【夏の東北遠征2】栗駒山(須川〜栗駒山〜秣岳)
- GPS
- 05:39
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 797m
- 下り
- 806m
コースタイム
-8:05名残ヶ原
-8:30昭和湖
-9:07天狗平
-9:26栗駒山(須川岳)9:40
-9:55天狗平
-11:12大きい岩のあるピーク11:37
-11:49秣岳11:55
-12:06尾根からの下降点
-12:32車道
-13:12須川温泉駐車場
天候 | 曇のち晴のち大雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とても良く整備されたルートで危険箇所はないと思う。 ・前日、須川温泉に向かう途中で入った真湯温泉(300円)は良い湯でした。 ・下山後に須川温泉に入りたかったが、券売機のところが人でごった返して いたので止めた。 |
写真
感想
今回の東北遠征では、今までに登った事のない栗駒山に行って来ました。
前日の夕方に須川登山口に一関側から向かいました。途中2008年の岩手・宮城内陸地震の地すべり跡を見たのですが、鉄骨でできた大きな立派な橋が折れ曲がって落っこちている光景にはショックでした。
途中で真湯温泉に入ってから須川温泉の駐車場に着き、登山口を確認しに行くと硫黄のにおいが凄いです。温泉が川となって流れているんです。
翌朝5時に起きると雨は降っていませんが雲の中です。
6時半ぐらいまでウダウダしていたら空が明るくなってきたので、朝食を食べてから登り始めました。
昭和湖までは湿地帯のようなところを緩やかに登って行きます。鳥海山の鉾立から鳥海湖までのような雰囲気のルートです。
昭和湖は強酸性の青色の水を湛えた湖です。
昭和湖からは若干傾斜が急になりますが、40分ほどで天狗平に着きそこから栗駒山山頂までは稜線を緩やかに登って行きます。山頂までのルートにはキレイなお花が咲いていました。
山頂から、宮城県側の登山道を見下ろすと多くの登山者が歩いていました。そちらの方が人気なのでしょうか?
天狗平に戻り、ここから天馬尾根で秣岳への縦走路を歩きますが、このルートはとても気持ちの良い草原の中を歩くルートです。
特に木道のある湿原の辺りはお花や蝶を撮りながらのんびりとした稜線歩きでした。
ですが、1333mの鞍部に下るまでの間はいかにも熊さんが「こんにちは」と出てきそうな雰囲気でしたので、気持ち鈴を大きめに鳴らしながら歩きました。
途中の大きな岩のあるピークで日向ぼっこしながら30分ほど休憩しましたが、ちょっとのんびりしすぎました。気が付くと秣岳の向こう側に黒っぽい雨雲が迫ってきているではありませんか。。。
急いで秣岳に向かいましたが、ピークに着いたと同時に大粒の雨が落ちてきてしまいました。急いでレインウェアを着て下り始めますが、バケツを引っくり返したような大雨になってきました。
尾根からの下降点にある道標は抜けてしまって変な方向を向いていたのでなんだか良く分かりません。
ルートは一つしかないので、そのまま巻き道のようなルートを下りて行きますが少々自信がないので、しばらく下りたところで念のため地形図を確認しました。
下降点の先にあるピークを巻くような感じで下りていくんですね。このルートで間違いないと確信できたので、一目散に下ります。
30分ほどで車道に出て、そこから40分ほど車道を歩いて終了です。
登山口から栗駒山まではわりと人が歩いていましたが、天狗平から秣岳へ向かう天馬尾根はすれ違った人は2パーティ3名のみでした。
初めての栗駒山でしたが、また歩いてみたいと思える良いルートでした。
この夏の東北遠征は2つのみとなりましたが、最後の栗駒山はとても良いお山でした。
学生当時は行こうという話もでませんでしたがなぜだろう?
この夏の東北遠征では秋田駒〜乳頭山に行けなかったのは残念ですが、現地の方の日常生活が大変な時に行く訳にも行かないので、またの機会に楽しみを取っておこうと思います。
ヒオドシチョウのようですね
関東はさっぱり降らないのに、
東北ばかり雨が降ってたいへんな事になっているのですよね・・
栗駒山のあたりって、何年か前に山体崩壊した所でしたっけ
まずは、お疲れ様でした!!
とってもいい草原で、「帰りたくない系」ですわね〜〜
1700mも無いのが意外な感じの風景
なぜに空いているのかしらん!?
ウメバチソウやキリンソウ、ツリガネニンジン、コバギボウシ、リンドウなどなど…
お花も沢山で素敵なお山でしたネ!!
ちょっと調べてみました。
今夏の東北の雨降りはひどい事になっていますね。
秋田駒付近の災害も出発の前日でしたので危なかったです。
栗駒山は2008年の地震で地すべりなどが多く発生したようです。損壊した大きな橋がそのまま残されているので自然の驚異を目の当りにしました。
草原を歩く頃にちょうど晴れてくれたので、草原を見渡せるピークでのんびりし過ぎまして、まんまと大雨にやられました。
今回の場合、登山口から背の低い灌木ばかりでしたね。
東北の場合、中部の山と比べて1000m近く森林限界が低いので、1600mというと中部でいうと2600m前後に相当するんじゃないでしょうか。 その分自然も厳しいですがちょっと得した気分です。
栗駒山までは観光の方も登っていますのでわりと人は多かったですが、気持ちの良い草原の方面はほとんど人がいませんでした。
それにしてもnyagiさんは花の名前に詳しいですね。
花の名前、ありがとうございます。φ(・_・”)メモメモ
最近物覚えが悪いのですぐに忘れそうですが。
wikiで調べたら、ツリガネニンジンはハクサンシャジンとも言うんですね。このように関連や特長を調べると忘れないかもしれません。
それでは。
swynさん、おはようございます〜
見逃してて今頃で恐縮です
またまた東北遠征に行かれてたんですね
昨年の秋にこのコースを逆周回で歩きましたが、天馬尾根の途中の湿原がとても素敵でした
私が歩いた日も名残ヶ原方面は人がいっぱいでしたが、天馬尾根では誰にもお会いせず、素敵な景色を独り占めしました。また行ってみたい場所です
お疲れ様でした〜
FRESCHEZZAさん、こんにちは!
今回の東北は、朝日連峰付近の豪雨で秋田駒に変更するつもりでいましたが、直前で秋田駒付近の豪雨でさらに計画変更しました。
でも栗駒山に行って良かったです。
お花 もキレイで天馬尾根は本当に人が少なくて気持ちの良い草原散歩でした。
秋の栗駒山・・・いいでしょうねぇ、紅葉が目に浮かぶようです。
また行きたい東北の山が増えました。
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