360°の眺望が期待できる“日光白根山”
- GPS
- 06:10
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 656m
- 下り
- 637m
コースタイム
15:05弥陀が池−15:20座禅山火口−16:05展望台−16:30二荒山神社-17:15駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場はセンターハウスとスキー場にあり(高原の駅にも) 全長2500mのロープウェイを利用すると15分で山頂駅(標高2000米) 詳細は丸沼高原スキー場のHP http://www.marunuma.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。登山ポストはセンターハウスにあります。 サマーゲレンデやリュージュをを楽しむことができる。 オートキャンプや手ぶらでキャンプができるサイトあり。 ロープウェイ山頂の「天空の足湯」は16時まで。 周辺にはペンション、旅館など宿泊施設が多い。 椎板トンネルが11月に開通します。 |
写真
感想
関東以北で最も高い山で本白根山(草津白根)2171mと区別するため、奥白根山(日光白根)2577.6mと呼ばれている。奥日光で一番先に冠雪し、男体山の雪がとけても、しばらくは頂が白く見える(山名の由来)この山は、特徴的な山容と相まって魅力的である。
ロープウェイから下りると目の前に頂が3つに分かれた、富士山信仰の曼荼羅図にあるような印象的な姿が飛び込んでくる。傍らにはロックガーデンもあり、コマクサやシラネアオイなどの高山植物が植えられている。山頂まで行かなくても自然や史跡散策を満喫できるルートもあり。
登山口には水場があり、給水や登山後の靴洗いが可能。鹿の進入防止の門を開け、二荒山神社にお詣りしてから、樹林帯を不動岩、大日如来と進む。日陰を好むコケやカニコウモリの群生が現れる。この季節、林間は日差しを和らげてくれる。さらに、フィトンチッドを浴びることでリフレッシュできる。時折、木々の間からは上州の山が展望できる。
2時間程歩くと樹木がだんだん低くなり、急登が始まる。やがて森林限界を過ぎる頃、山容が見えてくると景色が一変し、荒涼としたザレ場となる。
白根神社の祠近くで昼食休憩にする。山頂の様子が手に取るようにわかるが、強い日差しと風の影響があった。携帯コンロを使用するなら、少し下った左手に岩陰となる平らな場所があり、そちらの方がベターであった。
山頂からは360°の展望があり、五色沼、菅沼・丸沼、中禅寺湖から男体山。遠くには燧ヶ岳、会津駒ヶ岳から武尊山、上州の山々、そして錫ヶ岳から皇海山も確認できた。しばらくの間、地図を片手に雄大な展望を堪能した。
帰路は弥陀が池方面に下りていくと突然、ヘリコプターが現れる。救助要請or定期パトロールかは不明だが、ゆっくりと周回飛行していた。弥陀ヶ池分岐からは座禅山コースが急坂下りを回避できると聞き、そちらを選択。男女それぞれのパーティーと30分くらい前後して進む。
途中、白根山と燧ヶ岳が見える展望台があり、それぞれの方角に標高の書かれた標識が立ててあった。再び林の中を進むと、やがてロープウェイの運転音が聞こえ、朱塗りの社殿が見えてくる。道中の無事を感謝し、参拝してから、鹿よけのゲートをあとにした。
すでに4時を過ぎており「天空の足湯」で疲れを癒すことはかなわなかった。(尾瀬市場の足湯を利用)
天気にも恵まれたが、何と言っても山頂からの眺めが最高の山旅であった。沼田から関越道で帰ったが、埼玉県内で雷雨に遭遇。稲光とワイパーが効かない程の雨である。安全運転で圏央道を経由して帰宅した。(トンネル出口での突然の豪雨には超ビックリ)
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