた方たちは気持ちの良い山行となったのではないでしょうか?
今回の山行は大きな失敗もなく、天候にも恵まれ最高の眺望を見ることができ、
まずまずのソロテン泊デビューになったと思います。
次回はテントを担いだ縦走を計画したいと思っています。
コメント頂きましてありがとうございます
早速、gomatさんのレコを読ませて頂きました。
本当にほぼ同じルート、テン場にいたのですね!
すれ違ったとしたら駒津峰あたりでgomatさんに抜かれているか?直登ルートと迂回ルートの辺りでしょうか?
でも2日とも甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳山頂を快晴で迎えられたので良かったですね。また、ライチョウのヒナまで見たとは、ラッキーでしたね…。
年齢的には一回り以上年上ですが、よろしくお願いします。また、gomatさんのレコを楽しみにしています。
写真から察するに、to-toさんのテントは上段側でしょうか?
ちなみに私は一段下がって、すぐ右手に張ってましたよ。凄い混みようでしたね。
次回の山行は稜線辺りのテン場を考えています☆
まだまだ未熟者ですが、宜しくお願いします^^
テン泊二山お疲れ様でした。凄くいい天気ですね。夏の青空の中の山、何とも良いですね。私も行ってみたい。どんどん成長して行く姿が頼もしいです。熊恐い、雷鳥の親子なんとも良い。テントでは何をやっていたのかな?
やっと行くことができました。
天気に恵まれ、気持ちの良い山行でした。
しかも、最近膝の調子が良いんです。あまり痛くならなくなったようなんです^^
tokageさんの膝が回復したら、ぜひご一緒させて下さい。
初日の夜は隣のテントの方とお話したり、夜空を眺めてたり、周りを見渡しソロも良いしグループ山行もやっぱり良いな〜って考えたりしてましたね^^
おススメの過ごし方があったりしたら、また教えてください。
百名山2座達成、おめでとうございます。
南アルプス、いいでしょ〜。どんどんともっと南に進出して下さい。一つ一つの山容が大きく、縦走している!って感がします。特に、百間洞のトンカツは最高です。
南アルプス良いですね!!
早速、いくつか次のプランを考えてます^^
山でトンカツ食べれるんですか?!気になります☆
でもそのトンカツを食べるのはもう少し先になりそうですけど
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