トレーニング山行 甲斐駒ケ岳 黒戸尾根ピストン
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 2,400m
- 下り
- 2,395m
コースタイム
※ルート図は手書きです。
天候 | 曇り(ごくわずかに小雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道20号「道の駅白州」T字路を南に曲がり15分ぐらい(車で) 私は中央道長坂ICで降りましたが、20号までの道がわかりづらかったです。須玉とか韮崎あたりで降りたほうが解りやすいかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし、残雪なし。 踏み跡や標識がきちんとしており、道迷いも問題ないと思います。 階段・クサリ数箇所ありますが、危険はありません。安全に通過できます。 刃渡りは怖そうな名前ですが問題なし。高度感なし、危険もありません。ただし降雨等で岩が濡れていると滑るのかもしれません。 山と高原地図では往復15時間ほどのコースタイムになっていますが、いくらなんでもそこまで掛からないと思います。ただいずれにしてもロングコースであることは間違いないので、日帰りするのであれば早朝に出発するべきです。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
日頃から体力脚力の無さを痛感していた私は、どこかトレーニングになりそうな山は無いかな〜と思っていたのですが、ちょっと前から気になりだしたのが甲斐駒の黒戸尾根ピストン日帰り。
ヤマレコでも非常にメジャーなコースですが、中々のロングコースで、標高差もかなりのもの。チャンスがあれば行きたいものだという思いは強くなるばかり。
8月3日の土曜日はのっぴきならない用事がありましたが、たまたま翌4日(日)はヒマ…ということは、行くしかない。ということで行ってきました。
前夜24時ごろに尾白川渓谷駐車場(竹宇登山口駐車場)に到着。結構車が停まってますがまだまだ余裕有りということで車中で仮眠。ロングコースなので朝4:00に登山開始する予定で、目覚ましを3:30にセットしましたが…迂闊にも寝坊。気づけば5:10。急いで朝食を取り、出発できたのは5:35。しょっぱなからつまづいてしまいました。
コースの前半は樹林の中の登りです。ひたすら登り一辺倒なので、結構きつい。
信仰の山のせいか、あちこちに神様を祀った石碑?のようなものや鉄剣が立っています。ほとんどは聞いたこともない名前の神様でしたが、中にはスクナビコナノミコトとかタケミナカタノミコトといった有名どころも祀られていました。
そういえば竹宇駒ケ岳神社の祭神もオホナムヂノミコト(大黒様ね)とスクナビコナノミコトだったっけ。
登り続けて唐突に岩の稜線に飛び出ると、そこが刃渡り。名前は勇ましいですが、実際には怖さはありません。これだったら両神山の八丁尾根にあるちょろっとした岩のほうが怖かったかも。ともかく安全に通過できます。
刃渡りを越えるとまた樹林帯の登山道。
ひたすら登りますが、五合目直前にすこし下りがあります。この黒戸尾根ルートで唯一の下りかもしれん。
五合目小屋跡を越え、しばらく行くと七丈小屋。第一小屋は有人で、小屋泊やテン泊の手続きはこちらで。水とトイレあり。宿泊者以外は、水100円、トイレ200円です。
第二小屋は無人。ちょっと上にテン場があります。今日の往路では1張、復路に通りかかったときは2張になってました。
岩稜の稜線に出ると、大きな岩の上を越えていくような場所もでてきます。注意して登ればとくに危険な場所はありません。
長い登りにだんだん疲れてヒーコラ言いながら登っていくと、「駒ケ岳神社本社」という立派な石の祠があり、いかにも山頂っぽい地点が。
でも騙されちゃいけません。ここは山頂ではなく、本当の山頂は5分ほど先です。
山頂にはきちんと甲斐駒ケ岳の山頂標識が立っています。
山頂に到着しても、曇り空はかわらず、何の眺望もありません。となりの北岳どころか、さっき通過してきた駒ケ岳神社本社のピークすら見えない。
残念ですが山なんてこんなもの。自然には勝てません。曇りで見せないと言われれば逆らいようが無い。次に登ったときは頼むよと心の中でつぶやきつつ、カップラーメンで昼食を済ませて下山します。
長い下りにやっぱり足がガタガタになりながらも、18:00まえに何とか駐車場に到着。だいたい12時間半弱というところでした。
トレランの人たちはこれを軽々数時間で往復するというのだからすごいものです。
きつかったけど、長いコースをちゃんと行って帰ってこれたという充実感を感じる山行となりました。次は…鳳凰三山日帰り縦走あたり挑戦してみようかな。
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