仙丈ヶ岳(癒しはあるけど、水が無い!?)
- GPS
- 06:29
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,525m
- 下り
- 1,541m
コースタイム
6:40 北沢峠発
7:50 大滝頭
8:40-8:50 小仙丈ヶ岳
9:50-10:10 仙丈ヶ岳
10:25-10:35 仙丈小屋
11:10-11:20 馬の背ヒュッテ
11:45 藪沢大滝
12:45 大平山荘
13:05 北沢峠着
[color=0000ff][b]バス移動[/b][/color]
[b][行き][/b]5:45仙流荘バス停発-6:30北沢峠
[b][帰り][/b]14:10北沢峠発-14:55仙流荘バス停
天候 | 北沢峠-小仙丈ヶ岳の移動の間:晴れ 仙丈ヶ岳-下山の移動の間:曇り 午後2時付近:激しい雷と土砂降りの雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘の駐車場を利用 <<http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd3/index.php?id=58>> AM5:10に到着した時に第一駐車場は満車だったので、河原の駐車場に停めた。 [color=0000ff][b]南アルプス林道バス[/b][/color] 駐車場から登山口である北沢峠までバス移動 料金:片道1300円(乗車料金1100円&手回り品200円) <<http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=884&of=1&ik=1&pnp=38&pnp=884&cd=12013>> 時刻表が決められているが、実際は人の多さなどで運行時間が決まることになる。(スタッフに要確認) |
コース状況/ 危険箇所等 |
[color=ff0000][b]注意[/b][/color] 仙流荘でもアナウンスされているが、仙丈小屋で水が手に入らない。 スタッフのよると水が枯れているそうです。地図には水場のマーク有。 北沢峠、大平山荘、馬の背ヒュッテでは補給できるので、そこを利用する。 [color=0000ff][b]危険個所[/b][/color] 小仙丈ヶ岳手前のガレ場で一度足が滑った(浮石が崩れた)ことがあった。 藪沢新道に雪渓が残っているが問題なく歩ける。ただし、急な斜面が多く、下り時にはストックを使っても滑った。樹林帯では、道が狭く、片足滑落しかけた。 [color=0000ff][b]登山ポスト[/b][/color] 仙流荘のバス停にあります。複写式で、登山時に一枚提出し、下山後に残りを提出する。(下山時のは持って帰ってきた・・・) [color=0000ff][b]温泉[/b][/color] 仙流荘で600円で入浴できると、帰りのバスでアナウンスあり。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
お盆休み・・・時間があるので、どっか登ろうかなーって感じで、職場の人は時間が無いってことだったので、とりあえず単独で考えてみる。が、4年近く登っていて、単独を考えるのはこれが初!?親にも危ないからって止められるし・・・
仙丈ヶ岳は今年行きたいなーって思っていて、一度行ったことあるし、大丈夫かなという感じで決定!八ヶ岳方面も考えたけれど、諏訪の花火大会で混むかなって思って回避。南アルプスは地図もなかったので、準備も念入りにしてみた。
しかーし、単独の不安からか、朝起きてお腹痛い。。。ただの夏バテって言い聞かせて出発するも、またハートレート忘れるし。ダメだねー。邪魔だからってしまうと、忘れてしまう。そういえば、前回の仙丈ヶ岳でも稜線で谷風に巻き上げられて帽子飛ばされるし、下山時に転んでストック曲がるし、悪いこともあったなー。
そんなことを思い出しつつ、仙流荘に着くと、第一駐車場は満車!河原の駐車場に停めるも、バス停にはすでに50人近い登山客の列。。。まだ5時ちょい過ぎなんだけどねー。この南アルプス林道バスですが、人が多いと早く出してくれるんだよね。始発は6時過ぎだけど、結局、5時40分くらいの2番目のバスで出発できました。
バスに揺られて約50分、標高2000m越えの北沢峠まで、鋸岳や甲斐駒ケ岳を見ながら上がりました。補助席だったので、腰が痛くなったけど、仕方ない。バス降りて、トイレ行って、準備運動して・・・出発!最初からけっこうな坂でしたが、いつも通りの早めのペースで、1合目、2合目・・・大滝の頭まではあっというまでした。
そこから先は、森林限界も越えて開けてきたので、甲斐駒ケ岳や鋸岳、北岳なんかもしっかり見えてきました。どれもちょっと雲かかっていたけどね。小仙丈ヶ岳まで、砂や小石で足を滑らすこともあったけど、何とか到着!ちょっとの時間で、天気が好転するわけなく、北岳他は相変わらず雲隠れ・・・仙丈ヶ岳山頂も少し暗い感じでした。それでも360度の眺望は良く、ほぼ同じペースで登った、イギリス人の写真を撮ったり、撮ってもらったりで堪能しました。
ここからの稜線歩きは、前回、ライチョウの会えたことと、帽子を飛ばされたことと、いろいろあったところなので、気を引き締めて・・・おかげさまで何もなく、1時間ほどで仙丈ヶ岳山頂に到着!ここでも、イギリス人に写真撮ってもらいました。ジェントルマンだなーって思いましたが、ザックをおろした、背中には「剣ヶ峰」の文字・・・どうやら御嶽のTシャツのようです。カッコイイですね♪他の登山客でも賑わってきたし、まだお昼には早いので、早々と下山開始。下山は仙丈小屋まわりです。
仙丈小屋について、トイレを借りて出てくると、山ガールのお姉さんが、お水無いの〜?って聞いていました。どうやら水源がかれてしまったようです。最近雨少なくて、いろんなところで水不足になっていましたが・・・まさかこんな山の上で!?事前にたくさんの水を持ち込んだので必要ありませんが、水場として考えている場合は気をつけてください。
仙丈小屋から馬の背ヒュッテに下る道で、ヤッター!今回もライチョウ発見!またまた親子連れのようですね。8羽くらいいたのかな?常念の時よりも近くだったので、いい写真も撮れたし、動画で鳴き声もゲットしちゃいました。相変わらず、お尻の写真しかとれませんでしたが、それもそれで☆ライチョウさんに癒されて、疲れた足が少し軽くなった気がします♪
丹渓新道への分岐、シカの防護柵を抜けて、馬の背ヒュッテに到着!ヒュッテの外でランチタイムです。しかし、ここは打って変わって、水があふれてましたね。飲料用の水もあったし、別で手洗いやストック洗いの水もあったので、なんだこのあふれっぷりはと思いましたが・・・謎はすぐに解けることに。というのも、藪沢新道と大滝の頭への分岐付近は大量の雪渓が残っていました。水もたくさん流れていたので、かなりの涼を感じることができました。
前回はここから大滝の頭へ戻りましたが、さらなる涼を求めて、今回は藪沢新道を下ることにしました。が、ここがかなりの難所。。。下りの前半は川沿いで涼しく、藪沢大滝も見れて満足でしたが、傾斜がかなりキツイのと砂地で滑って、ストックでも体を支えらない始末。後半の林道も、傾斜のキツさは変わらず、石がぐらぐらしたり、狭い道が崩れて片足滑落・・・なんてことも。やっとの思いで、大平山荘について、顔洗ってスッキリしても、ここら100mは登らないと北沢峠に戻れない。最後に登りって!??
戻ってきたのが、13時3分だったかな?あっ、目の前でバス出発しちゃった!次は予定では15時だって・・・タイムマネジメントがしっかりできていないですね。15時位のバスを考えていたから、ここまで早く戻ってくるとは思わなかった・・・。時間はあるので、バッジ買ったり、地図を見たりして、人も集まってきたので14時位に臨時でバス出すようなことを言っていたのでラッキーでした。
が、20分位前から空がゴロゴロ鳴き出します。2,3回鳴いたところで、今度は泣きました。しかも大量の涙で(>_<)あっという間に峠道には泥水川が溢れます。ちゃんと山頂も降ってるかなー?と思いつつ、バスに乗って出発!下山時の素敵な眺望を期待してましたが、この雨じゃなーってことで、残念でしたと言いたいところですが、運転手のアナウンスは甲斐駒ケ岳も鋸岳もしっかり見えるという。こっちはバチバチ土砂降り雨が降っているのに、あっちの山は降っていない。おまけに無線で仙流荘も降っていないとか聞こえてきて・・・本当にバス停の道路はカラカラ。30度越えの暑い夏の日でした。
思ったより時間かからず登れたのでよかったです。せっかく行ったので、今度は泊まって、甲斐駒ケ岳とか連チャンで攻めてみたいかも・・・
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